「水曜どうでしょうの企画」の版間の差分
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*第4週 - 試食編(収穫・料理) |
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**収穫した夏野菜を元に四品作ったが、料理の当たり外れが激しく、最後には開戦してしまうほどの評価となった。 |
**収穫した夏野菜を元に四品作ったが、料理の当たり外れが激しく、最後には開戦してしまうほどの評価となった。 |
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* 被害-ミキサー破損。ミスターは人と会う予定があったが、調理が長引いたためにキャンセル。藤村Dは娘とプールに行く予定が台無しに。 |
* 被害-ミキサー破損。ミスターは人と会う予定があったが、調理が長引いたためにキャンセル。藤村Dは娘とプールに行く予定が台無しに。onちゃんは大泉の不満のはけ口となって殴る蹴るの暴行を受ける。 |
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====その他の企画での調理==== |
====その他の企画での調理==== |
2005年9月21日 (水) 11:09時点における版
水曜どうでしょうの企画では、北海道テレビ放送制作のバラエティ深夜番組『水曜どうでしょう』(1996年~2002年深夜放送。以後、年数回でスペシャル版放映)で放送された企画の中から、同番組を再構成・再編集した再放送版であり一部を除く全国テレビ局で放送されている「どうでしょうリターンズ」・「水曜どうでしょうClassic」の中で放送される企画、またDVD「水曜どうでしょうDVD全集」として発売される作品、いわゆる「鈴井・大泉の旅企画」について述べる。企画名については番組内で多数の呼び方がある企画があるが、DVD作品のタイトルを正式タイトルとする。 以下、企画初回放送開始順。
参考として、道内で本放送された日付を記す。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
国内企画
サイコロの旅
鈴井貴之が考えた企画のひとつ。水曜どうでしょうの初期の企画であり、出演者大泉洋と鈴井貴之がサイコロを振り、サイコロの出た目で次の行き先と手段を決定し、東京から北海道へ帰ってくる企画である。それぞれ6つの目には行き先と移動手段が割り振られており、某菓子メーカーのキャラメルのサイコロを振る。番組は低予算のため、移動は新幹線・航空機などは少なく、主に深夜バスや在来線、フェリーなどで移動をする。サイコロによって何時間もバスにゆられながら移動をするのでかなり過酷な企画である。1999年12月に放送された「サイコロ6 ゴールデンスペシャル」以降サイコロの旅は実施されていない(「サイコロ6」の視聴率が悪かったため、サイコロばかりやっていてもしょうがないというD陣の意向らしい)が、復活を望むファンの声は多い。 また、1度だけ外国でサイコロを行った「サイコロ韓国」がある。こちらは乗り物を選ぶのではなく食べ物を選び、その後誰が食べられるかを決定するためのカードを引く。
水曜どうでしょうを象徴する企画のひとつであり、色々な番組で似せた企画が放送されている。
サイコロ1
DVD第2弾『サイコロ1/粗大ゴミで家を作ろう/闘痔の旅』に収録。2000年発売の「どうでしょうビデオ」でも収録済みで、DVD版はビデオ版を焼き直しただけという手間要らずの作品。DVD版エンディングには「1/6の夢旅人2002」がフルコーラスで収録されており、特に最後の部分は鈴井と大泉が笑っている映像ばかりの「爆笑つなぎ」になっている。
- 当初の企画名は「アンルイスの取材で東京までせっかく来たんだから何かやってから帰りましょう企画」
- 赤坂プリンスホテルでアン・ルイスとインタビュー→
- 東京・新宿高速バスターミナルから深夜バス(オレンジライナー)で松山・道後温泉→松山駅から特急宇和海と八幡浜駅乗り換えフェリーで臼杵港→臼杵駅から特急にちりんで小倉駅→山陽新幹線で新大阪駅→寝台急行きたぐにで新潟駅→新潟港からフェリーで小樽港(GOAL)
- 9月15日(1996年)は、鈴井は「AIR-G'の仕事がある」、大泉は「親戚の人が来る」、藤村Dは「子供の運動会がある」ため、どうしても15日までに札幌へ帰る必要があった。
- 急行きたぐに新潟行では、三連休の前日ということで寝台券が3枚しか取れずに、「何らかの方法によって」大泉が自由席に座ることになった。しかし、後日談では大泉がギブアップして藤村Dと同じ寝台で寝たという話がある。
サイコロ2~西日本完全制覇~
DVD第3弾『サイコロ2~西日本完全制覇~/オーストラリア大陸縦断3,700キロ』に収録。DVD版では第2弾を買っているという前提があるため、大泉が東京に行く経緯までは第3弾に収録されていない(DVD第2弾「闘痔の旅」後半部分に収録されている)。
- 「歌手西城秀樹とのインタビュー」というウソ設定で赤坂プリンスホテル→
- 東京駅から新幹線グリーン車で新神戸駅→三宮駅から深夜バス(レッツ号)で熊本交通センター下車熊本駅→特急あそ号(遅着が判明し急遽三重町駅下車でタクシー)と佐伯港からフェリー経由で宿毛港→土佐中村からレンタカーで高知駅→深夜バス(はりまや号)で博多駅→新幹線福山駅乗り換えJR笠岡駅から高速船で白石島→笠岡駅に戻りJRで岡山駅と高松駅乗り換え特急うずしお号で徳島駅→(1泊)→フェリーで和歌山港(時間切れ)
サイコロ3~自律神経完全破壊
第4弾『サイコロ3~自律神経完全破壊~前編/後編 完全版』に収録。嬉野Dがテレビドラマ「なまらキッズ」監督の為、代理として藤村Dと同期入社の杉山順一Dが同行。撮影は藤村Dが行う。
- 歌手樋口了一の自宅訪問という建前で川崎市から東芝EMI品川スタジオ→
- 東京・品川バスターミナルから深夜バス(キャメル号)で鳥取駅→特急はくと号で京都駅→特急サンダーバード号で敦賀駅→特急しらさぎで金沢駅→深夜バス(加賀号)で博多駅→特急ハウステンボスでハウステンボス駅→特急ハウステンボスと鳥栖駅乗り換え特急つばめで西鹿児島駅→寝台特急なはで岡山駅→新幹線西明石駅乗り換えJR明石駅から高速船で淡路島(時間切れ)
- 後編 1997年5月7日~21日放送
- 前編が終了した3日後にいきなり淡路島へ。初の大泉拉致騒動
- 淡路島・津名港→高速バスで徳島駅→特急うずしお号と高松駅のち岡山駅乗り換えJRで倉敷駅→深夜バス(マスカット号)で東京・新宿高速バスターミナル→東京駅から新幹線で新神戸駅→神戸ヘリポート(カワサキヘリコプタシステム本社)からヘリコプターで但馬空港経由湯村温泉へリポート→浜坂駅から特急はまかぜ号と城崎駅乗り換え特急きのさき号で京都駅→深夜バス(ギャラクシー号)で福島駅→山形新幹線つばさと山形駅乗り換え特急こまくさ号で大曲駅→秋田新幹線改め田沢湖線代行バスで盛岡駅→八戸港からフェリーで苫小牧港でGOAL
- 後編の倉敷駅ではマイクのスイッチを入れ忘れたため、ナレーションでごまかしている。
- 秋田新幹線が選択肢にあったのは、開業直前なのにD陣が開業後の時刻表を持っていて勘違いしたため。この時は代行バスというルートをとったが、当時は『大曲駅からエル特急秋田リレー号と北上駅乗り換え東北新幹線やまびこで盛岡駅』という選択肢もあった。
- 関連リンク
サイコロ4 日本列島完全制覇
- この回のスタートは東京でなく島根県出雲市の出雲大社からスタート(その当時、「どうでしょう」が中国地方を征服していないのは島根だけだったからとか、同じ理由で宮崎リゾート満喫の旅(旧宮崎シーガイア)を行った。)
- 出雲大社→出雲市駅から特急スーパーやくも号と岡山駅乗り換え新幹線で広島駅→(1泊)→新幹線ひかり号と新大阪駅乗り換え特急サンダーバード号で富山駅→富山地方鉄道と立山黒部アルペンルートで信濃大町駅→レンタカー(長野自動車道 - 中央自動車道 - 東名高速道路 - 東名阪自動車道 - 伊勢自動車道)で伊勢神宮→伊勢市駅からJR快速みえ号と名古屋駅のち東京駅乗り換え新幹線で仙台駅→新幹線やまびこ号で宇都宮駅→深夜バス(とちの木号)で京都駅→新幹線で博多駅(時間切れ)
サイコロ5 キング・オブ・深夜バス
- 東京・羽田空港→新宿高速バスターミナルから深夜バス(キング・オブ・深夜バス はかた号)で博多駅→特急つばめ号で西鹿児島駅→JR快速なのはな号で指宿温泉→鹿児島に戻りフェリーで奄美大島→飛行機で鹿児島空港経由大阪空港→新大阪駅から新幹線で東京駅→新宿高速バスターミナルから深夜バス(はかた号)で博多駅→福岡空港から飛行機で新千歳空港より札幌(GOAL)
- 鹿児島からの「快速なのはな」車中で、藤村Dと鈴井が白熊の早食い対決を行い、ミスターは負けたばかりか逆噴射までしでかし、これが後に行われる様々な甘い物対決の発祥となった。この時は対決のあとに砂風呂を満喫し冷えた体を暖めている。
サイコロ6 ゴールデン・スペシャル
- 1999年12月15日の19:00~19:54にHTBで放送され、当日の23:15~から完結篇を放送。
