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2007年8月13日 (月) 14:32時点における版
マル4計画(まるよんけいかく)は、日本帝国海軍の昭和14年度の艦艇建造計画。正式には、第四次海軍軍備充実計画だが、通称として○の中に数字を入れてマル4(まるよん)計画と呼ばれた。前年に成立したアメリカの第二次ヴィンソン案による海軍拡張計画に対応することを企図して計画されたが、アメリカは翌年に第三次ヴィンソン案を成立させ本計画に対抗することとなった。本計画は、昭和14年度以降昭和19年度まで6ヵ年にわたり、艦艇80隻を総費用12.6億円をもって建造するものであった。
マル4計画で計画された主な艦艇
- 大和型戦艦2隻 : 1隻は建造中止、1隻は空母に改装(信濃)
- 大鳳型航空母艦1隻 : 大鳳
- 阿賀野型軽巡洋艦4隻 : 阿賀野、能代、矢矧、 酒匂
- 大淀型軽巡洋艦2隻 : 1隻は未起工、大淀 のみ完成
- 水上機母艦1隻 : 秋津洲
- 敷設艦 : 若鷹
- 香取型練習巡洋艦1隻 : 香椎
- 駆逐艦
- 潜水艦
- 伊一五型(乙型)14隻 : 伊26 - 伊27 - 伊28 - 伊29 - 伊30 - 伊31 - 伊32 - 伊33 - 伊34 - 伊35 - 伊36 - 伊37 - 伊38 - 伊39
- 伊一七六型(海大7型)10隻 : 伊号第176- 伊177 - 伊178 - 伊179 - 伊180 - 伊181 - 伊182 - 伊183 - 伊184 - 伊185
- 呂三五型(中型)9隻 : 呂号第35 - 呂36 - 呂37 - 呂38 - 呂39 - 呂40 - 呂41 - 呂42 - 呂43
- 呂一〇〇型(小型)9隻 : 呂号第100 - 呂101 - 呂102 - 呂103 - 呂104 - 呂105 - 呂106 - 呂107 - 呂108