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{{基礎情報 会社 |
{{基礎情報 会社 |
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|社名 = 株式会社VICTAS |
| 社名 = 株式会社VICTAS |
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|英文社名 = VICTAS Inc. |
| 英文社名 = VICTAS Inc. |
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|ロゴ = |
| ロゴ = [[File:VICTAS-logo.png|thumb|]] |
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| 種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]] |
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|画像 = [[ファイル:Sankaido Building.jpg|250px]] |
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| 機関設計 = |
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|画像説明 = 東京本社が所在する三会堂ビル |
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| 市場情報 = |
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|種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]] |
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| 略称 = |
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|市場情報 = |
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| 本社郵便番号 = 107-0052 |
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|略称 = |
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| 本社所在地 = [[東京都]][[港区 (東京都)|港区]][[赤坂 (東京都港区)|赤坂]]1丁目9番13号<br />(三会堂ビル2階) |
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|本社 |
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|本社所在地 = [[東京都]][[港区 (東京都)|港区]][[赤坂 (東京都港区)|赤坂]]1丁目9番13号<br />(三会堂ビル2階)<br />[[郵便記号|{{color|#FC4E6B|〒}}]]556-0011<br />[[大阪府]][[大阪市]][[浪速区]][[難波中]]3丁目6番3号 |
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|座標右上表示 = Yes |
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|本社地図国コード = |
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|本店地図国コード = |
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|設立 = [[ |
| 設立 = [[1931年]]5月 |
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|業種 = |
| 業種 = その他製品 |
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|法人番号 = |
| 法人番号 = 1120001022666 |
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|統一金融機関コード = |
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|SWIFTコード = |
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| 事業内容 = 卓球用品製造販売 |
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|事業内容 = T.S.P.、VICTAS及びアストール商標の卓球用品国際卓球連盟公認<br/>日本卓球協会指定球TSPアストール卓球ボール<br/>その他の日本卓球協会公認の卓球ラケット、ラバ-、卓球台<br/>その他卓球及び卓球 用具及び卓球用服装の製造販売。 |
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|代表者 = |
| 代表者 = [[代表取締役]][[社長]][[松下浩二]] |
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|資本金 = 90,000,000円 |
| 資本金 = 90,000,000円 |
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|発行済株式総数 = |
| 発行済株式総数 = |
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|売上高 = |
| 売上高 = |
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|営業利益 = |
| 営業利益 = |
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|経常利益 = |
| 経常利益 = |
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|純利益 = |
| 純利益 = 非公開 |
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|純資産 = |
| 純資産 = 非公開 |
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|総資産 = |
