「栃木放送」の版間の差分
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*[[岩下方彦]] - ニッポン放送アナウンサー・報道記者 → 現・[[フジテレビジョン|フジテレビ]]報道記者 |
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*[[波多野美子]] |
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2009年3月1日 (日) 05:41時点における版
栃木放送 Tochigi Broadcasting Co.,ltd. | |
---|---|
放送対象地域 | 栃木県 |
系列 | NRN系 |
略称 | CRT |
愛称 | - |
コールサイン | JOXF |
開局日 | 1963年4月1日 |
本社 |
〒320-8601 栃木県宇都宮市本町12-11 栃木会館 |
演奏所 | 本社と同じ |
親局 / 出力 | 宇都宮 1530kHz / 5kW |
主な中継局 |
足利 1062kHz JOXM 那須 864kHz JOXN |
公式サイト | http://www.crt-radio.co.jp/ |
特記事項: |
株式会社栃木放送(とちぎほうそう)は栃木県を放送対象地域とする中波放送局。 略称は CRT で、旧社名「ラジオ栃木」の英語表記「Company Radio Tochigi」から来ている。
戦後、地元財界などから県域ラジオ局の開局が熱望されたが、当時の電波行政において在京大電力局サービスエリア内にある栃木県で県域局設立の許可を得るのは困難を極めた。県内の実力者であった下野新聞社社長・福嶋悠峰(東京日日新聞出身)などが中心となって積極的に中央と掛け合い、1962年に隣県の茨城県と共に予備免許を取得することに成功する。下野新聞社、栃木県、地元財界などの「オール栃木体制(全県体制)」で「株式会社ラジオ栃木」が設立された。
放送局概要
1963年4月1日開局。文化放送とニッポン放送をキー局とするNRN(National Radio Network)に加盟している。
放送時間は5:00基点の24時間放送(日曜深夜=月曜未明の0:00 - 5:00はメンテナンスのため休止)、AMステレオ放送は未実施。 以前は形式上午前6時 - 翌朝5時までの23時間放送ながら、5:00 - 6:00の間も、試験電波の名目でフィラー音楽が放送されているため実質的な24時間放送であったが、5時台のフィラーが2008年4月期より正式な音楽番組となったため、完全24時間となった。開局当初は5:00 - 23:00での18時間放送体制で、その後6:00 - 24:00に移行し、1995年7月から「オールナイトニッポン」のネットを開始し23時間放送体制となった。
開局以来、深夜帯とナイターを除き自主制作率が非常に高く、地域の生活情報を重視した番組編成となっている。プロ野球ナイター中継は水曜日~金曜日の3日間のみ。(火曜日は2002年まで、土曜日は2007年まで、日曜日は1999年~2002年の期間、ナイター中継を放送していた)
設立時の経緯もあり地元紙・下野新聞社(毎日新聞社系列。経営再建以降は同社の大株主となっている)とつながりが深く、歴代の代表取締役社長5名中4名が下野新聞関係者となっている(2007年7月現在)。また、2003年前後に旧栃木新聞社保有分の栃木放送株が読売新聞東京本社に譲渡されており、取締役に読売新聞関係者が名を連ねている。
開局当初より県域テレビ兼営を目指しており、開局後すぐにテレビ放送免許を最初に申請したが、その後在京キー局関連の16社も免許申請を行ったことにより申請の一本化調整が滞ったまま30年近い月日が経過。1996年10月に県財界主導で開催された最終調整会議において、県などの要望に応えて他社とともに申請を取り下げ、テレビ放送を断念。翌1997年3月、県と経済界主導による第三セクター「とちぎテレビ」設立に資本参加した。関連会社「栃放エンタープライズ」が同テレビやエフエム栃木にアナウンサーなどの放送要員を派遣したり、番組制作を請け負っている。
地方民間放送共同制作協議会(火曜会・CRN)には長らく未加盟だったが2008年に加盟している。
周波数
- 宇都宮局は新潟放送上越、糸魚川局、中国放送府中、福山、三原局と同一周波数のため、これらの中継局エリアでの聴取は困難だが、韓国の放送局が混信する九州以外での夜間聴取はそれほど至難でない地方が多い。(南関東では昼間聴取可能な地域があるが、夜間は聴取困難)足利局は両毛地区全域をカバーする唯一の電波メディアで、同地区限定のスポットCMを流すときに利用されている。ちなみに、親局の周波数は1978年のAMラジオ周波数9kHzステップ移行の際にも変更されず、開局以来同じという稀有な局の一つである。
