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「実況パワフルプロ野球5」の版間の差分

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赤とんぼで2年目の秋はキャプテンになれます
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本作のサクセスモードは物語の舞台を前作までのプロ球団から[[高校野球]]に移し、弱小校の赤とんぼ高校、普通校のパワフル高校、名門校の白鳥学園に分かれ、ランクにあがるたびに難しくなっていく。ただ、どの高校を選んでも、登場人物は変わらない。一人称をおれ、ミー、おいどん、など12種類の中から選ぶことができそれによって主人公の語尾と父親の呼び方も変わる。
本作のサクセスモードは物語の舞台を前作までのプロ球団から[[高校野球]]に移し、弱小校の赤とんぼ高校、普通校のパワフル高校、名門校の白鳥学園に分かれ、ランクにあがるたびに難しくなっていく。ただ、どの高校を選んでも、登場人物は変わらない。一人称をおれ、ミー、おいどん、など12種類の中から選ぶことができそれによって主人公の語尾と父親の呼び方も変わる。


ちなみに、今作の主人公は『[[実況パワフルプロ野球3]]』や『[[パワプロクンポケット]]』に登場した「戸井鉄男」と同一人物である。
ちなみに、今作の主人公は『[[実況パワフルプロ野球3]]』や『[[パワプロクンポケット]]』に登場した「戸井鉄男」考えと年表が合う


[[#パワプロクンポケットシリーズとの関係]]も参照の事。
[[#パワプロクンポケットシリーズとの関係]]も参照の事。
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: ハングリー精神からか、主人公のやる気が上がるイベントが多い。
: ハングリー精神からか、主人公のやる気が上がるイベントが多い。
: 野球部員が少ないらしく主人公は1年目からレギュラーになれるため、1年目の夏から試合に出られる。
: 野球部員が少ないらしく主人公は1年目からレギュラーになれるため、1年目の夏から試合に出られる。
: 2年生の秋までに1勝も出来ないと野球部が廃部になってしまう。
: 2年生の秋までに1勝も出来ないと野球部が廃部になってしまう。しかしその間キャプテンになれる機会はなく、主人公がいくら頑張っても負けてしまうことも多いため(キャプテンにならないと全員操作できない)2年目の秋までは完全に運に依存する。つまり'''いくら頑張っても運が悪ければ2年生の秋でゲームオーバーになってしまう'''。


; パワフル高校
; パワフル高校
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; 白鳥学園
; 白鳥学園
: 名門校。学校の外見はとても高校には見えないほど豪華な造りである。学校側に予算があるせいか、入部当初から練習設備が充実している。しかし他の高校に比べレギュラーになりにくく、スカウト評価を上げにくいというデメリットもある。
: 名門校。学校の外見はとても高校には見えないほど豪華な造りである。学校側に予算があるせいか、入部当初から練習設備が充実している。しかし他の高校に比べレギュラーになりにくく、スカウト評価を上げにくいというデメリットもある。
: スポーツ特待生として入学しているため、全治6週間以上の怪我をすると退部になる。
: 主人公のやる気が下がるイベントが多い。
: 主人公のやる気が下がるイベントが多い。


