久原本家

博多の辛子明太子やその他海産物、九州博多のうまいものを販売する店。

椒房庵の母体である久原本家は、前身が「久原醤油」という醤油屋。明治26年に創業。

椒房庵の「椒房」は杜甫の歌『麗人行』に出て来る言葉で「后妃」という意味。 「后妃が召し上がるほどの味をお客さまにお届けしたい」という思いで名づけられたが、それほど本当にこだわって、本物の旨いモノを提供している。

たとえば、北海道近海のはえなわ漁でとれた真子に限定した「釣り子明太子」は、常にテレビのグルメ番組で紹介される人気商品。国内で供給されるタラコのうち北海道近海で水揚げされた真子というと、これは非常に希少価値の高い素材。しかもスケソウダラ漁には刺網や底引などの方法もある中、はえなわ漁に限定したもの。釣り糸と釣り針によって釣り上げたスケソウダラは、目の透明感や色ツヤがよくピチピチしている。採算がどうの、といっていたら商品化されることはなかった逸品。

□ホームページアドレス http://www.shobo-an.co.jp/