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「FN ポケット・モデル M1906」の版間の差分

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2009年9月20日 (日) 04:16時点における版

Baby Browning
種類 拳銃
原開発国 ベルギーの旗 ベルギー
開発史
開発者 ジョン・ブローニング
Dieudonné Saive
開発期間 1927
製造業者 ファブリックナショナル
Manufacture d'armes de Bayonne
PSP
PSA
製造期間 1931
諸元
重量 275 g (9.7 オンス)
全長104 ミリメートル (4.1 インチ)
銃身53.6 ミリメートル (2.1 インチ)
全高72 ミリメートル (2.8 インチ)

作動方式 ストレートブローバック ストライカー方式
装填方式 6発マガジンボックス
照準 Fixed iron notch and blade
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FN ポケット・モデル M1906は、ベルギー銃器メーカーであるFN社(Fabrique Nationale)が開発した自動拳銃である。

1906年に発売され、護身用として人気を博した自動拳銃である。全長5インチほどしかないまさにポケットに入るサイズの銃であり、携帯性が高かった。内部機構は後のM1910にも通じるものが使われており、基本設計の確かさが見受けられる。.25口径、ストレートブローバックのストライカー方式であり、アメリカではコルト社によりコルト・ベスト・ポケットとして発売され好評を博した。後にマイナーチェンジが行なわれ、グリップセフティが廃止、スライドが小型・軽量化され埋め込み式のサイトが露出、など細かな変更が加えられ、さらに小型化した。マイナーチェンジ後はFN Baby、またはブローニング・ベビーと呼ばれている。

一説には400万丁の生産が行なわれたとされるロングセラー商品であり、戦前の日本の警察においても、主要な府県警察部で主に私服警察官向けとして採用された他、警視庁特別警備隊に編成されていた警官突撃隊も使用していた。

また大日本帝国陸軍にも、多くの愛用将校が居たと言われている。

ファイル:Browning Baby 1.jpg
FN ポケット・モデル M1906(FN ブローニング・ベビー)

北朝鮮工作員

この銃は小型で、サプレッサー(減音器)の取り付けが可能なため、北朝鮮工作員が北朝鮮でコピー製造した本銃を所持していた模様。

関連項目