「TNT換算」の版間の差分
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Louperibot (会話 | 投稿記録) m robot Adding: zh:爆炸当量 |
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2007年4月28日 (土) 18:25時点における版
TNT換算とは爆薬の爆発で放出されるエネルギーを定量化する方法である。 ニュースなどでも「A国の原爆BはTNT換算で50キロトンの破壊力」などと表す使い方が一般的に見かける。
1グラムのTNTは、爆発すると980から1100カロリーのエネルギーを放出する。 1000カロリー=4184ジュールと規定され、それが1グラムのTNTに相当するとして標準化されている。つまり「TNT換算1トンの爆弾」とはその爆弾が爆発時に4.184×109ジュールのエネルギーを放出することを表す。
例えば、広島に落とされた原子爆弾(リトルボーイ)は、TNT換算で約15キロトンである。これは
- 4.2×109(J)×15×103=6.3×1013(J)
だと表現することができる。
また、比喩的に「メガトン級」や「ギガトン級」などという言葉が使われる事もある。
グラム単位表記 | 記号 | トン単位表記 | 記号 | エネルギー |
---|---|---|---|---|
グラム | g | マイクロトン | μT | 4.184×103 J |
キログラム | kg | ミリトン | mT | 4.184×106 J |
メガグラム | Mg | トン | t | 4.184×109 J |
ギガグラム | Gg | キロトン | kt | 4.184×1012 J |
テラグラム | Tg | メガトン | Mt | 4.184×1015 J |
ペタグラム | Pg | ギガトン | Gt | 4.184×1018 J |