マルコス・アントニオ・セナ・ダ・シウヴァ

マルコス・セナ
名前
本名	マルコス・アントニオ・セナ・ダ・シウバ
ラテン文字	Marcos Senna
基本情報
国籍	スペイン
生年月日	(1976-07-17) 1976年7月17日（48歳）
出身地	サンパウロ州
身長	177cm
体重	76kg
選手情報
在籍チーム	ビジャレアルCF
ポジション	MF（ピボーテ）
背番号	19
利き足	右足
■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj

マルコス・アントニオ・セナ・ダ・シウバ（Marcos Antonio Senna da Silva、1976年7月17日 - ）は、ブラジルサンパウロ州出身、リーガ・エスパニョーラのビジャレアルCFに所属するスペイン代表のサッカー選手。ポジションはMF（ピボーテ）。

ブラジル出身であるが、2005年にスペイン国籍を取得、スペイン代表として2006 FIFAワールドカップ・ドイツ大会とEURO2008に出場した。いとこに元ブラジル代表のマルコス・アスンソンがいる。

2004年にベタメタゾンとメチルプレドニゾロンによるドーピングが発覚し、UEFAから60日間の出場停止処分を受けた。

プレースタイル

本人曰く、攻撃力のあるマケレレを目指しているらしい。実際攻守に高いレベルでバランスのとれた選手である。攻撃面では長短問わず高精度なグランダーのパスを持ち味とし、守備面では激しいチェック、的確なポジショニングが光る。時折放つミドルシュートはパワーがあり、精度も高い。またPKの名手で、チームのPKは主に彼が担当している。

2007-08シーズンのレアル・ベティス戦でセンターサークルの中から決めたロングシュートについて、「生涯最高のゴール」だと語っている。

代表歴

2006年にスペイン市民権を得る。2006年3月1日　コートジボワール代表戦で29歳にして念願のスペイン代表デビュー。3-2の勝利に貢献した。同年のドイツワールドカップにも出場する。ワールドカップ後は長らく代表から遠ざかっていたが、2007年秋、再招集された。それまで長年にわたってダビド・アルベルダが努めてきたポジションのレギュラーとしてUEFA欧州選手権2008に臨み、優勝の原動力となった。また、UEFAが選ぶベストプレーヤー23人のひとりとなった。

2006 FIFAワールドカップ・ドイツ大会では、本大会直前にスペイン国籍を取得して代表入り。本大会でもレギュラーとして活躍するも、自身がスタメンから外れた決勝トーナメント一回戦のフランス戦でチームは敗れ、ベスト16どまりだった。その後の、EURO2008・オーストリア/スイス大会の予選では、次第に代表からは招集されなくなっていたが、代表のレギュラーだったアルベルダがバレンシアの内紛に巻き込まれて出場機会を失い、試合感が無くなったことから、変わってセナが招集された。大会直前の親善試合ではシャビ・アロンソとレギュラーを争い、最終的にレギュラーを獲得。迎えた本大会でも一貫して中盤の底として起用され続け、スペースを埋め、ボールを奪い、的確にボールを捌いて、時にはミドルシュートを打つなど獅子奮迅の活躍であった。準々決勝のイタリア戦ではPK戦のキッカーを務め見事成功させている。スペイン代表が勝ち進むや、彼の評価は高まり、MVP候補と囁かれるようになった。最終的に、そのパフォーマンスは落ちることなく、決勝でも見事チームを勝利に導き、44年ぶりの優勝の立役者となった。MVPには選出されなかったが、UEFAが選ぶベストチームに名を連ね、改めて彼の働きが認められた格好となった。

所属クラブ

• 1997-1998　リオ・ブランコEC(ブラジル)
• 1998-1998　アメリカ-SP(ブラジル)
• 1999-2000　コリンチャンス(ブラジル)
• 2001-2001　ジュベントゥージ(ブラジル)
• 2002-2002　ADサンカエターノ(ブラジル)
• 2002-　ビジャレアルCF

獲得タイトル

• 2000　コリンチャンス　FIFAクラブワールドカップ　優勝

• 2008　EURO2008　優勝