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「城峯山」の版間の差分

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'''城峯山'''(じょうみねさん)は、[[埼玉県]][[秩父市]]、[[秩父郡]][[皆野町]]と[[児玉郡]][[神川町]]の境界にある[[山]]。[[標高]]1,037.7m<ref>{{Cite web |url=https://www.biodic.go.jp/reports2/parts/3rd/3_vgt_11/3_vgt_11_01.pdf |title=植生調査報告書 |publisher=環境省自然環境局生物多様性センター |date= |accessdate=2023-11-25}}</ref>。しばしば「城峰山」とも書かれるが、[[国土地理院]]発行の[[地形図]]では城峯山と表記されている。
'''城峯山'''(じょうみねさん)は、[[埼玉県]][[秩父市]]、[[秩父郡]][[皆野町]]と[[児玉郡]][[神川町]]の境界にある[[山]]。[[標高]]1,037.7m<ref>{{Cite web |url=https://www.biodic.go.jp/reports2/parts/3rd/3_vgt_11/3_vgt_11_01.pdf |title=植生調査報告書 |publisher=環境省自然環境局生物多様性センター |date= |accessdate=2023-11-25}}</ref>。しばしば「城峰山」とも書かれるが、[[国土地理院]]発行の[[地形図]]では城峯山と表記されている。


山頂には一等[[三角点]]と[[電波塔]]があり、この電波塔の下部が展望台となっている<ref name="nishimura">{{Cite journal |和書 |url=https://repository.musashi.ac.jp/dspace/bitstream/11149/1840/1/sogo_2015no25_005.pdf |author=西村 敏也 |title=秩父市吉田石間の城峰神社の歴史と信仰 |journal=武蔵大学総合研究所紀要 |volume=25 |issue= |publisher=武蔵大学総合研究所 |year=2015 |pages= 122-111}}</ref>。
山頂には一等[[三角点]]と[[電波塔]]があり、この電波塔の下部が展望台となっている<ref name="nishimura">{{Cite journal|和書 |author=西村敏也 |url=https://hdl.handle.net/11149/1840 |title=秩父市吉田石間の城峰神社の歴史と信仰 |journal=武蔵大学総合研究所紀要 |ISSN=0918-1849 |publisher=武蔵大学総合研究所 |date=2016-06 |volume=25 |pages=122(1)-111(12) |hdl=11149/1840 |CRID=1050282812436941440}}</ref>。


== 平将門伝説 ==
== 平将門伝説 ==
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山の東側、皆野町の西門平バス停から城峯山を経て、神川町の城峯公園まで首都圏自然歩道「[[関東ふれあいの道]] 将門伝説を探るみち」として整備されている<ref name="no9">{{Cite web |url=https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/240960/no9gaiyoumen.pdf |title=首都圏自然歩道 関東ふれあいの道 9 将門伝説を探るみち |publisher=埼玉県 |date= |accessdate=2023-11-25}}</ref>。
山の東側、皆野町の西門平バス停から城峯山を経て、神川町の城峯公園まで首都圏自然歩道「[[関東ふれあいの道]] 将門伝説を探るみち」として整備されている<ref name="no9">{{Cite web |url=https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/240960/no9gaiyoumen.pdf |title=首都圏自然歩道 関東ふれあいの道 9 将門伝説を探るみち |publisher=埼玉県 |date= |accessdate=2023-11-25}}</ref>。


また、山の南西側からのルートとして、[[城峯神社]]の表参道を通る一般向けの「表参道コース」や尾根道を通る山歩き経験者向けの「南尾根コース」がある<ref>{{Cite web |url=https://navi.city.chichibu.lg.jp/wp/wp-content/uploads/2014/09/walk_map-1.pdf |title=秩父市ハイキングマップ |publisher=秩父市産業観光部観光課 |date= |accessdate=2023-11-25}}</ref>。
また、山の南西側からのルートとして、[[城峯神社]]の表参道を通る一般向けの「表参道コース」や尾根道を通る山歩き経験者向けの「南尾根コース」がある<ref>{{Cite web |url=https://navi.city.chichibu.lg.jp/wp/wp-content/uploads/2014/09/walk_map-1.pdf |format=PDF |title=秩父市ハイキングマップ |publisher=秩父市産業観光部観光課 |date=2019-03 |accessdate=2023-11-25}}</ref>。


なお、山頂に近い将門ゆかりの隠れ岩は岩場を[[鎖]]で登る鎖場になっている<ref name="no9" />。
なお、山頂に近い将門ゆかりの隠れ岩は岩場を[[鎖]]で登る鎖場になっている<ref name="no9" />。

2024年6月20日 (木) 04:53時点における最新版

城峯山
宝登山から両神山(左)と城峯山(右)
標高 1,037.7 m
所在地 日本の旗 日本
埼玉県秩父市
秩父郡皆野町
児玉郡神川町
位置 北緯36度05分51.2秒 東経139度00分27.5秒 / 北緯36.097556度 東経139.007639度 / 36.097556; 139.007639座標: 北緯36度05分51.2秒 東経139度00分27.5秒 / 北緯36.097556度 東経139.007639度 / 36.097556; 139.007639
城峯山の位置(日本内)
城峯山
城峯山の位置
プロジェクト 山
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城峯山(じょうみねさん)は、埼玉県秩父市秩父郡皆野町児玉郡神川町の境界にある標高1,037.7m[1]。しばしば「城峰山」とも書かれるが、国土地理院発行の地形図では城峯山と表記されている。

山頂には一等三角点電波塔があり、この電波塔の下部が展望台となっている[2]

平将門伝説

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山頂下には藤原秀郷に追われた平将門がわずかな部下とともに隠れたと伝えられる「隠れ岩(窟)」がある[2][3]。しかし、将門は桔梗(桔梗姫)に密告されて討ち取られたといい、そのため山にはキキョウの花が咲かないという伝承もある[2]

ハイキングコース

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山の東側、皆野町の西門平バス停から城峯山を経て、神川町の城峯公園まで首都圏自然歩道「関東ふれあいの道 将門伝説を探るみち」として整備されている[3]

また、山の南西側からのルートとして、城峯神社の表参道を通る一般向けの「表参道コース」や尾根道を通る山歩き経験者向けの「南尾根コース」がある[4]

なお、山頂に近い将門ゆかりの隠れ岩は岩場をで登る鎖場になっている[3]

ギャラリー

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脚注

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  1. ^ 植生調査報告書”. 環境省自然環境局生物多様性センター. 2023年11月25日閲覧。
  2. ^ a b c 西村敏也「秩父市吉田石間の城峰神社の歴史と信仰」『武蔵大学総合研究所紀要』第25巻、武蔵大学総合研究所、2016年6月、122(1)-111(12)、CRID 1050282812436941440hdl:11149/1840ISSN 0918-1849 
  3. ^ a b c 首都圏自然歩道 関東ふれあいの道 9 将門伝説を探るみち”. 埼玉県. 2023年11月25日閲覧。
  4. ^ 秩父市ハイキングマップ” (PDF). 秩父市産業観光部観光課 (2019年3月). 2023年11月25日閲覧。

関連項目

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