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2009年2月14日 (土) 19:31時点における版

3ドア
5ドア

シトロエン・AX (Citroën AX)は、フランスの自動車メーカーシトロエンが1986年のパリ・サロンで、それまでのシトロエン・ヴィザに代わるモデルとして発表し、1996年に後継車であるシトロエン・サクソが登場した後も1998年まで製造した、ハッチバック型の自動車である。

解説

AXの基本コンポーネントはプジョー・205プジョー・106等と共通の設計である。8バルブSOHCエンジン1000/1100/1400ccガソリンエンジンと、プジョーが得意とするディーゼル(1400・後に1500cc)があった。前期型はアルミブロックであったが、後期型になるとスチールブロックに変更された。また、4×4モデルも製造された。ボディタイプは3ドアと5ドアのハッチバックであった。

AXは空力特性に優れ(cd値0.34)、プラスチック部品を多用したため軽量(欧州仕様のベースモデルは640kg)で、燃料効率に優れていた。1400ccツインキャブ85馬力のGTなどのスポーティモデルも登場し、軽量なボディと十分なストロークを持つサスペンションで、活発な動力性能・操縦性を示した。

1991年にはマイナーチェンジが行われ、前後バンパー・ダブルシェブロンマークの位置変更、ダッシュボードのデザイン変更が行われた。翌1992年にはシリンダーブロックがスチールに変更され、GTはマルチポイント・インジェクションで100馬力に強化されたGTIに発展した。足回りに関してもプジョー・106同様、ホイールの締結ボルトの本数が従来の3本から4本へと変更された。サクソが主力となった1996年以降は廉価モデルのみが継続生産された。

日本に輸入されたモデル

日本には最上級の1400ccモデルが3ドア。4ドアとも輸入された。輸入元は当初は西武自動車販売(その後新西武自動車販売)、後にユーノス系列でも併売された。当初西武自販は全国の自動車整備工場をサブディーラー・「AXショップ」として組織化して拡販しようと試みたが、左ハンドルのマニュアルミッションのみ、エアコンでは無く日本で後付けのクーラー付き、もちろんパワーステアリング無し、という仕様では、販路拡張は期待すべくもなかった。

  • 1400cc GT (3ドア):キャブレター ALOY(アルミ)ブロックエンジン
  • 1400cc GTI(3ドア):マルチポイントインジェクション IRON(スチール)ブロックエンジン
  • 1400cc TRS (3ドア、5ドア)
    • 前期型:キャブレター ALOY(アルミ)ブロックエンジン
    • 後期型 モノポイントインジェクション IRON(スチール)ブロックエンジン 
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タイプ 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代 2020年代
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ハッチバック 2CV
LN / LNA AX C1 I C1 II
ヴィザ サクソ C2
C3 I C3 II C3 III
DS3 DS3クロスバック
C4エアクロス
GSA ZX クサラ C4 I C4 II C4 III
オープン DS3カブリオ
セダン BX エグザンティア C5 I C5 II
CX XM C6
ミニバン C15 ベルランゴ ベルランゴ II
C3ピカソ
クサラピカソ
C4ピカソ I C4ピカソ II
エバシオン C8 I C8 II C8 III
オフローダー メアリ
クロスオーバーSUV Cクロッサー
DS4 DS4
DS5
ハイブリッドカー C-ZERO
EV Eメアリ