コンテンツにスキップ

「魔界転生」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Charon (会話 | 投稿記録)
m →‎漫画版: 修正
41行目: 41行目:
[[Category:漫画作品|まかいてんしよう]]
[[Category:漫画作品|まかいてんしよう]]


{{stub}}
{{lit-stub}}

2005年5月17日 (火) 08:18時点における版

魔界転生 (まかいてんしょう)とは山田風太郎の娯楽小説。またそれを、原作としたマンガ映画アニメ。なお原題は、『おぼろ忍法帖』。

原作小説

角川文庫講談社文庫刊

由比正雪紀州徳川頼宣江戸幕府、将軍徳川家光の天下を奪わんとするたくらみのため、森総意軒が編み出した忍法「魔界転生」。死の直前に心からいとしいと思う女と交わることにより、新たな肉体を持って生まれ変わる忍法。しかし、転生できるのは死の直前になっても、自分の人生に対して悔いをもっている人物だけである。

魔界転生で蘇る剣豪達は魔界衆という。天草四郎荒木又右衛門、居合の田宮坊太郎宝蔵院流槍術宝蔵院胤舜、尾張柳生流の柳生如雲斎(柳生兵庫助)、江戸柳生流の柳生宗矩宮本武蔵。しかし、森総意軒はもう一人魔界転生させたい男がいた。その男は、柳生十兵衛。しかし、彼は関口柔心の息子、関口弥太郎などとともに魔界転生衆と戦うことを選ぶ。

なお、魔界衆に倒された剣豪には、田宮平兵衛、関口柔心、木村助九郎らがいる。小説中では、ほとんど十兵衛が一人の力で敵を倒すことはなく、誰かしらかの力を借りている。また、映画では天草四郎が準主役として描かれるが、小説中では中盤に、十兵衛に倒されている。

最後の、十兵衛と武蔵の対決が印象的。


映画版

柳生十兵衛千葉真一天草四郎時貞沢田研二宮本武蔵緒形拳

柳生十兵衛佐藤浩市天草四郎時貞窪塚洋介宮本武蔵長塚京三宝蔵院胤瞬古田新太荒木又右門加藤雅也


漫画版

  • 石川賢版 『魔界転生』 (いつもの暴走でまったくの別物)
  • とみ新蔵版 『魔界転生』 (ほぼ忠実な漫画化)
  • 鳥羽笙子版 『魔界転生―夢の跡』 (少女漫画)
  • 九後奈緒子版 『魔界転生―聖者の行進』 (少女漫画)