- 東京・羽田空港→(東京モノレールとJR山手線のち中央線乗り継ぎ武蔵境駅下車タクシー)調布飛行場から飛行機(新中央航空)で伊豆大島→高速船と熱海駅乗り換え新幹線こだま号で東京駅→羽田空港から飛行機で高知空港→高知駅から深夜バス(よさこい号)で大阪・梅田阪急三番街→大阪駅からJR大和路快速で法隆寺→JRで新大阪駅に戻り新幹線と新尾道駅乗り換えレンタカー(しまなみ海道経由)で松山市内→松山空港から飛行機で東京・羽田空港→品川バスターミナルから深夜バス(ノクターン号)で 弘前駅→青森空港から飛行機で博多・福岡空港→博多駅から新幹線のぞみ号で新大阪駅→(大阪で1泊)→飛行機で高知空港(時間切れ…ミスターお遍路へ…なんちゃって)
編成の都合上実質3週分で抑えないといけなかったために、今までのサイコロの旅よりもテンポの速い内容になっている。結局20%越えを目指した視聴率は12.5%と普段の時間帯と変わらない視聴率であった。
(サイコロを振った場所は放送時のフリップに記されていた地名を参考)
粗大ごみで家を作ろう
粗大ごみを拾い、札幌の一等地・宮の森に家(部屋)を建てる企画である。現在では殆ど見ることができない「ハイテンションな鈴井貴之」を見ることができる貴重な企画である。 企画の発端は、劇団を主宰していた鈴井が、舞台上の小道具・大道具用に粗大ゴミを拾っていたこと。鈴井がどうしてもやりたかった企画らしく、ハイテンションなのも頷ける。
水曜どうでしょう最初期の企画であり、中期以降旅スタイルとなった水曜どうでしょうとしてはきわめて異端な企画である。基本的にごみ拾いと車内での会話が中心ではあるが、車内での会話は他の企画に比べればあまり面白くない。しかし、途中前方を通行していた自転車に乗った男性が急にこけるなど思わぬハプニングがおこることがあり、後の水曜どうでしょうにつながるひとつのきっかけになったことは否定できない事実である。
中央区や西区琴似で粗大ごみを「収集」し、最後は宮の森に家を建てたが、その時に拾ってきたテレビなどの家電を動かしていたところ、鈴井の「人間アンテナ」で『メガネの和光』のCMとuhbの『ポンキッキーズ』が流れた(流れてしまった)。
この企画は宮の森の地主の許可を得ず撮影していたそうで、後日北海道テレビの社員(「いばらのもり」竹本D)がたまたま土地を見学したときに不動産屋から「そういえば、勝手にここ使いましたよね?」と聞かれたという後日談がある。また集めてきたゴミは、スタッフが南区の駒岡清掃工場までトラックで運搬し、HTBがお金を負担して処分した。
- 現在の札幌市では、企画が収録された当時のように粗大ごみのステーション収集がなくなり、申し込みによる戸別収集を行っているので注意されたい。札幌市清掃(環境局環境事業部)を参照のこと。
嬉野Dはドラマ撮影のために、この企画の撮影・編集ともに関与していない。「粗大ごみ」に関してはどうでしょうで唯一、本職のカメラマンが撮影した企画あり、他の企画とは違ったカメラワークであることが映像から実感できる。なお「水曜どうでしょう」放送分については、前編が堂島孝平インタビューと抱き合わせになっているため、1.5週程度の内容である(どうでしょうリターンズではサイコロ1後編+粗大ごみ前編・粗大ごみ後編の2回にわけて、Classicでは「あまり面白くないので」1回に再編集された)。
激走!24時間 大泉洋くん闘痔の旅
鈴井貴之が考えた企画のひとつ。サイコロ1で発覚した大泉の「痔」を治すために24時間でいろいろな温泉を回る(=湯治(闘痔))企画である。
水曜どうでしょう最初期の企画のひとつであり、まだまだ出演者・ディレクター陣も探りあいの中企画を行っているが「この企画から大泉が(テレビタレントとして)自我を持った」と嬉野Dが語ったり、大泉が運転をし鈴井が後ろに座り車内で会話をするというスタイルが確立されたりと後の水曜どうでしょうにとっては大きなターニングポイントとなった企画となった。
企画の「闘痔の旅」も「湯治」のパロディであり、企画自体藤村ディレクターが「温泉に入りたい」という安易な発想からはじまった。
- 行程
- HTB通用口(札幌市豊平区)→薬師温泉(ニセコ町)→二股ラジウム温泉(長万部町、清掃中だった)→平田内温泉(熊石町、「だからあたしテレビってきらい」の名言を生む)→水無海浜温泉(椴法華村・現函館市、入浴というより海水浴)→函館港より青函フェリーで青森港→酸ヶ湯温泉(青森市、八甲田山中にある)→恐山(むつ市、冬季閉山していて「痔・エンド」)
宮崎リゾート満喫の旅
放送時は「宮崎シーガイア」という企画名で放送された。
宮崎シーガイアから誘われ、すべての施設やイベントを体験しシーガイアの魅力を引き出す…はずではあったが、その魅力に鈴井・大泉は負けそうになってしまう。
現在は当時と経営が変わったために「どうでしょうリターンズ」及び「水曜どうでしょうClassic」では放送されないことが決まっているが、水曜どうでしょうDVD全集には「宮崎リゾート満喫の旅」として再編集され収録された。これは「記録」として残すためである。本放送において用いられた、シーガイア側が準備した全景の空撮映像や各種施設などの広報用映像はすべてカットされており、どうでしょうのオリジナル映像のみで構成されている。
これから先、サイコロ韓国や欧州制覇で大泉が宿泊先などで絵画の解説をしているが、宮崎シーガイアでその「芸」を初めて披露している。なお、DVDではここで登場する絵画に「大人の事情」でモザイク処理が施されている。
スケジュール
- 一日目
- 1 そば打ち体験 (パラダイスガーデン/パンターナル)
- 2 カクテルマジック (トップバー「ステラ」)
- 3 ディナー (ルームサービス)
- 4 就寝
- DVDの特典映像に、D陣が二人を無理矢理起こしてトークをさせた場面が収録されている。
- 二日目
- 5 海岸散歩 (一ツ葉海岸)
- 6 朝食
- 7 オーシャンドーム (オーシャンドーム)
- 8 各種アトラクション体験 (オーシャンドーム)
- 9 ボディーボード体験 (オーシャンドーム)
- 10 各種施設見学 (コーナースイート・キングスオーシャンスイート)
- 11 各種施設見学 (展望台 ※プリクラ・似顔絵を体験)
- 12 各種施設見学 (会議室)
- 13 ディナー
- 14 ナイトショー オーシャンドームイリュージョン
- 15 本日の反省
- DVDの特典映像に、藤村Dの「レ゛ジャー」や大泉の「土井さんも連れてきてゴレジャー」などの「くだらない発言」が収録されている。
- 三日目
- 16 フェニックス動物公園
- 17 日向夏プログラム
フェニックス動物公園で鈴井と熱い口付けを交わした「さくらちゃん」は、残念ながら他界してしまった。
宮崎シーガイアの経営が当時と変わってしまい放送はできない企画だが、企画内容自体が「旅企画」とは言い切れず(企画内で旅をしている様子は無いが、北海道から宮崎に行くことが旅ではある)、また深夜番組によくある「パブリシティ企画」であるために「アーティストインタビュー」等の初期企画の一つとして数えるのが正しいのかもしれない。また、パブリシティで二週間も放送時間を割くということは異例であった。
すっかりリゾートを満喫した大鈴ご両人は、放送後多方面から「批判」を受けることになる。そして、過酷な韓国の旅に繋がってゆくのである。
北海道212市町村カントリーサインの旅
鈴井貴之が考えた企画のひとつ。水曜どうでしょうの初期の企画であり、鈴井と大泉が北海道の各市町村にあるカントリーサインが印刷されたカードを引き、実際にその市町村に向かう企画である。北海道の番組であるのにあまり北海道での企画がない(『粗大ごみ』や『闘痔の旅』くらい)ので地元北海道に日の目を当て、北海道212全市町村(当時)をめぐるが、道北から道南など非常に効率の悪い移動なので車内でのやりとりが主になる。非常に人気の高い企画であり、市町村合併で市町村が再編される現在も復活を願う声の多い企画ではあるが「すごい大変だからもうやらない」とのD陣の発言や、現在どうでしょう班が同企画をやったら北海道がパニックになりかねない懸念から実施されていない。
ちなみに、212市町村があまりにも膨大だったために十勝地方限定で行った「十勝二十番勝負」もある。
212市町村カントリーサインの旅
前作「サイコロ韓国」から中五日でのロケ。
- スタート:国道36号の札幌市(豊平区、今の清田区)・北広島市境界
- 1枚目:夕張市
- 2枚目:幌加内町
- 3枚目:雨竜町(鈴井貴之、「ミスターどうでしょう」となる)
- 4枚目:名寄市
- 5枚目:豊頃町(鈴井が名寄市から約400km離れた豊頃町を引き当てて車を運転することになる。が、途中でギブアップして途中で立ち寄ったそばも食えず。)
(途中、寄り道しまくり → 登別温泉で1泊、洞爺湖でボート遊び、豊浦町でイチゴ食べ放題、大沼公園で大沼だんご満喫)
212市町村カントリーサインの旅II
- スタート:猿払村
- 8枚目:追分町
- 9枚目:丸瀬布町
- 10枚目:興部町(下川に向かう途中大泉、牛を仲裁)
- 11枚目:下川町
- 12枚目:上ノ国町(偶然会ったファンに押しつけるが・・・・)
- 13枚目:大成町(ファンが代理で引いたカード、結局上ノ国町へも行く羽目になった)
(移動の間、寄り道は一切無し。いわゆる『合宿』のスタート)
- 14枚目:生田原町を引いて終了。サイコロ4の冒頭に引き継がれる。
第1回水曜どうでしょうカルトクイズ世界大会
