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#*『ロードムービー』の歌詞が一部誤って表記されている<ref>『Quip Magazine』2月号、2007年1月25日。</ref>。
#*『ロードムービー』の歌詞が一部誤って表記されている<ref>『Quip Magazine』2月号、2007年1月25日。</ref>。


==出演==
==レギュラー出演==
===ラジオ===
===ラジオ===

2007年10月6日放送開始
*桃源郷立大城図書館(毎週土曜深夜24:00~25:00、[[静岡エフエム放送]]。MC:大城嘉彦)
*桃源郷立大城図書館(2007年10月6日〜 毎週土曜深夜24:00~25:00、[[静岡エフエム放送]]。MC:大城嘉彦)


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==

2007年10月8日 (月) 13:46時点における版

APOGEE
出身地 日本の旗 日本
ジャンル ロック
活動期間 2001年-
レーベル ビクターエンタテインメント
(2006年-)
公式サイト www.apogeepoint.com
メンバー 永野亮(v,g)
間野航(d)
大城嘉彦(syn)
内垣洋祐(b)

APOGEEアポジー)は日本ロックバンドである。所属レコード会社ビクターエンタテインメントブラックミュージックニューウェーブの要素を併せ持ち、独特の雰囲気を醸し出しているバンドである。

概要

2001年夏、元々大学のサークルで知り合いであった永野亮と間野航がバンドを結成。フレーミング・リップスなどのコピーを中心に活動する中、デモテープを聴かせた事などがきっかけで同サークルの大城嘉彦が加入する。その後、ベーシスト募集の張り紙[1]をした際の唯一の応募者である内垣洋祐を加え、正式結成となった[2][3]

2003年より本格的に活動を開始。2004年1月にコンピレーションアルバム『GUT1+1』(フォーライフ・ミュージックエンタテインメント)に坂本龍一らと共に参加し、注目を集める。同年9月に1st マキシシングル『Preview』(Colla Disc)をリリース。2006年2月にマキシシングル『夜間飛行』でメジャーデビューを果たす。

名称は、ボーカルの永野の好みでアルファベットの「A」から始まる名前を探している中、目をつぶって辞書を指した場所に「APOGEE」が含まれていたのがきっかけで命名された。「最高点」「頂点」という意味[4]がバンドのイメージと合致したという[5]

『夜間飛行』のジャケットに始まり、PVやウェブサイトでは必ずといって良い程鹿が登場する。またライブ時に大城がシンセサイザーの上に置いている地球儀もファンの間では馴染みであり、この2つがイメージアイテムになりつつある。

ウェブサイトは毎回発売されるCDにあわせたデザインに変更されている(インディーズ時代の『Preview』も含む)。

メンバー全員の趣味は全く異なる[6]が、音を通して互いの良さや考え方に対して理解を深めていくという。この過程が常にAPOGEEの音作りの根底にある。特定の作詞作曲担当はおらず、良い物・人に訴えられる物になれば元は誰でもいいというスタンスである。曲に対して4人の意思が一致した時に「完成」となる[7]

メンバー

永野亮 (ながの りょう 1979年10月23日生[8]-)
広島県出身。ボーカルギター担当。ニックネームは「コパチ」、サインは「cpty」と表記する(名付け親はyoheyOKAMOTO[9])。
ビンジョウバカネ(現在は活動休止)のメンバーでもある。NOKKO&GOに楽曲提供をする等、ソングライターとしても活動。リーダーと言う肩書きは無いが、メディア出演は他のメンバーよりも多い。リスペクトしている歌手はマイケル・ジャクソンプリンスで、後者はファンクラブに入っていた程である[10][11]。ギターを始める前はヴァイオリンを弾いていた。
身長161センチ[11]。同メンバーの大城と間野は、過去に「身長が180センチ位あったら、永野は音楽ではなく普通にモテる道に進んでいたのでは」と話した事があるという[3]
間野航(まの わたる 1978年6月29日生-)
ドラム、コーラス担当。岡山県出身。
ニックネームは「間野ちゃん」、サインは「Mano」と表記する。元々ギタリストだったが、サークル時代にたまたま叩いたドラムの評価がそこそこ良かった為ドラマーに転向した[12]。元Throwcurveメンバー(2002年8月脱退)。所属当時、レコード会社新人開発担当者からの「就職は考えているか」との質問に対し「ロックに就職です!!」と答えた事がある[13]
好きなミュージシャンはニルヴァーナクラッシュブルーハーツなど。
大城嘉彦(おおしろ よしひこ 1979年7月14日生- )
シンセサイザー、コーラス担当。静岡県出身。
メンバー(特に永野)からは「オッシー」と呼ばれている。サインは「Oscillo」と表記する。使用シンセサイザーは「Nord Lead 2」(clavia)で、メーカー国に因んだのか「スウェーデン人とのクオーター」と自称する事がある[14][15]。影響を受けたミュージシャンはウィーザー。幼少時からリスナー志向であり、レンタルショップでシングルCDを1位から10位までとりあえず借りて聴いていたという[3]。APOGEE結成前はギタリストだった。
APOGEE以外では、AYUSE KOZUEのシングル『eyes to eyes』にシンセサイザーで参加している。
内垣洋祐(うちがき ようすけ 1974年9月26日生 -)
ベース、コーラス担当。大阪府出身。ニックネームは「ウッティー」、サインは「Joosk」と表記する。
KOMEのメンバーでもあり、こちらではウッドベースを用いる。サイモン&ガーファンクルビートルズ、ベーシストとしては、レイ・ブラウンジェームス・ジェマーソンをリスペクトする人物として挙げている。
常に マタタビの粉末を持ち歩いている事をインタビューで明かす[16]など、ファンの間ではかなりの好きとして知られている。