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|従業員数 = |
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|支店舗数 = |
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|決算期 = |
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|会計監査人 = |
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|主要株主 = |
| 主要株主 = [[スヴェンソン]] |
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|主要部門 = |
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|主要子会社 = |
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| 関係する人物 = |
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|関係する人物 = 鈴木 教之(創業者)<br>[[松下浩二]]([[会長]]、[[Tリーグ (卓球)|Tリーグ]]専務[[理事]]) |
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|外部リンク = https://www.victas.com |
| 外部リンク = https://www.victas.com/ |
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|特記事項 = |
| 特記事項 = |
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株式会社VICTAS(ヴィクタス)は、日本大手の[[卓球]]用品総合メーカー。愛称・ブランド名は『VICTAS(ヴィクタス)』。[[2021年]][[4月]]に前身のヤマト卓球株式会社時代から続いていたブランド「TSP」を廃止し、VICTASと統合。 |
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ブランド名のVICTASは「VICTORY(勝利)」と「明日」を組み合わせた造語。ブランド創設者の[[松下浩二]]が「明日の勝者になりたいと願う選手に支持されるブランド」を目指して名付けた。<ref>{{Cite web|title=松下さん、どうしてVICTASを創ったの?電撃復帰から3ヶ月、今後の野望を聞いてみた。<VICTAS代表・松下浩二氏インタビュー> {{!}} 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)|url=https://rallys.online/forplayers/victas-koji-matsushita/|date=2020-12-25|accessdate=2021-01-26|language=ja}}</ref> |
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== 概要 == |
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[[1931年]]5月 、創業者の鈴木教之が東京都北区王子に「鈴木セルロイド工業所」を創業したのが始まり。 |
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主に卓球ボールの製造販売を行い、日本のメーカーで初めて[[国際卓球連盟|ITTF]]に公認された。[[1963年]]にヤマト卓球株式会社を設立し総合卓球メーカーとなる。[[大阪]]・[[難波]]にあるヤマト卓球ビル(自社ビル)を拠点に事業展開をし、「TSP」ブランドのボールや異質ラバー(表ソフトのスペクトル、スピンピップス、粒高のカールほか)が西日本の卓球プレーヤーの間で圧倒的なシェアを誇るようになり、世界チャンピオンやメダリスト([[河野満]]、玄静和、[[王濤|王涛]]ら)にも愛用された。 |
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[[2009年]]には[[スヴェンソン|株式会社スヴェンソン]]がヤマト卓球を買収し、元プロ卓球選手の[[松下浩二]]が代表取締役に就任するなど経営体制を一新させた。 |
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[[2011年]]にはプロ仕様の新ブランド「VICTAS」を発表。VICTASではそれまで同社でシェアの低かった裏ソフトラバーの開発を強化し、2015年にはテンション系の裏ソフトラバー「V>15」を発売。契約選手でオリンピアンの[[丹羽孝希]]が使用したことを契機にトップ層に支持されるようになる。丹羽に続く形で[[松平賢二]]、[[吉村和弘]]ら男子トップ選手、岩渕幸洋([[パラ卓球]])、小塩遥菜、[[木原美悠]]ら女子のホープ、[[張禹珍]]([[大韓民国|韓国]])、[[リアム・ピッチフォード]]([[イングランド]])ら海外勢も契約選手となっている。 |
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また、[[2016年]]には卓球男子日本代表オフィシャルサプライヤー権利を獲得し、国際大会で日本代表選手がVICTASのウェアを着用することで露出が増えるようになった。その後パラ卓球男女日本代表、フランス男女代表のオフィシャルサプライヤーにもなっている。 |
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2017年には社名もVICTASに変更し、本社もスヴェンソングループが本社を構える[[赤坂 (東京都港区)|東京都港区赤坂]]に移転。東京本社、大阪本社の2本社体制となった。 |
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また、松下浩二が[[Tリーグ (卓球)|Tリーグ]]設立準備のために一時社長を退いたが、2020年にTリーグチェアマン退任の後、社長に復帰した。TSPブランドを廃止し、VICTASに統合することを発表している。 |
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グローバル展開も行っており、ヤマト卓球ヨーロッパ(ドイツ) ヤマト卓球中国(中国/上海)の連結子会社を持つ。 |
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== 沿革 == |
== 沿革 == |
