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「中華職業棒球大聯盟」の版間の差分

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2008年12月30日 (火) 08:16時点における版

中華職業棒球大聯盟
競技プロ野球
開始年1990年
参加チーム4
台湾
前回優勝統一セブンイレブン・ライオンズ

中華職業棒球大聯盟(ちゅうかしょくぎょうぼうきゅうだいれんめい、Chinese Professional Baseball League)は中華民国台湾)のプロ野球団体。略称は中華職棒、あるいは中華職棒聯盟か中華職棒大聯盟、CPBL。

前身は1989年に発足した中華職業棒球聯盟で、2003年台湾職業棒球大聯盟と合併して現在の名称となった。リーグ戦の開始は1990年。1990年を「職棒元年」とし、2008年は「職棒十九年」と呼んでいる。

発足当時の参加チームは兄弟エレファンツ統一ライオンズ味全ドラゴンズ三商タイガースの4チームで、台北、台中、台南、高雄を始め、野球場がある都市巡回という形で開催された。

球団

現在加盟する球団

過去に加盟していた球団

歴史

  • 1989年10月23日 - 中華職業棒球聯盟発足。加盟球団は味全、三商、兄弟、統一。
  • 1990年 - 初のシーズン。味全が初代王者となる。
  • 1993年 - 俊国と時報とが加盟。
  • 1995年11月 - 俊国が興農に球団を売却。
  • 1996年2月 - 和信が加盟。
  • 1996年6月 - 野球賭博が発覚(黒鷹事件)。以後の人気低迷を招く。
  • 1997年2月28日 - 台湾職業棒球大聯盟発足。
  • 1997年11月 - 時報が活動休止。
  • 1998年 - 1シーズン制とし、プレーオフ制度を採用。9月、時報が解散。
  • 1999年11月8日 - 三商が解散。12月13日、味全が解散。
  • 2000年 - 前後期制に戻し、プレーオフ制度を廃止。
  • 2002年 - 和信が中信に改名。
  • 2003年1月13日 - 台湾大聯盟と合併、中華職業棒球大聯盟発足。那魯湾太陽と第一金剛とが加盟。
  • 2003年3月 - 那魯湾太陽のスポンサーに誠泰がつく。
  • 2003年12月 - 那魯湾が誠泰に球団を売却。第一がLa Newに球団を売却。
  • 2005年 - プレーオフ制度を再採用。
  • 2008年2月 - 誠泰が賽亜に球団を売却。
  • 2008年10月 - 米迪亜が野球賭博に関わっていたことが発覚(黒米事件)。米迪亜は中華職棒から除名。
  • 2008年11月 - 中信ホエールズが解散を表明。

試合数や方式

1990~92年:年間90試合(30回総当たり)を前・後期各45試合ずつ(同15回総当たり)行い、各ステージ1位チームが7試合制の総冠軍賽に進出。同一チームの場合はそれを行わず、そのチームが年間王者となる。毎週の基本日程は4チームの総当たり。

1993~94年:同じく年間90試合を前・後期各45試合ずつだったが、6球団になり年間は18回総当り、各ステージは9回総当りになる。その他の試合方式は変わらず。毎週の基本日程は6チーム中4チームが総あたりで残り2チームは金曜日からの3連戦で。

1995~96年:年間は100試合に拡大、前・後期各50試合ずつ、よって年間は20回総当たり、各ステージは10回総当たりになる。その他の試合方式は変わらず。毎週の基本日程は6チーム中4チームが総当たりで残り2チームは木曜日からの4連戦で。

1997年:年間は96試合に、前・後期各48試合ずつ、年間は16回総当たり、各ステージは8回総当たりになる。その他の試合方式は変わらず。毎週の基本日程は7チームを毎週違う2グループに別れ、3チームのグループは先攻&後攻形式の週2回総当たり、4チームのグループは1回総当たり。またCPBLは98年以降に本格的にホーム&アウェイを実行したので、97年以前はそういうホームやアウェイの意識が無い。

1998年:1シーズン制105試合(21回総当たり)のリーグ戦+プレーオフ制度。毎週の基本日程は各チーム3連戦で1カード。

1999年:1シーズン制100試合(20回総当たり)のリーグ戦+プレーオフ制度。毎週の基本日程は2カードが3連戦、1カード4連戦。

2000年~2002年:年間90試合(30回総当たり)を前・後期各45試合ずつ(同15回総当たり)行い、各ステージ1位チームが7試合制の決勝戦に進出。同一チームの場合は総冠軍賽では不戦勝の1勝が手に入る。決勝戦の対戦相手は年間2位の球団(2000年から2004年まで使用)。毎週の基本日程は3連戦を2カード行う。

2003年~2004年:年間は100試合に、前・後期各50試合ずつ、年間は20回総当たり、各ステージは10回総当たりになる。その他の試合方式は変わらず。毎週の基本日程は3連戦が2カード、4連戦が1カード。

2005年~:年間は100試合に、前・後期各50試合ずつ、年間は20回総当たり、各ステージは10回総当たりになる、そして新プレーオフ制度導入。2005年の毎週の基本日程は2003年、2004年と同じ、2006年は3カードともに4連戦に変更された、半期が各チーム残り10試合の時点は2連戦で週間5カードが日程を終了する、2007年、は週6カードを行い、各カードともに2連戦開催する、半期が各チーム残り10試合の時点は週間5カード開催する。2008年も週6カードを行うが、2日間で2連戦から3日間で2連戦をする、また同じ週に同一チームが4日連続試合することがなくなる、全年度の300試合全て同じ編成となる。