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; 花咲桜(マネージャー)※パワフル高校・赤とんぼ高校
; 花咲桜(マネージャー)※パワフル高校・赤とんぼ高校
: 主人公の所属する野球部のマネージャーで、彼女候補の一人。赤茶色でセミロングの髪型。落ち込んでいる主人公を「根性出して!」と励ます、頑張っている人を応援したくなる明るい性格。主人公が神社で秘密の練習をしているところにひょっこり現れて、おにぎりの差し入れを作ってきたり等応援してくれる。また、神社特訓時、極亜久野球部員と対決するイベントでビーンボールからかばってくれる事もある。桜の場合のみ神社で告白されあり、彼女のみのイベントも幾つか存在する。野球を見る目はかなりのもの。家庭的で料理が得意、相談すると特製ジュースを作ってくれる事も。プレゼントは野手能力を上げるものが多い。
: 主人公の所属する野球部のマネージャーで、彼女候補の一人。赤茶色でセミロングの髪型。落ち込んでいる主人公を「根性出して!」と励ます、頑張っている人を応援したくなる明るい性格。主人公が神社で秘密の練習をしているところにひょっこり現れて、おにぎりの差し入れを作ってきたり等応援してくれる。また、神社特訓時、極亜久野球部員と対決するイベントでビーンボールからかばってくれる事もある。神社で桜に告白ことでき、彼女のみのイベントも幾つか存在する。野球を見る目はかなりのもの。家庭的で料理が得意、相談すると特製ジュースを作ってくれる事も。プレゼントは野手能力を上げるものが多い。


; 冬野枯男 (マネージャー)※白鳥高校
; 冬野枯男 (マネージャー)※白鳥高校
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: 白鳥学園は「相手は格下だ」と見下したような発言をする。
: 白鳥学園は「相手は格下だ」と見下したような発言をする。
; きらめき高校
; きらめき高校
: 妙に目が奇麗。[[ときめきメモリアル|同社のギャルゲー]]が元ネタ。
: 妙に目が奇麗。[[ときめきメモリアル]]が元ネタ。
; あかつき大附属高校
; あかつき大附属高校
: 猪狩兄弟の所属する名門校。猪狩の能力だけあってかなり手強い。
: 猪狩兄弟の所属する名門校。猪狩の能力だけあってかなり手強い。
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: 世代が違うため、[[友沢亮|友沢]]や山口こそ登場しないものの、かなりの実力を誇る(ただし容姿が山口に酷似した選手がいる)。パワプロ13ではこの高校でサクセスができる。
: 世代が違うため、[[友沢亮|友沢]]や山口こそ登場しないものの、かなりの実力を誇る(ただし容姿が山口に酷似した選手がいる)。パワプロ13ではこの高校でサクセスができる。
; アンドロメダ高校
; アンドロメダ高校
: 3年目の甲子園決勝に登場する。地区予選では全ての試合をコールド勝ちしている。甲子園では目立たないように手抜きをし、僅差で勝ち残ってきたが、準決勝では実力を出し惜しみせず全力で戦い、帝王実業を8点差で下している。マネージャーのデータでは「全員が1年生なのに信じられないパワーとスピードを持っている」「得点のほとんどがホームラン」と言われるほど。チームデータもオールAであるが、コンピュータレベルは帝王実業より低く設定されている。
: 3年目の甲子園決勝に登場する。地区予選では全ての試合をコールド勝ちしている。甲子園では目立たないように手抜きをし、僅差で勝ち残ってきたが、準決勝では実力を出し惜しみせず全力で戦い、帝王実業を8点差で下している。マネージャーのデータでは「全員が1年生なのに信じられないパワーとスピードを持っている」「得点のほとんどがホームラン」と言われるほど。チームデータもオールAであるが、コンピュータレベルは帝王実業より低く設定されている。決勝戦でそれほど強くない理由は、ダイジョーブ博士と加藤先生のイベントを進めることで判明する。


==== その他の登場人物 ====
==== その他の登場人物 ====

2009年8月24日 (月) 15:17時点における版

実況パワフルプロ野球5
ジャンル スポーツゲーム
対応機種 NINTENDO64(N64)
開発元 コナミコンピュータエンタテインメント大阪
発売元 コナミ
人数 1~2人用
メディア [N64]カセット
発売日 [N64]1998年3月26日
売上本数 16万本
テンプレートを表示

「実況パワフルプロ野球5」(じっきょうパワフルプロやきゅう5)は1998年3月26日コナミより発売されたNINTENDO64用のゲームソフト。ジャンルはスポーツ。

