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「メイプルハーバー」の版間の差分

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[[画像:Chubus mapleharbour.JPG|280px|right|thumb|中国バス「メイプルハーバー」]]
[[画像:Chubus mapleharbour.JPG|280px|right|thumb|中国バス「メイプルハーバー」 I0505]]
'''メイプルハーバー'''は、[[神奈川県]][[横浜市]]・[[東京都]][[町田市]]と[[広島県]][[福山市]]・[[東広島市]]・[[広島市]]を結ぶ夜行[[高速バス]]路線である。
'''メイプルハーバー'''は、[[神奈川県]][[横浜市]]・[[東京都]][[町田市]]と[[広島県]][[福山市]]・[[東広島市]]・[[広島市]]を結ぶ夜行[[高速バス]]路線である。


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=== 弥次喜多ライナー(昼行) ===
=== 弥次喜多ライナー(昼行) ===
[[画像:Yajikita-liner bus.JPG|280px|right|thumb|中国バス元「弥次喜多ライナー」用車両]]
[[画像:Yajikita-liner bus.JPG|280px|right|thumb|中国バス元「弥次喜多ライナー」用車両 I0303]]
*かつて、同一区間に運行されていた弥次喜多ライナー(昼行)の運賃は、メイプルハーバー(夜行)とは運賃が異なっていた(下記参照)。そのため、乗車券の共通利用はできず、昼行・夜行の組み合わせでの往復割引も設定されていなかった。
*かつて、同一区間に運行されていた弥次喜多ライナー(昼行)の運賃は、メイプルハーバー(夜行)とは運賃が異なっていた(下記参照)。そのため、乗車券の共通利用はできず、昼行・夜行の組み合わせでの往復割引も設定されていなかった。



2007年12月26日 (水) 03:28時点における版

中国バス「メイプルハーバー」 I0505

メイプルハーバーは、神奈川県横浜市東京都町田市広島県福山市東広島市広島市を結ぶ夜行高速バス路線である。

この項目では横浜~広島間を中国自動車道経由で運行されていた赤いくつ号(あかいくつごう)及び、メイプルハーバーと同区間を昼行運行していた弥次喜多ライナー(やじきたライナー)についても一括して説明する。

席は全便座席指定制。乗車前にあらかじめ乗車券を購入しなければならない(ローソンファミリーマートでも予約ができる)。

横浜~広島間高速バスの歴史

  • 1989年 - 横浜・町田~三次・広島間に夜行便の「赤いくつ号」が神奈川中央交通中国ジェイアールバスの2社により運行開始。
  • 1997年 - 「赤いくつ号」を廃止。
  • 1997年12月26日 - 横浜・町田~福山・広島間に夜行便の「メイプルハーバー」が中国バス・中国ジェイアールバスの2社により運行開始。
  • 2004年11月14日未明 - 横浜発広島行きの中国バス担当便のバス(福山200か10)が全焼するという事故が発生する。的確な避難誘導により死傷者はなかった。
  • 2005年10月5日 - 姉妹路線として横浜・町田~福山・広島間に昼行便の「弥次喜多ライナー」が中国バスの1社単独で運行開始。
  • 2006年5月20日 - 昼行便の「弥次喜多ライナー」を廃止。
  • 2006年12月22日 - 旧・中国バスの事業廃止により、同社担当便を新・中国バス(両備バスの100%子会社)に移管。
  • 2007年9月30日 - この日の出発便をもって、中国ジェイアールバスが本路線の運行から撤退(ただし広島側の予約・発券業務については今後も継続)。
  • 2007年10月1日 - この日の出発便より中国バスの単独運行となる。

愛称の由来

  • 「赤いくつ」~歌詞に横浜の波止場が書かれている童謡赤い靴にちなんだもの。現在は横浜市営バスが横浜中心街を運行する周遊バスでこの愛称を名乗っている。
  • 「メイプルハーバー」~広島県の県木であるモミジの英名と横浜を象徴する港湾の英名からとったもので始発終着の象徴を英文化したものである。
  • 「弥次喜多ライナー」~東海道中膝栗毛の弥次さん喜多さんにちなんだものである。

運行会社

停車停留所

▼…下りは乗車のみ、上りは降車のみの扱い
▲…上りは乗車のみ、下りは降車のみの扱い
停車停留所名 停留所所在地   備考
横浜駅東口 神奈川県 横浜市西区 14番乗り場に停車
町田バスセンター 東京都 町田市 7番乗り場に停車
広尾 広島県 福山市  
福山駅 2番乗り場発車
降り場到着
西条(法務局前) 東広島市  
中筋駅 広島市安佐南区 2番乗り場発車
3番降り場到着
広島バスセンター 広島市中区 1番乗り場発車
降り場到着
広島駅新幹線口 広島市南区 1番乗り場に停車

運行経路

所要時間・運賃

メイプルハーバー(夜行)

中国ジェイアールバスで使用されていた車両と同形式車両

横浜駅東口~広島駅新幹線口

  • 夜行12時間13分
  • 夜行:片道11,700円 往復21,060円

横浜駅東口~広島バスセンター

  • 夜行11時間55分
  • 夜行:片道11,700円 往復21,060円

横浜駅東口~西条(法務局前)

  • 夜行11時間11分~11時間13分
  • 夜行:片道10,600円 往復19,000円

横浜駅東口~福山駅前

  • 夜行10時間1分~10時間6分
  • 夜行:片道9,800円 往復17,640円

町田バスセンター~広島駅新幹線口

  • 夜行11時間3分
  • 夜行:片道11,700円 往復21,060円

町田バスセンター~広島バスセンター

  • 夜行10時間45分
  • 夜行:片道11,700円 往復21,060円

町田バスセンター~西条(法務局前)

  • 夜行10時間1分~10時間3分
  • 夜行:片道10,600円 往復19,000円

町田バスセンター~福山駅前

  • 夜行8時間51分~8時間56分
  • 夜行:片道9,800円 往復17,640円


弥次喜多ライナー(昼行)

中国バス元「弥次喜多ライナー」用車両 I0303
  • かつて、同一区間に運行されていた弥次喜多ライナー(昼行)の運賃は、メイプルハーバー(夜行)とは運賃が異なっていた(下記参照)。そのため、乗車券の共通利用はできず、昼行・夜行の組み合わせでの往復割引も設定されていなかった。

横浜駅東口~広島バスセンター

  • 昼行12時間47分
  • 昼行:片道8,500円 往復15,500円

横浜駅東口~西条(法務局前)

  • 昼行12時間3分~12時間5分
  • 昼行:片道8,000円 往復14,500円

横浜駅東口~福山駅前

  • 昼行10時間51分
  • 昼行:片道7,500円 往復13,500円

町田バスセンター~広島バスセンター

  • 昼行11時間37分
  • 昼行:片道8,500円 往復15,500円

町田バスセンター~西条(法務局前)

  • 昼行10時間53分~10時間55分
  • 昼行:片道8,000円 往復14,500円

町田バスセンター~福山駅前

  • 昼行9時間41分
  • 昼行:片道7,500円 往復13,500円

使用車両・車内設備

独立3列リクライニングシート・便所付のスーパーハイデッカーが使用される。座席にはフットレスト・レッグレストが装備されているほか、毛布とスリッパが備えられている。また、セルフサービスのおしぼりも用意されている。

中国バスの車両には、カード式公衆電話・無料の飲み物が用意されている他、座席にはマルチステレオが装備されている。

外部リンク