プレーオフ

1998年、1999年
シーズン2位と3位とが2勝先取制で総冠軍賽出場をかけて戦った。1999年シーズン終了後、球団数減少に伴い廃止。
2005年 -
プレーオフシリーズ(季後挑戰賽)の名で再びプレーオフ制度が採用されている。3勝先取制で勝者は台湾シリーズに進出する。

出場チーム

前後期で優勝チームが違う場合、両チームの内、年間勝率の高い方は台湾シリーズへ進出。勝率が低い方のチームと、「ワイルドカード」として両チームを除いた4球団で年間勝率が一番高いチームとがプレーオフに出場。

前後期で優勝チームが同じ場合、優勝チームは台湾シリーズへ進出。「ワイルドカード」として優勝チームを除いた5球団で年間勝率が高い2チームがプレーオフに出場。

各年の結果

星取表は勝利チームから見た結果。○は勝利、●は敗戦。

開催年 勝利チーム 成績 星取表 相手チーム
1998年 味全 2 - 1 ●○○ 統一
1999年 味全 2 - 1 ●○○ 統一
2005年 誠泰 3 - 1 ○●○○ 統一
2006年 統一 3 - 0 ○○○ 興農
2007年 統一 3 - 0 ○○○ 誠泰
2008年 兄弟 3 - 0 ○○○ La New

台湾シリーズ

年間王者を決めるシリーズ試合であり、2005年より優勝チームはアジアシリーズに出場している。1990年から2002年までは総冠軍賽(總冠軍賽)の名であったが、2003年から台湾シリーズ(台灣大賽)と改称された。

方式

1996年までは総冠軍賽は交互で後攻チームを担当し、参加チームの勝率が高い方が第1・3・5・7戦の後攻チームとなり、もし前後期完全制覇チームがあると総冠軍賽は行わず優勝決定された。

1997年から2004年までは2-3-2形式に変更、例外として1998年は2-2-1-1-1形式で行った。

また、第2次前後期制度がスタートした2000年からは、前後期完全制覇チームがあってもかならず総冠軍賽が開催されることになった。この場合、前後期完全制覇チームは先に1勝のアドバンテージが付き、対戦チームは年間成績で前後期完全制覇チームに次ぐ球団で、優勝決定シリーズは最大6試合開催することになる。6試合で双方ともに3試合のホームゲームを行うが、日程と移動日はリーグが決定する。

2005年から前後期完全制覇チームに1勝のアドバンテージが付くことがなくなり、かわりに試合の興行権利が3-2-2形式に変更され、2005年は日程も3-2-2形式で、最初の移動日は第3戦終了後に組んだ。2006年も試合の興行権利が3-2-2形式であったが、日程は2-3-2形式に戻り、最初の移動日は第2戦終了後に組み、両チームが決定した開催球場次第で第3戦から第4戦に移動するかしないかが決定される。

2007年の台湾シリーズは3年ぶりに2-3-2形式で開催する。

各年の結果

星取表は勝利チームから見た結果。○は勝利、●は敗戦、☆はアドバンテージ(1勝)。

開催年 勝利チーム 優勝回数 成績 星取表 相手チーム MVP 優秀選手
1 1990年 味全 初優勝 4 - 2 ○●○○●○ 三商 洪正欽 -
2 1991年 統一 初優勝 4 - 3 ●○●○○●○ 味全 羅敏卿 -
1992年 兄弟 初優勝 前後期制覇のため未開催
3 1993年 兄弟 2年連続2度目 4 - 2 ○○●○●○ 統一 洪一中 陳義信宋栄泰
1994年 兄弟 3年連続3度目 前後期制覇のため未開催
1995年 統一 4年ぶり2度目 前後期制覇のため未開催
4 1996年 統一 2年連続3度目 4 - 2 ○●○○●○ 味全 郭進興 宋栄泰、黄文博
5 1997年 味全 7年ぶり2度目 4 - 2 ●●○○○○ 時報 黄文博 賈西馬力安
6 1998年 味全 2年連続3度目 4 - 3 ○●○●●○○ 興農 許聖傑 黄煚隆楓康
7 1999年 味全 3年連続4度目 4 - 1 ○○○●○ 和信 黄煚隆 金徳七何紀賢
8 2000年 統一 4年ぶり4度目 4 - 3 ○●○○●●○ 興農 羅敏卿 陳琦豊勇壮
9 2001年 兄弟 8年ぶり4度目 4 - 3 ○●●●○○○ 統一 養父鉄 彭政閔王伝家
10 2002年 兄弟 2年連続5度目 4 - 0 ☆○○○ 中信 彭政閔 中込伸童琮輝
11 2003年 兄弟 3年連続6度目 4 - 2 ○●○○●○ 興農 陳致遠 彭政閔、曽華偉
12 2004年 興農 初優勝 4 - 3 ○○●●●○○ 統一 陽建福 飛勇林鴻遠
13 2005年 興農 2年連続2度目 4 - 0 ○○○○ 誠泰 葉君璋 戦玉飛林英傑
14 2006年 La New 初優勝 4 - 0 ○○○○ 統一 陳金鋒 魔鋭林岳平
15 2007年 統一 7年ぶり5度目 4 - 3 ○○●○●●○ La New 費古洛 劉芙豪、陳金鋒
16 2008年 統一 2年連続6度目 4 - 3 ●○●○○●○ 兄弟 海克曼 潘威倫王金勇

関連項目

外部リンク