「F-16 (戦闘機)」の版間の差分
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*エンジン推力:P&W社製 13199kg GE社製 13421kg |
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*乗員:1名 (D型は2名) |
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**A型の複座仕様 |
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*D型 |
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**C型の複座仕様 |
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*[[F-2_(支援戦闘機)|F-2]] |
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**日本の[[航空自衛隊]]がF-16を元に開発した[[支援戦闘機]] |
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*[[F-CK-1_(戦闘機)|F-CK-1]](経国戦闘機) |
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**中華民国がF-16を元にして開発した戦闘機 |
2004年2月2日 (月) 12:40時点における版
F-16はゼネラルダイナミクス社が開発しアメリカ軍に正式採用された戦闘機。愛称はファイティングファルコン、非公式な愛称としてはバイパーとよばれる。初飛行は1974年。現在はゼネラルダイナミクス社はロッキード社と合併したためロッキードのブランドとなっている。
空軍の軽量戦闘機 (LWF) 計画によってYF-16として開発されYF-17との比較の結果YF-16の方が優れているとされF-16として正式採用された。
当初は昼間戦闘機で空対空戦闘のみとして計画されていたが後に全天候型戦闘機に変更となり対地攻撃能力も付与された。
アメリカはF-16が開発される以前にF-15を開発したがF-15は高性能ではあるが高価であるためアメリカ軍でも十分な数は配備できずその代わりにF-15にくらべて安価であるF-16が大量に配備され、現在では数の上ではF-16はF-15を大きく上回っている。安価で軽量小型で対地対空攻撃を万能にこなすためアメリカ以外の西側諸国でも多く採用され現在までに4000機以上のセールスとなっている。また日本のF-2支援戦闘機や台湾のF-CK-1のなど原型にもなっている。
F-16は当初から革新的技術を多く取り入れた設計となっていた。とくに有名なものとして世界初のフライバイワイヤー (FBW) を取り入れたということである。FBWとは操縦桿を動かすとそれをそのまま油圧などで翼に伝えるのではなく、一度電気信号に置き換えてそれから翼を動かすというものである。これによって途中でコンピュータによる補正が加えることが可能となった。その補正を加える技術のことをCCVといいF-16はそれを取り入れ操縦性を向上させている。また操縦桿は両足の間という一般的な場所からサイドへ移動され、操縦桿自体も数mmしか動かず操縦桿を動かした量ではなく操縦桿の圧力を感知してそれによって翼の動かす量を変えている。
スペック(F-16C型)
- 全長:15.0m
- 全幅:9.5m
- 全高:5.0m
- 自重:8627kg
- 最大離陸重量:19187kg
- エンジン:P&W社製 F100-PW-229 または GE社製 F110-GE-129
- エンジン搭載数:1
- エンジン推力:P&W社製 13199kg GE社製 13421kg
- 乗員:1名 (D型は2名)