利用者:Loup-noir/作業室D

プトレマイダ（ギリシャ語:Πτολεμαΐδα、カサレヴサ:Πτολεμαΐς）は、ギリシャ北部に位置する町であり、西マケドニア地方のコザニ県にある。町の炭鉱から採掘される褐炭や、発電所で知られている。

名称

• ギリシャ語名 - プトレマイダ（Πτολεμαΐδα）
• カサレヴサ名 - プトレマイス（Πτολεμαΐς）
• トルコ語名 - カユラル（Kayılar）
• ブルガリア語名 - カイリャリ（Кайляри）
• マケドニア語名 - カイラル（Кајлар）

オスマン帝国時代にこの町はカユラルと呼ばれ、1927年までギリシャ語でもカイラリア（Καϊλάρια）と呼ばれていた。「カユ」（Kayı）は、オスマン帝国の建国者オスマン1世の出身部族であるカユ族から取られた。現在の町の名称であるプトレマイダは、アレクサンドロス3世の将軍でプトレマイオス朝を開いたプトレマイオス1世と、その娘プトレマイスを称えて、1927年1月20日に改名された。そのために町の中央広場には、彼の彫像が安置されている。

歴史

プトレマイダの地域には紀元前6000年頃から人が居住したとされる。新石器時代には、交易中心地の役割を持った農村が存在し、発達した金属加工技術の知識をすでに持っていたという。近隣から発掘された、紀元前4500年頃に作られたとされる金の首輪がそれを物語っている。