「黄道」の版間の差分
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黄道は[[天の赤道]]に対して23[[度 (角度)|度]] |
黄道は[[天の赤道]]に対して約23[[度 (角度)|度]]26[[分 (角度)|分]]傾いている。この角度を[[黄道傾斜角]]といい、地球の公転面の垂線に対する[[地軸]]の傾きに由来するものである。[[白道]](月の通り道)は、黄道よりさらに5度8分7[[秒 (角度)|秒]]傾いている。 |
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黄道と天の赤道との二つの交点を[[分点]]という。このうち、黄道が南から北へ交わる方を[[春分点]](しゅんぶんてん)といい、春分点を起点(0度)として黄道を360度に分けたものが'''黄経'''(こうけい)である。もう一つの交点を[[秋分点]](しゅうぶんてん)といい、黄経180度に当たる。 |
黄道と天の赤道との二つの交点を[[分点]]という。このうち、黄道が南から北へ交わる方を[[春分点]](しゅんぶんてん)といい、春分点を起点(0度)として黄道を360度に分けたものが'''黄経'''(こうけい)である。もう一つの交点を[[秋分点]](しゅうぶんてん)といい、黄経180度に当たる。 |
2012年4月1日 (日) 02:35時点における版
黄道(こうどう、おうどう)とは、天球上における太陽の見かけの通り道(大円)のこと。
概要
黄道は天の赤道に対して約23度26分傾いている。この角度を黄道傾斜角といい、地球の公転面の垂線に対する地軸の傾きに由来するものである。白道(月の通り道)は、黄道よりさらに5度8分7秒傾いている。
黄道と天の赤道との二つの交点を分点という。このうち、黄道が南から北へ交わる方を春分点(しゅんぶんてん)といい、春分点を起点(0度)として黄道を360度に分けたものが黄経(こうけい)である。もう一つの交点を秋分点(しゅうぶんてん)といい、黄経180度に当たる。
現行の二十四節気は、黄道を15度毎の24分点に分割して定められている。
読み方は「こうどう」でも「おうどう」でもどちらでも正しいが、文部科学省の学術用語集では「こうどう」となっている。