放送開始・終了
- 放送開始時(月曜日5時前)には栃木県民の歌(栃木県警察音楽隊のブラスバンド演奏)、終了時(毎週日曜24時)には「引き潮」のハープの演奏がある。以前は開始の音楽が毎日午前6時前、終了音楽は最初23時→23:07→24時→翌日午前5時前にそれぞれ演奏されていたが、24時間放送となった2008年4月度以後は上述のとおりで、ほかの日は午前5時前に周波数アナウンスなど、曜日切り替えのための簡単なジャンクションがある。
- 23時07分、あるいは24時の放送終了時には、生放送で「明日のこよみ」(宇都宮市内における日の出・日の入り・月齢など)を述べた後、終了のアナウンスを放送し、その後「引き潮」のハープ演奏となっていた。
会社概要
- 商号 : 株式会社栃木放送
- 所在地 : 栃木県宇都宮市本町12番11号 栃木会館8階
- 郵便番号 : 320-8601
- 電話番号 : (大代表)028-622-1111
- 支社 : 東京(中央区)、両毛(足利市)、那須(那須塩原市)
沿革
- 1962年(昭和37)7月 - 予備免許割り当て
- 1962年(昭和37)9月29日 - 株式会社ラジオ栃木 設立
- 1963年(昭和38)4月1日 開局、本放送開始(宇都宮放送局・周波数1530KC、出力1kW)
- 1963年(昭和38)5月 - 県域テレビ放送免許申請
- 1964年(昭和39)12月24日 那須放送局 開局(周波数1560KC、出力100W)
- 1969年(昭和44)6月1日 - 株式会社栃木放送 に社名変更
- 1973年(昭和48)5月1日 - 県南西部の難聴地域だった足利市に足利放送局 開局(周波数1060KC、出力100W)
- 1976年(昭和51) - 宇都宮局の出力を5kWに増強
- 1978年(昭和53)11月23日 - ITU(国際電気通信連合)の取り決めにより、AMラジオの周波数が10kHzステップから9kHzステップに移行
- 足利局を1062kHz、那須局を1485kHzに変更(宇都宮局1530kHzは変更なし)
- 1987年(昭和62) - 県北部の受信状況改善のため、那須局の周波数を864kHz、出力1kWに変更
- 1995年(平成7)7月3日 - 深夜放送スタート、「オールナイトニッポン」ネット開始
- 1996年(平成8)4月6日 - 「CRTアナウンススクール」開校
- 1996年(平成8)10月 - 県域テレビ放送免許申請取り下げ
- 1996年(平成8)11月1日 - システムソリューションセンターとちぎ(SSCT)と共同でバーチャルモール「栃木エレクトリックシティ」を開設
- 1997年(平成9) - 県域テレビ局「とちぎテレビ」設立にあたり資本参加(99年4月開局)
- 1998年(平成10)3月 - 「ネットスペシャル~AMラジオ・ワンダーランド」を茨城放送との共同制作により徳川慶喜展示館から2局同時生中継
- 1998年(平成10)8月27日 - 那須水害を特別態勢で報道(同月31日まで)
- 1999年(平成11) - 関連会社 (株)栃放エンタープライズ 設立
- 2004年(平成16)9月27日 - 「レコメン!」ネット開始
- 2008年(平成20)3月31日 - 朝5時台のフィラー枠を「朝いちばんミュージック」として番組に昇格、24時間放送体制に移行
- 2008年(平成20)4月 - 開局45周年記念キャラクター「ムパくん」制定
- 2008年(平成20)11月 - シャラリラ歌謡曲の番組企画コンビニ弁当「シャラリラ満月ライス」発売
主な自社制作番組
この項目は最新・正確な番組情報を提供するものではありません。録画・録音・視聴・聴取などの際には放送局の公式Webサイトなどで確認してください。免責事項もあわせてご覧ください。※このテンプレートは過去の議論により既に廃止されており、現在は使用すべきではありません。詳細はWikipedia‐ノート:ウィキプロジェクト 放送番組#番組警告テンプレートの廃止提案をご覧ください。 |
★2008年10月期番組改編
- 朝いちばんミュージック(毎日 5:00~6:00)
- CRTモーニングタイムズ(月曜~金曜 6:00~9:00)
- 歌のない歌謡曲(月曜~金曜 7:15~7:30 企画ネット番組)
- ラジっちゃう?(月曜~木曜 9:00~12:00)