番組内のテロップで募集し、HTBに集結した「バカども(鈴井・談)」による水曜どうでしょうのマニアックな問題を解いていく企画。 問題はどれも高レベルで、どうでしょう出演陣もわからないほどの問題であった。 点を取った回答者の前にサイコロが置かれていった。 得点は、「白サイコロ」が1点で「赤サイコロ」が5点。
これもいわゆる「旅企画」ではない企画ではあるが、リターンズ、Classicでは放送されている。
東京ウォーカー
東京の各名所を歩いていこうという企画。基本的に23区内を回っていたが、最終地点に選んだ「大泉学園」があまりにも遠かったために放送では謎の編集が施してあり、前日のホテルから大泉学園到着までのVTRが放送されていない。大泉、寝不足で革靴で東京を歩く。
羽田空港スタート・・・と勢いよく言ってみたものの徒歩で空港を出ることができず(羽田空港への連絡道は全て歩道のないトンネル)、羽田東急ホテル行きの無料送迎バスに乗って空港脱出。
ということで、羽田東急ホテル→田園調布の高級住宅街→高輪プリンスホテルで1泊→レインボーブリッジ経由お台場行き→水上バスで日の出桟橋(浜松町)に移動→東京タワー経由六本木行き→国会議事堂&最高裁経由武道館行き(ミスターとのジョイント(?)コンサート)→秋葉原経由国技館行き(予定外であったが、大泉関の土俵入り(?)披露)→浅草で1泊→練馬区大泉学園(交通手段は不明)
桜前線を捕獲する
名前のとおり、桜前線の最前線を見に行くという企画。どんどん北上していく桜前線を追うが、それは建前で実は温泉に入ったりうまいもん食ったりがメインというどうでしょう班ならではの企画である。爆弾処理班(甘いもの係)として鈴井が甘いものをたくさん食べる。なおどうでしょうリターンズでは、この企画の第2夜後半で「大泉洋拉致事件」という企画が放送されるが現在の社会情勢などを考慮してこの企画自体が放送されない場合がある。そして、水曜どうでしょうClassicでは放送されない。
十勝二十番勝負
鈴井貴之が考えた企画のひとつ。北海道十勝地方の20市町村のカントリーサインが印刷されたカードを引き、その市町村に移動し最初に出会った人にその市町村の名物を聞き、実際にその場所へ行くという企画。基本的なルールは「212市町村カントリーサインの旅」と変わらないため、すりなおしの企画と考えられる。
AIR-G'「GOLGO」生放送中に大泉と安田を連れ去る(「大泉洋拉致事件」)。そして、この企画で初めて北海道テレビ放送のマスコットキャラクターである「onちゃん」が登場(正確にはどうでしょうカルトクイズで出演したが、安田顕が中に入ったのは初めて)し、大泉との壮絶極めるやりとりはともかく、愛くるしい動きやその見た目から人気者となり、その後たびたび水曜どうでしょうに登場することとなる。
リターンズでは放送された地域が多かったが、冒頭の「大泉洋拉致事件」のためClassicでは放送されない。
対戦成績
- 第1回戦 対本別町
- 3万坪のとうもろこし迷路
- 第2回戦 対帯広市
- 六花亭のお菓子(ミスター自害)
- 第3回戦 対上士幌町
- 航空公園(onちゃん気球に乗る)
- 第4回戦 対幕別町
- 嵐山(onちゃん泥酔)
- 第5回戦 対広尾町
- シーサイドパーク(onちゃん海水浴できず…)
- 第6回戦 対中札内村
- 第7回戦 対音更町
- 十勝川温泉で1泊(ミスターのルール違反)
- 第8回戦 対池田町
- ワイン城(onちゃんとプロデューサーでワイン爆飲み)
- 第9回戦 対足寄町
- オンネトー(温泉でひとっ風呂浴びる)
- 第10回戦 対浦幌町
20市町村のうち十試合しかおこなわれていないが、十勝の10勝で十勝の勝利、というダジャレのオチが付いている。
釣りバカ対決シリーズ
鈴井貴之が考えた企画のひとつ。名前の通り釣りをするだけである。第1回目では北海道門別沖で開催され、第2、3回は氷上でのわかさぎつり対決。そして第4回目は屋久島を舞台に24時間耐久魚とりとして実施された。
このシリーズは基本的に予算がかからないため、海外企画などの予算調整のために行われる。
門別沖 釣りバカ対決
- 1998年8月26日放送
- 優勝→onちゃん
- 優勝商品 HTB本社屋上のonちゃんオブジェの横でライトアップ
- こぼれ話 船上で行われたため、大泉と藤村Dがテレビ番組にも関わらずもどすという失態を行った(というか、それを放送した)。
- 得点は、釣った魚の値段で決めた。(判定は北さん←HTBのカメラマン?)
釣りバカ対決第2弾! 氷上わかさぎ釣り対決
- 1999年4月7日放送
- 優勝→ミスター
- 優勝商品 札幌地下街HTBコーナーに優勝者の等身大パネル展示
- こぼれ話 酒(差し入れられた新篠津村の地酒「大法螺」「夢紫苑」)に酔ったonちゃんが大泉の釣ったわかさぎをリリースする事件があった。ロケにはプロデューサー、村役場の人、マタギの方(本当は釣堀場の管理人)などの沢山の人間が参加している。
- わかさぎをダブルで釣ると、行進ができる。
- 得点は、わかさぎ1匹=1点(フナはだめ)。
釣りバカ第3弾! わかさぎ釣り対決Ⅱ
- 2001年3月7日・28日放送
- 優勝→大泉・noちゃんペア
- 優勝商品 札幌地下街HTBコーナーの床に巨大写真が貼られる
- わかさぎをトリプルで釣ると、一曲歌える。
- 得点は、わかさぎ1匹釣る=1点、わかさぎ1匹食べる(揚げてなくても食べれば可)=2点、酒を飲み干す=5点。
釣りバカグランドチャンピオン大会・屋久島24時間耐久魚取り
東北生き地獄ツアー2泊3日
「桜前線捕獲作戦」でどうでしょう班が訪れた場所をたどるファンの旅行ツアーにばれないように鈴井・大泉が扮装をして付いていくという企画。ありえない場所にありえない扮装でいるため大体ばれる。 この企画で大泉は「一生どうでしょうします」と発言し、これが現在の「一生どうでしょうします」宣言につながった。
日本全国絵ハガキの旅
サイコロと海外企画に煮詰まっていたどうでしょうの新企画として登場したが、カントリーサインの旅にサイコロの旅を入れ焼きなおした企画。この企画の醍醐味は旅番組に欠かせないキレイな風景(絵葉書の写真)を探し、同じ風景を撮影するという企画である。日没になると撮影できなかったり、1枚だけ札幌の写真が入っていることなどから非常に怖い企画である。尚、偶然ではあるがこの企画は4年に一度、サッカーW杯開催年に行われる。一応公式HPのD陣のウラ話では2006年に行うことが書いてある。
日本全国絵ハガキの旅
- 第2回目抽選
- 第3回戦抽選
- 第4回戦抽選
日本全国絵ハガキの旅2
- 第2回目抽選
- 第3回目抽選
- 第4回目抽選※
※この回だけは、照葉大吊橋・出羽三山シリーズ・場所不明(おそらく静岡県富士市)の3枚の中から引いた。
この企画の発表の際に、企画の前振りに対して大泉の返答が、約4年もの間があったにもかかわらず、1回目・2回目共にほぼ同じセリフでリアクションをするという、機械化されたような反応を見せた。
第二回抽選時に1/50の確率である北海道(絵はがきの旅2は北海道スタートであった)を引いてしまうあたり鈴井貴之「ミスターどうでしょう」の真骨頂である。
シェフ大泉シリーズ
アラスカの旅で作った大泉の料理があまりにも印象的だったために企画された企画。「クリスマススペシャル」と「夏野菜スペシャル」が放送されている。「シェフ大泉~」とは付かないが、その他の企画でも大泉が料理を作る時がある。大泉本人の料理の腕自体は悪くないらしいが、調理器具の不備や限られた食材での調理、大泉の独創性あふれる調理方法からとんでもない料理が振舞われる。試食は「試食のプロ」である鈴井と安田がおこなうため、絶対にマネしてはいけない。大泉が企画で作った料理を食べた安田顕はテレビでは言えないような病気で病院に行ったらしい(番組内での発言によると、どうやら全身に蕁麻疹が出たらしい)。
ちなみに、大泉洋プロデュースであるベル食品「本日のスープカレーのスープ」は藤村Dも安心してお勧めできる味だという。
この企画を通して、大泉の作る料理全てが酷いと思われている事もあるが、うまく出来た料理の部分をカットしているケース(わかさぎの天ぷら等)もあるので、一概にそうとは言えない。
シェフ大泉 クリスマススペシャル(新提案!車内でクリスマス・パーティー)
HTBの駐車場にて車内パーティ。番組の放送時間に合わせて深夜から未明にかけて収録。番組を収録した12月8日はonちゃんこと安田顕の誕生日だったが、未明のロケに付き合わされたため「簡易onちゃん」の姿でタバコを吸うなどの見事な荒れっぷりである。
シェフ大泉風エビチリ(ミスターの「こんなもの食えるか!ランキング」2位)や、おにぎりの鶏包みを出演者、プロデューサーや吉田みどりアナウンサーなどの社員に「おみまい」しまくりムセさせる。さらには泥酔状態で生放送の『発信!生スタ早起きクマさん』に出演。
夏野菜スペシャル
開墾から試食までロケ日数が通算69日という日本一長い料理番組
- 第1週・第2週 - 開墾編
- 第3週 - 陶芸編
- 第4週 - 試食編(収穫・料理)
- 収穫した夏野菜を元に四品作ったが、料理の当たり外れが激しく、最後には開戦してしまうほどの評価となった。
- 被害-ミキサー破損。ミスターは人と会う予定があったが、調理が長引いたためにキャンセル。藤村Dは娘とプールに行く予定が台無しに。onちゃんは大泉の不満のはけ口となって殴る蹴るの暴行を受ける。
その他の企画での調理
- アラスカ