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* [[1970年]](昭和45年) |
* [[1970年]](昭和45年) |
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** 8月 - ITTF公認ワールドカップ卓球大会に参加。 |
** 8月 - ITTF公認ワールドカップ卓球大会に参加。 |
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** 9月 - 大阪市[[浪速区]]難波中3丁目にヤマト卓球ビルを新築。 |
** 9月 - 大阪市[[浪速区]]難波中3丁目にヤマト卓球ビルを新築。 |
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* [[1984年]](昭和59年) |
* [[1984年]](昭和59年) |
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** 4月 - 社長の鈴木教之が[[死亡|死去]]。 |
** 4月 - 社長の鈴木教之が[[死亡|死去]]。 |
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* [[2010年]](平成22年)1月 - 鈴木英幾が代表取締役社長を退任。[[松下浩二]]が[[代表取締役]][[社長]]に就任。<ref>[https://ameblo.jp/kojimatsushita/entry-10440581652.html 松下浩二 公式オフィシャルブログ『 breakthrough 〜ブレイクスルー〜 』 2010-01-23 00:13:24 「ご報告」 より] {{ja icon}}</ref> |
* [[2010年]](平成22年)1月 - 鈴木英幾が代表取締役社長を退任。[[松下浩二]]が[[代表取締役]][[社長]]に就任。<ref>[https://ameblo.jp/kojimatsushita/entry-10440581652.html 松下浩二 公式オフィシャルブログ『 breakthrough 〜ブレイクスルー〜 』 2010-01-23 00:13:24 「ご報告」 より] {{ja icon}}</ref> |
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* [[2017年]](平成29年) |
* [[2017年]](平成29年) |
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** 4月 - [[兒玉義則]]が代表取締役社長に就任。松下浩二は[[取締役]][[会長]]に |
** 4月 - [[兒玉義則]]が代表取締役社長に就任。松下浩二は[[取締役]][[会長]]に。 |
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** 7月25日 - 本社を東京本社と大阪本社の2本社制とすると同時に、本店所在地を[[大阪府]][[大阪市]][[浪速区]][[難波中]]3丁目から[[東京都]][[港区 (東京都)|港区]][[赤坂 (東京都港区)|赤坂]]1丁目へ移転。 |
** 7月25日 - 本社を東京本社と大阪本社の2本社制とすると同時に、本店所在地を[[大阪府]][[大阪市]][[浪速区]][[難波中]]3丁目から[[東京都]][[港区 (東京都)|港区]][[赤坂 (東京都港区)|赤坂]]1丁目へ移転。 |
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** 9月1日 - 社名を「ヤマト卓球株式会社」から「株式会社VICTAS」に変更した<ref> |
** 9月1日 - 社名を「ヤマト卓球株式会社」から「株式会社VICTAS」に変更した<ref>{{Cite web|title=卓球メーカー ヤマト卓球が「株式会社VICTAS」へ社名変更ブランドをリニューアル【新生VICTAS】の誕生!|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000017932.html|website=プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES|accessdate=2021-01-26}}</ref> |
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*[[2018年]] 会員制WEBサービス My VICTASを開始<ref>{{Cite web|title=【卓球】VICTASが会員制WEBサービス開始、第1弾はEC 新規登録で丹羽のサイン入りグッズも {{!}} 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)|url=https://rallys.online/topic/myvictas-launch/|date=2018-10-17|accessdate=2021-01-26|language=ja}}</ref> [[2020年]] 松下浩二が代表取締役社長に復帰。VICTASブランド内の新しい製品ラインVICTAS PLAYを発表。<ref>{{Cite web|title=VICTASから新ラインのVICTAS PLAYが誕生 重要なお知らせ:関連ニュース/ インフォメーション|url=https://www.victas.com/ja_jp/info/related_news/corporate/important_news/2020/10/20-17-00-00|website=www.victas.com|accessdate=2021-01-26|language=ja}}</ref> [[2021年]] TSPブランド商品をVICTASに統合 |
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== 事業所 == |
== 事業所 == |
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** {{Color|red|〒}}556-0011:大阪府[[大阪市]][[浪速区]][[難波中]]3丁目6番3号(大阪本社と同一) |
** {{Color|red|〒}}556-0011:大阪府[[大阪市]][[浪速区]][[難波中]]3丁目6番3号(大阪本社と同一) |
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* 名古屋営業所 |
* 名古屋営業所 |
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** {{Color|red|〒}} |
