ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団

ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団（Filharmonie Brno または Státní filharmonie Brno）は、チェコ第2の都市、ブルノを本拠地とするオーケストラである。

ブルノはヤナーチェクゆかりの地であり、この管弦楽団もヤナーチェクの音楽を得意とする。

歴史

前身は、フランチシェク・ノイマンが監督の地位にあったブルノのオペラのオーケストラであり、1940年、これを引き継いだブルノ放送交響楽団である。

1956年、このブルノ放送交響楽団とブルノ管区交響楽団が合併されて、ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団が誕生した。初代主席指揮者にはブジェスラフ・バカラを迎えた。

1961年、東京交響楽団とコンサートマスターの交換を行い、小林武史が3年間コンサートマスターを務めた。

歴代主席指揮者

• ブジェスラフ・バカラ Břetislav Bakala (1956-1958年)
• ヤロスラフ・フォーゲル Jaroslav Vogel (1959-1962年)
• イジー・ヴァルトハウス Jiri Waldhans (1962-1978年)
• フランティシェク・イーレク(1978-1983年)
• ペトル・ヴロンスキー Petr Vronský (1983-1991年)
• レオシュ・スヴァロフスキー Leoš Svárovský (1991-1995年)
• オタカール・トゥルフリック Otakar Trhlik (1995-1997年)
• アルド・チェッカート(1997-2000年)
• ペトル・アルトリヒテル Petr Altrichter| (2002年-現在)

桂冠指揮者

• チャールズ・マッケラス (2007年 - )
• カスパー・リヒター (2002年 - )

関連項目

• チェコの音楽
• プラハの春音楽祭
• レオシュ・ヤナーチェク

外部リンク

• 公式サイト