大きな特徴は前作より選手育成モード「サクセスモード」が強化された。更に、本作は姉妹シリーズ「パワプロクンポケットシリーズ」が開発の契機となった作品である。

モード

対戦
実在チームやアレンジチームで対戦できる。観戦も可。
ペナント
アレンジチームも参加させられる。
サクセス
高校野球編。
シナリオ

実況

アナウンサー
ウグイス嬢

プロ野球脱税事件の影響

この作品ではプロ野球脱税事件に関わったとされる選手(詳細はリンク先参照)は登録されていない。後にコナミが当該選手のうち主力級の選手の公式パスワードを攻略本などで発表する形で対応した。

サクセスモード

パワプロシリーズのサクセスモードの概要は実況パワフルプロ野球 サクセスモードを参照。

本作のサクセスモードは物語の舞台を前作までのプロ球団から高校野球に移し、弱小校の赤とんぼ高校、普通校のパワフル高校、名門校の白鳥学園に分かれ、ランクにあがるたびに難しくなっていく。ただ、どの高校を選んでも、登場人物は変わらない。一人称をおれ、ミー、おいどん、など12種類の中から選ぶことができそれによって主人公の語尾と父親の呼び方も変わる。

ちなみに、今作の主人公は、『実況パワフルプロ野球3』や『パワプロクンポケット』に登場した「戸井鉄男」だと考えると年表が合う。

#パワプロクンポケットシリーズとの関係も参照の事。


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


選択できる高校

赤とんぼ高校
山間部にある高校。外見は木造校舎である。弱小高校で約6年もの間1度も試合に勝ったことが無い。故に教頭は野球部を潰そうとしている。
ハングリー精神からか、主人公のやる気が上がるイベントが多い。
野球部員が少ないらしく主人公は1年目からレギュラーになれるため、1年目の夏から試合に出られる。
2年生の秋までに1勝も出来ないと野球部が廃部になってしまう。
パワフル高校
 特徴が無いのが特徴。かなり歴史ある学校らしい。
 かつては名門だったらしい。
白鳥学園
名門校。学校の外見はとても高校には見えないほど豪華な造りである。学校側に予算があるせいか、入部当初から練習設備が充実している。しかし他の高校に比べレギュラーになりにくく、スカウト評価を上げにくいというデメリットもある。
スポーツ特待生として入学しているため、全治6週間以上の怪我をすると退部になる。
主人公のやる気が下がるイベントが多い。