- シェフ大泉が生まれた企画。ゆで時間を間違えてその後放置すると量が増える魔法のスパゲティ(嬉野Dの「こんなもの食えるか!ランキング」1位)、値札が付いたまま調理されたトマトサラダ、辛くてすっぱくてえびが入っているだけのスープを作ったりととにかく酷い料理を作った。
- このことがあり初めて藤村Dが大泉に手を出した。
- 北欧
- カップラーメンとキャベツとベーコンの炒め物を作ったが、こちらは大変おいしかったそうだ。
- ユーコン
- 歴史に残るような(奇跡的な)チャーハンを作る。
- 【材料】ご飯+ブロッコリー+麻婆豆腐のレトルト+親子丼のレトルト+牛丼のレトルト+レモン汁たくさん+謎の調味料=奇跡のチャーハン
- ムース汁とグレーリング飯(藤村Dの「こんなもの食えるか!ランキング」1位・ちなみにミスターは3位、嬉野Dは2位とグレーリング飯は高い評価?を得ている)。ムース汁は豚汁のようで美味だったらしいが、川魚を焼いて炊き込んだグレーリング飯は「生臭い」と大不評。その不味さは「お前はムース汁だけ作れ」と言わしめるほど。
- わかさぎ釣り2
- このときはシェフ大泉ではなく、花板大泉として出演。しかし、歴代史上最も最悪な料理(わかさぎの刺身=ミスターの「こんなもの食えるか!ランキング」1位、油たっぷりでベトベトなわかさぎの炒め物)を作る。が、おいしく作れたわかさぎのてんぷらシーンはつまらないので放送でカットされる。(後日、未放送VTR特集にて放送。)
試験に出るどうでしょうシリーズ
その名のとおりの教育的企画。実際の入試問題を回答し、間違ったら実際に現地で実習するという企画。どうでしょう的な企画に見えるが、教科書や資料などでは見れない実際の風景やしくみなどがよくわかると意外な事に学生に好評の企画である。第1回目は「クイズ!試験にでるどうでしょう」として、司会に安田顕・鈴井、回答者に大泉というクイズ番組形式で行われ、第2.3回は「どうでしょうゼミナール」として行われた。なお、すべての罰ゲームは四国八十八ヶ所 完全巡拝。
クイズ!試験に出るどうでしょう
試験に出る石川県・富山県
- この回は大泉が校長・鈴井が講師となり、生徒の安田が試験を受ける。安田のあまりの覚えの悪さに、鈴井がドロップキックをかますという暴挙に出る。
- 石川県内灘町~羽咋市→(七尾市)→輪島市→富山県魚津市→砺波市→南砺市→
- 石川県片山津温泉で試験を行う。
試験にでる日本史
四国八十八ヶ所 完全巡拝シリーズ
前企画「試験にでるどうでしょう」で合格点に達しなかった罰ゲームとして、四国八十八ヶ所を大泉とD陣二人で回るというそのままの企画ではあるが、通常10日以上かかるお遍路を4,5日で回る非常にハードな企画。番組を見ている受験生の合格を祈願して八十八箇所を回るが、受験日前に放送されたことは無い。「試験にでるどうでしょうシリーズ」の恒例罰ゲームとして過去3回行われている。
この旅が始まる前までは四国をバカにしていたどうでしょう班だったが、第1回目の四国88ヶ所以降からは四国(香川のうどん?)の魅力に取り付かれ、のちに発売された「どうでしょう本」で特集されるほど四国が好きになった。
四国八十八ヵ所完全巡拝
3泊4日(74時間)で八十八ヶ所を完全巡拝するもので、冬季通行止めの60番横峰寺など3ヶ所を除きほぼ巡拝。45番岩屋寺では草餅を食べたい大泉が嬉野Dのクリームパンを食べるという騒動が発生。いわゆる「岩屋寺騒動」である。この巡拝の後、大泉は霊に取り憑かれ、半年間体調不良となる。
四国八十八ヵ所II
前回よりも1日増やした4泊5日となった。ある寺院ではビデオカメラが異常な音を発し止まってしまい、撮ったはずの映像が全く映っていないという現象が起きた。車内でのカメラテスト後再び撮影したが、帰札後のチェックで映像が大きく乱れ、音声もほとんど取れていないことが判明。さらに、バッテリーライトが消え(これはバッテリー切れ)、車のエアコンが壊れるというアクシデントが立て続けに発生し、その事件を元に水曜どうでしょうプロジェクト2000「四国R-14」が製作された。66番雲辺寺はロープウェイがなくなったため行けず、88番大窪寺だけは時間切れのため看板でごまかす。
四国八十八ヵ所III
88番大窪寺から回る『逆打ち』で巡礼を行い、大泉に加え、どうでしょうゼミナールの生徒、鈴井・安田も参加。しかし鈴井はラジオ・安田はカラオケ(夕方Don!Don!のコーナー)のレギュラーがあるため途中で帰札。50番繁多寺から森崎博之が「ファンタジー!!」という大声とともに突如として現れ(本人は「はんだじーッ!」と言ったつもり。)、旅に参加した。60番横峰寺は冬季通行止め。38番金剛福寺はおいしいうどん屋に行きたい一行が金剛福寺へ行くのを断念し第1弾の映像に森崎の映像を合成させた。その天罰か、おいしいうどん屋は定休日であった。さらに21番太龍寺はうどん屋に寄ったためロープウェイがなくなり断念。4日目で上記以外の巡拝を完了し、5日目は香川うどん屋巡りを敢行した。
原付日本縦断(カブの旅)
ホンダの原動機付自転車スーパーカブを使用し、長距離をひたすら走る企画。元々は鈴井の「スーパーカブにガソリンを1リッターいれ、札幌からどこまで走れるか」という話を大きくしたところから始まった。「原付東日本完全制覇」後は水曜どうでしょうの節目に登場する企画として「原付西日本制覇(2000年一時休止前の企画)」、「原付ベトナム制覇(水曜どうでしょうレギュラー放送休止前の企画)」が放送された。2004年秋に放送されたTBS「オールスター感謝祭」にて非常に似た企画が放送されたことが一部で話題となった。
鈴井や藤村Dは趣味でオートバイの運転をし、嬉野Dは奥さんがハーレー乗りということからそれぞれバイクに関係しているが、大泉はまったくもって始めての運転だった。 その後も特に大泉はバイクに乗ることは無いようで、同じ事務所の音尾琢真に「一生にツーリングに行こう」と日記に書いたところ「お前はカブしか運転できないだろう」と突っ込まれたことがあった。
「買ってもらって乗って帰ってきた」ことになっていたが、実際はHTBの社用車になっている。
原付東日本縦断ラリー
- 1999年7月21日~8月19日放送
- 1日目-東京都中央区→国道17号→新潟県湯沢町
- 大泉、初めてのバイク-東京都中央区のバイク店から2台購入し、そのうちの一台が大泉用。そのバイクにはじめて乗る大泉は店の店員から操作方法を5分ほど教えてもらう。その後、熊谷市まで渋滞に遭い、予定よりも大幅に遅れる。
- 雨の達磨寺-達磨寺に立ち寄り、おみくじを引く。大泉の引いたくじには、「商いならよし-」「騒ぐと損-」などと書かれていた。その後、大泉のバイク後部には「高崎達磨」が積まれる。
- 「寒さと風と匂いと危険を感じる」-夕方になり、体に浴びる冷たい風と焼肉店からの焼肉の匂い、対向車との危険を感じた大泉の名台詞である。
- 鈴井、ガス欠によるエンスト-群馬県利根郡新治村の国道17号の上り坂で走行中にエンスト。しばらくは原因不明で2回目のエンスト時はトンネル内で起きたものの、事は藤村Dが給油させなかったことによる「ガス欠」と分かり、越後湯沢の温泉街へ行き一泊する。その後、宿泊地での4人のトークが始まるが、藤村Dから出た言葉「これはテレビ-」に酔っていた、大泉が「-というより、これはサークルだよ」と反撃し、その夜は終わる。
- 2日目→国道17号→国道352号・国道402号・国道345号・国道7号・国道112号・日本海沿いの道路→山形県酒田市
- 二日目には鈴井が対抗して、「魚沼産コシヒカリ」が積まれる。このことから、大泉が「だるま屋」・鈴井が「米屋」というあだ名で、札幌に向かう。新潟県出雲崎町では「毘沙門天」の「毘」をあしらった旗が掲げられる。
- だるま屋ウィリー事件-大泉らが、新潟県の笹川流れ付近を走行中、片側交互通行信号に出くわす。2分間の待ち合わせをするが、信号が切り替わる5秒前から大泉がカウントダウン。「GO」の表示と同時に出発し鈴井は走らせるものの、大泉がギアをニュートラルにあわせていた為、スロットルを回すものの進まず、焦ってスロットルを回したまま、ギアを1速にしたところ、ウィリーしながら暴走。目の前にあった「安全第一」の仮柵に激突する。この映像はこちらの自己紹介VTRにて無料視聴が可能。
- この事件以来、いつハプニングが起きるのかがわからないのでカメラを止めれなくなった(嬉野D)
- 3日目→国道7号→国道285号→国道103号→国道104号→青森県八戸市
- 4日目→北海道苫小牧市→国道36号→札幌市豊平区(完走)
番組では、鈴井の荷台にお米が35キロ乗っていることになっている。法定上、原動機付自転車は30キロまでの積載のため、あくまでもこれは演出上の数字だと思われる。 気にしちゃいけません。
ちなみに、前枠・後枠では通好みの「プロレスラー」とonちゃんが登場する。しかし、安田はレスラーなのにonちゃんがいるのは、onちゃんのなかに当時のHTBのADが入っていたからである。
原付西日本制覇
- 2000年5月24日~6月28日放送
- 大泉騙し企画「春を満喫グルメと出湯 ぶら~り京都の旅」を決行。京都を初めて旅する旅人鈴井を、京都の達人大泉(若旦那風)が案内をするという設定で嵐山から京都旅行を満喫する。しかし金閣寺駐車場にて「『カブの旅』で佐多岬まで」という本当の企画発表が行われる。
- 1日目-京都府京都市金閣寺→国道162号・国道27号・国道9号・国道426号→兵庫県・城崎温泉
