「カレンダー (Apple)」の版間の差分
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2009年9月13日 (日) 07:52時点における版
開発元 | アップル |
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最新版 | |
対応OS | Mac OS X v10.6.1 |
種別 | Electronic calendar |
ライセンス | プロプライエタリ |
公式サイト | iCal |
iCal(アイカル)は、アップルが開発したMac OS X専用のカレンダー兼スケジュールアプリケーションソフトウェアである。同社の公式サイトから無償でダウンロードが可能で、Mac OS X v10.3以降にはバンドルされている。
歴史
iCalは2002年7月18日に発表され、同年9月11日から無償でダウンロードが可能となった。
iCalのデータを同期アプリケーションiSync(アイシンク)を利用して、iPod、Bluetooth搭載の携帯電話、Palm OS搭載の携帯情報端末(PDA)に転送することができる。2002年10月4日にパブリックベータが公開され、2003年1月6日からは無償で提供されている。
発表当初は起動が遅い、動作が緩慢であるといった批判が多かったが、その後のアップデートによって徐々に改善され、ハードウェアの高速化に伴って問題にならなくなってきている。
Mac OS X v10.5に付属するバージョン3.0では、CalDAVに対応し、Mac OS X Server v10.5のiCal Serverと共に利用することでグループウェア的な活用が可能となった。
Mac OS X v10.6付属するバージョン4.0では、加えてMicrosoft Exchange 2007をネイティブサポートしている。Mac OS X Server v10.6のiCal Server 2と共に利用することで、より柔軟な運用が可能となった。
共有
アップルの公式サイトに設けられた「カレンダーライブラリ」から、各種イベント、各国や三大宗教の祝祭日をダウンロードできる。
iCalで作成したカレンダーはインターネット上に公開することができる。よって他人が作成したデータを利用すること(購読する、という)も可能である。この時のプロトコルはRFC2445として公開されている。一般のiCalユーザーが作成したサイトでは各国の祝祭日、スポーツやコンサートの日程などが記されたカレンダーが公開されている。こうしたサイトから購読したカレンダーはiCalが定期的・自動的にアップデートするため、その内容が常に最新の状態となるよう工夫されている。なお、カレンダーを公開するにはアップル社が提供するサービスの一つであるMobileMe、またはWebDAV機能を有効にしたWebサーバが必要となる。購読するための制限は特にない。