「八本松駅」の版間の差分
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|統計年度 = 2019年 |
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'''八本松駅'''(はちほんまつえき)は、[[広島県]][[東広島市]][[八本松町]]飯田にある、[[西日本旅客鉄道]](JR西日本)[[山陽本線]]の[[鉄道駅|駅]]である。駅番号は'''JR-G08'''。 |
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== 概要 == |
== 概要 == |
2021年12月1日 (水) 23:04時点における版
八本松駅 | |
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駅舎遠景 | |
はちほんまつ Hachihommatsu | |
◄JR-G09 寺家 (3.7 km) (10.6 km) 瀬野 JR-G07► | |
所在地 | 広島県東広島市八本松町飯田1539 |
駅番号 | JR-G08 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | 山陽本線 |
キロ程 | 278.9 km(神戸起点) |
電報略号 | ハチ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
3,883人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1895年(明治28年)4月4日 |
備考 |
有人駅 みどりの窓口 有 |
八本松駅(はちほんまつえき)は、広島県東広島市八本松町飯田にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅である。駅番号はJR-G08。
概要
山陽本線の駅の中では最も標高が高く(海抜255メートルで、ホームの名所案内板にて記載されている)、隣の瀬野駅から当駅まで「瀬野八」と呼ばれる急勾配区間(上り)がある。
歴史
- 1895年(明治28年)4月4日 - 山陽鉄道の西条駅 - 瀬野駅間に新設開業。旅客・貨物の取り扱いを開始。当時は地上駅舎で、北口(磯松方面)側に駅舎・改札口があった。
- 1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道の国有化により、官設鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。山陽本線の所属となる。
- 1956年(昭和31年)9月1日 - 八本松町成立に伴い、所在地表示が広島県賀茂郡八本松町飯田になる。
- 1968年(昭和43年)3月 - 駅南口(飯田・向原地区)の急激な開発により、現在の駅舎に改築。旧駅舎は事務舎として使用。
- 1974年(昭和49年)
- 1987年(昭和62年)
- 1999年(平成11年) - 南口駅前広場の整備が完了(北口は今日も以前のまま)。
- 2000年(平成12年) - 入場印字機(自動改札機の簡易版)導入。
- 2001年(平成13年)10月1日 - ダイヤ改正により、朝ラッシュ時に快速「山陽シティライナー」が、2本のみ新規停車。
- 2002年(平成14年)10月5日 - ダイヤ改正により、快速「山陽シティライナー」が全列車停車するようになる。
- 2005年(平成17年) 4月1日 - みどりの券売機の稼動に伴い、みどりの窓口の営業時間が短縮され、窓口閉鎖時間帯が設定される。
- 2007年(平成19年)
- 2010年(平成22年)1月 - 南口の歩道橋改修工事並びに駅前エレベーター設置工事が完成。
- 2018年(平成30年)
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅。中間にはホームの無い中線があり、かつては西条駅通過の上り貨物列車が当駅場内信号機内方で補機を走行中に解放し、その補機が中線から広島貨物ターミナル駅へ向けて折り返していた。
また、毎年1月の大学入試センター試験に伴う臨時列車(大門駅 - 西条駅間)の待機にも使用されていた。
現在はレール輸送等の列車が使用している程度であるが、平成30年7月豪雨により山陽本線が被災した為、当駅 - 白市駅間で暫定的に運行再開するにあたり、中線に面する仮設ホームを設置した上で折り返し設備として使用されていた[4][5]。
また、2番のりば南側に側線が数本敷設されていて保守車両が利用している。ホームは広島方面に向かって右にカーブしているため、乗降する際には足元に注意する必要がある。
有人駅であり、みどりの窓口が設置されている。ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
駅舎概要
- 簡易橋上方式(但しペデストリアンデッキや歩行者専用の自由通路が無く、駅への連絡通路は自動車通行可能の市道扱い)
- 落成:1968年(昭和43年)
