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「北風と太陽」の版間の差分

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== その他 ==
== その他 ==
*本来は「太陽神[[アポロン]]と北風の神[[ボレアース|ボレアス]]の話」であったと考えられている。
*本来は「太陽神[[アポロン]]と北風の神[[ボレアース|ボレアス]]の話」であったと考えられている。
*[[久保田利伸]]、[[YeLLOW Generation]]に同名の楽曲がある。
*[[久保田利伸]]、[[ハートバザール]]、[[YeLLOW Generation]]に同名の楽曲がある。
*[[大韓民国|韓国]]の対[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]政策がこの寓話でたとえられる([[太陽政策]])。
*[[大韓民国|韓国]]の対[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]政策がこの寓話でたとえられる([[太陽政策]])。



2008年1月15日 (火) 05:04時点における版

北風が力いっぱい吹いて旅人の上着を吹き飛ばそうとするが、かえって上着をしっかり押さえてしまった場面

北風と太陽(きたかぜとたいよう)は、イソップ寓話のひとつ。そこから転じて、物事に対して厳罰で臨む態度と、寛容的に対応する態度の対比を表す言葉として用いられる。

あらすじ

あるとき、北風と太陽が力比べをしようとする。そこで、旅人の上着を脱がせることができるか、という勝負をする。

  1. まず、北風が力いっぱい吹いて上着を吹き飛ばそうとする。しかし寒さを嫌った旅人が上着をしっかり押さえてしまい、北風は旅人の服を脱がせることができなかった。
  2. 次に、太陽が燦燦と照りつけた。すると旅人は暑さに耐え切れず、今度は自分から上着を脱いでしまった。

これで、勝負は太陽の勝ちとなった。

教訓

手っ取り早く乱暴に物事を片付けてしまおうとするよりも、ゆっくり着実に行なう方が、最終的に大きな効果を得ることができる。また、冷たく厳しい態度で人を動かそうとしても、かえって人は頑なになるが、暖かく優しい言葉を掛けたり、態度を示すことによって初めて人は自分から行動してくれるという組織行動学的な視点もうかがえる。

その他

関連項目

アイソーポス(イソップ)

  • イソップ寓話の一覧は、下記カテゴリを参照。

外部リンク