「正眼寺 (小牧市)」の版間の差分
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[[File:Syougenji (Komaki) 06.JPG|thumb|right|銅像誕生釈迦仏立像の解説]] |
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2009年10月12日 (月) 18:05時点における版
正眼寺 | |
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所在地 | 愛知県小牧市大字三ッ渕29 |
山号 | 青松山 |
宗派 | 曹洞宗 |
創建年 | 1394年 |
開山 | 通幻寂霊 |
開基 | 後小松天皇 |
札所等 | 小牧十観音 |
文化財 | 銅造誕生釈迦仏立像、無縫塔 |
法人番号 | 1180005008458 |
概要
小牧市西部に位置する曹洞宗の寺院。山号は「青松山」。開山は室町時代(西暦14世紀)。後小松天皇の支援により、通幻寂霊禅師の手によって、現在の同県一宮市丹陽町(旧・中島郡下津村)に開かれた。江戸時代(西暦17世紀)に、土田氏の領地寄進により現在地に移転。多数の所蔵品があり、中でも「銅造誕生釈迦仏立像」は、国の重要文化財に指定されている。
歴史
- 1394年(応永元年) - 現在の一宮市に開山
- 1458年(長禄2年)8月4日 - 三世天先和尚死去
- 1689年(元禄2年) - 土田氏の領地寄進により現在地に移転。
- 1968年(昭和43年) - 愛知学院大学附属図書館による所蔵文書などの調査開始。
- 1973年(昭和48年) - 愛知学院大学附属図書館の調査結果が、「正眼寺文書目録」としてまとめられる。
- 1988年(昭和63年)6月6日 - 銅造誕生釈迦仏立像が国の重要文化財に。
- 1991年(平成3年)3月30日 - 無縫塔が小牧市の有形文化財に。
文化財・所蔵品
- 銅造誕生釈迦仏立像 - 銅製の仏像。高さは8.2cmで、表面には金めっきが施されている。製造年代は、飛鳥時代(西暦7世紀中頃)と考えられている。1988年に、国の重要文化財に指定。なお、現在は奈良県にある奈良国立博物館に寄託され、館内に展示されている。
- 無縫塔 - 正眼寺三世天先和尚の墓碑。小牧市の有形文化財に指定されている。
- 大涅槃図 - 豊臣秀吉によって寄進されたと伝えられる絵画。
備考
「大涅槃図」や歴代住職により書かれた文書などの所蔵品(約500点)は、現在愛知学院大学附属図書館に保管されている。
「尾張名所図会」には塔頭を含む大伽藍の様子が掲載されているが、現在は、塔頭寺院は全て無く、本寺のみである。 明治9年、山門(楼門)は江南市の高雲山報光寺に払い下げられ移築、現存する。