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「GREE」の版間の差分

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毎月グリゲーラリーを実施し、5つのラリー対象ゲームの達成度に応じて記念の楯([[アバター]]用)をプレゼントされる。
毎月グリゲーラリーを実施し、5つのラリー対象ゲームの達成度に応じて記念の楯([[アバター]]用)をプレゼントされる。


じっくり遊べるゲームとして、[[釣り★スタ]]、[[踊り子クリノッペ]]、[[探検ドリランド]][{ハコニワ}]、[Mobileゴルフパンヤ]]がある。
じっくり遊べるゲームとして、[[釣り★スタ]]、[[踊り子クリノッペ]]、[[探検ドリランド]][[ハコニワ]]、[[Mobileゴルフパンヤ]]がある。


=== 誕生日の寄せ書き ===
=== 誕生日の寄せ書き ===

2008年10月29日 (水) 03:28時点における版

GREE (グリー) は、グリー株式会社が運営するソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)。2004年2月にサービスをスタートし、2008年10月現在の利用者数は約700万人。

始まり

創業者の田中良和が、個人的な趣味の一環として、一人でGREEを開発し、サービスの提供を開始。その後、2004年12月に設立された、グリー株式会社によって、GREEの本格的な運営が開始された。

名前の由来

社会心理学者のスタンレー・ミルグラムによる「Six Degrees of Separations」(六次の隔たり)仮説から名付けられている。これは、「知り合いから知り合いへ人のつながりをたどっていくと、6回のつながりで世界の全ての人に行き着くことができる」という仮説であり、「ネットワークやコミュニケーションに代表されるインターネット面白さ・便利さ・楽しさを新しく生み出していく存在でありたい」というメッセージが込められている。

機能

プロフィールページ

プロフィールページでは、顔写真を登録し公開すること可能。(最大8枚、各200KBまで) プロフィールページには顔写真とは別に自分のフォトアルバムの載せた写真や動画を掲載することが可能。 プロフィールは簡易な絵文字などによって装飾が可能。

日記

トラックバック機能などはないが、基本的な使い方は、「ブログ」に似ている。 日記の本文には、画像の紹介、動画の紹介、レビューの紹介、GREEキャリアをはじめとした連携した各種サービスのコンテンツ紹介などが行える。 また、無料で簡単な文書装飾(絵文字、html)、をつける機能もある。 日記はいつでも修正でき、削除することもでき、過去の日時に限って投稿時間を再設定可能。 コメントは、日記の主が削除できるほか、コメントをつけたユーザーが自分のコメントを削除することもできる。 日記の公開範囲を、全ユーザー、友人のみの2段階から選択可能。他のブログサービスの内容をGREE上に読み込ませる事も可能であり、 その場合もGREE上で他のユーザーはコメントを書き込む事ができる。 また、日記をRSSでフィードさせRSSの読み込みに対応したSNS、その他ウェブサイト上で日記の更新を知らせたい場合に利用可能。 利用者はGREE独自のタグを覚え、編集をする事が多いが、パソコンでは携帯用機能の一部やタグが使えない事があるため、多くの人は、携帯で編集作業を行っている。

グリゲー

無料で遊べるグリーのゲーム。ゲーム数は8月末段階で110種類。 毎月グリゲーラリーを実施し、5つのラリー対象ゲームの達成度に応じて記念の楯(アバター用)をプレゼントされる。

じっくり遊べるゲームとして、釣り★スタ踊り子クリノッペ探検ドリランドハコニワMobileゴルフパンヤがある。

誕生日の寄せ書き

GREEではリンクしているユーザに限り、誕生日の前後1週間に限り、お祝いの寄せ書きをそのリンクしている友人に贈る事が可能。

フォトアルバム

デジタルカメラや携帯電話で撮影した画像や動画を最大200MB(プレミアム会員は1000MB)まで掲載可能。

レビュー

Amazon.co.jpで取り扱いのある商品と上映中の映画情報の大部分がレビューで紹介可能。レビューを行った商品の日記での紹介も可能。 また、GREEプレミアム会員のレビューページを経由してAmazon.co.jpで商品を購入が行われた場合、経由されたプレミアム会員にAmazon.co.jpから紹介料が支払われる。