** {{Color|red|〒}}460-0003:愛知県名古屋市中区錦3丁目6番10号先 T4 NAGOYA 2階 |
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* 福岡営業所 |
* 福岡営業所 |
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** {{Color|red|〒}}812-0044:[[福岡県]][[福岡市]][[博多区]][[千代 (福岡市)|千代]]4丁目29番46号(アストール博多ビル403) |
** {{Color|red|〒}}812-0044:[[福岡県]][[福岡市]][[博多区]][[千代 (福岡市)|千代]]4丁目29番46号(アストール博多ビル403) |
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== ブランドの特徴 == |
== ブランドの特徴 == |
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; TSP(ティーエスピー) |
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: 従来からのブランドで、VICTASブランドを立ち上げて以降は一般消費者向けをターゲットにした商品ラインナップとなっている。 |
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; VICTAS(ビクタス) |
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: 高品質、プロ仕様を謳っており、同社ではフラッグシップモデルに位置づけられている。 |
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====== VICTAS(ビクタス) ====== |
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[[その他]]、[[靴|シューズ]]は[[アシックス]]の[[商品]]を取り扱っている。 |
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高品質、プロ仕様を謳っており、同社ではフラッグシップモデルに位置づけられている。 |
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====== VICTAS PLAY(ビクタスプレイ) ====== |
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2020年にリリースされたVICTASのセカンドライン。入門者用のラケットや、アパレル商品などを販売している。 |
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====== TSP(ティーエスピー) ====== |
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従来からのブランドで、VICTASブランドを立ち上げて以降は一般消費者向けをターゲットにした商品ラインナップとなっていたが2021年3月末を持って生産終了。VICTASブランドに統合されたため、人気商品は商品名を変えてVICTAS、VICTAS PLAYから販売されている。 |
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[[アシックス]]、[[XIOM]](韓国)の用品を日本国内総販売代理として取り扱っていた時期もあったが、現在は提携を解消し、販売していない。 |
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== 代表的なラバー == |
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バルセロナ五輪代表の[[仲村錦治郎]]が開発責任者となり、「弧線の高さ」「スピード」「ドライブの精度」「シートの強さ」「反発」の5つの指標で各ラバーの性能を示している。ドイツ製のラバーが多く、ラバー硬度はドイツ基準が採用されている。 |
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====== V>15シリーズ ====== |
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丹羽孝希らトップ選手が愛用するハイエナジーテンション[[裏ソフト]]。2015年発売開始。スポンジが硬い順にExtra、Stiff、Limberと3種類がラインナップされている。2020年4月には軽量化されたV>11 Extraも発売された。 |
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====== VOシリーズ ====== |
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ハイエナジーテンション[[表ソフト]]。[[木原美悠]]をはじめとした国内選手や中国トップ選手も使用する。ナックルが出やすいVO101、回転をかけやすいVO102、バランスを追求したVO103の3種類がある。 |
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====== SPECTOLシリーズ ====== |
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かつて[[河野満]](日本)や王会元(中国)が愛用し世界を制した往年のチャンピオンラバー。TSPからVICTASへの統合に伴い、SPECTOL S1,S2,S3の3種類となった。 |
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====== CURLシリーズ ====== |
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レベル問わず支持率が高い粒高ラバー。[[徐孝元]](ソ・ヒョウオン/韓国)ら世界のトップ選手も愛用する。TSPからVICTASへの統合に伴い、CURL P1V、P2V、P3V、P3αV、P4V、P5Vの6種類となった。 |
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====== TRIPLEシリーズ ====== |
