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;理名(りな、[[2007年]][[11月13日]] - 〈{{年数|2007|11|13}}歳〉)
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:ボーカル担当。テレビアニメでは主人公・井芹仁菜の声優を務める。
:ボーカル担当。テレビアニメでは主人公・井芹仁菜を務める。
:広島県出身{{R|utapass_togetoge}}。ピアノを嗜む母と姉の影響から幼少期よりピアノを習っており、またボカロ曲も好んで聞いていた。初めてカラオケで歌った曲は「[[千本桜 (曲)|千本桜]]」であった{{R|utapass_togetoge}}。
:広島県出身{{R|utapass_togetoge}}。ピアノを嗜む母と姉の影響から幼少期よりピアノを習っており、またボカロ曲も好んで聞いていた。初めてカラオケで歌った曲は「[[千本桜 (曲)|千本桜]]」であった{{R|utapass_togetoge}}。
:デビュー前に[[X (ソーシャル・ネットワーキング・サービス)|X]]とYouTubeに投稿していた[[歌ってみた]]をagehaspringsのスタッフが発見し、SNSを通じてオーディションを受けることを勧められる{{R|utapass_togetoge}}。当時理名は中学3年生であり、また広島在住であったことから一度断っていたが、自身の母と相談し、力試しとしてオーディションに応募した{{R|utapass_togetoge}}。
:デビュー前に[[X (ソーシャル・ネットワーキング・サービス)|X]]とYouTubeに投稿していた[[歌ってみた]]をagehaspringsのスタッフが発見し、SNSを通じてオーディションを受けることを勧められる{{R|utapass_togetoge}}。当時理名は中学3年生であり、また広島在住であったことから一度断っていたが、自身の母と相談し、力試しとしてオーディションに応募した{{R|utapass_togetoge}}。
:玉井は理名を「音楽遍歴の中でも1、2を争う才能を感じたボーカリスト」と評している{{R|utapass_tamai}}。柔らかいながらも強くリスナーを刺す声を持ち、聞いた瞬間にわかる個性を持っていること、さらに当時14歳という特徴もあり、世の中に一握りしかいない逸材であると語っている{{R|utapass_tamai}}。
:玉井は理名を「音楽遍歴の中でも1、2を争う才能を感じたボーカリスト」と評している{{R|utapass_tamai}}。柔らかいながらも強くリスナーを刺す声を持ち、聞いた瞬間にわかる個性を持っていること、さらに当時14歳という特徴もあり、世の中に一握りしかいない逸材であると語っている{{R|utapass_tamai}}。
;夕莉(ゆり、[[2000年]][[9月26日]] - 〈{{年数|2000|9|26}}歳〉)
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:ギター担当。テレビアニメでは河原木桃香の声優を務める。
:ギター担当。テレビアニメでは河原木桃香を務める。
:茨城県出身。中学生のころに見に行った高校の文化祭での軽音楽部の演奏に衝撃を受け、高校入学時に軽音楽部に入部し、ギターを始める<ref name=natalie_togetoge02>{{Cite interview |subject=トゲナシトゲアリ |subjectlink=トゲナシトゲアリ |date=2024-06-21 |interviewer=ナカニシキュウ |language=ja |title=アニメ「ガールズバンドクライ」と連動するバンド・トゲナシトゲアリ「キャラクターは仲間でライバル」 |url=https://natalie.mu/music/pp/togenashitogeari/page/2 |work=音楽ナタリー |publisher=ナターシャ |page=2 |access-date=2024-07-04}}</ref>{{R|utapass_tamai}}。その後、[[SHISHAMO]]の音楽に心を奪われ、YouTubeで弾いてみた動画を見漁るうち、自身も投稿するようになる{{R|utapass_tamai}}。
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2024年7月5日 (金) 04:58時点における版

