「キューバ・リブレ」の版間の差分
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2009年6月8日 (月) 17:09時点における版
キューバ・リブレ(Cuba libre)とは、ラムベースのカクテルである。
由来
キューバの独立戦争の合言葉として使われた「Viva Cuba Libre(キューバの自由万歳)」にちなんで作られたカクテル。1898年4月に始まった米西戦争のおいてアメリカが勝利し、キューバがスペインから独立して1つの国家としての歴史をスタートする。その独立を祝う為に生まれたカクテルがまさしくキューバ・リブレであった。
1898年8月、キューバ独立を助けた1人のアメリカ人将校がハバナのバーで、キューバにアメリカ兵と共にやって来た人気のドリンク、コカ・コーラと、地元で最も人気の酒、バカルディをミックスする事を思い付く。そして、その他のアメリカ人将兵が次々にこのドリンクをオーダーし、“キューバの自由”(Cuba Libre)の為に乾杯し、「キューバ・リブレ」と雄叫びを上げたのがこのカクテル誕生の由来。
以来、20世紀に入り現在に至るまで、最もポピュラーなロングカクテルの一つとして「キューバ・リブレ」または「ラム・コーク」の名称で世界中で飲用されている。
標準的なレシピ
作り方
- ラムとライム・ジュースを氷を入れたグラスに注ぐ。
- コーラを注ぎ、軽くステアする。
備考
- スペイン語では「クーバ・リブレ」または「クバ・リブレ」と呼ぶ。
- 単に「ラム・コーク」と呼ぶこともある。また、ラム・コークとの差はライムジュースが入っているかいないかであるとする人もいるが、中南米ではライムが入らないものもクーバ・リブレとしてよく飲まれている。