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「救命病棟24時」の版間の差分

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2008年7月17日 (木) 06:57時点における版

ドラマ
関連項目

救命病棟24時（きゅうめいびょうとうにじゅうよじ、Emergency room 24hours）は、1999年～2005年にフジテレビで放送されたテレビドラマシリーズ。

放送内容

テレビシリーズ
テレビスペシャル
  • 救命病棟24時 新春スペシャル　（2002年1月1日）放送時間：21:04～23:20　視聴率16.7%
  • 新春ドラマ祭・救命病棟24時スペシャル　（2005年1月4日）放送時間：21:00～23:18　視聴率20.3%
  • 救命病棟24時 アナザーストーリー　（2005年3月29日）放送時間：21:00～22:54　視聴率18.8%

概要

救命救急センターを舞台に、進藤一生（しんどう いっせい、演：江口洋介）と、第1シリーズでは配属されたばかりの研修医・小島楓（こじま かえで、演：松嶋菜々子）、 第2シリーズでは転属間もない心臓外科医・香坂たまき（こうさか－、演：松雪泰子）との葛藤・対立や生命の現場を支えるスタッフたちの戦い、 そして患者と家族の交流などを人間性豊かに、かつリアルに描いたホスピタルドラマである。

進藤のキャラが、非常に硬派で好感を得るが、一部では医療ドキュメンタリータッチに過ぎ、テレビドラマ的面白さが希薄であったという不評もあったので、第二作では学長選挙、出世争い、派閥抗争、院内孤立なども描き、テレビドラマ的なバラエティ要素も取り入れつつ、トリアージや脳死移植を扱った話も挿入されている。

第三作では、東京が大震災に見舞われるという想定シミュレーション要素も取り入れている。因に第一作と第二作は「モナリザの微笑」と微妙にリンクしており、進藤と堺が同じような構図で対決しているシーンが見受けられる。特に第二作にはモナリザ関係者が、医師役で多数出演している。

第一作のキャストでは朝の連続テレビ小説（NHK）の歴代のヒロイン（松嶋菜々子、須藤理彩）が共演し、放送開始前から話題になっていた。

第1シリーズ

都立第三病院救命救急センター

キャスト

ゲスト

（第1話）

（第2話）

（第3話)

（第4話）

（第5話）

（第7話)

（第8話）

（第9話）

（第10話）

  • 雅彦（バイク事故で運ばれたカップル） - 山中聡
  • 瞳（バイク事故で運ばれたカップル） - 高橋かおり
  • カワグチワタル（響子のストーカー） - DAIYU（第11話にも出演）

（第11話）

（第12話）

スタッフ

サブタイトル・主題歌

各回 サブタイトル 放送日
第1話 朝がまた来る 1999年1月5日 24.0%
第2話 妻が目を覚ます時 1999年1月12日 20.8%
第3話 鼓動が聞こえる 1999年1月19日 18.9%
第4話 妻への贈り物 1999年1月26日 19.0%
第5話 誤診 1999年2月2日 15.2%
第6話 守るべき家族 1999年2月9日 17.9%
第7話 復活…そして覚醒 1999年2月16日 20.9%
第8話 娘からの告知 1999年2月23日 20.9%
第9話 がんばって… 1999年3月2日 18.6%
第10話 目を覚ませ…早紀 1999年3月9日 20.5%
第11話 この命にかえても 1999年3月16日 20.3%
最終回 最後の奇跡が起きる時、別れは突然やって来る…
あともう少し…妻が目を覚ますまで 		1999年3月23日 23.5%

放送時間：毎週火曜21:00～21:54、最終回のみ21:02～22:48に拡大 数字は視聴率（ビデオリサーチ調べ）

※なお、このシリーズの第4話は出演者の権利関係により再放送の際は欠番となっている。

第2シリーズ

港北医大救命救急センター

キャスト


ゲスト

(第1話)

(第2話)

(第3話)

(第4話)

(第5話)

(第6話)

(第7話)

(第8話)

(第9話)

(第10話)

