「ウィリー・タベラス」の版間の差分
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{{by|1999年}}[[5月27日]]に[[クリーブランド・インディアンス]]に入団し、{{by|2003年}}[[12月15日]]に[[ドラフト会議 (MLB)#ルール・ファイブ・ドラフト|ルール・ファイブ・ドラフト]]で[[ヒューストン・アストロズ]]へ移籍<ref name="brtrans"/>。{{by|2004年}}[[9月6日]]の[[シンシナティ・レッズ]]戦でメジャーデビュー。ほとんどが代走による出場だった。 |
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{{by|2005年}}はこの年の最多内野安打(71)・最多バント安打(31)・最多単打(152)を放ち、資格を残していた新人部門でも最多得点(82)と最多安打(172)を記録した。また[[ナショナルリーグ]]6位となる34盗塁、打率も.291と結果を残した。[[image:Willy Taveras 24 August 2006 001.jpg|thumb|150px|アストロズ時代(2006年)|left]] タベラスは前年限りで[[ニューヨーク・メッツ]]へ移籍した[[カルロス・ベルトラン]]に代わる[[中堅手]]としての役割を果たし、プレイヤー選出のナショナルリーグ新人王に選ばれ、記者投票の新人王は[[ライアン・ハワード]]に次ぐ2位だった<ref>{{cite web |url=http://www.baseball-reference.com/awards/awards_2005.shtml#NLroy|title=Baseball Awards Voting for 2005|language=英語||work=Baseball-Reference.com|accessdate=8月16日|accessyear=2008年}}</ref>。 |
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{{by|2006年}}、タベラスは打率.278とやや低調に終わったがこの年も最多バント安打(21)とリーグ10位の33盗塁を記録した。また[[ジェフ・ケント]]が2004年に記録した25試合連続安打を上回る30試合連続安打を放ち、球団新記録となった<ref>「各球団マンスリー・リポート ヒューストン・アストロズ」『[[月刊メジャー・リーグ]]』2006年10月号、[[ベースボールマガジン]]社、2006年、[[雑誌コード|雑誌]] 08625-10、42項。</ref>。しかし打点はわずか30に終わった。2006年[[12月12日]]にタベラスは[[テイラー・バックホルツ]]や[[ジェイソン・ハーシュ]]と共に[[ジェイソン・ジェニングス]]と[[ミゲル・アセンシオ]]の交換要員として[[コロラド・ロッキーズ]]へトレードされた<ref name="brtrans">{{cite web |url=http://www.baseball-reference.com/t/taverwi01.shtml#TRANS|title=Willy Taveras Transactions|language=英語||work=Baseball-Reference.com|accessdate=8月16日|accessyear=2008年}}</ref>。 |
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=== コロラド・ロッキーズ === |
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{{by|2007年}}は[[松井稼頭央]]と1・2番コンビを結成。打率、出塁率、長打率は自己最高となり三振も自己最少に抑えた。バント安打38本は{{by|1992年}}に[[ブレット・バトラー]]が記録した40本に次ぐもので<ref>{{cite web |url=http://www.baseballprospectus.com/article.php?articleid=6446|title=Schrodinger's Bat |language=英語||work=Baseball Prospectus ||accessdate=8月16日|accessyear=2008年}}</ref>、両リーグ2位で19本の[[フアン・ピエール]]よりも2倍も多く放ち、成功率は64.4%だった<ref>{{cite web |url=http://www.fangraphs.com/leaders.aspx?pos=all&stats=bat&lg=all&qual=n&type=2&season=2007&month=0|title=Major League Leaderboards 2007 Batters Batted Ball Statistics |language=英語||work=FanGraphs Baseball|accessdate=8月16日|accessyear=2008年}}</ref>。打率は.320と初めて3割に乗せたが、終盤に故障し97試合の出場にとどまり、[[ポストシーズン]]途中で復帰を果たすものの精彩を欠いた。それでも、チーム最多となる33盗塁を決めるなど、[[2007年のワールドシリーズ|ワールドシリーズ]]進出に貢献。 |
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2008年は打率・251、出塁率・308と低調だったものの、68盗塁をマークして盗塁王に輝いた。しかし、若手育成を優先するチームの意向で新たな契約を打診されず戦力外となり、[[12月12日]]フリーエージェントとなった。 |
{{by|2008年}}は打率・251、出塁率・308と低調だったものの、68盗塁をマークして盗塁王に輝いた。しかし、若手育成を優先するチームの意向で新たな契約を打診されず戦力外となり、[[12月12日]]フリーエージェントとなった。 |
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=== シンシナティ・レッズ === |
=== シンシナティ・レッズ === |
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* 各年度の'''太字'''はリーグ最高 |
* 各年度の'''太字'''はリーグ最高 |
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== 外部リンク == |
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2009年12月5日 (土) 13:35時点における版
シンシナティ・レッズ #3 | |
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基本情報 | |
国籍 |
![]() |
出身地 |
![]() |
生年月日 | 1981年12月25日(42歳) |
身長 体重 |
6' 0" =約182.9 cm 160 lb =約72.6 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 中堅手 |
プロ入り | 1999年 |
