コンテンツにスキップ

「ジンクピリチオン」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
YukkeBot2 (会話 | 投稿記録)
m clean up, Replaced: [[画像: → [[ファイル: (2)
Alexbot (会話 | 投稿記録)
m ロボットによる 追加: nl:Zinkpyrithion
40行目: 40行目:
[[en:Zinc pyrithione]]
[[en:Zinc pyrithione]]
[[fr:Zinc pyrithione]]
[[fr:Zinc pyrithione]]
[[nl:Zinkpyrithion]]
[[sl:Cinkov pirition]]
[[sl:Cinkov pirition]]
[[sv:Zinkpyrition]]
[[sv:Zinkpyrition]]

2009年6月18日 (木) 10:24時点における版

ジンクピリチオン
Zinc pyrithione
IUPAC名ビス(2-ピリジルチオ)亜鉛 1,1'-ジオキサイド
別名ピリチオン亜鉛、ZPT
分子式C10H8N2O2S2Zn
分子量317.70
CAS登録番号13463-41-7
形状淡黄色の粉末
融点240 °C(分解)
水への溶解度0.0015%

ジンクピリチオン(Zinc pyrithione)は化学式C10H8N2O2S2Znで表される有機亜鉛化合物で、ピリジン誘導体の一種。抗菌剤防腐剤などとして主にシャンプー化粧品に添加される。

効果・毒性

細菌類に対するMICO157枯草菌で10ppmMRSA緑膿菌では3ppmであり、比較的低濃度で効果を発揮する。抗菌効果に伴いフケを抑える効果もあり、ジンクピリチオンを配合したシャンプーも市販されているが、花王メリットは2006年に成分が変更され、現在は配合されていない。ラットに経口投与した場合のLD50は200mg/kgである。1999年国立環境研究所により環境ホルモンの疑いがあることが報告された[1]

参考文献

脚注