カトリック山田教会

カトリック山田教会（かとりっくやまだきょうかい）は、長崎県平戸市の生月島（旧北松浦郡生月町）にあるキリスト教（カトリック）の教会堂である。

教会の保護者

• 七つの悲しみの聖母

沿革

生月島は潜伏キリシタンの多い島で、1865年の「信徒発見」の後すぐに黒島などから信徒が島を訪れ、その働きかけによって少数ながらカトリックに復帰する信者が増えていった。最初は島の中部の壱部（いちぶ）に教会が建てられ、島の南部の山田でも1909年（明治42年）に教会建設に着工、1912年（大正元年）に完成、献堂された。その後1970年（昭和45年）に改築・一部増築が行われた。

概要

鉄川与助の設計・施工によるロマネスク様式の教会堂である。

教会内部の壁面には、蝶の羽で作られた装飾画が飾られている。これは1990年頃に、在任していた主任司祭が自ら蝶を採集して作り上げたものである。

教会の前庭には、生月島出身の聖人・聖トマス西の列聖記念碑が1987年に建てられている。

所在地

〒859-5704　平戸市生月町山田免442

アクセス

• 生月大橋から車で約5分
• 生月バス「飛石」バス停から徒歩10分

周辺情報

• 黒瀬の辻殉教地（ガスパル様）
• 平戸市立山田小学校