  • 三上幸二（植物状態の男性、元銀行員） - 須永慶（第11話にも出演）
  • 三上圭子（幸二の妻） - 田島令子（第11話にも出演）
  • 三上絵里（若手弁護士、幸二と圭子の娘）- 国分佐智子（第11話にも出演）
  • 倉石竜介（アクション俳優） - 平沼紀久
  • 槙原由子（倉石のマネージャー） - 村田和美

(第11話)

(第12話)

スタッフ

  • 脚本 - 福田靖、橋部敦子、飯野陽子、秦建日子、田辺満、林宏司
  • 音楽 - 佐橋俊彦、中村正人（DREAMS COME TRUE）
  • プロデュース - 和田行、中島久美子、樋口徹
  • プロデュース補 - 菊地裕幸、大木綾子、樋川佳代
  • 演出 - 田島大輔、水田成英、樋口徹、山本一男
  • 演出補 - 山本一男、高木健太郎、洞功二、増本淳、栗原一馬、池田匡夫
  • 制作協力 - FCC
  • 制作著作 - フジテレビ

サブタイトル・主題歌

各回 サブタイトル 放送日
第1話 緊急ヘリ到着!帰ってきた天才外科医 2001年7月3日 21.5%
第2話 明日を忘れた男 2001年7月10日 19.3%
第3話 小さな命大きな命 2001年7月17日 20.8%
第4話 おまえはひとりじゃない! 2001年7月24日 19.4%
第5話 最後の授業 2001年7月31日 18.6%
第6話 キミは友だち 2001年8月7日 18.5%
第7話 傷ついた白衣の天使 2001年8月14日 18.4%
第8話 運命的な出会い 2001年8月21日 22.4%
第9話 君の手を握ってる 2001年8月28日 19.8%
第10話 奇跡を信じて… 2001年9月4日 18.4%
第11話 さよなら愛しき人 2001年9月11日 19.9%
最終回 緊急招集発令!　守れ命の最前線　救え! ひとつでも多くの命を… 2001年9月18日 25.4%

放送時間：毎週火曜21:00～21:54、初回は21:00～22:09、最終回は21:00～22:48に拡大 数字は視聴率（ビデオリサーチ調べ）

第3シリーズ

東都中央病院高度救命救急センター

キャスト


ゲスト

(第1話)

(第4話)

(第5話)

  • 関西中央放送記者 - 奥貫薫（第6話にも出演）

(第6話)

  • 加賀利明（裕樹の父） - 高松英郎（第7話にも出演）
  • 谷垣マサト（ボランティア） - 滝直希
  • 藤岡シホ（ボランティア）- 金子久美（第10話にも出演）

(第7話)

(第8話)

(第9話)

(第10話)

  • 城丸克男（ディスカウントチェーン社長） - 綿引勝彦
  • 城丸克英（克男の息子） - 伊崎充則

(第11話)

(アナザーストーリー)

反響

シリーズ初のハイビジョン制作。2005年冬季（1～3月期）編成でこのシリーズの第3弾が同じ時刻で放送されることとなり、第1シリーズに出演した松嶋菜々子が同じ役のまま出産後初めてテレビドラマにカムバックする。今シリーズでは阪神・淡路大震災から10年になるのを機に、東京の都心で大震災が発生した時の救命・災害医療のあり方を問う内容となっている。混乱した住民たちとどう分かり合っていくのか、そして絶望の中、わずかな希望を探して戦う進藤たちの様子が描かれているドラマ。
またそれに先だって同年1月4日には「新春ドラマ祭・救命病棟24時スペシャル」として、第1シリーズの名場面に新規撮り下ろし・未公開映像を交えた特別編を放送している。このスペシャルには、第2シリーズで研修医として登場した矢部淳平（伊藤英明）と第1シリーズに登場した小島楓（松嶋菜々子）が撮りおろしのカットで登場し、進藤一生のことを、共通の知り合いとはお互い知らないまま語り合い、そのまま第3シリーズにつながる話になっている。
今シリーズ制作前に新潟県中越地震が発生したために不謹慎だとして話を延期させる案が出ていたが、「東京都心にいつ地震が襲ってくるかわからない」という制作スタッフの意向により大地震への教訓になればと話を変えずに制作が続行された。物語では、トリアージやクラッシュ症候群、各地から届けられる大量の支援物資の問題などのように実際に過去の大震災などで問題となった事柄を取り上げている。さらに、毎回冒頭では『昨年8月、政府はマグニチュード7クラスの東京直下の地震が30年以内に発生する確率は70%と発表しました』というテロップを表示し、この物語がフィクションに留まらない想定ドラマでもある事を示している。
ちなみに第3シーズンは、2005年冬季ドラマの中で視聴者からの満足度1位というアンケート結果を得た（結果的に2005年放送のドラマすべてを対象とした2005年ドラマ満足度ランキングでも1位だった。（オリコンモニターリサーチより））。
第3シリーズ最終回の後に、アナザーストーリー「看護師たちの救命救急センター」が放送された。看護師の佐倉亮太と大友葉月を中心とした特別ドラマと第3シリーズの総集編で構成され、東京が震災に見舞われた半年後にテレビ番組の取材で震災当時を振り返るという設定となっている。

