「岐阜県立岐阜高等学校」の版間の差分
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== アクセス == |
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2007年1月24日 (水) 22:54時点における版
岐阜高等学校 | |
設置者 | 岐阜県 |
学区 | 岐阜学区 |
設立年月日 | 1873年(明治6年)2月 仮中学 11月4日開校式 |
校訓 | 百折不撓・自彊不息 |
共学・別学 | 男女共学 |
教育課程の特例 | 65分×5限授業 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
学科 | 普通科 |
所在地 | 〒500-8889 岐阜市大縄場3丁目1番地 |
電話番号 | 058-251-1234 |
外部リンク |
Template:全国高等学校クイズ選手権 岐阜県立岐阜高等学校(ぎふけんりつ ぎふこうとうがっこう)は岐阜県岐阜市大縄場にある公立高校。
創立は1873年(明治6年)と、学制による旧制中学としては全国屈指の歴史を持ち、1948年に岐阜高等女学校と統合し、それに伴い共学となった。年度ごとに違いがあるとは言え、男子の比率が高い。現在は無いが、かつて男子クラス(略して「男クラ」)があった。なお男子クラスに対して共学クラスを「キャバクラ」と呼んだ時期もある。
通称は岐高(ぎこう)。県内トップの進学校である。 創立以来「自主・自律」を旨としており校風は自由である。県内の他の高校ほど補習や課題が多くなく、学業については生徒の自由に任せ、のびのびとやる傾向がみられる。一方で他県の自由な校風の進学校とは異なり、制服の自由化案が生徒の投票で否決されたようなことも過去にあり、県内最古の高校として伝統を重視する一面もある。
学校概要
- 創立 1873年(明治6年)
- 学科 全日制普通科
- 所在地 岐阜市大縄場3-1
- 校風 文武両道 自学自治
- 校訓
- 百折不撓(何度失敗してもくじけない)
- 自彊不息(自分から努力し一刻も休まない)
- 校章
- 桜の花をあしらったものである。
- 制服
- 男子は伝統的な詰襟の学生服、女子はブレザーが指定されている。
沿革
岐阜中学校
- 1873年(明治6年)2月 - 岐阜米屋町尾張藩支庁跡に創立して仮中学と称し11月4日開校式を挙行。
- 1874年(明治7年)5月30日 - 遷喬館と改称し9月7日開校。
- 1878年(明治11年)5月11日 - 岐阜県第一中学校と改称。今泉村に移転。
- 1891年(明治24年)10月29日 - 濃尾地震で校舎5棟倒壊。
- 1899年(明治32年)4月1日 - 分校であった斐太、大垣、東濃の3つの中学校が独立。
- 1912年(明治45年)2月 - 校歌完成
- 1938年(昭和13年)4月14日 - 大縄場現在地に移転。
- 1945年(昭和20年)7月9日 - 岐阜空襲により校舎の大半を消失。
- 1948年(昭和23年)4月1日 - 新学制実施により岐阜県岐阜第一高等学校となり、女子の入学可に。
岐阜高等女学校
- 1900年(明治33年)4月 - 岐阜市立高等女学校が認可され、本科と技芸専修科を設置。5月15日 に開校式。
- 1903年(明治36年)4月1日 - 岐阜県立岐阜高等女学校に変わり開校。6月25日 に開校式。
- 1942年(昭和17年)3月15日 - 岐阜市雲雀ヵ丘校舎に移転。
- 1945年(昭和20年)7月9日 - 岐阜空襲により記念館以外の全校舎を消失。
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革により中学校を併設。
- 1948年(昭和23年)4月1日 - 新学制実施により岐阜県岐阜女子高等学校となる。
岐阜高等学校
- 1948年(昭和23年)8月18日 - 岐阜県岐阜第一高等学校と岐阜県岐阜女子高等学校が統合し、岐阜県立岐阜高等学校となる。
- 1949年(昭和24年) - 全国高等学校野球選手権大会 準優勝(3-5湘南高)
- 2002年 (平成14年) - 格技場(柔道・剣道場) 炎上
- 2004年(平成16年) - 全国高等学校クイズ選手権 優勝
- 2004年(平成16年) - 第57回全日本合唱コンクール全国大会 金賞および文部科学大臣奨励賞 受賞
特色
学区
岐阜県では岐阜、西濃、東濃、美濃、飛騨、可茂の6地区に学区が分けられており岐阜高校は岐阜学区に属す。 なお岐阜学区は各務原市、岐阜市、笠松町、岐南町、羽島市、瑞穂市、北方町、本巣市、山県市から成っている。 受験に関しては学区内からが原則であるが、特色化選抜入試に関してのみ併設学区からの受験が認められており、72名の特色化選抜入試合格者数の中に数名他学区から通う者が含まれている。
教育面の特色