ガールズバンドクライ

ジャンル ガールズバンドバンド青春
アニメ
原作 東映アニメーション
シリーズディレクター 酒井和男
シリーズ構成 花田十輝
脚本 花田十輝
キャラクターデザイン 手島nari
音楽 田中ユウスケagehasprings
アニメーション制作 東映アニメーション
製作 東映アニメーション
放送局 TOKYO MXほか
放送期間 2024年4月6日 - 6月29日
話数 全13話
井芹仁菜
河原木桃香
安和すばる
海老塚智
ルパ
理名
夕莉
美怜
凪都
朱李
テンプレート - ノート

ガールズバンドクライ』(GIRLS BAND CRY)は、東映アニメーションagehaspringsユニバーサルミュージックによる日本メディアミックスプロジェクト[1]。略称は「ガルクラ[2]

一般的なガールズバンドのアニメはアニメに出演した声優がバンドを組むが、本プロジェクトではまずバンドが結成され、そこからアニメへ発展していくという形で企画された[1]

本プロジェクトからデビューしたガールズバンド「トゲナシトゲアリ」はメンバー全員がオーディションで選ばれた[3]。プロデュースは玉井健二率いるagehaspringsが務める[1]

東映アニメーション手掛けるテレビアニメ「ガールズバンドクライ」は2024年4月から6月までTOKYO MXほかにて放送された[4]。監督は『ラブライブ!サンシャイン!!』などの監督を務めた酒井和男が務めた[3]

企画

プロジェクト発足

本プロジェクトは2019年8月、東映アニメーションのプロデューサーの平山理志が酒井和男と花田十輝に声をかけたことをきっかけにスタートした[5]。平山は東京オリンピック開催後の日本は景気が悪くなると予想しており、そんな社会で生きていく若者の力になる作品を作りたいと考えていた[5]。過去のヒット作にはない新しい作品を作ることを目標に行われた3人による話し合いの中で、花田が提案した「上京してくる女の子を主人公にしたバンドもの」というストーリーが採用された[5]

作品の音楽に説得力を持たせるには、表現力が豊かなボーカルと、きちんと楽器を演奏できる奏者が声優を兼任する必要があった[5]。そのため平山はゼロからバンドを作り、そのバンドのメンバーに声優をやってもらうというプロジェクトを思いついた[5]。2019年末ごろ、平山より相談を受けたagehasprings玉井健二は、「ガチのバンドが先行してデビューし、その後にメンバーを主体としたアニメ―ションがスタートする、且つ、なるべく放送が始まる前には売れていて欲しい」と本プロジェクトの展望を語られたという[6]。玉井は本作が非常に労力のかかるプロジェクトであると理解しながらも、3人のプロとしての姿勢に触発され、参加を決意した[1]

楽曲制作

平山は本作の音楽を10代から30代に受け入れられるものにしたいと考え、必然的にボカロ音楽を意識したものとなった[5]。玉井がプロジェクトに参加した時点でアニメのプロットやキャラクター設定はある程度仕上がっており、劇中で作曲を担当している河原木桃香の人生をプロファイリングし、曲の方向性を定めた[7]。2004年ごろに生まれた桃香は、2015年ごろのボカロ曲やバンドサウンドが原点となり、スマホを手にした2017年ごろにど真ん中でないバンドとボカロの曲を聞きこみ、作曲を始めた2020年ごろに「聴く曲」と「参照すべき曲」を聞き分け始めるという仮説が立てられた。この仮説から玉井は以下の楽曲のコンセプトを定めた。

歴史上最速のBPMを更新するかのごとく高速化していったボカロP曲のスピード感と、転調を繰り返しながらめまぐるしく展開する高再生オリエンテッドなバンドサウンドをリアルタイムで浴びながら、推しが影響を受けたであろう過去のロックやジャズやR&BやEDMの歴史をコード進行ごとなぞった、才能溢れる女性ギタリストが表現したかったサウンド、〔中略〕検索機能をフルに活かして耳触りの触感を突き詰めながら書き綴る純文学風味のリリックを、思春期を通して夢中で掘り下げたであろう、桃香の熱量そのものを散りばめた歌詞、〔中略〕このインディーズバンドのプロデュースを僕が引き受けたとしたら、〔中略〕変異した新種のガールズバンドとはどうあるべきか — 玉井健二、出典:[6]

