コンテンツにスキップ

「月齢」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
1行目: 1行目:
'''月齢'''(げつれい)には、次のような意味がある。
'''月齢'''(げつれい)には、次のような意味がある。
#暦法における'''月齢'''
#暦法における'''月齢'''。本項で解説。
#年齢を[[月 (暦)|月]]単位で表したもの。すなわち、「年齢」の「年」を「月」に変えたものである。主に生まれたばかりの[[子供]]に対して使用される。
#年齢を[[月 (暦)|月]]単位で表したもの。すなわち、「年齢」の「年」を「月」に変えたものである。主に生まれたばかりの[[子供]]に対して使用される。
----
----

2007年9月30日 (日) 00:15時点における版

月齢(げつれい)には、次のような意味がある。

  1. 暦法における月齢。本項で解説。
  2. 年齢を単位で表したもの。すなわち、「年齢」の「年」を「月」に変えたものである。主に生まれたばかりの子供に対して使用される。

暦法における月齢(げつれい)とは、直前のの瞬間からの経過時間をを単位として表したものである。特に、ある日の正午の月齢をその日の月齢と呼ぶこともある。

概ね、の満ち欠け(月相)と連動するが、必ず一致するわけではない。例えば、望(満月)の瞬間の月齢は13.8から15.8の間で変動する。すなわち、月齢14の日が満月とは限らない。これは月の軌道が楕円であるため、満ち欠けの速度が一定にはならないからである。また、朔の瞬間を含む日が旧暦の月始め(1日)だったので、月齢の値と旧暦の日付は関連があることになる。

月齢の略算法として、以下の方法がよく知られている。日付は新暦(グレゴリオ暦)である。

1)西暦年から11を引き、その値を19で割った余りを求め、11を掛ける。

2)月の値から、以下の表に従って値を求める。

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
0202245678910

このうち6月までの値を「おにおににし」と覚える、と、多くの暦解説書に書かれている。

上記1),2)の値と日の値をそれぞれ加える。求めた値を30で割った余りが、その日のおおよその月齢である。但し、最大2程度の誤差がある。