- 出石にて皿そばを食べる。ここでミスターの荷台にそば粉30kg(法定積載量ギリギリ)を積む。
- この日の宿泊先において、藤村Dもカブ乗車の可能性を示唆する。
- 2日目→国道178号・国道9号→島根県・玉造温泉
- 3日目→国道9号・国道191号→山口県萩市
- 出発前に大泉のヘルメットには張子虎、鈴井のヘルメットにはひょっとこの面が付けられた。
- 出雲市にて出雲そば割子3段を食べたのち、鈴井の荷台に出雲そばが乗せられた。法定積載量を超えているがすでに時効である。
- 大泉も1万5000円の張子虎を積んだ。しかし、途中で首が落下し、後続車(D陣の車ではない)が踏み潰してしまった。
- 琴ヶ浜において鳴き砂を採取したが、あまりの重量のために一部を廃棄した。
- 途中、道の駅にて鈴井対藤村Dによる甘い物対決(以下甘い物対決第○弾と称す)を行う。おみやげに勝った城崎名物「大かにもなか」で先に2個を食べきった方が勝ち。結果は藤村Dの圧勝。この対決直前に魔神という名前が生まれる。
- 4日目→国道191号・国道490号・国道435号・国道491号・国道2号・関門海峡トンネル・国道10号・国道387号・国道500号→大分県湯布院町
- カブを現地の宿に置かせてもらい、2週間後に再出発。ここから「だるまの嫁取り」をテーマとすることにし、大泉に高崎のだるま、鈴井に秋田のなまはげ(共に東日本編で使用したもの)が積まれる。
- 関門海峡トンネルにて、カブ(49cc)は通行できないことが判明。出演陣とD陣が分かれて九州上陸をすることになり、出演陣は約2.5km離れた関門人道トンネルを通ることになった。その際ディレクターから渡されたお金は100円だった。
- 関門人道トンネル通過後に、甘い物対決第2弾が行われた。今回は鈴井に配慮して下関名物「ふぐかまぼこ」と萩名物「毛利の殿様巻」のどちらかを選ぶ形となったが、鈴井は殿様巻を引いてしまい撃沈。大泉はふぐかまぼこで挑んだが惜敗。
- 大泉が疲れのピークを迎えたため、バイク運転が趣味の藤村Dが大泉と交代、大分県まで運転をすることになった。
- 5日目→やまなみハイウェイ・国道442号・国道502号・国道326号・国道10号・宮崎県道40号→宮崎県綾町
- 竹田市の『後藤姫だるま工房』にて、高崎のだるまと姫だるまがお見合い。親代わりを大泉・仲人を鈴井が務め、そのまま新婚旅行へ。
- 道の駅原尻の滝にて甘い物対決第3弾。「あん入りゆでもち」と「さつまいも入り焼きもち」を鈴井に選ばせたが、鈴井が「ゆでもち」を引いてしまったため急遽、藤村D5枚:鈴井4枚のハンデ戦となったが、何と対決中に藤村Dが6:3のハンデ変更を申し入れた上、6枚全て平らげ貫禄の圧勝。
- 都農町から入った県道では藤村Dが何度も道を間違え、「地図も読めないバカ」と評していたことを大泉が槍玉に挙げる。
- この日、宿泊先において藤村Dが大隅半島の対岸にある指宿温泉に注目し、ゴールをフェリー経由で指宿に変更する旨を出演陣に申し入れたところ話がまとまり、急遽初日の金閣寺駐車場でのシーンについてセリフ入れ換えを行う。
- 綾町の旅館はどうでしょう班お気に入りの宿となり、後に『対決列島』『日本全国絵ハガキの旅2』で理由を付けて泊まる事になる。
- 6日目→宮崎県道26号・国道10号・国道220号・鹿児島県道68号・国道269号→鹿児島県南大隅町根占港→フェリーにより山川町経由で指宿市
30時間テレビの裏側全部見せます!
サイコロ6ゴールデン放送記念として放送された、24時間+6時間の生CMに密着したドキュメント。毎回毎回扮装する鈴井・大泉ではあるが、CMを増すごとにへとへとになっていく様が見られる。なお、この生CMの効果はあまり無くゴールデン放送の視聴率は12.5%。CMごとに鈴井・大泉が扮装し、これまでのどうでしょうのキャラクター(主に鈴井・大泉による物真似)が総出演するという豪華企画ではあった。
登場キャラクター
- サンバ
- ミスタームーンライト(onちゃんカレンダーの9月)
- クリスマスツリー(次の花瓶との間隔があまりない。両方とも顔は緑に塗っている)
- 花瓶(東北生き地獄ツアーより)
- チャトラン・ムツゴロウ(ムツゴロウは過去のマル秘映像一挙公開!で登場)
- 雪ん子・なまはげ(なまはげはカブ東日本)
- タイガーマスク・ダブル猪木(カブ東日本の前枠・後枠からの流れ)
- 陽気な外国人(その時間にテレコンワールドが流れていた)
- 起床予報士・女性レポーター(『早起きDon!Don!』に出演)
- お兄さん(サイコロ6の枠に登場している)
- 大門部長刑事・木暮捜査課長(西部警察)
- 土井善晴(おかずのクッキング、HTB社内で一番評判がよかった)
- ムーミン・登山家(ムーミンはヨーロッパリベンジで、登山家はサイコロ4で登場)
- 牛(東北2泊3日生き地獄ツアーで登場、もちろん二人の姿は見えない)
- 黒柳徹子・ミスター3部作(2周年記念!秘蔵VTR一挙公開!!で登場。『徹子の部屋』を模した『洋の部屋』のゲストという設定 )
- ミスター長嶋
- ミスタースポック
- ミスターマリック(藤村Dのカンペが見切れてしまった)
- 安浦刑事(はぐれ刑事純情派)(セリフをかんでしまう、似てない)
- キューレンジャー・怪獣ウラバングミ(「お兄さん」と同じくサイコロ6の枠に登場)
この企画の中では、北海道テレビ放送の放送終了アナウンス(クロージング)と放送開始アナウンス(オープニング)を、鈴井・大泉(クロージングでは安田も参加)の生出演により行われた。この際、大泉は北海道テレビ放送のコールサインのアナウンス「JOHH-TV、JOHH-TV、こちらは北海道テレビです」を送出している。蛇足ながら、このコールサインのアナウンスについて藤村Dは「法律できまってる事ですから」と発言しているが、厳密には電波・放送を所管する総務省の省令(正式には制定当時の組織である電波監理委員会規則)に基づくアナウンスである(無線局運用規則第138条)。
なお生CMが放送された同年、日本テレビが『24時間浜田雅功営業中』の企画を先に行っている。
onちゃんカレンダー
2000年のonちゃんカレンダーは大泉撮影による写真が使われることになり、その撮影会の様子を追う。しかし、この撮影会は序章であり、onちゃんこと安田顕を拉致するための前哨戦にすぎなかったのである。(なお安田顕は、この企画が生まれて初めての海外旅行となってしまった。)
この企画で初めて大泉が拉致を実行する側に回る。ちなみに発売されたカレンダーでは4月はonちゃんではなく、スタイリスト小松がメインで写っている。
一致団結!リヤカーで喜界島一周
この企画は鈴井貴之が映画監督作品であるman-holeを撮るために半年以上番組を休んだ後の、正式に全員が復帰した第一弾の旅企画である。それぞれがバラバラだったために、団結の輪を描くために鹿児島県の奄美諸島にある喜界島を3日間で反時計回りで一周することが目的である。なお出演者やディレクターが怪我をしたり病気になっても大丈夫のように誰かがリヤカー(ムラマツ車輌の商品名、山田君)を引っ張って歩くことになる。
企画発表の後に羽田空港のホテルのベット争奪戦があり、寝心地の悪い二つのベットと寝心地のよい二つのベットをめぐって話し合った結果。寝心地のよいベットに出演者である二人が、寝心地の悪いベットにディレクターの二人と言うことになったが、藤村Dの歯磨きの最中に嬉野Dが「このベットはおかしい」、「大泉君寝てごらん」などと発言して、大泉を結果的に寝させた。またその後に嬉野Dが更に交代してくれと言ったため更にその寝心地の悪いベットの中のランクの一番下のベットを大泉が寝た。
初日の2時55分喜界島到着後には、順調に進んでいたが、歩き始めて1時間がたったときに藤村Dが目標としていた荒木には宿がないといい、結果的にUターンしてほとんど前に進まなかった。
2日目は先日決めたリヤカーを引く方法(藤村案とミスター案)を実行した。藤村案は一人がリヤカーを引き、もう一人が並走で、あとの二人がリヤカーに乗るという方法である。ミスター案は二人がリヤカーに乗り、二人が縄をつけて思いっきり走ると言う方法である。なおミスター案は嬉野Dの案のつけたしで、藤村Dが中に入り操縦をする役をやった。藤村Dは休憩中に足をくじいたと嘘をつき、ミスターの引くリヤカーの上に乗った。なお、その後藤村Dと鈴井が、鹿児島県名物のかき氷、「白熊」の早食い対決をして藤村Dが負け、藤村Dがキャンプ地のムチャカナ公園付近までリヤカーを引いた。そして夜はキャンプ場でテントを張り、出演者とディレクターの計4人が、同じテントで寝たため大泉洋などが「俺の隣(藤村D)はデブ」などと発言してのディレクターと出演者との喧嘩が起こった。
3日目には、この日も山田くんを朝から引き続けた大泉が、朝食後に引き手から解放された直後にリヤカー症候群(リヤカーを引き過ぎて歩き方がおかしくなってしまう状態)に陥り、初めて乗り手に回る。(この時に藤村Dが大泉を背負う珍しいシーンがある)
最後の最後で大泉が他の3人を山田くんに乗せて引っ張り、あやうく交通事故になる事態があったが、どうにか無事一周を達成した。
山田君もカブと同じく(?)、HTBの社用車(??)として活躍している。
対決列島~the battle of sweets~
