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「W73 (核弾頭)」の版間の差分

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'''W73'''は[[アメリカ合衆国]]が開発していた[[核弾頭]]。[[ロスアラモス国立研究所]]において、[[アメリカ海軍]]の[[AGM-53 (ミサイル)|AGM-53]][[空対地ミサイル]]向けに開発されていたが、AGM-53には通常[[弾頭]]を搭載し、核弾頭を搭載する計画は中止されたため、[[1970年]]9月に開発中止となった。
'''W73'''は[[アメリカ合衆国]]が開発していた[[核弾頭]]。[[ロスアラモス国立研究所]]において、[[アメリカ海軍]]の[[AGM-53 (ミサイル)|AGM-53]][[空対地ミサイル]](1962年開発開始)向けに開発されていたが、AGM-53には通常[[弾頭]]を搭載し、核弾頭を搭載する計画は中止されたため、[[1970年]]9月に開発中止となった。


開発が中止されたため、詳細は公開されていない。推測では[[B61 (核爆弾)|B61]][[核爆弾]](1966年開発)の発展型の[[水素爆弾|熱核弾頭]]であり、AGM-53の通常弾頭形状から直径17インチ、重量268kg程度のサイズになるものとされている。なお、AGM-53自身も[[1976年]]に開発中止されている。
開発が中止されたため、詳細は公開されていない。推測では[[B61 (核爆弾)|B61]][[核爆弾]](1966年開発)の発展型の[[水素爆弾|熱核弾頭]]であり、AGM-53の通常弾頭形状から直径17インチ、重量268kg程度のサイズになるものとされている。なお、AGM-53自身も[[1976年]]に開発中止されている。

2009年2月4日 (水) 12:50時点における版

W73
タイプ 核弾頭
開発国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
配備先 アメリカ海軍(計画)
開発・生産
開発期間 -1970年9月(開発中止)
生産数 なし
要目
核出力 不明
弾頭 熱核弾頭(推測)
直径 17インチ
重量 268kg
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W73アメリカ合衆国が開発していた核弾頭ロスアラモス国立研究所において、アメリカ海軍AGM-53空対地ミサイル(1962年開発開始)向けに開発されていたが、AGM-53には通常弾頭を搭載し、核弾頭を搭載する計画は中止されたため、1970年9月に開発中止となった。

開発が中止されたため、詳細は公開されていない。推測ではB61核爆弾(1966年開発)の発展型の熱核弾頭であり、AGM-53の通常弾頭形状から直径17インチ、重量268kg程度のサイズになるものとされている。なお、AGM-53自身も1976年に開発中止されている。