また、バンドの曲の方向性の偏りを再現するため、ミュージシャンに情報を与えずに作曲を依頼した[7]。さらに、「K-POPの人たちのクオリティにどうやったら追いつけるか」が裏のテーマとして掲げられていた[7]。これらのコンセプトを踏まえ、本プロジェクトの第1曲目である「名もなき何もかも」が作曲された[7]

メンバー選考

バンドメンバーを選考するため、2021年6月「Girl's Rock Audition」と題されたオーディションが開催された[3]。玉井が定めた選考基準は以下のようなものだった。

1. 美しく、激しく、正しく旋律を奏で得る才能を備えていること
2.音楽への愛を “尋常じゃないレベル” で抱いていること
3.演奏している姿、それ自体に人々を魅了する素養を備えていること — 玉井健二、出典:[6]

課題曲は非常に難易度の高い「名もなき何もかも」であった[7]。数千人の応募があったものの、音楽力と声優力を兼ね合わせる人材は中々見つからず、最終的にagehaspringsの人材発掘スタッフらも関わり、数万の候補の中から1年半かけて選考された[6]

プロジェクト始動

2023年4月24日、ティザービジュアルとともにテレビアニメの制作決定が報じられる[8]。5月29日、テレビアニメのメインスタッフ、およびトゲナシトゲアリのメンバーが公開され、7月26日にはデビューシングル『名もなき何もかも』をリリース、トゲナシトゲアリが正式にデビューした[9][10]

トゲナシトゲアリ

本プロジェクトからデビューした5人組ガールズバンド。所属事務所はagehasprings。略称は「トゲトゲ」。

メンバー

理名(りな、2007年11月13日 - 〈16歳〉)
ボーカル担当。テレビアニメでは主人公・井芹仁菜役を務める。
広島県出身[3]。ピアノを嗜む母と姉の影響から幼少期よりピアノを習っており、またボカロ曲も好んで聞いていた。初めてカラオケで歌った曲は「千本桜」であった[3]
デビュー前にXとYouTubeに投稿していた歌ってみたをagehaspringsのスタッフが発見し、SNSを通じてオーディションを受けることを勧められる[3]。当時理名は中学3年生であり、また広島在住であったことから一度断っていたが、自身の母と相談し、力試しとしてオーディションに応募した[3]
玉井は理名を「音楽遍歴の中でも1、2を争う才能を感じたボーカリスト」と評している[6]。柔らかいながらも強くリスナーを刺す声を持ち、聞いた瞬間にわかる個性を持っていること、さらに当時14歳という特徴もあり、世の中に一握りしかいない逸材であると語っている[6]
夕莉(ゆり、2000年9月26日 - 〈23歳〉)
ギター担当。テレビアニメでは河原木桃香役を務める。
茨城県出身。中学生のころに見に行った高校の文化祭での軽音楽部の演奏に衝撃を受け、高校入学時に軽音楽部に入部し、ギターを始める[11][6]。その後、SHISHAMOの音楽に心を奪われ、YouTubeで弾いてみた動画を見漁るうち、自身も投稿するようになる[6]
就活中の大学3年生時、弾いてみた動画を見たgehaspringsのスタッフにSNSで声を掛けられ、本プロジェクトのオーディションに応募する[3]。玉井は「バッキング、ストローク、カッティング、アルペジオ、単音のソロパート、すべてのギタープレイの精度に於いて、〔中略〕近い将来トッププロに成り得る才能を感じさせてくれた唯ひとりのギタリスト」と評している[6]
美怜(みれい、2003年11月7日 - 〈20歳〉)
神奈川県川崎市出身。ドラム担当。テレビアニメでは安和すばる役を務める。
音楽にほとんど触れない幼少期を過ごしていたが、中学3年生の時に見ていたテレビアニメ『BANANA FISH』のエンディングテーマ「Prayer X」に衝撃を受け、King Gnuのファンになる[3]。高校入学と同時に軽音楽部に入部し、ドラムを始める。コロナ禍の影響から1年ほどしか活動できなかったものの、バンド活動の楽しさに目覚め、プロドラマーを志す[3]
高校2年の時、自身のバンド練習に酒井和男と平山理志が見学に訪れる[12]。その際に本プロジェクトのオーディションを知るが、声優に興味はなかったため自らオーディションを受けることはなかった[12]。しかし高校3年生の冬、Xに上げていた演奏動画を見たagehaspringsのスタッフに声を掛けられ、縁を感じ、応募した[12]
玉井は「まだまだ発展途上ながら、超高速の8ビートからアフターなジャズ、R&Bまであらゆるジャンルに対応し得る根源的で上質なグルーヴ感を、発掘した時点で既に備えていました」と語っている[6]