別名 甘いもの国盗合戦。2001年1月に放送された「一致団結!リヤカーで喜界島一周」内で、鈴井との鹿児島のカキ氷「白熊」早食い対決で敗れた藤村Dが、鈴井に挑戦しながら日本各地の名物で勝負してゆく企画。全10回。水曜どうでしょうの企画と言えば、何も知らない大泉を騙すのが通例だが今回は本来の企画者である鈴井も知らなかった。1週間にわたる長期ロケとなったが、実際には各地の温泉地を回り、夜は温泉に入ることが本当の企画の趣旨であったと後に発言している。2001年後半はこの企画とこの企画の罰ゲーム、そして5周年記念に行われた「札幌~博多 三夜連続深夜バスだけの旅」の3本のみである。なお、HTBからこの企画を基にしたタイピングゲーム「水曜どうでしょう対決列島タイピングゲーム」が発売されている。
ちなみに、この企画の西日本編テーマソングとして、なぜか途中のサービスエリアで購入したミュージックテープに収録されていた小林旭の「自動車ショー歌」が採用された。この歌は以前番組内で大泉がヨーロッパリベンジで歌ったことがある。
この企画の前枠・後枠は「体操さん」で、TEAM-NACS全員とミスターが出演している。
チーム
ミスターチーム
- 大将 鈴井貴之(フルーツ系に強い)
- 副将 大泉洋
ミスターチームが勝った場合、次の企画は「ハワイでバカンス」。鈴井の称号がミスターからエンペラーに昇格。
魔神チーム(別名 チームびっくり人間)
- 大将 藤村忠寿ディレクター(あんこ系に強い)
- 副将 安田顕(牛乳が早く飲める、が・・・)
魔神チームが勝った場合、次の企画は「ユーコン川でつらいテント生活、川下り」。藤村Dの称号が魔神から大魔神に昇格。
ルール
- 日本全国、各地の名物・名産を早食いし、早く食べ終わった方勝ち。
- 勝利した都道府県の面積がポイントとなる。
- 通過しない都道府県は、最終白熊決戦で勝った方が総取りとなる。
- より、広い領土を獲得した方が勝者となる。敗者は地獄へと旅立つ。
- コミッショナーは西郷どん(実際は藤村D。一部大会はミスターチーム)
- (後に事実上追加されたルールとして)関東、中部、近畿、四国、九州では地方大会を実施し、各地方で通過した都道府県を総取りできる。
対戦成績
- 北海道(ソフトクリーム3本勝負)⇒安田さんがソフトクリームを落とし、ミスターチームの勝ち
- 青森県(アップルクーヘン&木になるりんごの重量級対決)⇒魔神チームの勝ち
- 秋田県(きりたんぽ1本勝負)⇒魔神チームの一気喰いで勝ち
- 岩手県(牛乳早飲み&牛乳まんじゅう対決)⇒安田さんが小岩井牛乳を逆噴射したため、1戦目が無効に。2戦目に突入するも、ミスターチームの勝ち。
- 宮城県(ずんだもちハンデ戦)⇒魔神チームの勝ち
- 山形県(ラ・フランス羊羹+フルーツゼリー)⇒ラ・フランス羊羹を大将が全部(ミスターチームの分まで)食べ、魔神チームの圧勝
- 栃木県(緊急ずんだ[旅館のおやつ]対決)⇒魔神チームの勝ち(ミスターの便が若草色になる)
- 関東大会 群馬県+埼玉県+東京都+神奈川県+山梨県(川越市で駄菓子対決)⇒安田さんがお茶を飲み干し、魔神の嫌いな梅干攻撃でミスターチームの圧勝。
- 長野県(おやき対決)⇒全部あんこ(説明ではあんこ・野沢菜が2個ずつだった)で魔神チームの勝利。
- 岐阜県 早朝攻撃第2弾で羊羹対決決行⇒魔神が羊羹一本食いを制す。
- 愛知県(藤村Dの実家の喫茶店でトースト対決)「母ちゃんおいしかったよ!!」⇒魔神チーム勝利。
- 実家にて結婚式の写真を見られる。また、母親からたーくんと呼ばれていることを大泉からからかわれる。
- 近畿大会 京都府+大阪府+兵庫県(明石焼き+牛乳対決)⇒魔神チーム勝利
- 四国大会 香川県(讃岐うどん対決、なぜか四国4県をポイントにしちゃった。⇒魔神チームの勝ち
- 九州大会 大分県+福岡県+佐賀県+熊本県+宮崎県(スイカ対決)⇒ミスターチームの勝ち
- 鹿児島県+未通過県(最終白熊対決、魔神のミスで鹿児島市まで行く羽目に。)⇒魔神チームの勝ち。
5周年記念!3夜連続深夜バスの旅
水曜どうでしょう本編放送時の国内企画のオリジナル企画としては最後の企画となった鈴井貴之考案の企画。タイトルのとおり「深夜バスに3日間ひたすら乗る」という企画であるが、鈴井自身が「己の限界に挑戦」するというテーマもあった。 タレントがテレビに映らないという強烈な企画ながら、どうでしょうならではのハプニングにあふれた。
第1夜前半では「水曜どうでしょう5周年記念セレモニー」が行われ、番組テーマソング「How Do You Like Wednesday」を歌い(メロディーを擬音化して口ずさむのみ)、桜の木を植樹(どうでしょう桜と呼ばれ、現在桜の季節になると公式サイトで開花の模様が掲載される)した。
- 1日目-オーロラ号(最後の休憩地点・森で大泉さんKO)
- 2日目-東日本フェリー→ラ・フォーレ号(大泉さんが前日に敗退したためミスター一人で乗車)
- 3日目-はかた号(大泉さん、前日追走車の中でたいしておもしろいことを言わずにすぐに寝てしまったため藤村Dの怒りを買い、乗車させられる。しかも追走車は諏訪湖で追走終了)
海外企画
ローカル局の深夜番組としては異例の海外ロケを行うのも水曜どうでしょうの特徴である。番組中期まではレンタカーを借り、そのレンタカーで移動する企画が多かった。制作費を数週にわたり前借するため、海外企画の前後には制作費のかからない総集編やNG集が放送されることが多い。
海外企画の多くは藤村Dが昔から行きたいところや興味のあるところであり、大泉は「藤村くんの旅行についていってるだけ」と話している。
オーストラリア大陸縦断3700キロ
水曜どうでしょう初の海外ロケ。番組開始三ヶ月あまりの1997年1月にロケ敢行。藤村Dがどうでしょう立ち上げの際、鈴井に話した「新番組では海外ロケを行う」が実現する。オーストラリアの酷暑、ハエの大群、ハリケーンといった自然の驚異に苦しめられつつ縦断。といいながらも途中で終了し帰国する予定ではあったが、「いける」と確信した鈴井・D陣がダーウィンからアデレードまでをまさに完全縦断した。 道中、偶然にも塩湖を見つけたどうでしょう班。この偶然の発見を「どうでしょうの原点」と言う藤村Dに対して、大泉は「テレビであってはいけないこと」、つまり「ちゃんと下調べしろ」と言っている。
この企画のために国際免許を取りに行った際、鈴井が行き先を思わず口走ってしまったため、企画開始時点で大泉は行き先がオーストラリアであることを知ってしまっていた。
トヨタ・ランドクルーザーを砂漠地帯向けに改良した車両を使用。「100km/h以上速度を出すとバーストする」などと注意を受けたが、何事もなくアデレードに到着。しかしゴールの後に車は故障してしまい、レッカー車で移動する羽目になった。
サイコロ韓国 韓国食い道楽の旅
何も知らない大泉を連れ出し、いきなり海外へ連れて行くといういわゆる「だまし」が入ったのがこの企画である。どうでしょうの名物企画「サイコロの旅」をアレンジし、朝・昼・晩の食事をサイコロで選び、実際にその場所へ移動するという企画である。しかし、実際に食べられるのは移動が終了した時点でカードを引き、そのカードに書いてある人しか食べられない。そのため全員が食べられないことや、出演陣が食べられないなど非常に過酷なロケになった。なお、あまりにも食事にありつけないことから、サイコロで選ぶ食事以外は例外的に食べてもよくなり、韓国のマクドナルドで飢えをしのいでいる。
- ソウル・金浦空港→飛行機で蔚山→市外バス(高速バス)で釜山・東莱温泉→ウドゥンゴソシンヤポス(優等高速深夜バス)でソウル・梨大→特急列車ムグンファ号で全州→特急列車ムグンファ号で麗水→(1泊)→飛行機で金浦空港経由済州島→時間切れでソウルより帰国
ヨーロッパ21ヶ国完全走破
水曜どうでしょう番組開始1年を記念し、9週にわたり放送した大型企画。その名のとおりヨーロッパ21ヶ国をすべて回るという企画である。テーマは「メルヘン」で、鈴井の「ハーイジー!」は、この企画の象徴的な一幕であろう。甘いものに苦しめられる鈴井やいつの間にか自分が楽しんでいる大泉など、初期水曜どうでしょうの集大成とも言える企画である。
このロケの影響で、鈴井は自身の番組(AIR-G'の「GO・I・S」)をお休みし、電話出演した。この間の代わりのDJが樋口了一であり、これがきっかけで「1/6の夢旅人」が誕生する。
本放送時は特番として第1,2夜が45分で放送されたが、どうでしょうリターンズは販売目的のために30分に短縮される編集がなされた。水曜どうでしょうクラシックでは第1,2夜を完全に再編集し、第1,2夜を3回に分けて放送し10週放送される。
海外企画でありながら「人道上」の理由ですでに行き先を知っている大泉だが、実はその直前にHTB上層部のミスによって行き先がばれてしまった。これ以降HTBでは「どうでしょうの行き先は役員レベルでも絶対機密」とのルールができた。
マレーシア・ジャングル探検
水曜どうでしょう時間枠変更記念として印象に残る企画を、というディレクターの意向から実施された企画。マレーシアのジャングルの奥地にそびえる「ブンブン」と呼ばれる動物観察小屋に宿泊し、ジャングルの動物を観察するという企画である。後のこの企画のある事件の延長として、ジャングルリベンジが放送されることとなる。
香港大観光旅行