岐阜県の高校では一般的な二期制を実施しており、また2002年からは授業時間確保のため65分×5限の授業が行われている。意欲のある者には放課後の課題講座が開講されていたり、「朝の読書」の実施、「総合的な学習」の時間に大学研究やフィールドワーク・小論文学習の実施などが行われている。夏季休業中の課題講座は長良川国際会議場で行われ、一般的な科目ごとの講座のほか、センター試験対策や東大攻略、京大攻略、名大攻略といった大学別の講座も開かれており、これらの講座は個人で自由に受講できるシステムになっている。
学校設備
本館にある図書室は県内の高校では最も蔵書数が多く本の貸し出しもコンピューターで行われるなど一部に充実した部分が見受けられるが、基本的には古いものが多い。耐震強度についての検査を行ったところ基準に満たなかったために急遽二年にわたり耐震工事を行い(2005~2006年)、エアコンが取り付けられ(2005年)、体育館にアスベスト(石綿)の使用が確認され除去工事が行われた(06年11~12月)。また公立高校としては全国的にも珍しく林間学舎(通称「林間獄舎」)を自校で保有しており(場所は北アルプスのふもと)、1年生の夏期休業時に3日ほどの日程で林間学舎活動が行われる。
学校行事
4月に対面式、5月・2月に年2回の球技大会が行われる。岐高祭と呼ばれる学校祭は9月上旬に、生徒会を中心に行われる。日程としては2日間の文化祭、その翌日に体育大会が催されている。文化祭の前1週間は午前授業となり、午後からを文化祭準備にあてているほど、一年で最大のイベントとして位置づけられている。特別行事としては、各学年とも4月に遠足(行き先は生徒の投票により決定)があり、1年生時に8月の夏季休業中に、乗鞍の林間学舎へ宿泊研修を行う。また2年時には修学旅行があり、行き先は長崎、福岡となっている。
部活動
クイズ研究部は第24回全国高等学校クイズ選手権優勝など、全国レベルの部もある。運動系の部活動は、陸上部が県大会で優勝、硬式テニス部・水泳部が毎年のように東海大会に出場するなど結果を残している部が多い。硬式野球部は戦後まもなくに全国高等学校野球選手権大会で準優勝の経験があるが、近年は県大会2回戦、3回戦での敗退が多く上位進出からは遠ざかっている(夏の大会では組み合わせによってはベスト8に入るなど、まれに好成績を残すこともある)。また全国的に珍しい常設の応援団を持ち、野球の応援や壮行会などで代々続く応援をし、各部活を鼓舞している。音楽部は毎年全国大会に出場し、第57回全日本合唱コンクール全国大会(2004年)において金賞および文部科学大臣奨励賞を受賞しており、第59回大会(2006年)においても再び金賞・文部科学大臣奨励賞を受賞したと言われている。
- 運動系部活動
- 硬式野球部
- 軟式野球部
- ハンドボール部
- テニス部
- ソフトテニス部
- バドミントン部
- 剣道部
- 柔道部
- 陸上競技部
- バスケットボール部
- サッカー部
- 水泳競技部
- 卓球部
- バレーボール部
- 文化系部活動
- 書道部
- 茶道部
- 華道部
- 演劇部
- 写真部
- 調理部
- 美術部
- 音楽部
- 吹奏楽部
- 囲碁・将棋部
- 文芸部
- クイズ研究部
- 自然科学部
- ディベート・ESS部
- その他
- 図書局
- 放送局
- ホームページ制作委員会
- 応援団
進路状況
岐阜県トップの進学校で入学時には高い学力・内申点を必要とする(ただし一般選抜での倍率はさほど高くない)。ここ二年間は一般選抜の倍率が1.1倍以下と極めて低くなっているが、2006年には下記のような堅調な進路状況を残している。岐阜県の筆頭で、東大・京大・国公立大学医学部医学科といった最難関大学の合格者数は公立高校の中では全国でもトップクラス(2006年東大・京大現役合格者数〔31名〕は、公立高校の中では愛知県の岡崎高校・一宮高校に並び全国屈指)にあり、他の岐阜県の高校に比べて通学可能圏である名古屋大学や岐阜大学を目指すより、慶應義塾大学や早稲田大学を目指す者が比較的多い。全国的にも秀でた実績から、まさに岐阜県を代表する進学校である。
- 2006年入試(卒業生約360名) 国公立大学合格者数 271名 私立大学合格者数 750名
出身者
- 森祗晶 - 元プロ野球選手・監督
- 後藤寿彦 - 元野球日本代表監督
- 武藤嘉文 - 元衆議院議員(農林水産大臣、通商産業大臣、外務大臣、総務庁長官を歴任)
- 梶原拓 - 前岐阜県知事、全国知事会長
- 古田肇 - 岐阜県知事、外務省経済協力局長、元通産省官僚
- 細江茂光 - 岐阜市長
- 河合正智 - 衆議院議員
- 上田正樹 - 歌手
- 伊藤一尋 - TBSドラマプロデューサー
- 高橋和之 - 憲法学者
- 高木貞治 - 数学者(旧制岐阜中学卒)
- 小島信夫 - 小説家(旧制岐阜中学卒)
- 平野謙 - 文芸評論家(旧制岐阜中学卒)
- 小島三郎 - 医学者(旧制岐阜中学卒)
- 磯村一路 - 映画監督
- 宮崎繁三郎 - 日本陸軍軍人、中将
- 三宅正一 - 農民運動家、衆議院副議長
- 井上孝哉 - 内務次官
- 野田卯一 - 大蔵次官
- 大橋忠一 - 外務次官
- 沢田竹治郎 - 最高裁判所判事
- 花井悠 - 元西鉄ライオンズ・慶大選手
- 山田真 - 医者
アクセス
- 岐阜バス 「西野町」より徒歩5分もしくは「西野町7丁目」より徒歩3分