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VICTAS初となる中国製強粘着裏ソフトラバー。2021年の全日本選手権で[[丹羽孝希]]がバック面に使用した。<ref>{{Cite web|title=丹羽孝希「若い選手は卓球が違う」 粘着ラバー使用など試行錯誤も20歳に苦杯 {{!}} 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)|url=https://rallys.online/topic/alljapan/210116niwakoki/|date=2021-01-16|accessdate=2021-01-26|language=ja}}</ref>製品ブランド名は世界のメダリストも愛用したTSPのTRIPLEを継承している。スポンジ硬度の硬い順にTRIPLE Double Extra、Extra、Regularの3種類がある。 |
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== 代表的なラケット == |
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主に日本製および中国製(一部、ハンガリー製)。様々な特性の木材を組合せた5枚合板や7枚合板、カーボンと他の素材を複合した特殊素材を組み込んだ合板など幅広い品揃えのラケットが販売されている。主流のシェーク攻撃型に加え、ペンホルダー(中国式、日本式)、カットマン向けなども充実。 |
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====== SWATシリーズ ====== |
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国内ラケット販売数量No.1(2020年12月[[卓球王国]]調べ)<ref>{{Cite web|title=卓球王国WEB {{!}} 卓球用具>卓球用具売上ランキング|url=http://world-tt.com/ps_goods/goods_ranking.php?gryr=202012|website=world-tt.com|accessdate=2021-01-26|language=ja}}</ref>のベストセラー。弾みはいいが、コントロールもしやすく、初中級者から上級者まで愛用されている。木材7枚合板の標準モデルを筆頭に、カーボン入りや5枚合板、キッズ専用なども展開。中国製。 |
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====== ZX-GEAR(ゼクスギア)シリーズ ====== |
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高弾性繊維の特殊素材「ゼクシオン」を採用してた攻撃用シェークハンドラケット。国内工場で精密加工している。 |
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====== DYNAMシリーズ ====== |
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日本式ペンホルダーラケット。国産ヒノキ単板を、材料の檜丸太材の仕入から拘っている。 |
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====== 松下浩二シリーズ ====== |
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[[松下浩二]]がプロユースで開発した[[カットマン]]向けラケット。 |
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====== シグネチャーモデル ====== |
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VICTASの契約選手が使用しているラケットと同等の仕様のラケット。[[丹羽孝希]]シリーズと[[リアム・ピッチフォード|Liam Pitchford]]モデルがある。 |
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== 関連会社 == |
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[[スヴェンソン]] |
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ヤマト卓球ヨーロッパ(ドイツ) |
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ヤマト卓球中国(中国/上海) |
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== 関連人物 == |
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[[松下浩二]] |
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[[丹羽孝希]] |
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[[松平賢二]] |
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[[吉村和弘]] |
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[[仲村錦治郎]] |
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[[木原美悠]] |
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[[江加良]] |
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[[張禹珍]] |
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[[リアム・ピッチフォード|Liam Pitchford]] |
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== 脚注 == |
== 脚注 == |
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{{脚注ヘルプ}} |
{{脚注ヘルプ}} |
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{{Reflist}} |
{{Reflist}} |
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== 関連項目 == |
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* [[今野浩喜]]([[キングオブコメディ]]) - TSP愛用者の1人で、[[キングオブコント]]2010[[優勝]]時にも[[コント]]内で着用 |