香港観光局からの誘いを受け、香港の魅力的なところを紹介する企画。しかし、分刻みのハードなスケジュールで出演陣はくたびれてしまった。ちなみに、この企画の前ふりとして「鈴井貴之拉致計画に見せかけた大泉洋拉致事件」があるが、現在の社会情勢の深刻さから一部地域で放送を見合わせる場合がある。また、Classicでは全面カットされている。
北極圏突入 ~アラスカ半島620マイル~
鈴井長年の夢であった、オーロラを見に行くという企画。アラスカの北極圏へキャンピングカーに乗り進む。この企画では、大泉が料理番に命じられ「シェフ大泉」として晩御飯を作る。これが後の「シェフ大泉 クリスマススペシャル」や「シェフ大泉 夏野菜スペシャル」などシェフ大泉シリーズの企画になる。 この企画で初めて大泉による藤村Dの似顔絵が書かれ、それ以降番組内でたびたび使用される。
合衆国横断 ~北米大陸 3750マイル~
全日空から誘われ、サンフランシスコを紹介する。という企画であったが、ついでにアメリカを横断してしまおうという企画。この企画は全部で7週だが、「ANAで行くサンフランシスコ」を第1夜と換算し、全8夜と数えることが多い。
当初はマレーシア・アラスカと半年ペースで海外ロケをしたため「インパクトが薄れた」という理由から海外は見合わせるつもりだったが、全日空さんのお誘いに乗っかった形でロケを敢行した。
- ANAで行くサンフランシスコ
- サンフランシスコ行きの飛行機では「CLUB ANA」、いわゆるビジネスクラスにご招待。どうでしょう班は藤村Dの大好きな「アルマゲドン」を二回も鑑賞。その上大泉は「レ・ミゼラブル」も鑑賞したため完徹になってしまい、ヘロヘロになりながら市内観光をした。パブリシティ企画だが、アメリカ横断の前ふりとなっているために欠かせない企画である。今までに数多くの乗り物にやられてきた大泉だが、今回はまだ乗っていたいと発言している。
- 借金王
- ラスベガスに来たのに、カジノで遊べないどうでしょう班が、30分限定で帰りのファーストクラスを賭けてカジノ対決をすることになる。その結果D陣は勝ち、タレント陣は惨敗を喫したのだが、大泉が事もあろうにD陣の勝ち金を借りて、カジノに行くという暴挙に出る。結果170ドル以上あったD陣の勝ち金を3ドルまで減らし、弾劾を受ける。その後、シャネルのサングラス(15ドル。もちろん偽物)に始まり、各地で扮装を施されその借金は300ドルを超えた。
- インキー事件
- テネシー州バッファローまで時間を徹底的に管理し鬼軍曹として君臨して来た鈴井が、珍しく時間通りに起こしにきた大泉の努力を無にするかのように、エンジンを掛けたまま車をインキーしてしまい足止めされる。やむなくロードサービスの到着まで部屋で休もうとするが、ホテルの部屋までインキーするという追い討ちを掛ける。問題は無事解決したが、大泉に服装交換のペナルティを言い渡され、立場が完全に逆転。その後の鈴井は緊張の糸を完全に切ってしまったようで、大泉同様に扮装が施されてすっかり鬼軍曹はなりを潜めてしまった。
ヨーロッパ・リベンジ ~美しき国々の人間破壊~
「ヨーロッパ21ヶ国完全制覇」で周り切れなかった、北欧地域を回る企画。後にどうでしょう班が「精神的にきつかった」と語ることの多いこの企画は、水曜どうでしょうの歴史の中で最高視聴率18.6%を記録し、まさに水曜どうでしょう成熟期を象徴する企画である。
パリからドイツ、デンマーク経由でスカンジナビア半島へ上陸を果たす。ドイツでは宿が見つからずに路上でテントを張るなどのハプニングに見舞われた。フィヨルドを見るがために延々とノルウェーを北上し、アラスカから一年ぶりに北極圏再突入を果たすが、ミスターはドラマ「フィヨルドの恋人」で入水してしまったためにずぶ濡れ、大泉はディレクターからズボンを買ってもらえずに半ズボン姿だった。
パリからデンマークまではメルセデス・ベンツ、スウェーデンからフィンランドのヘルシンキまではボルボの自動車を使用した。これはレンタカーの契約上、ベンツがフェリーで海を渡ることができなかったためである。
中米・コスタリカで幻の鳥を激写する!
幻の鳥「ケツァール」を撮影するという企画。どうでしょうのロケの絶対条件として「安全な場所」というのがあり、中米としては一番安全なコスタリカが選ばれた(実際にはHTBの元社員が滞在していたから)。
この企画で撮影された写真は札幌市内のスーパーで「大泉洋・ケツァール展」として展示され、買い物帰りの主婦などを中心に大盛況のうちに幕を閉じた。このことは、同展最終日にHTBのニュースでも報じられた。
YUKON6DAYS ~160kmカヌー地獄~
前企画「対決列島」で敗れたミスターチーム(鈴井と大泉)への罰ゲームとして実施された。その名の通りユーコン川(カナダ領内)をカヌーで川下するだけの企画である。最初は嫌がっていたが、徐々にアウトドアの魅力にハマっていく出演陣が見られる。この企画はインターネット放送の「インプレスTV」で無料視聴することができるため、この企画からどうでしょうにはまったファンも多い。またリバーガイドのピートと熊谷芳江さんも、どうでしょうにぴったりのキャラクターであった。
ユーコンの川下りに決定した経緯は、ユーコンをカヌーで下ることが藤村Dの憧れだったからであり、途中で首を痛めた大泉さんに代わって一部藤村Dとミスターの組み合わせでカヌーを漕いでいる。しかし、藤村Dはまったく変わらない景色に誰よりも早く弱音を吐いた。
泳ぐことができないミスターは相当な覚悟でこのロケに挑んでいた。カヌーは二度も「最大の危機」を迎えているが(一度目は藤村Dがイヤホンを気にして茂みに激突。二度目は流木に激突。)、いずれにおいてもミスターは前で漕いでいた。
エンディングテーマはIn the Soupの「川」である。(四国R-14と同じ曲)
2005年6月11日(STVは6月18日)に放送された日本テレビ系「メレンゲの気持ち」で大泉の話した蚊の話とは、この企画でのエピソードである。
「Last Run」として放送された、水曜どうでしょうレギュラーシリーズの最終回。どうでしょう海外企画の定番「縦断」と国内企画の華「カブ」をあわせた、水曜どうでしょう6年間の集大成企画である。この企画中も数々の困難が出演陣を襲う。実際にはダラットを経由したため、2000km近い距離を走行した。
当初の予定では全6回で2002年9月4日に最終回となるはずだったが、まったく収まりきらないために大相撲ダイジェスト2週分を挟んだ9月25日に「水曜どうでしょう ラスト・ラン1時間スペシャル」として放送された。ただ、最終回が変更になることは9月4日まで視聴者に知らされず、第1週前枠では「最終回は9月4日になりました」と言っているのだが、第5週後枠では「来週は運命の9月4日です!」とだけ告知している(すなわち、「来週は最終回」とは一言も言っていない)。
そして9月4日の前枠は鈴井・大泉が武士の姿で現れ、謝罪するシーンでは事実を知り激怒した安田さんonちゃんに殴られる。
最終回の前日である9月24日は、フジテレビ系列で阪神・巨人戦が生中継され、巨人の優勝が決まったものの放送時間が大幅に延長して、その後の「ナースのお仕事4」などが大幅に時間を繰り下げて放送された。ラスト・ランスペシャルの日はテレビ朝日系列が中継することになっていたので、D陣も気が気でなかったようである。結果的には、消化試合になって放送延長もなく定刻スタートになった。
最終回では、テレビ番組では異例の4分以上にわたるエンディングが放送された。樋口了一の「1/6の夢旅人2002」をフルコーラスで流したためである。
ちなみに、番組内ではすべてのバイクが「カブ」と呼ばれているが、鈴井・大泉が乗ったバイクは『ドリームⅡ』というオートバイである(「(速度計が)120kmまである」と大泉が言ったのは排気量が100ccだったから)。ベトナムではカブが市民の足として多く使われているが、カブから派生したバイクはタイ・ホンダで生産されているので、ニャンさんが「日本のバイクだから安心」と言っていたのは厳密には違う。その証拠に、大泉のバイクの鍵が走行中に抜け落ちて紛失したが、ミスターの鍵を用いて再びエンジンをかけたというハプニングがある。
余談ではあるが、スピードメーター、トリップメーター、サイドミラーなどが故障していた。
また嬉野Dが鈴井の後ろに二人乗りしたり、ノーヘルで乗っているシーンが映っているが、これはベトナムでは一部区間においてバイクのノーヘル運転も可能だからであり、まさに自転車感覚で乗れるためにカブ文化が多く根付いている。なお、免許は日本の四輪免許所持者の場合、現地で中型限定の二輪免許も発行してもらえる。(国際免許は通用しない)
ロケに参加したのは、鈴井・大泉・藤村D・嬉野Dの四人に加えて、ベトナムからはニャンさん(どうでしょう班の通訳)・タインさん(政府公安)・フンさん(公安の通訳)・現地ドライバーの四人も参加して、八人の「大所帯」となった。公安が同行したのはベトナムが社会主義国家であるからである。しかし、「政府公安」という語からイメージされるどうでしょう班の心配をよそにタインさんは、大泉のカブの合鍵を作ってきた、日焼けしたタレント陣を気遣う、恵まれない子供に気軽に声をかけるなど優しい面があり、また、あまりにも暇なので車内では居眠りしていた。また、終盤では鈴井のトランシーバーを届けるために鈴井夫人がロケに合流し、声のみ出演した。
前枠と後枠は「懐かしの前枠・後枠集」と題して、今までの前後枠から珠玉の名作(?)を採用している。
また、映像には常にタレントの背中しか映らないため、途中からシャツの背中にメッセージを書いている。
