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2007年7月21日 (土) 04:25時点における版
雄黄 | |
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分類 | 硫化鉱物 |
化学式 | As2S3 |
結晶系 | 単斜晶系 |
へき開 | 1方向に完全 |
モース硬度 | 1.5~2 |
光沢 | 樹脂光沢 |
色 | 橙黄色 |
条痕 | 淡黄 |
比重 | 3.5 |
プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学 |
雄黄(ゆうおう、orpiment)は、ヒ素の硫化鉱物である。石黄とも呼ばれる。化学組成:As2S3、比重:3.5、モース硬度:2、晶系:単斜晶系。
用途
中世頃までは黄色の顔料として広く利用されていた。毒性のために現在ではほとんど利用されていないが、雄黄色という言葉として残っている。
中医学では解毒剤や抗炎症剤として利用されているが、鶏冠石(As4S4)との混同が見受けられ、鉱物としてどちらであるかは定かではない。
関連項目
参考文献
- 松原聰 『フィールドベスト図鑑15 日本の鉱物』 学習研究社、2003年、ISBN 4-05-402013-5。
- 国立天文台編 『理科年表 平成19年』 丸善、2006年、ISBN 4-621-07763-5。
外部リンク
- Orpiment(mindat.org)
- Orpiment Mineral Data(webmineral.com)