「サザエさん」の版間の差分
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* 波野タイ子 |
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すべて海の風物から名を取っている。 |
すべて海の風物から名を取っている。 |
2004年3月4日 (木) 15:47時点における版
「サザエさん」は、長谷川町子による漫画『サザエさん』(主に4コマ漫画)、およびそれを原作とするアニメ『サザエさん』の題であり、その主人公である子持ちの若妻フグ田サザエの呼び名である。アニメの放送は1969年からフジテレビで始まり、フジテレビの長寿番組で2003年現在も続いている。放送は毎週日曜日の18:30~19:00。当初は東芝の単独提供番組だったが、現在は東芝を含む複数社提供となっている。なお、火曜日19:00~19:30にも再放送(これは東芝提供ではない)があったが現在は終了している。
ストーリー漫画ではなく、一貫した舞台、人物が登場する比較的独立したエピソードからなるものである。
長谷川町子の作品の出版は、作者の町子と姉の毬子が共同で設立した姉妹社が独占して行ってきたが、町子の死後の1993年4月に姉妹社が解散し、すべて絶版となった。しかし、同年9月に、朝日新聞社から文庫本が発行されるなど、今後の展開が望まれている。
1992年に東京サザエさん学会が『磯野家の謎 サザエさんに隠された69の謎』(飛鳥新社)という本を出して、大ヒット。サザエさんに新たなスポットを当てて、人気復活に大いに貢献し、その後数年続く「謎本」の火付け役になった。ただ類書と違いこの本自体は、きわめてまじめな文献解読の演習をサザエさんを材料に試みたもの。
主な登場人物
すべて海の風物から名を取っている。
連載の履歴
- 1946年4月22日に『夕刊フクニチ』紙上に連載開始、同年8月22日に連載終了
- 1947年1月3日に『夕刊フクニチ』紙上に連載再開、同年5月8日に連載終了
- 1947年10月25日に『夕刊フクニチ』紙上に連載再開、同年11月5日に連載終了
- 1948年2月6日に『夕刊フクニチ』紙上に連載再開、同年6月21日に連載終了
- 1948年3月に『漫画少年』誌上に連載開始
- 1948年11月17日に『夕刊フクニチ』紙上に連載再開、1949年4月4日に連載終了
- 1948年11月21日に『新夕刊』紙上に連載開始、1949年4月2日に連載終了
- 1949年12月1日に『夕刊朝日新聞』紙上に連載開始、1950年12月31日に連載終了
- 1951年4月16日に『朝日新聞』(朝刊)紙上に連載開始、1960年4月に連載休止
- 1957年1月に『若い女性』誌上にて連載開始、1959年1月に連載終了
- 1961年10月15日に『朝日新聞』(朝刊)紙上に連載再開、1974年2月21日に連載終了
その他のメディア化
- 1956年12月12日に東宝により映画化(全9回)
- 1955年1月4日にニッポン放送によりラジオドラマ化(1965年4月まで)
- 1955年10月3日にKRテレビ(現TBS)によりアニメ化(1957年9月28日まで)
- 1965年11月19日にTBSによりドラマ化(1967年9月29日まで)
- 1969年10月5日にフジテレビによりアニメ化(放送中)
タマの声の主
タマは磯野家で飼っている白い猫である。アニメのエンディングのスタッフロールでは、タマの声優は「?」と書かれて秘密になっており、「タマの声優は誰なのか?」はサザエさんの謎の一つである。