登場人物

チームメイト

矢部明雄
主人公の同級生で相棒的存在。詳細は実況パワフルプロ野球 サクセスモードを参照。
山宮監督
主人公の所属する野球部の監督。厳しい人で、決して妥協はせず、甘い考えを嫌う。影山スカウトとは顔馴染みである。合宿ではしごきともとれる無茶な練習を主人公らに課す。
谷田球一(二塁手 右投右打)
主人公より2つ年上の先輩。 練習の仕方やプロになる方法など、親切に教えてくれる。パワプロ3・4の谷田と同一人物で、実力もかなりのものを持っている。高校3年時に、主人公の希望する球団からドラフトで指名される。さらにプロ入り後も、栄養ドリンクや焼芋の差し入れをしてくれたり、パワプロ5発売時には禁止されていたはずの、高校球児へのノックを行なったりしてくれる。上記のとおりいい人なのだが、目になぜか紫色のくまのようなものがあり、柄が悪そうに見える。
ネーミングの由来はアストロ球団宇野球一から。
鮫島粂太郎(三塁手 右投左打)
主人公より1つ上の先輩。硬派で内気な者や悩みの多い者はあまり好ましく思っていない様子。谷田が引退した後、キャプテンに就任する。夏休みの合宿時に相談すると特別に特訓してくれたりと仲間思いでもある。谷田と同じく、プロを目指すがドラフトから漏れてしまう(影山曰く「編成部に急に変更があった」)。その後、パワプロ6ではするめ大学へ入学し、サダメナインの一員になり、'99開幕版では鉄ゲタをたんぽぽ製作所の社員にくれたりする(名前だけで姿は登場しない)。また、引退後は、ガッツマスクとして、チームに練習用具を提供したりしている。パワプロ2001では球団職員になる。
松倉宗光(外野手 → 投手 右投右打)
主人公より1つ年下の後輩、香本と同期に入学し、中学時代一緒にバッテリーを組んでいた。高校入学時に外野にコンバートするが、鮫島が引退する時に無理やり投手に戻される。その後は、チームの中継ぎエースとなり、(本来なら先発型だが、ほかの投手2名は能力が悪いのになぜか6回まで抑える)主人公が引退するとキャプテンになる。野手能力は2年次の矢部よりも高くなっている。身長はヒョロ長である。また、猪狩進をかなり意識している。主人公曰く「おしゃべりで生意気」。
香本富久雄(捕手 右投右打)
主人公より1つ年下の後輩、香本と同期に入学し、中学時代一緒にバッテリーを組んでいた。高校入学時からずば抜けたパワーと強肩で、松倉と共にレギュラーになる。食いしん坊で好きな食べ物はドーナツである。松倉とはよく言い争いになり、回りから凸凹コンビと言われる。主人公曰く「食いしん坊でのんびり」。(しかし本人は食いしん坊という自覚がない。また、意外にもキャッチャーとしての知識もなかなかであったりする。)因みに香本と松倉はその後ドリル電器に就職し'99開幕版でも登場し、後作では左打ちとなる(パワプロ5でも左打ちと勘違いしている人は多い)。
駒坂瞬(遊撃手 右投左打)
主人公より2つ下の後輩。父親は元プロ野球選手で母親は元陸上選手のまさにスポーツ一家の家族を持つ。父親譲りの巧手強肩と母親譲りの俊足の持ち主でまさに野球をすべくして生まれたような人間であるが、パワーはなく、ヒットが打ちにくいため、練習でパワーを上げるとよい。彼の野球理論は、プロ向きであるので、他のチームメイトとの意見衝突もあるが、大体が理にかなっている。後の作品(パワプロ2000など。2000では香本とは逆に左打ちから右打ちになっている。)でも登場する。
花咲桜(マネージャー)※パワフル高校・赤とんぼ高校
主人公の所属する野球部のマネージャーで、彼女候補の一人。赤茶色でセミロングの髪型。落ち込んでいる主人公を「根性出して!」と励ます、頑張っている人を応援したくなる明るい性格。主人公が神社で秘密の練習をしているところにひょっこり現れて、おにぎりの差し入れを作ってきたり等応援してくれる。また、神社特訓時、極亜久野球部員と対決するイベントでビーンボールからかばってくれる事もある。神社で桜に告白することができ、彼女のみのイベントも幾つか存在する。野球を見る目はかなりのもの。家庭的で料理が得意、相談すると特製ジュースを作ってくれる事も。プレゼントは野手能力を上げるものが多い。
冬野枯男 (マネージャー)※白鳥高校
白鳥学園の眼鏡のマネージャー。真面目な分野から怪しい分野まで精通している。次期キャプテンを狙っている様子もあり。相談するとマイナスの特殊能力がついてしまう事が多いが、ムラッ気や尻上がり等他では習得出来ない特殊能力を習得する事も。

ライバル校の登場人物

猪狩守(投手)
あかつき大附属高校のエースで主人公のライバル。詳細は猪狩守を参照。
猪狩進(捕手)
あかつき大附属高校所属。猪狩守の弟で兄と黄金バッテリーを組む。詳細は猪狩進を参照。
外藤侠二(一塁手兼外野手兼捕手 右投げ右打ち)
主人公と同じ学年の、極亜久商業の4番。主人公及び主人公のいる高校をつけ回し、あくどい行為(サイフを隠す、ユニフォームを泥だらけにする、家の壁に落書きをする等)を行なう。1・2年時の秋季地区予選の前に主人公の高校の部室に下剤入り弁当を置く。また、猪狩進の交通事故の原因をつくったのも彼である。