永野、間野、大城の三人は慶応大学出身。内垣は上智大学出身。

サポートメンバー

  • 森ゆに - キーボード担当。KOMEのメンバーでもある。慶応大学出身。永野らと同じサークルで2年後輩にあたる[17]

ディスコグラフィー

インディーズ

  1. preview(2004年9月4日)
    • 『GHOST SONG』『Slowmotion』『Paperwork』収録。
    • 『GHOST SONG』の最初の発表は屋根裏(渋谷)でのオーディション・ライブ内。演奏した曲の中で特に評価が高かったという[3]

メジャー

シングル

  1. 夜間飛行(2006年2月22日)
  2. ゴースト・ソング(2006年5月24日)
    • c/w『DEAD HEAT』
    • 「MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN 2007」 最優秀特殊効果ビデオ賞
    • 『GHOST SONG』はデモテープのつもりで採ったものが意向に反してCD化されていた為、メンバー全員の希望で再録し発表となった。
  3. グッド・バイ(2006年10月25日)
    • c/w『Obsession』
  4. Just a Seeker's Song(2007年7月4日)
    • c/w『Waltz』『Let it Snow~SNOW IN APRIL MIX(remixed by SPANOVA)』
    • PVは大月壮担当、キャラクターデザインはレザイ美樹
    • 『Waltz』は天井から吊したマイクでレコーディングされた[18]
  5. アヒル(2007年11月7日)

アルバム

  1. Fantastic(2006年11月22日)
    • 『Let It Snow』『ゴースト・ソング』『流星』『GIRAFFE』『Reflection』『ロードムービー』『夜間飛行 (Album Mix)』『Route Another』『P.A.P.E.R.W.O.R.K.』『グッド・バイ』『Mother, I Love You』『Program』収録。
    • タイトルは大城嘉彦が考案[3]
    • 『ロードムービー』の歌詞が一部誤って表記されている[19]

レギュラー出演

ラジオ

  • 桃源郷立大城図書館(2007年10月6日〜 毎週土曜深夜24:00~25:00、静岡エフエム放送。MC:大城嘉彦)

関連項目

脚注・参考文献

  1. ^ 書かれた文章は「当方逸材揃い、楽曲に自信あり」「細野晴臣求む」。内垣はその内容の大きさに、自分と気があうかもしれないと思い応募した。フジテレビ『FACTORY』サイト内、#0164 APOGEE、SKUNK SHOT BOOSTER RESPONSE、2007年8月18日。
  2. ^ Victor Entertainment「APOGEE」[1]
  3. ^ a b c d e TOKYO FM discord『BACK STAGE TEXT [2]』、2006年11月12日。
  4. ^ 元は天体用語。「地球衛星の楕円軌道上で一番遠い点」の意
  5. ^ SAPPORO LIFE Artist Interview vol.60「APOGEE」[3]、2006年。
  6. ^ 内垣曰く「北極と南極くらい違う。共通点は寒い所だという事だけという感じ」。HOT EXPRESS インタビュー「APOGEE 『夜間飛行』」[4]、2006年2月27日。
  7. ^ HOT EXPRESS インタビュー「APOGEE 『夜間飛行』」、2006年2月27日。
  8. ^ 生年月日情報はすべて『CDでーた』2006年3月号、株式会社角川マガジンズ、2006年2月20日。
  9. ^ Hermann H.&The Pacemakers公式サイトブログ[5]、2006年12月27日付。(トップページからはアクセス出来ない。閲覧不能になる可能性有り。)yoheyOKAMOTOは永野らのサークルの先輩。
  10. ^ 以下他のメンバーも含め好きなミュージシャンに関しては、ミュージックビデオ専門 VMC [6] INTERVIEWS #67 APOGEE、2007年7月4日。
  11. ^ a b vie+ 「beauty ヴィープラス的 今、裸にしたい男たち」File.10 [7]、2003年10月22日。(ビンジョウバカネ名義でのインタビュー)
  12. ^ APOGEE 永野/間野特集『QUIP Magazine』、ハイラインレコーズ、2006年4月21日。
  13. ^ Throwcurve公式サイト「BAND HISTORY」[8]、2002年。(尚、サイト移転に伴い左記リンク先は更新を終了している。)
  14. ^ 発言の発端はSPACE SHOWER TV「Oxala!」、2006年11月20日放送分。クイズのネタとして作られた嘘であり、純粋な日本人である事が明言された。
  15. ^ 公式サイト内APOGEE NOTE 2007年5月31日分では、実家を「SwedenのHamamatsu」と記している。
  16. ^ HIROSHIMA FM 「Vibe ON! GUEST&HIROSHIMA」 [9]、2006年11月8日。
  17. ^ QOOL.jp「ビンジョウバカネインタビュー」 [10]、2004年1月14日。
  18. ^ ミュージックビデオ専門 VMC INTERVIEWS #67 APOGEE、2007年7月4日。
  19. ^ 『Quip Magazine』2月号、2007年1月25日。

外部リンク