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== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
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* [https://www.victas.com/ja_jp/ |
* [https://www.victas.com/ja_jp/ 株式会社VICTAS 公式ウェブサイト] {{ja icon}} |
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** [http://tspcircle.com/sns/ 卓球コミュニケーション-TSP Circle- ] {{リンク切れ|date= 2020年10月13日 (火) 12:37 (UTC)}} {{ja icon}} |
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* [https://www.youtube.com/channel/UCVNp6zy7S2WJI58OqLZLRug VICTAS公式Youtubeチャンネル]{{ja icon}} |
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* [https://twitter.com/victas_inc?s=20 VICTAS公式Twitterアカウント]{{ja icon}} |
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* [https://www.facebook.com/victas.inc/ VICTAS公式Facebookアカウント]{{ja icon}} |
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* [https://page.line.me/xyi8247i VICTAS公式LINEアカウント]{{ja icon}} |
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* [https://www.instagram.com/victas.inc/ VICTAS 公式Instagramアカウント]{{ja icon}} |
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2021年1月26日 (火) 08:01時点における版
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
![]() 〒107-0052 東京都港区赤坂1丁目9番13号 (三会堂ビル2階) |
設立 | 1931年5月 |
業種 | その他製品 |
法人番号 | 1120001022666 |
事業内容 | 卓球用品製造販売 |
代表者 | 代表取締役社長松下浩二 |
資本金 | 90,000,000円 |
純利益 | 非公開 |
純資産 | 非公開 |
主要株主 | スヴェンソン |
外部リンク | https://www.victas.com/ |
株式会社VICTAS(ヴィクタス)は、日本大手の卓球用品総合メーカー。愛称・ブランド名は『VICTAS(ヴィクタス)』。2021年4月に前身のヤマト卓球株式会社時代から続いていたブランド「TSP」を廃止し、VICTASと統合。
ブランド名のVICTASは「VICTORY(勝利)」と「明日」を組み合わせた造語。ブランド創設者の松下浩二が「明日の勝者になりたいと願う選手に支持されるブランド」を目指して名付けた。[1]
概要
1931年5月 、創業者の鈴木教之が東京都北区王子に「鈴木セルロイド工業所」を創業したのが始まり。
主に卓球ボールの製造販売を行い、日本のメーカーで初めてITTFに公認された。1963年にヤマト卓球株式会社を設立し総合卓球メーカーとなる。大阪・難波にあるヤマト卓球ビル(自社ビル)を拠点に事業展開をし、「TSP」ブランドのボールや異質ラバー(表ソフトのスペクトル、スピンピップス、粒高のカールほか)が西日本の卓球プレーヤーの間で圧倒的なシェアを誇るようになり、世界チャンピオンやメダリスト(河野満、玄静和、王涛ら)にも愛用された。
2009年には株式会社スヴェンソンがヤマト卓球を買収し、元プロ卓球選手の松下浩二が代表取締役に就任するなど経営体制を一新させた。
2011年にはプロ仕様の新ブランド「VICTAS」を発表。VICTASではそれまで同社でシェアの低かった裏ソフトラバーの開発を強化し、2015年にはテンション系の裏ソフトラバー「V>15」を発売。契約選手でオリンピアンの丹羽孝希が使用したことを契機にトップ層に支持されるようになる。丹羽に続く形で松平賢二、吉村和弘ら男子トップ選手、岩渕幸洋(パラ卓球)、小塩遥菜、木原美悠ら女子のホープ、張禹珍(韓国)、リアム・ピッチフォード(イングランド)ら海外勢も契約選手となっている。
また、2016年には卓球男子日本代表オフィシャルサプライヤー権利を獲得し、国際大会で日本代表選手がVICTASのウェアを着用することで露出が増えるようになった。その後パラ卓球男女日本代表、フランス男女代表のオフィシャルサプライヤーにもなっている。
2017年には社名もVICTASに変更し、本社もスヴェンソングループが本社を構える東京都港区赤坂に移転。東京本社、大阪本社の2本社体制となった。
また、松下浩二がTリーグ設立準備のために一時社長を退いたが、2020年にTリーグチェアマン退任の後、社長に復帰した。TSPブランドを廃止し、VICTASに統合することを発表している。
グローバル展開も行っており、ヤマト卓球ヨーロッパ(ドイツ) ヤマト卓球中国(中国/上海)の連結子会社を持つ。
沿革
- 1931年(昭和6年)5月 - 東京府北豊島郡王子町(現・東京都北区王子)に「鈴木セルロイド工業所」を鈴木教之が個人創業する。
- 主に卓球ボールの製造販売をしていた。
- 1938年(昭和13年)4月 - 大阪府大阪市東成区腹見町に工業所を移転。
- 1947年(昭和22年)7月 - 販売部門の強化のため、大阪府大阪市北区永楽町に「株式会社ヤマト商会」を設立。
- 1950年(昭和25年)4月 - 製造部門の強化のため、大阪府大阪市東区(現・中央区)黒門町に「ティエス工業株式会社」を設立。
- 1951年(昭和26年)11月 - 大阪府大阪市天王寺区上本町5丁目に「大阪卓球センター」を竣工。
- 卓球台14台を設置。当時は、アジア一の規模を誇る卓球場だった。
- 1952年(昭和27年)5月 - 「株式会社ヤマト商会」を「ティエス工業株式会社」に吸収合併。
- 製造販売への業務拡張となる。
- 1956年(昭和31年)10月 - 製造していた卓球ボールが、ITTFに公認された。これは日本のメーカー初の快挙だった。