舞台

『ガールズバンドクライ』の舞台となっているのは、神奈川県川崎市である[13]。作中、ラゾーナ川崎ラ チッタデッラ、工場群の夜景など、実際の町並みが登場する[13]

川崎市を舞台に選んだ理由を、東映アニメーションの平山理志プロデューサーは「地方から上京する少女たちにとって地に足がついた暮らしができる、東京近郊の街を探した」と説明する。2020年頃からロケハンを続け、外国人が多く暮らす川崎の多様性にも注目。「ダイバーシティの要素もメッセージとして伝えたい」とも語る[13]

テレビアニメ

ストーリー

17歳の井芹仁菜は親に反発して高校を中退。上京して、大学進学を目指していた。そんなある日、仁菜は自分に勇気を与えてくれたストリートミュージシャン河原木桃香と出会う。仁菜の歌唱力と、世間への反抗心に惚れ込んだ桃香は自分とバンドを組もうと誘う。勉強を理由に断ろうとした仁菜だったが、音楽の魅力に嵌まっていく。2人の元には個性的な女子が集まり5人組のバンド、トゲナシトゲアリを結成する。

登場人物

トゲナシトゲアリ

本作の主要人物である5人組バンド。仁菜・桃香・すばるが組んだバンド「新川崎(仮)」と智・ルパが組んでいた「beni-shouga」が合わさり結成。7話のライブで、バンド名が決まらぬままステージ上に立った仁菜が観客の一人が着ていたTシャツに書かれていた「トゲアリトゲナシトゲトゲ」の文字を見て即興で命名した。略称は「トゲトゲ」。
映像外部リンク
【自己紹介】井芹仁菜 アニメ『ガールズバンドクライ』
【自己紹介】河原木桃香 アニメ『ガールズバンドクライ』
【自己紹介】安和すばる アニメ『ガールズバンドクライ』
【自己紹介】海老塚智 アニメ『ガールズバンドクライ』
【自己紹介】ルパ アニメ『ガールズバンドクライ』
井芹 仁菜(いせり にな)
声 - 理名[14]
この作品の主人公。パートはボーカル[14]。17歳。誕生日は10月24日。身長152cm。血液型はA型。熊本県熊本市出身。好物はおひたしカフェオレヨーグルト。昭和マニア、仏像好きで、趣味は御朱印集め[15]
やや引っ込み思案の普通の女の子。小中高と目立たない存在で、成績もごく普通。特に大きな夢もなく、空気を読んで、みんなに合わせて生きてきた[15]。しかし平凡な日常と厳しい父親に対する反抗心を抱えており、自分を虐めていた女子との和解を強制された際には学校の放送室をジャックして好きな曲を流す問題行動を起こしている。遂には父と衝突して高校を中退、1人で上京して予備校に通い大学進学を目指すが桃香と出会い、音楽の道へ進む。常に不満を抱えており、度々感情を爆発させる。すばる曰く「闘牛場の牛」。
インディーズ時代のダイヤモンドダストのファンで、特に「空の箱」は、行き詰っているときに背中を押してくれた「(自分の)テーマ曲」であり、ダイヤモンドダストを「命の次に大事なもの」だと語っている。
河原木 桃香(かわらぎ ももか)
声 - 夕莉[14]
パートはギター[14]。20歳。誕生日は12月9日。身長164cm。血液型はO型。北海道旭川市出身。好物はあんみつ焼き肉。趣味は読書スポーツ観戦[16]
