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'''ダイナマイト漁'''(ダイナマイトりょう)は、[[フィリピン]]や[[カンボジア]]で比較的日常的に行われている漁法のひとつ。爆弾漁法ともいう。
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2009年11月3日 (火) 10:42時点における版
ダイナマイト漁(ダイナマイトりょう)は、フィリピンやカンボジアで比較的日常的に行われている漁法のひとつ。爆弾漁法ともいう。
ダイナマイトや第二次世界大戦中の沈船から回収した火薬に着火して海に投げ込み、爆発の衝撃で死んだり気絶した魚を回収する。
爆発で珊瑚礁を吹き飛ばしてしまうため、海底は穴だらけとなり、深刻な環境破壊の一因となりつつある。 しかし、現地の漁師にとっては、一発で多くの漁獲が得られることや、もともと自然保護という概念が薄い狩猟文化をもっていることもあり、ほとんど罪悪感なく行われている。
日本国内においては、火薬を用いた漁法は漁業法で禁止されている。日本では大沼(* 注 大沼という地名は複数あり、どの大沼かは不明。なお、2002年に大沼_(七飯町)でブラックバスの発破駆除が計画されていたが、直前で中止された)でダイナマイトを用いたブラックバス漁が試されたこともあった。