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2007年8月22日 (水) 02:49時点における版
国史館は、中華民国の国史を編纂するため、設置された総統府直属の研究機関である。近年はより客観的な歴史研究と台湾史の解明に移行しつつあある。また歴史資料の収集や保存も重要な任務とされている。現任の館長は、東大で博士号を取得した張炎憲・前中央研究院研究員である(2000年5月就任)。所在地は台北県新店市北宜路2段406号。
沿革
- 1912年:北京において設置。大総統(当時)の直属機関とされる。1928年に業務停止。
- 1937年:南京国民政府のもと、南京において再度設置される。国民政府の直属機関とされる。
- 1956年:立法院が「國史館組織條例」を改正、総統府直属機関となる。
- 1957年:台湾において復活。
- 2002年:台湾省文献委員会が、国史館台湾文献館に改組される。