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[[画像:CFM56 P1220759.jpg|thumb|right|250px|米国[[ゼネラル・エレクトリック]]社の[[CFM56]]エンジン]]
[[画像:CFM56 P1220759.jpg|thumb|right|250px|[[CFM56]][[ターボファンエンジン]]]]
[[画像:Toyota THS2.JPG|thumb|right|250px|日本[[トヨタ自動車]]の[[ハイブリッドエンジン]]]]
[[画像:Toyota THS2.JPG|thumb|right|250px|[[トヨタ自動車]]のハイブリッドエンジン]]


'''エンジン''' (engine)とは、主に自動車エンジンやガスタービンエンジンなどの熱機関に使われる言葉である。(その他のエンジンの意味については[[エンジン (曖昧さ回避)|曖昧さ回避]]を参照)
'''エンジン''' (engine)とは、主に自動車エンジンやガスタービンエンジンなどの熱機関に使われる言葉である。(その他のエンジンの意味については[[エンジン (曖昧さ回避)|曖昧さ回避]]を参照)

2009年5月12日 (火) 21:44時点における版

CFM56ターボファンエンジン
トヨタ自動車のハイブリッドエンジン

エンジン (engine)とは、主に自動車エンジンやガスタービンエンジンなどの熱機関に使われる言葉である。(その他のエンジンの意味については曖昧さ回避を参照)

動力を出力するエンジンの区分

燃焼形態による区分

外燃機関

  • 蒸気機関:水蒸気を利用。燃料は木炭、石炭、石油(ガソリン、重油)で熱を発生させるものなら何でも使用できる。
    • レシプロ機関型:古くは蒸気船、蒸気機関車、蒸気自動車などで使用された。
    • タービン型(蒸気タービンエンジン):外部で発生させた高温の蒸気を羽根車(タービン)に吹きつけ回転させ動力や推進力を得る。
  • スターリングエンジン
  • 原子力エンジン(のうち、蒸気タービンを用いないもの)
  • 対消滅エンジン(理論のみ)

内燃機関

内燃機関の例
(DOHC4ストロークエンジン)
 (1)吸入
 (2)圧縮
 (3)燃焼・膨張
 (4)排気
構造の違いによる呼び名
使用する燃料の違いによる呼び名

その他の区分

エンジンの仕組み~代表例:内燃機関 レシプロエンジン

エンジンの代表例として、内燃機関の一種である『レシプロエンジン』の仕組みを以下に記す。

まず、ガソリンアルコール等の揮発性の高い液体をエンジン内部の燃焼室内に空気と適当な混合比になるように噴霧して、着火してエンジン内で爆発を起こさせる。通常、爆発力は着火場所を中心にして放射状に拡散するが、エンジンという機械はその爆発力を効率良く取り出す必要がある。爆発に十分に耐えられる構造のシリンダー内で起きた爆発力は、逃げ道を探してシリンダー内を行き来するピストンと呼ばれる部品を押す力となる。そこで、放射状に拡散する爆発力が往復運動に変わる。次にコネクティングロッド(コンロッド)とクランクシャフトが連動して往復運動を回転運動に変え、結果エンジンが動力を出力する。

関連項目