- すこやか介護(火曜 10:30~10:45 企画ネット番組)
- シャラリラ歌謡曲(月曜~木曜 12:30~16:00)
- きたかんホットライン(木曜 13:30~13:45・茨城放送と共同制作)
- まるきん大行進(金曜 9:00~16:00)
- CRTイヴニングタイムズ(月曜~金曜 16:00~18:30)
- TOYOTAミュージックドライブ(月曜~金曜 17:05~17:15 企画ネット番組)
- CRTプライムタイムズ(月曜~金曜 20:50~22:30)
- 佐田玲子のひとりじゃないよ(月曜 22:30~23:00)
- だいまじんのぼっこれマンデーナイト(月曜 23:00~24:00)
- RIEのDeli POP-J(火曜 23:00~24:00)
- 沖井博行OPEN YOUR HEART(木曜 22:30~23:00)
- POP FREAK(水曜 22:30~23:00/再放送 日曜 9:00~9:30)
- サイコCLUB(金曜 22:30~23:00)
- 千田正穂のお宝話、発掘し隊(金曜 23:00~24:00)
- どんどん土曜日(土曜 6:00~13:00)
- 土曜ちゃっかり亭(土曜 13:00~16:00)
- 星ベスリターンズ(土曜 16:30~18:30)
- 神山みさのHAPPY RAMBLE(土曜 19:00~19:30)
- チャラのOH!マイ・アニメ(土曜 22:00~23:00)
- さんさんサンデー(日曜 6:00~13:00)
- 長寿万歳(日曜 6:45~6:58)
- 翔べ栃木の歌手(日曜 11:30~11:55)
- 日曜広場(日曜 13:00~16:00)
- しもつけ歌謡ストリート(日曜 16:00~18:30)
- 日曜ジャズ倶楽部(日曜 21:10~22:00)
- LPアワー(日曜 23:00~24:00)
終了した番組
ワイド番組以外
- あらいきよしの星空ベストテン
- いずみが水汲みにきて
- オールとちぎBEST10
- 斉藤和義・素敵な匂いの世界
- サンデーミュージック
- スギノコ・タイムズ
- 青春キック・オフ
- 西武ポップスベスト10
- 週刊すずえらんど
- どすこい電リク・かかってこいよ
- 林さとこのビューティフル・サンデー
- ハローボウリング
- 松井里恵のSUNDAY SUNDAE
- ミュージックパラダイス
- ヤングステーション
- ゆかりのHOT POP
- 夜はシャラリラ
- ロマンティック・ピュア・タイム
- 我ら音楽仲間
- ワンダー由美子のヒポタマランド
- CRT DAY WAVE
- CRT MIDNIGHT SAVERS
- さとこのホッ!タイム
- 鈴江くんと新井くん
- ゆかりのYOU×2 LAND
- 横山広子・夢のベンチで
- ワッキーのPARTY NIGHT
- SOUND CAFE
- RIEのエイリアンストリート
- DJ・GENKIのPOWER UP RADIO!
- HITACHIサウンドストリート
- JFCクリクリクリニック
- MUSIC JUNCTION
- POP ON SUNDAY
アナウンサー・パーソナリティ
在籍中のアナウンサー
- 男性
- 女性
退社したアナウンサー
- 小田島建夫 - 宇都宮アナウンスアカデミー(UAA)代表
- 菅谷由美子
- 鈴木奈保美
- 岩下方彦 - ニッポン放送アナウンサー・報道記者 → 現・フジテレビ報道記者
- 波多野美子
- 林さとこ(聡子)
- 野澤重昭 - 定年退職
- 鈴江晴彦 - 1991~2006、現・岐阜放送アナウンサー「鈴江・神保のときめきぐっモーニング」パーソナリティ
フリーアナウンサー&パーソナリティ
主催事業・イベント
- CRTハウジング - 総合住宅展示場事業(栃木県内7会場)
- CRTアナウンススクール
- CRTクリーン日光キャンペーン(毎年8月下旬 - 協賛/利根コカ・コーラボトリング、東武鉄道)
- CRT交通安全キャンペーン「子供たちは訴える」
- 栃木県少年サッカー大会(栃木県サッカー協会、下野新聞社と共催)
- とちぎ住宅フェア(毎年10月開催 - 住宅フェア栃木実行委員会)
- とちぎ湯めぐりスタンプラリー
- 栃木放送厚生文化事業団(慈善事業)
関連項目
その他の栃木県の放送局
外部リンク
- 栃木放送1982年10月の番組表(Radiofly Wiki) - この当時は、毎日の放送開始が5:55(番組表のうえでは6:00)、放送終了が23:07であった。同時期のNHKラジオが毎日24:00で放送を終えていたため(第1・第2共)、NHK・民放を通じて、日本で一番早く放送を終了する中波放送局となっていた。