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'''ペスカトーレ'''は、魚介類とトマトソースの[[スパゲティー]]である。ペスカトーレとは漁師風という意味で、
'''ペスカトーレ'''は、「漁師風」という意味の、魚介の[[パスタ]]。[[ニンニク]]、[[パセリ]]などの香料、[[白ワイン]]、それに様々な海の幸を用いてつくる。[[貝]]、[[イカ]]、[[エビ]]などを使うことが特に多い。
漁師が売れ残りや雑魚、外道などをまとめてトマトソースで煮込んだものがはじまりと言われ、いわば日本で言うあら汁に近い大衆料理である。これが次第にスパゲティーのソースとして食されるようになった。


塩・ニンニク・白ワインと言ったシンプルな味付けに、魚介類それぞれの旨みがトマトソースによって調和され、素朴だが非常にコクのある奥深いスープとなる。そのため、スパゲティーだけでなくその他の[[パスタ]]ともよくあう。一般的には、[[アサリ]]、[[イカ]]、[[エビ]]、[[カニ]]、[[ムール貝]]、[[ホタテ]]等がよく使われる。
ただし、前述のようにこれといった一定のレシピはなく、お好みで何を入れても魚介類をトマトソースで仕上げた料理にはペスカトーレと付くことが多い。



==材料(2人分)==
==材料(2人分)==

2005年9月6日 (火) 11:05時点における版

ペスカトーレは、魚介類とトマトソースのスパゲティーである。ペスカトーレとは漁師風という意味で、 漁師が売れ残りや雑魚、外道などをまとめてトマトソースで煮込んだものがはじまりと言われ、いわば日本で言うあら汁に近い大衆料理である。これが次第にスパゲティーのソースとして食されるようになった。


塩・ニンニク・白ワインと言ったシンプルな味付けに、魚介類それぞれの旨みがトマトソースによって調和され、素朴だが非常にコクのある奥深いスープとなる。そのため、スパゲティーだけでなくその他のパスタともよくあう。一般的には、アサリイカエビカニムール貝ホタテ等がよく使われる。 ただし、前述のようにこれといった一定のレシピはなく、お好みで何を入れても魚介類をトマトソースで仕上げた料理にはペスカトーレと付くことが多い。


材料(2人分)

  • アサリ - 15~20個(十分に砂抜きをしておく)
  • イカ - 1杯(皮を剥いて輪切り)
  • エビ - 10尾~15尾ほど(脊わたを取り、殻を剥いておく)

作り方

  • 鍋に白ワインとアサリ、にんにく(半個分)、チキンコンソメをいれ、殻が開くまで蒸す。(これを1とする)
  • 殻が開いたら、火からおろし、別の鍋でイカとエビ、にんにく(半個分)を炒める。
  • イカとエビ、(1)を同じ鍋に入れ、さらにトマトソースを加えて一煮立ちさせる。
  • 塩とパスタの茹で汁を加えて味を調整し、パセリを散らして出来上がり。

備考

  • アサリの代わりにハマグリを使うと、まろやかな味わいになる。
  • 細めのパスタを使うとおいしい。