大会での対戦ライバル校

赤とんぼ高校(パワフル高校・白鳥学園)
主人公が選択しなかった残り2つの高校が敵として登場する。チームカラーは緑色。
赤とんぼ高校は野球部存続を賭け切羽詰っている。
パワフル高校は主人公敗北後「名門パワフル高校の復活だ」と過去の栄光を断片的に語る。
白鳥学園は「相手は格下だ」と見下したような発言をする。
きらめき高校
妙に目が奇麗。ときめきメモリアルが元ネタ。
あかつき大附属高校
猪狩兄弟の所属する名門校。猪狩の能力だけあってかなり手強い。
極亜久商業
外藤率いる高校。デッドボールを喰らうと調子が絶不調になる。投手はほとんど速球しかなげてこないが、打者はかなり強い。何故かほとんどの選手がサブポジションを持っている。
山ノ宮高校
代表者はかなり寡黙な人物で「勝負は勝つことに意味がある」「負けても得るものはあるはずだ」と淡々と語る。投手は主にカーブを使用する。パワポタ3に再登場。
大日本高校
旧日本軍を思わせる思想と口調が印象的。投手は主にスライダーを使用する。パワプロ11に登場した日本の出身校でもある。
そよ風学院
阿畑率いる高校。阿畑の投げるアバタボール7号(ナックル)にはかなり苦しめられる。能力的には阿畑のワンマンチームで負けた場合は本人たちも「阿畑君だけでは駄目だったか」と悔やむ。
流星高校
機動力重視の高校で走力の高い選手が並んでいる。反面打撃力は低い。パワプロ9、99'、13、パワポタ3に再登場。
インターネットハイスクール
一見大した実力はないがサイン見破りという裏技を駆使してくる。
雪国高校
その名の通り、雪国にあるらしく防寒対策としてかなり厚着をしている。パワプロ13に再登場。
帝王実業高校
世代が違うため、友沢や山口こそ登場しないものの、かなりの実力を誇る(ただし容姿が山口に酷似した選手がいる)。パワプロ13ではこの高校でサクセスができる。
アンドロメダ高校
3年目の甲子園決勝に登場する。地区予選では全ての試合をコールド勝ちしている。甲子園では目立たないように手抜きをし、僅差で勝ち残ってきたが、準決勝では実力を出し惜しみせず全力で戦い、帝王実業を8点差で下している。マネージャーのデータでは「全員が1年生なのに信じられないパワーとスピードを持っている」「得点のほとんどがホームラン」と言われるほど。チームデータもオールAであるが、コンピュータレベルは帝王実業より低く設定されている。決勝戦でそれほど強くない理由は、ダイジョーブ博士と加藤先生のイベントを進めることで判明する。