- 二日目‐鈴井(以下「鈴」)「ヴィン→フエ 390km
1918時必着」 大泉(以下「大」)「寝るなうれしー」- 「寝るなうれしー」は前日の藤村Dの「明日は(見どころもないので)嬉野君もある程度寝ますし」発言に起因する。
- 三日目‐鈴「孤独に負けない」 大「駄洒落禁止」
- 「孤独に負けない」はミスターがトランシーバーを落として交信不能になったため。
- 「駄洒落禁止」は交信できないミスターがダジャレばかり言い始めたから。
- 四日目‐鈴「4日目 未知の世界へ」 大「カブ天国」
- 五日目‐鈴「これ以上は無理です TEAM OVER 40」 大(現地で購入したTシャツを着用)
- 六日目‐鈴「激走ハノイ→ホーチミン1800km 妻よありがとう」 大「おかえりミスター」
- 「―妻よありがとう」は、鈴井夫人が日本からわざわざトランシーバーを届けてくれた感謝を込めて。
- 「おかえりミスター」は、再び大泉やD陣と交信できることを祝って。
- 最終日‐鈴「Last Run 水曜どうでしょう Never Give Up」 大「
最終回つづく」(1枚目)「6年間ありがとう またね」(2枚目)
総集編
予算や編成の都合上、海外企画の前後などに今までの総集編が放送される。過去の名シーンを振り返ったり、未公開シーンやNG集などを必ず副調整室で収録する。ある時期から鈴井はニックネームである「ミスター」にかけて「ミスター○○」という扮装をすることになる。(例:ミスター長嶋、ミスターマリック、ミスタースポック。なお、この3つの扮装を総称して「ミスター3部作」となっている。)しかし、最終的にネタが尽きたようであり、スタイリスト小松が持ってきた衣装(主に全身タイツ)と小道具を自由に組み合わせるという乱暴なスタイルになった。
当初は予算調整のために行われていたが、後期になると「ロケの息抜き」として企画された。
どうでしょうリターンズではサイコロ1,2総集編以外の総集編は放送されたが、水曜どうでしょうClassicでは2周年記念!秘蔵VTR一挙公開!!までの総集編が放送されていない。
上記2企画はオーストラリア縦断で予算を使い果たしたために放送された。 (ちなみに北海道で上記2企画は本放送・再放送あわせてそれぞれ5回(サイコロ2は2話でひとつと計算)も放送された。)
- 一周年記念特番 あの場面をもう一度(1997年9月24日放送)
番組開始1年間の総集編。韓国でキレる大泉などを放送。
- 未公開シーン!全て見せます!(1997年12月3日放送)
ヨーロッパでの未公開シーンを早くも放送。
上記2企画はヨーロッパの予算を補うために放送された。
3週にわたりサイコロ1~ヨーロッパの名場面を放送。伝説のミスター3部作が初めて披露される。
1週目にどうでしょう以前のHTBに残る鈴井・大泉のVTRを放送。また、どうでしょう班がはじめて集まった「モザイクな夜V3」のコントも放送。 2週目には「釣りバカ2」でカットされた「板前 大泉」と「大泉誕生会」を放送。
半年の休止を前にそれぞれの思い出に残る企画から、マレーシアジャングルのシカ事件などを振り返る。リターンズでこの企画を見た大泉は泣いてしまったらしい。
中米コスタリカの直前に放送。その名のとおり「前枠・後枠」の傑作選、NG集を放送。2週目では次回からの企画のタイトルを連呼する暴挙にでた(ピーが入ったが)。
レギュラーとしては最後の総集編。NG集は主に前枠・後枠。
レギュラー終了後の企画
「6年間の事件簿」、「プチ復活」、「ジャングル・リベンジ」の三作品は2005年9月21日に発売されたDVD第6弾に収録されている。
6年間の事件簿!今語る!あの日!あの時!
DVD第1弾発売記念として放送された総集編。1時間特番であり「-リターンズ」「-Classic」での放送は無い。どうでしょう6年間の放送から特に面白かったサイコロ3「ヘリ事件」、ヨーロッパ・リベンジ「ドイツ・テント事件」、シェフ大泉・夏野菜スペシャル「パイ事件」の各シーンを再編集して放送。また、DVD「原付ベトナム」の見所も紹介。
プチ復活!思い出のロケ地を訪ねる小さな旅
DVD・写真集など発売記念特番として放送の1時間スペシャル。原付西日本で訪れた姫だるま工房から「姫だるまの赤ちゃんができたので取りに来てください」という連絡を受け、きついスケジュールにいきなり穴をあけられ不満の鈴井・大泉が大分県竹田市まで旅をする企画。車中では主に思い出話に花が咲き、総集編+アルファと考えてもよい。約1年ぶりのロケのため、鈴井・大泉は感覚を忘れ、藤村Dはカーナビの設定を間違え、嬉野Dはカメラ固定用の一脚を忘れる。
ここで大泉の発言から、ミスターの「いいじゃないか いいじゃないか」が生まれる。
この番組に関しては、CMごとにDVDと写真集についての宣伝が繰り返されている。
ジャングル・リベンジ
鈴井貴之が考えた企画のひとつ。1998年に行われた「マレーシア ジャングル探検」でおきた事件の真相を知るために、再びマレーシアのジャングル奥地へと潜入する。全7回。水曜どうでしょうレギュラー終了後、初の旅企画となったが製作側であるディレクター陣の作るものと視聴者が求めるものに食い違いが発生し当企画放送当時は公式HPのBBSでも「見たかったものと違う」「つまらない」との書き込みが殺到する事態となった。しかし、嬉野ディレクターは「面白いと自信を持って作っている。かめばかむほどおもしろくなる。」と発言し、現在ではその通りになり、まさに『どうでしょうここにあり』ということを知らしめることになった。
水曜どうでしょうとしては初めて北海道地区以外でも放送し、現在どうでしょうリターンズ(水曜どうでしょうClassic)を放送している地域やANN系列局、さらにはANN系列以外の地方局でも放送された。
ロケ終了段階での仮称は「激痛」だった。
撮影を終えた2005年の最新作「激闘」(仮称)
2005年最新作「激闘」(仮称)はHTBで2005年10月19日から放送予定である待望の新シリーズである 2005年7月11日早朝、番組公式ウェブサイトに「しばらく旅に出ます。 どうでしょう班」という日記が更新された。また、鈴井は「CUE FAN MOBILE」で、大泉もオフィスキューの公式ページで旅に出ることを告げた。
現状における旅先は、ジャングル・リベンジ最終話後枠で話題になった「スペインの『牛追い祭り(7月6日~14日)』への参加」と見るファンが多いが、「もしかしたら牛追い祭りさえも嘘で、どこか違うところへいくのかもしれない」「意外とカントリーサインでもやってるんじゃないか」と猜疑心たっぷりに見るファンもいる。もし、本当にそうなのであれば大泉を一年間も騙し続けた「壮大な騙し企画」であり、ファンまでも騙されたことになる。
なお、TEAM-NACS全国公演「COMPOSER -響き続ける旋律の調べ-」の名古屋公演と浜松公演の間に丸一ヶ月の休演期間があるのは、このロケを敢行するために大泉のスケジュールがHTBによって早々に押さえられたからである。(音尾のドラマ撮影もあるが)
旅を終えてから
鈴井は7月16日に行われたオクラホマ・大下宗吾ネタライブ「まんぴん」に顔を出し、大泉は7月17日に生放送された「大泉洋のサンサンサンデー」に出演。無事帰札した模様だが、「放送日時はまだ決まってねぇ」とか「編集するのめんどくせぇなぁ」という藤村Dの発言に大泉は大変憤慨しているようである。藤村Dの予定ではゆっくり夏を休んでたっぷり遊んでからさぁ編集だというつもりだったらしい(そのため前述の「めんどくせぇ」発言が出た、と語っている)。
- ジャングルリベンジ以前の企画も放送日時などが決定しないうちに収録したため、いつも通りといえばいつも通りである。予定が決まって収録されたのは節目の企画(時間変更前後の企画、ゴールデン放送前後の企画[ヨーロッパリベンジとサイコロ6、onちゃんカレンダー、30時間テレビの裏側]とベトナム縦断)くらいだと推測される(ベトナムは失敗したが)。
ロケを終えた大鈴・D陣の感想は「今回もどうでしょうらしい作品になるだろう」というものである。
編集の状況
実際の編集は2005年7月25日から行われているようで、8月3日付けの日記では嬉野Dが「とりあえずの編集状態の新作」を見たと発言。今回の作品も面白い作品になるであろうとしている。
2005年8月22日の段階で荒編(大雑把な編集)は終了しており、ここからさらに5週分くらいに編集すると藤村Dは語っていたが、9月15日に「全8夜」でほぼ確定した。ヨーロッパ・リベンジや合衆国横断と肩を並べる大作になった。
今回はほぼリアルタイムに「水曜どうでしょうClassic」を放送している放送局が多いため、今までのように「毎週1本ずつ作って、1週ずつ放送」ではなく「まとめて作って、それをClassic放送のANN系列局でほぼ同時期の開始で1週ずつ放送」のスタイルになると思われ、あくまで推測であるが「-Classic」を放送している局で「-Classic」の時間帯に再放送をやめ「水曜どうでしょう」を放送するものと思われる。そのため藤村Dは頻繁に放送回数を気にしているものと思われる。
- 少なくとも、HTBが新作放送中にClassic「2周年記念!未公開VTR~」の放送が終われば、放送がHTBに追いついてしまうため製作元であるHTBの放送を追い越すことはおそらく不可能であるために新作を放送する可能性は非常に高いと思われる。