初出場 | 2004年9月6日 シンシナティ・レッズ戦 |
年俸 | $2,250,000(2009年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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国際大会 | |
代表チーム |
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WBC | 2006年、2009年 |
この表について
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ウィリー・タベラス(Willy Taveras , 1981年12月25日 - )は、MLBシンシナティ・レッズに所属する中堅手。ドミニカ共和国テナレス出身。右投右打。
経歴
ヒューストン・アストロズ
1999年5月27日にクリーブランド・インディアンスに入団し、2003年12月15日にルール・ファイブ・ドラフトでヒューストン・アストロズへ移籍[2]。2004年9月6日のシンシナティ・レッズ戦でメジャーデビュー。ほとんどが代走による出場だった。
2005年はこの年の最多内野安打(71)・最多バント安打(31)・最多単打(152)を放ち、資格を残していた新人部門でも最多得点(82)と最多安打(172)を記録した。またナショナルリーグ6位となる34盗塁、打率も.291と結果を残した。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/2b/Willy_Taveras_24_August_2006_001.jpg/150px-Willy_Taveras_24_August_2006_001.jpg)
タベラスは前年限りでニューヨーク・メッツへ移籍したカルロス・ベルトランに代わる中堅手としての役割を果たし、プレイヤー選出のナショナルリーグ新人王に選ばれ、記者投票の新人王はライアン・ハワードに次ぐ2位だった[3]。
2006年、タベラスは打率.278とやや低調に終わったがこの年も最多バント安打(21)とリーグ10位の33盗塁を記録した。またジェフ・ケントが2004年に記録した25試合連続安打を上回る30試合連続安打を放ち、球団新記録となった[4]。しかし打点はわずか30に終わった。2006年12月12日にタベラスはテイラー・バックホルツやジェイソン・ハーシュと共にジェイソン・ジェニングスとミゲル・アセンシオの交換要員としてコロラド・ロッキーズへトレードされた[2]。
コロラド・ロッキーズ
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/98/Willy_Taveras_on_April_16%2C_2008.jpg/175px-Willy_Taveras_on_April_16%2C_2008.jpg)
2007年は松井稼頭央と1・2番コンビを結成。打率、出塁率、長打率は自己最高となり三振も自己最少に抑えた。バント安打38本は1992年にブレット・バトラーが記録した40本に次ぐもので[5]、両リーグ2位で19本のフアン・ピエールよりも2倍も多く放ち、成功率は64.4%だった[6]。打率は.320と初めて3割に乗せたが、終盤に故障し97試合の出場にとどまり、ポストシーズン途中で復帰を果たすものの精彩を欠いた。それでも、チーム最多となる33盗塁を決めるなど、ワールドシリーズ進出に貢献。
2008年は打率・251、出塁率・308と低調だったものの、68盗塁をマークして盗塁王に輝いた。しかし、若手育成を優先するチームの意向で新たな契約を打診されず戦力外となり、12月12日フリーエージェントとなった。
シンシナティ・レッズ
12月27日、2年625万ドルでシンシナティ・レッズに移籍した。
年度別打撃成績
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2004 | HOU | 10 | 2 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 |
2005 | 152 | 635 | 592 | 82 | 172 | 13 | 4 | 3 | 202 | 29 | 34 | 11 | 7 | 4 | 25 | 1 | 7 | 103 | 4 | .291 | .325 | .341 | .666 | |
2006 | 149 | 587 | 529 | 83 | 147 | 19 | 5 | 1 | 179 | 30 | 33 | 9 | 11 | 2 | 34 | 0 | 11 | 88 | 6 | .278 | .333 | .338 | .671 | |
2007 | COL | 97 | 408 | 372 | 64 | 119 | 13 | 2 | 2 | 142 | 24 | 33 | 9 | 7 | 1 | 21 | 0 | 7 | 55 | 1 | .320 | .367 | .382 | .749 |
2008 | 133 | 538 | 479 | 64 | 120 | 15 | 2 | 1 | 142 | 26 | 68 | 7 | 15 | 3 | 36 | 0 | 5 | 79 | 4 | .251 | .308 | .296 | .604 | |
2009 | CIN | 102 | 437 | 404 | 56 | 97 | 11 | 2 | 1 | 115 | 15 | 25 | 6 | 11 | 2 | 18 | 0 | 2 | 58 | 2 | .240 | .275 | .285 | .559 |
通算:6年 | 643 | 2607 | 2377 | 351 | 655 | 71 | 15 | 8 | 780 | 124 | 194 | 42 | 52 | 12 | 134 | 1 | 32 | 384 | 17 | .276 | .321 | .328 | .649 |
- 2009年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
脚注
- ^ “Cincinnati Reds Salaries Player Salaries and Team Payroll - MLB Baseball” (英語). ESPN.com. 12月5日閲覧。accessdateの記入に不備があります。
- ^ a b “Willy Taveras Transactions” (英語). Baseball-Reference.com. 8月16日閲覧。accessdateの記入に不備があります。
- ^ “Baseball Awards Voting for 2005” (英語). Baseball-Reference.com. 8月16日閲覧。accessdateの記入に不備があります。
- ^ 「各球団マンスリー・リポート ヒューストン・アストロズ」『月刊メジャー・リーグ』2006年10月号、ベースボールマガジン社、2006年、雑誌 08625-10、42項。
- ^ “Schrodinger's Bat” (英語). Baseball Prospectus. 8月16日閲覧。accessdateの記入に不備があります。
- ^ “Major League Leaderboards 2007 Batters Batted Ball Statistics” (英語). FanGraphs Baseball. 8月16日閲覧。accessdateの記入に不備があります。