元々は地平駅であったが、磯松地区方面にしか出口がなかったため、原・吉川・宗吉・向原(現在の八本松南)・下西・下東地区の利用者にとっては利用しにくかった。1965年(昭和40年)ごろからに急激に向原地区の住宅開発・造成が相次いで起こったことにより南側の人口も急激に増え始めたため、1968年(昭和43年)に現在の橋上駅舎が完成した。2005年には構内に、2010年には駅前にエレベーターが新設されている。
駅舎コンコース内
-
駅入り口(2013年10月)
-
駅舎内(2008年3月)
-
改札口(2013年10月)
-
広島側から見たホーム(2007年3月26日)
-
仮設ホームに停車中の227系電車(2018年9月2日)
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 山陽本線 | 上り | 西条・三原方面 |
2 | 下り | 瀬野・広島・岩国方面 |
- 上下ホームの間にホームの無い中線がある。そのため列車運転指令上、2番線は3番線とされている。
- ホームに列車案内表示機はないが接近を知らせる機器は設置されており、入線1分前になると『列車がまいります』という表示が点滅する(『列車が』→ ←『まいります』と交互に点滅する。なお、この機器は広島駅と海田市駅に設置されている機器と同一のものである)。
- 以前は列車接近時にメロディが鳴るのみであったが、2012年3月頃に現行の接近放送(JR西日本新標準接近放送)に更新された。接近メロディは以下の通り。
- 1番のりば:広島駅2・7番乗り場メロディ
- 2番のりば:広島駅4・9番乗り場メロディ
利用状況
「統計でみる東広島」によると、1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2002年(平成14年) | 4,758 |
2003年(平成15年) | 4,903 |
2004年(平成16年) | 4,941 |
2005年(平成17年) | 4,935 |
2006年(平成18年) | 4,932 |
2007年(平成19年) | 5,165 |
2008年(平成20年) | 5,101 |
2009年(平成21年) | 5,010 |
2010年(平成22年) | 5,011 |
2011年(平成23年) | 4,880 |
2012年(平成24年) | 4,714 |
2013年(平成25年) | 4,643 |
2014年(平成26年) | 4,529 |
2015年(平成27年) | 4,599 |
2016年(平成28年) | [注 1]4,451 |
2017年(平成29年) | 4,076 |
2018年(平成30年) | 3,787 |
2019年(令和 元年) | 3,883 |
駅周辺
八本松駅前土地区画整理事業
現在は、駅前整備を計画中。
- 広島県道67号馬木八本松線は、八本松駅前交差点 - 中学校(八本松中学校)交差点間が整備されると4車線になるが未着工。
周辺道路
- 旧国道2号線。南口広場に面している。八本松東(下組地区)や宗吉(南部)と県道83号志和インター線へ行くことができる。
- 広島県道67号
- 南口の交差点から飯田、原方面へ伸びている主要道。同道経由で向原地区と吉川地区へ行くことができる。広島大学へのアクセス道。
- 北口に面している。駅周辺は道幅が狭く離合が難しい。宗吉(北部)と志和町中心部へ行くことができる。沿道には米軍川上弾薬庫がある。
周辺施設
- 郵便局
- 八本松駅前郵便局
- 宿泊施設
- 金・運・來(ビジネスホテル) 徒歩約1分 ※旧樹樹
- 石田旅館(民宿) 徒歩約3分弱
- 銀行
-
エレベーター設置前
-
北口には旧駅舎があり、手前に駐車場等がある(2008年4月)
-
南口は国道486号に面している(2008年4月)
-
南口県道沿いは銀行通りとなっている。
-
八本松中学校(2008年3月)
-
北口は商店街が在る。
バス路線
- 芸陽バス
- 中国ジェイアールバス
- 広島大学方面行(日祝日は全便運休)
※当駅始発となる篠・シャープ方面のみ北口バス乗場から、その他は南口バス乗場から出発。
付記
- 当駅と瀬野駅の間の上り線では、架線がツインシンプルカテナリー式となっている。
- 以前は当駅西側より分岐し北西にあった呉海軍の火薬庫へ向かう「呉海軍軍需部川上火薬庫線」と南東に向かい国鉄八本松材修場に至る「八本松材修場専用線」が存在した。
隣の駅
脚注
注釈
- ^ 2017年3月4日寺家駅開業
出典
- ^ 「西日本豪雨(平成30年7月豪雨)」に伴う運転状況などについて(2018年8月22日時点):JR西日本
- ^ “山陽本線,八本松駅仮設ホームを使用して部分運転を再開”. railf.jp(鉄道ニュース). 交友社 (2018年8月27日). 2018年8月31日閲覧。
- ^ 「西日本豪雨(平成30年7月豪雨)」に伴う運転状況などについて(2018年9月11日時点):JR西日本
- ^ 山陽線八本松駅の仮ホーム公開 -中国新聞アルファ 2018年8月16日閲覧
- ^ JR山陽線・八本松駅 仮設ホーム設置で再開へ -広島ホームテレビ 2018年8月16日閲覧
関連項目
外部リンク