猪俣党

猪俣党（いのまたとう）とは武蔵七党の一つである。

猪俣氏は、小野篁の子孫とされ武蔵七党の一つ、猪俣党の頭領 猪俣小平六は、四代の子孫であります。源義朝に仕えて軍功をあげた十六騎の雄将として知られています。また源頼朝にも仕え戦場で功績をあげたとされています。猪俣小平六は建久３年１１月に死去、後に始まりの時代は不詳ですが、一族の霊を慰めるため猪俣百八燈という行事が毎年行われております。

猪俣百八燈【国指定・重要、無形民俗文化財】 毎年盆の８月１５日に墓前にあたる堂前山（埼玉県児玉郡美里町大字猪俣地区）の尾根にある百八基の塚に火をともす盛大な行事が行われる。この行事は、各地で行われる盆の百八燈行事の中でも１０８の塚を築いたその上で火を焚くという点で異色であり、霊を慰めるという趣意と相まって塚信仰の様相をよく示しています。