ストリートミュージシャン。性格はサバサバで男勝り。女の子っぽい格好が嫌いで、髪も服も素っ気ない方。明るくて面倒見がよい、運動部の頼れる先輩といった雰囲気[16]
かつては「ダイヤモンドダスト」というガールズバンドのリーダーだったが、バンドのメジャーデビュー時に方向性の違いから脱退。以降はソロ活動をしていた。ヘビが苦手で、車の運転が荒い。
安和 すばる(あわ すばる)
声 - 美怜[14]
パートはドラム[14]。17歳。誕生日は4月27日。身長158cm。血液型はAB型。兵庫県神戸市出身。好物はパクチーピーマンレモン、酸っぱい系。インドア派で、趣味はゲーム、ネット、レスバトル[17]
芸能スクールに通う女の子。女優の祖母を持ち、有望株としてCMに出たりしている。世渡り上手の美少女で愛想も良い。モデルと言われてもおかしくない美貌をほこっているが、中身は気が強く負けず嫌いなお嬢様[17]。都内のタワーマンションで一人暮らしをしている。
海老塚 智(えびづか とも)
声 - 凪都[14]
パートはキーボード[14]。16歳。誕生日は3月22日。身長148cm。血液型はB型。宮城県仙台市出身。好物はシュークリーム白米お茶漬け梅干し。趣味は爬虫類ヤモリ)の飼育[18]
元々は地元でも有名なお金持ち一家のお嬢様。今はルームシェアでルパとアパートに暮らしている。冷たく世の中を斜めに見ている。ハリネズミのごとく警戒心バリバリであまり心を開かない[18]
牛丼屋でアルバイトをしつつ、ルパと組んで作曲活動をしていた。仁菜達の演奏を見て惚れ込み、6話で合流する。すばるの祖母(安和天童・後述)が主演を務めるテレビドラマ「探偵オババの事件簿」の大ファンで、ルパ曰く「最後はいつも泣く」という。
ルパ
声 - 朱李[14]
パートはベース[14]。22歳。誕生日は6月28日。身長169cm。血液型はO型。南アジア出身。好物はパフェプリンアラモードハンバーグ。趣味は晩酌と読書[19]
南アジア人の父と日本人の母を持つ、やや褐色のオリエンタルな雰囲気を漂わせる少女。芸術センスに溢れ、頭脳明晰。いわゆる天才肌で、その穏やかな話し方と、控えめな態度からみんなに一目置かれている。大酒飲みなのと、肝が据わり過ぎているのが玉に瑕[19]
過去に事故により親族を亡くしている。

ダイヤモンドダスト

桃香がギターボーカルとして以前所属していたバンド。元は高校の軽音部員の4人で組んだバンドで、インディーズ時代から人気があった。しかし、メジャーデビュー直前に周囲の思惑からアイドルバンド路線に変更を余儀なくされ、それに納得できなかった桃香が脱退した。その後仁菜の元友人であるヒナが加入。略称は「ダイダス」。
ヒナ
声 - 近藤玲奈
ダイヤモンドダストの新ボーカル。17歳。熊本の高校で仁菜と友達であったが、絶縁した。
ナナ
声 - 松岡美里
ダイヤモンドダストのベース。
リン
声 - 漆山ゆうき
ダイヤモンドダストのギター。
アイ
声 - 宮白桃子
ダイヤモンドダストのドラム。