スタッフ

サブタイトル・主題歌

各回 サブタイトル 放送日 視聴率
第1話 人が人を救うということ 2005年1月11日 21.4%
第2話 ひとりでも多くの命を! 2005年1月18日 19.0%
第3話 ヘリが運んだ夫婦の愛 2005年1月25日 19.7%
第4話 あなたを探しにいきたい 2005年2月1日 18.4%
第5話 初めて分かった父の思い 2005年2月8日 18.9%
第6話 愛する人を失うという事 2005年2月15日 19.9%
第7話 朝はまた来る! 2005年2月22日 18.8%
第8話 神の手はあきらめない! 2005年3月1日 17.3%
第9話 あなたが涙をぬぐうとき 2005年3月8日 17.7%
第10話 命の終わりを看取るとき 2005年3月15日 18.4%
最終回 命と希望が蘇る街へ! 2005年3月22日 20.6%
アナザーストーリー 看護師たちの救命救急センター 2005年3月29日 18.8%

視聴率はビデオリサーチ社調べ。 放送時間：毎週火曜21:00～21:54、初回は21:00～22:04、最終回は21:00～22:09、アナザーストーリーは21:00～22:54に拡大

救命病棟24時スペシャル2002

2002年1月1日に放送されたスペシャルで舞台は連続ドラマ(第2シリーズ)と同じ、港北医大救命救急センター。

キャスト


スタッフ

  • 脚本 - 福田靖
  • 音楽 - 佐橋俊彦、中村正人（DREAMS COME TRUE）、CALLING OF A MIRACLE
  • プロデュース - 和田行、中島久美子、樋口徹
  • プロデュース補 - 菊地裕幸、大木綾子、樋川佳代
  • 演出 - 田島大輔、水田成英、樋口徹、山本一男
  • 演出補 - 山本一男、高木健太郎、洞功二、増本淳、栗原一馬、池田匡夫
  • 制作協力 - FCC
  • 制作 - フジテレビ制作センター第一制作部
  • 制作著作 - フジテレビ
  • 主題歌 - DREAMS COME TRUE　「いつのまに」

救命病棟24時スペシャル2005

2005年1月4日に放送されたスペシャルで第1シリーズのディレクターズカット特別版。 今回は小島楓の回想バージョンになっている。

キャスト

回想～都立第三病院救命センター～

スタッフ・主題歌

  • 主題歌 - DREAMS COME TRUE　「朝がまた来る」

放送局

関連項目

外部リンク

フジテレビ系 火曜9時
前番組 番組名 次番組
殴る女
1998年10月～12月
救命病棟24時（第1シリーズ）
古畑任三郎（第3シリーズ）
1999年4月～6月
新・お水の花道
2001年4月～6月
救命病棟24時（第2シリーズ）
さよなら、小津先生
2001年10月～12月
めだか
2004年10月～12月
救命病棟24時（第3シリーズ）
1回 - 20回
21回 - 40回
41回 - 60回
61回 - 80回
81回 - 100回
101回 - 120回
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