コミュニティ

コミュニティは、GREEのユーザーが誰でも自由に作ることが出来る(コミュニティを開設すると、そのコミュニティの管理人になる。そのコミュニティの他のメンバーに管理権を渡すことも可能)。コミュニティ上では、プールされるフォトアルバムやコミュニティ内でのアンケート機能、イベント作成機能などもある。 コミュニティでは、掲示板機能をトピックと呼ぶ。新しいトピックは、誰でも作成可能の場合から、管理人による厳重な制限がある場合、また更には管理人しか作成できない場合まである。また、コミュニティーにはGREEユーザーが誰でも自由に参加出来るようにする事も、参加には管理人の承認が必要なようにも設定出来る。承認制にすると、トピックや参加メンバーをメンバー以外に非公開にすることも出来る。

メール

GREE内でメッセージをやり取りできる。保存期間の制限はないが、容量の制限はあり。 メールに画像や動画を張り込む事が可能 2005年以前のメールには送受信日時のデータはないが、2005年以降のメールから表示されるようになっている。 メールの外部エクスポート機能もあり。

GREEプレミアム

通常のGREEは無料であるがこれは有料オプションで2006年10月2日の開始時点でフォトサービスの容量拡大、レビューでの個人アフィリエイト、GREEメール容量制限拡大が可能となっている。

GREE モバイル版(au one GREE)

GREE モバイル版は、PC版のほぼ全機能を携帯電話のみで利用可能にしたサービス。docomoSoftBankでは、GREEとして公式サイトになっているが、auでは、KDDIとグリーの共同サービスとして「au one GREE」という名称でサービスを提供している。またPC版では使えない機能が多くある。

携帯版独自のコンテンツとしては、踊り子クリノッペ(育成ペットゲーム)、釣り☆スタ!(釣りゲーム・チーム機能があり、専用コミュニティも作れる)、パンヤ(オンラインゴルフゲーム、GREEコミュニティと連携)、グリゲー(ゲーム)、ミュージック(着うた、プロフ)、グリデコ(デコメール)、グリ占(占い)、グリQ(みんなの質問)、グリ辞書(Wikipediaミラーサイト)、グリ街(地元のクチコミ)、ニュース等がある。これ以外にもアバターや、プロフィールの背景を変えられるプロフ機能がある。GREE内でだけ使える仮想通貨ゴールドで、各種アイテムを購入するシステムになっている。

沿革

  • 2004年2月21日 - 田中良和が個人サイトとして「GREE」アルファ版を公開
  • 2004年3月30日 - 利用者が1万人を突破
  • 2004年10月12日 - 利用者が10万人を突破
  • 2004年12月7日 - 田中良和を代表取締役社長とするGREEの運営を目的としたグリー株式会社を設立
  • 2005年7月30日 - 利用者が20万人を突破
  • 2006年1月26日 - 利用者が30万人を突破
  • 2006年3月30日 - GREEキャリアサービス開始
  • 2006年11月16日 - KDDIおよび沖縄セルラー電話のauでEZ GREEを開始
  • 2007年3月22日 - 利用者が100万人を突破 
  • 2007年8月17日 - 利用者が200万人を突破
  • 2007年9月27日 - EZ GREEをau one GREEに名称変更
  • 2007年12月1日 - 利用者が300万人を突破
  • 2008年2月29日 - 利用者が400万人を突破
  • 2008年5月29日 - 利用者が500万人を突破
  • 2008年8月11日 - 利用者が600万人を突破
  • 2008年10月19日 - 利用者が700万人を突破

関連項目

外部リンク