サブキャラクター

日比野 華男
声 - 岩中睦樹
桃香の同居人で、恋愛対象は男性。
井芹 宗男
声 - 山岸治雄
仁菜の父。熊本県教育連盟顧問で、世間ではカリスマ教師として知られている。娘の仁菜の不登校を受け入れる事ができず仁菜から避けられていたが、10話で仁菜と和解。11話では仁菜達のライブを配信で観ている。
井芹 靖恵
声 - 小島幸子
仁菜の母。仁菜に実家に帰るよう、新幹線の往復チケット手配、仁菜のバイト先にいるルパに渡す。家に帰った仁菜と涼音に、からし蓮根カレーを振る舞う。
井芹 涼音
声 - あんどうさくら
仁菜の姉。7話で仁菜の父の代わりに、仁菜の様子を見に訪れた。
安和 天童
声 - 幸田直子堀籠沙耶(若い頃)
すばるの祖母でベテラン女優。テレビドラマ「探偵オババの事件簿」の主演。孫のすばると共演したいとずっと夢見て、すばるを芝居の道に進ませようとする。
声 - 平田広明
ライブハウス「セルビアンナイト」のおっちゃん。桃香の所属していた旧ダイヤモンドダストをよく知る店主だが、経営はいつもカツカツで、本人曰く「桃ちゃん(桃香)だけが頼り」。
ミネ
声 - 沢城みゆき
桃香が憧れたロッカー。7話で桃香たちをライブに誘った。
三浦 潮美
声 - 降幡愛
有名芸能事務所、株式会社ゴールデンアーチャーのスカウト。旧ダイヤモンドダストが好きで、桃香の目指していた音楽を形にしたいと、トゲナシトゲアリをスカウトする。時折一人称が「三浦」になる。

用語

新川崎(仮)
仁菜と桃香、すばるの3人で活動していた頃のバンド名。
beni-shouga
海老塚智とルパのバンド名。かつては4人組バンドだった。メンバーが定着せず、現在はネットで活躍する謎の2人組として活動する。

スタッフ

  • 原作・企画・製作 - 東映アニメーション[14]
  • 製作総指揮 - 高木勝裕
  • 企画 - 北﨑広実
  • エグゼクティブプロデューサー - 篠原智士、辻秀典
  • 制作統括 - 氷見武士
  • プロデューサー - 平山理志
  • シリーズ構成・脚本 - 花田十輝[14]
  • 作画監督 - 山﨑智加
  • 音楽プロデューサー - 玉井健二agehasprings[14]
  • 劇伴音楽 - 田中ユウスケ[14]
  • 音楽制作 - agehasprings
  • キャラクターデザイン - 手島nari[14]
  • CGディレクター - 鄭載薫[14]、大曽根悠介、近藤まり
  • ライブCGディレクター - 中西信棋
  • キャラクターモデリングスーパーバイザー - 米澤真一
  • リギングスーパーバイザー - 戸沼祐介
  • セッツ&プロップスモデリングスーパーバイザー - 石上由佳莉、黒田誠一
  • アニメーションスーパーバイザー - 関祖輝、小泉正行、中村有希恵、竹中佑城
  • エフェクトスーパーバイザー - 渡邊亮太
  • ルックデベロップメントスーパーバイザー - 芦野健太郎
  • ライティングコンポジットスーパーバイザー - 石塚恵子
  • ライブテクニカルディレクター - 森重孝子
  • 美術監督 - 野村正信、藤井里咲
  • 美術設定 - 天田俊貴
  • プロップデザイン - 田村正平
  • 色彩設計 - 竹澤聡
  • 撮影監督 - 桑原真也
  • ビジュアルディレクター - 涌元トモタカ
  • 編集 - 長坂智樹
  • 音響監督 - 三好慶一郎
  • CGプロデューサー - 小倉裕太
  • シリーズディレクター - 酒井和男[14]
  • 製作 - 東映アニメーション