その他の登場人物

親父
主人公の父親。自分の会社を継がせる為、主人公には経営の勉強をしてほしいと思っており、主人公が野球をすることに反対する。性格は熱血でよく説教をするような典型的頑固親父だが、弱気になった主人公を(荒っぽく)励ましたり、練習を手伝ったりするところもあるよき父親である。元ネタはおそらく星一徹(主人公に特訓用ギブスを渡すイベントもある)。「せがれよ、男はデジタルじゃ」などの名言を残す。
選択高校により、親父の仕事先が変わる。赤とんぼ高校なら畳屋、パワフル高校なら会社、白鳥高校ならコンツェルン。
影山スカウト
サクセスシリーズで御馴染みの、主人公の志望球団のスカウト。
フルネームは影山秀路(しゅうろ)といい、由来はアストロ球団のJ・シューロ監督から。
加藤理香
詳細は実況パワフルプロ野球 サクセスモードを参照。
校長
主人公が通う学校の校長。試合で勝ち進むと、練習レベルが上がる機材を購入してくれる。
豪田佳代の父親で佳代とデートして評価が上がるとこれまた練習レベルが上がる機材を購入してくれる。
頭は禿げているが、実は禿のカツラを被っているだけらしい。
教頭
主人公が通う学校の教頭。パワフル・赤とんぼでは野球部を快く思っていなく、単なる金食い虫だと思っている。しかし野球部が甲子園に出ると急に態度を変えるなど図々しい所もある。白鳥では野球部を学校の宣伝としか考えていない。
田中富男(魚屋の松っちゃん)
町で出会ったとき、いわしやマグロなどの魚をくれることがある。
青木由利
彼女候補の同級生の女子。藍色の目と髪で、ショートカット。主人公が勉強をしているとからかってくる。なお勉強時に彼女が出てくると、学力が上がらない。
金井靖子
彼女候補の同級生の女子。金髪のロングヘアで、学級委員長。ゲームセンターが嫌いだったり、誕生日に勉強道具をくれる所から、まじめな性格である事が伺える。
天野華織
彼女候補の隣のクラスの女子。紫色の髪に眼鏡、余り目立たず引っ込み思案で大人しい性格。しかし、海デートのイベントで眼鏡を取ると、かなりの美人である事が判明する。誕生日プレゼントは身体が丈夫になるアイテムが多い。
豪田佳代
彼女候補の隣のクラスの女子。ルックスは余り良くなく野生的な顔立ちで多少強引、姫野カレンのプロトタイプか。実は校長の娘で彼女と付き合っていると設備レベルアップのイベントが発生する事があり、また誕生日プレゼントも豪華。彼女が佳代である場合のみ、彼女と付き合っている事が知れ、チームメート評価が下がるイベントが起こる事がある。
キスの際のSEが彼女の場合だけ別バージョンである。
緑川明美
彼女候補の隣のクラスの女子。緑色の髪をツインテールにしている。ミーハーかつわがままで、主人公が甲子園に出場するとやってきて見ず知らずの相手に彼女にしてくれと頼むような性格(一度告白を断ると2度と出現しない)。誕生日にくれるプレゼントは豪華だが、パワプロ5の中で一番付き合いが持続しづらい女の子で、愛情度が下がりやすい。街に繰り出して遊ぶのが好きで、退屈な公園デートが通用しない強者。
外見のモデルは当時のアニメ界で大人気だったホシノ・ルリ。しかし性格は全く似ていない。

また、この作品では猪狩守と彼女を巡って野球勝負をするイベントが稀に発生する事があり、勝負に負けてしまうと猪狩に彼女を奪われてしまう(彼女が佳代以外の時)。


以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。


パワプロクンポケットシリーズとの関係

1999年には、サクセスモードをどこでも手軽に楽しめるソフトとして、ゲームボーイ専用ソフトで「パワプロクンポケット」(開発当時の仮タイトルは「パワフルプロ野球ポケット サクセス外伝」)が発売された。その後、「パワプロクンポケットシリーズ」というもうひとつのシリーズとして発展し、現在に至っている。

パワプロクンポケットシリーズは基本的にパワプロの世界とは別の世界の物語だが、このパワプロ5のみパワポケシリーズと世界観や時間軸が繋がっている[1]。そのため、パワプロクンポケットをプレイすれば、猪狩進の交通事故の真相などを知ることができる。なお、パワポケシリーズはパワプロ5から続く(表サクセスの)時間軸をパワポケ11でも維持しており、後の作品でもダイジョーブ博士の真意(パワポケ3)や猪狩進の引退後(パワポケ7)などが語られるイベントがある。

脚注

  1. ^ パワポケ8ではパワプロ12の人物が登場するが、あくまでゲスト出演であり、パワプロ12とパワポケシリーズが同じ世界というわけではない。

関連項目

外部リンク