- 1959年(昭和34年)4月 - 「ヤマト工業株式会社」を設立。本店を大阪市天王寺区上本町5丁目とした。鈴木教之が社長就任。「ティエス工業株式会社」を敬称。
- 1966年(昭和41年)10月 - 社名を「ヤマト工業株式会社」から「ヤマト卓球株式会社」に改称。
- 1970年(昭和45年)
- 8月 - ITTF公認ワールドカップ卓球大会に参加。
- 9月 - 大阪市浪速区難波中3丁目にヤマト卓球ビルを新築。
- 1984年(昭和59年)
- 1990年(平成2年)5月 - ITTF公認、「TSPワールドチームカップ卓球大会」を日本で開催した。
- 2009年(平成21年)12月 - 株式会社スヴェンソンがヤマト卓球株式会社を買収。
- 2010年(平成22年)1月 - 鈴木英幾が代表取締役社長を退任。松下浩二が代表取締役社長に就任。[2]
- 2017年(平成29年)
- 2018年 会員制WEBサービス My VICTASを開始[4] 2020年 松下浩二が代表取締役社長に復帰。VICTASブランド内の新しい製品ラインVICTAS PLAYを発表。[5] 2021年 TSPブランド商品をVICTASに統合
事業所
- 工場
- 札幌営業所
- 東京営業所
- 大阪営業所
- 名古屋営業所
- 〒460-0003:愛知県名古屋市中区錦3丁目6番10号先 T4 NAGOYA 2階
- 福岡営業所
かつての事業所
ブランドの特徴
VICTAS(ビクタス)
高品質、プロ仕様を謳っており、同社ではフラッグシップモデルに位置づけられている。
VICTAS PLAY(ビクタスプレイ)
2020年にリリースされたVICTASのセカンドライン。入門者用のラケットや、アパレル商品などを販売している。
TSP(ティーエスピー)
従来からのブランドで、VICTASブランドを立ち上げて以降は一般消費者向けをターゲットにした商品ラインナップとなっていたが2021年3月末を持って生産終了。VICTASブランドに統合されたため、人気商品は商品名を変えてVICTAS、VICTAS PLAYから販売されている。
アシックス、XIOM(韓国)の用品を日本国内総販売代理として取り扱っていた時期もあったが、現在は提携を解消し、販売していない。
代表的なラバー
バルセロナ五輪代表の仲村錦治郎が開発責任者となり、「弧線の高さ」「スピード」「ドライブの精度」「シートの強さ」「反発」の5つの指標で各ラバーの性能を示している。ドイツ製のラバーが多く、ラバー硬度はドイツ基準が採用されている。
V>15シリーズ
丹羽孝希らトップ選手が愛用するハイエナジーテンション裏ソフト。2015年発売開始。スポンジが硬い順にExtra、Stiff、Limberと3種類がラインナップされている。2020年4月には軽量化されたV>11 Extraも発売された。
VOシリーズ
ハイエナジーテンション表ソフト。木原美悠をはじめとした国内選手や中国トップ選手も使用する。ナックルが出やすいVO101、回転をかけやすいVO102、バランスを追求したVO103の3種類がある。
SPECTOLシリーズ
かつて河野満(日本)や王会元(中国)が愛用し世界を制した往年のチャンピオンラバー。TSPからVICTASへの統合に伴い、SPECTOL S1,S2,S3の3種類となった。
CURLシリーズ
レベル問わず支持率が高い粒高ラバー。徐孝元(ソ・ヒョウオン/韓国)ら世界のトップ選手も愛用する。TSPからVICTASへの統合に伴い、CURL P1V、P2V、P3V、P3αV、P4V、P5Vの6種類となった。
TRIPLEシリーズ
VICTAS初となる中国製強粘着裏ソフトラバー。2021年の全日本選手権で丹羽孝希がバック面に使用した。[7]製品ブランド名は世界のメダリストも愛用したTSPのTRIPLEを継承している。スポンジ硬度の硬い順にTRIPLE Double Extra、Extra、Regularの3種類がある。
代表的なラケット
主に日本製および中国製(一部、ハンガリー製)。様々な特性の木材を組合せた5枚合板や7枚合板、カーボンと他の素材を複合した特殊素材を組み込んだ合板など幅広い品揃えのラケットが販売されている。主流のシェーク攻撃型に加え、ペンホルダー(中国式、日本式)、カットマン向けなども充実。
SWATシリーズ
国内ラケット販売数量No.1(2020年12月卓球王国調べ)[8]のベストセラー。弾みはいいが、コントロールもしやすく、初中級者から上級者まで愛用されている。木材7枚合板の標準モデルを筆頭に、カーボン入りや5枚合板、キッズ専用なども展開。中国製。
ZX-GEAR(ゼクスギア)シリーズ
高弾性繊維の特殊素材「ゼクシオン」を採用してた攻撃用シェークハンドラケット。国内工場で精密加工している。
DYNAMシリーズ
日本式ペンホルダーラケット。国産ヒノキ単板を、材料の檜丸太材の仕入から拘っている。
松下浩二シリーズ
シグネチャーモデル
VICTASの契約選手が使用しているラケットと同等の仕様のラケット。丹羽孝希シリーズとLiam Pitchfordモデルがある。
関連会社
ヤマト卓球ヨーロッパ(ドイツ)
ヤマト卓球中国(中国/上海)
関連人物
脚注
- ^ “松下さん、どうしてVICTASを創ったの?電撃復帰から3ヶ月、今後の野望を聞いてみた。<VICTAS代表・松下浩二氏インタビュー> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)” (2020年12月25日). 2021年1月26日閲覧。
- ^ 松下浩二 公式オフィシャルブログ『 breakthrough 〜ブレイクスルー〜 』 2010-01-23 00:13:24 「ご報告」 より
- ^ “卓球メーカー ヤマト卓球が「株式会社VICTAS」へ社名変更ブランドをリニューアル【新生VICTAS】の誕生!”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2021年1月26日閲覧。
- ^ “【卓球】VICTASが会員制WEBサービス開始、第1弾はEC 新規登録で丹羽のサイン入りグッズも | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)” (2018年10月17日). 2021年1月26日閲覧。
- ^ “VICTASから新ラインのVICTAS PLAYが誕生 重要なお知らせ:関連ニュース/ インフォメーション”. www.victas.com. 2021年1月26日閲覧。
- ^ ※ 跡地は2018年(平成30年)現在、コインパーキングを経て、一戸建て密集地になっている。
- ^ “丹羽孝希「若い選手は卓球が違う」 粘着ラバー使用など試行錯誤も20歳に苦杯 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)” (2021年1月16日). 2021年1月26日閲覧。
- ^ “卓球王国WEB | 卓球用具>卓球用具売上ランキング”. world-tt.com. 2021年1月26日閲覧。
外部リンク
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