主題歌

雑踏、僕らの街[20]
トゲナシトゲアリによる主題歌。作詞・作曲は大濱健悟、編曲は玉井健二と大濱健悟。
誰にもなれない私だから[21]
トゲナシトゲアリによるエンディング主題歌。作詞はカイザー恵理菜、作曲は遊部優介、編曲は玉井健二と南田健吾
空の箱
挿入歌。作詞は松原さらり、作曲は南田健吾、編曲は玉井健二と南田健吾。第1話ではダイヤモンドダストによるバージョンと、井芹仁菜と河原木桃香によるバージョンがそれぞれ使用され、第2話・第8話では井芹仁菜によるバージョンが使用された。第5話・第8話ではダイヤモンドダストによるバージョンが使用された。
声なき魚[22]
新川崎(仮)による第3話挿入歌。作詞は大西省吾とカイザー恵理菜、作曲は大西省吾、編曲は玉井健二と大西省吾。
「ETERNAL FLAME 〜空の箱〜」
ダイヤモンドダストによる第5話・第8話挿入歌。作詞は松原さらり、作曲は南田健吾、編曲は玉井健二と大西省吾。
視界の隅 朽ちる音
新川崎(仮)とbeni-shougaによる第5話・第6話挿入歌。作詞・作曲は大濱健悟、編曲は玉井健二と大濱健悟。
心象的フラクタル
beni-shougaによる第6話挿入歌。作詞・作曲はokoge、編曲は玉井健二と高橋亮人。
「さよならあの日のメロディ」
ミネによる第7話挿入歌。作詞・作曲は春尾ヨシダ、歌唱は仝(どう)。
「名もなき何もかも」
トゲナシトゲアリによる第7話挿入歌。作詞は飛内将大とタカノシンヤ、作曲は飛内将大、編曲は玉井健二と飛内将大。
「Cycle Of Sorrow」
ダイヤモンドダストによる第11話・第13話挿入歌。作詞・作曲は古賀頌哉、編曲は玉井健二と大西省吾。
「空白とカタルシス」
トゲナシトゲアリによる第11話挿入歌。作詞は永澤和真とMisty mint、作曲は永澤和真、編曲は玉井健二と百田留衣。

各話リスト

話数サブタイトル絵コンテ演出初放送日
第1話東京ワッショイ 酒井和男酒井和男2024年
4月6日
第2話夜行性の生き物3匹 朝倉舞彩4月13日
第3話ズッコケ問答 平山美穂4月20日
第4話感謝(驚) 大槻一恵4月27日
第5話歌声よおこれ 朝倉舞彩5月4日
第6話はぐれ者賛歌 田辺泰裕5月11日
第7話名前をつけてやる
  • 大槻一恵
  • 居村健司
5月18日
第8話もしも君が泣くならば 平山美穂5月25日
第9話欠けた月が出ていた 平池綾子飯村正之6月1日
第10話ワンダーフォーゲル 酒井和男友田康6月8日
第11話世界のまん中 平山美穂6月15日
第12話空がまた暗くなる 増井壮一飯村正之6月22日
第13話ロックンロールは鳴り止まないっ 酒井和男6月29日

放送局

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間[23]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [24] 備考
2024年4月6日 - 6月29日 土曜 0:30 - 1:00(金曜深夜) TOKYO MX 東京都
サンテレビ 兵庫県
KBS京都 京都府
BS11 日本全域 BS放送 / 『ANIME+』枠
日本国内 インターネット / 配信期間および配信時間[23]
配信開始日 配信時間 配信サイト
2024年4月6日 土曜 1:00(金曜深夜) 更新

BD / DVD

発売日[25] 収録話 規格品番
BD DVD
1 2024年6月26日 第1話 UMXK-9034 UMBK-9312
2 2024年7月31日予定 第2話 - 第3話 UMXK-9035 UMBK-9313
3 2024年8月28日予定 第4話 - 第5話 UMXK-9036 UMBK-9314
4 2024年9月25日予定 第6話 - 第7話 UMXK-9037 UMBK-9315
5 2024年10月30日予定 第8話 - 第9話 UMXK-9038 UMBK-9316
6 2024年11月27日予定 第10話 - 第11話 UMXK-9039 UMBK-9317
7 2024年12月25日予定 第12話 - 第13話 UMXK-9040 UMBK-9318

CD

バンド名 発売日 タイトル 規格 規格品番 収録楽曲 収録アルバム 備考
UNIVERSAL SIGMA
ダイヤモンドダスト 2024年7月10日(予定) Cycle Of Sorrow CD UMCK-5759

脚注

出典

  1. ^ a b c d 玉井健二アゲハ 玉井健二『ガルクラ』にかける情熱 』(インタビュアー:西廣智一)、blueprint、2024年2月28日、1頁https://realsound.jp/2024/02/post-1582956.html2024年6月30日閲覧 
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参考文献

  • 『メガミマガジン 2024年8月号』Gakken、2024年6月28日。ASIN B009FRHIOA 

外部リンク