「トランスフォーマー/リベンジ」の版間の差分
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: 赤色の[[ダンプカー|アーティキュレートダンプトラック]]([[コマツ]]・HD465-7)に変形。合体する際には胴体下部に変形。 |
: 赤色の[[ダンプカー|アーティキュレートダンプトラック]]([[コマツ]]・HD465-7)に変形。合体する際には胴体下部に変形という設定だが、本編では合体直前の集結シーンで登場するもののデバステーターには加わっていない。オーバーロードのみ、合体シーンのカットがないのはそのせいである。 |
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: デバステーターに合体するシーンにのみ登場。劇中では単体で変形しないものの、コンセプトアートや映画を原案とした絵本、EZコレクションの玩具などにロボットモードのデザインが見られる。<!-- しかし、その姿は一定していない。(不必要な文章。コメントアウト) --> |
: デバステーターに合体するシーンにのみ登場。劇中では単体で変形しないものの、コンセプトアートや映画を原案とした絵本、EZコレクションの玩具などにロボットモードのデザインが見られる。<!-- しかし、その姿は一定していない。(不必要な文章。コメントアウト) --> |
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: 『マイクロン伝説』(ウルトラマグナスの海外名)や『マイクロマスター』等に同名のキャラクターが存在する。『[[トランスフォーマー 超神マスターフォース|超神マスターフォース]]』のオーバーロードとはスペルが異なる。 |
: 『マイクロン伝説』(ウルトラマグナスの海外名)や『マイクロマスター』等に同名のキャラクターが存在する。『[[トランスフォーマー 超神マスターフォース|超神マスターフォース]]』のオーバーロードとはスペルが異なる。 |
2010年2月2日 (火) 12:21時点における版
トランスフォーマー: リベンジ | |
---|---|
Transformers: Revenge of the Fallen | |
監督 | マイケル・ベイ |
脚本 |
アレックス・カーツマン ロベルト・オーチー アーレン・クルーガー |
製作 |
イアン・ブライス トム・デサント ロレンツォ・ディボナヴェンチュラ |
製作総指揮 |
スティーヴン・スピルバーグ マーク・ヴァーラディアン |
出演者 |
シャイア・ラブーフ ミーガン・フォックス ジョン・タトゥーロ ジョシュ・デュアメル タイリース・ギブソン ピーター・カレン ヒューゴ・ウィーヴィング |
音楽 | スティーヴ・ジャブロンスキー |
主題歌 |
リンキン・パーク 「ニュー・ディヴァイド」 |
撮影 | ベン・セレシン |
編集 |
ロジャー・バートン ポール・ルベル |
配給 | ドリームワークス |
公開 |
2009年6月20日 2009年6月24日 |
上映時間 | 147分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $200,000,000[1] |
興行収入 | $831,753,769[1] |
前作 | トランスフォーマー |
次作 | トランスフォーマー3(仮) |
『トランスフォーマー: リベンジ』(Transformers: Revenge of the Fallen)は、2009年のアメリカ映画。『トランスフォーマー』の続編。
概要
今回は前作の1億5,000万ドルを超える2億ドルもの製作費が投じられ、アメリカのみならず、上海、ロンドン、パリ、エジプトなど世界各地を舞台に物語が展開していく。
監督は前作に引き続きマイケル・ベイが担当。シャイア・ラブーフをはじめ、前作の主要キャストも続投する。また、前作に続き今作でもアメリカのロックバンド、リンキン・パークがテーマ曲『ニュー・ディヴァイド(New Divide)』を書き下ろした。
ワールドプレミアは東京のTOHOシネマズ六本木ヒルズで2009年6月8日に開催された。
アメリカでの興行収入は4億ドルを記録。全米歴代9位という驚異的な成績を叩き出している。日本では6月19日に世界最速公開されたが、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』や『ROOKIES-卒業-』等といった強力なライバルの公開と重なった影響もあり、興行成績は27億円[2]で前作を下回った。
キャッチコピー
- リベンジが始まる…
- 新たなる
<変身> はリベンジから始まる。 - 人類よ、覚悟しろ!!
- 世界を繋ぐ 世界が変わる(玩具版)
あらすじ
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
前作のミッション・シティでの戦いから2年。オプティマス・プライム率いるオートボットはアメリカ軍を母体とした対ディセプティコン特殊部隊NEST(ネスト)のメンバーとして世界各地に散らばっているディセプティコンの残党退治に勤しんでいたが、最近になって出没回数が増えていること、そして上海戦にてデモリッシャーが死に際に残した「ザ・フォールン様が蘇る」という言葉を聴き、ディセプティコンが何か企んでいるのではと疑念を募らせる。
一方、大学に進学したサムは両親、恋人のミカエラ、そしてバンブルビーとの別れを惜しみつつも、これから始まる大学生活に胸を躍らせていた。しかし、引越しの最中に見つけたオールスパークの欠片に触れた瞬間、これまで見たことのない文字が頭に浮かぶようになり、授業中に錯乱するなどといった症状が出始める。もしかしたら自分も先祖のようにいつか発狂するのではないか、とサムは疑い始めた。
その頃、サウンドウェーブが入手した情報によって、オールスパークの欠片を奪取したディセプティコン達は海底に沈められたメガトロンを復活させる。そうして復活したメガトロンがディセプティコンの本拠地に帰還すると、そこには主と仰ぎ、地球に対して復讐(リベンジ)の念を募らせているザ・フォールンが待っていた。
キャスト
民間人
- サム・ウィトウィッキー:シャイア・ラブーフ
- 吹き替え:小松史法
- 主人公。フルネームはサミュエル・ジェームズ・ウィトウィッキー。前作までの頼りなさはほとんど見られなくなり、常に前に進もうとする積極的な青年へと成長した。減らず口は相変わらず。プリンストン大学への進学に伴い実家を出て寮住まいを始めようとするが、キューブの欠片に触れたことがきっかけとなり再びトランスフォーマー達の戦いに巻き込まれていく。
- ミカエラ・ベインズ:ミーガン・フォックス
- 吹き替え:東條加那子
- サムの恋人。大学には進学せず、出所した父親と共に家業のバイクショップ(カスタムファクトリーと推測される)の運営に精を出している。ボーンズという大型犬を飼っている。愛車はアプリリア・RS125。
- シーモア・シモンズ:ジョン・タトゥーロ
- 吹き替え:チョー
- 元セクター7のエージェント。セクター7解散後、実家の肉屋兼惣菜店を切り盛りしながら、押収した大量の資料(その中にはフレンジーの頭部も混ざっている)を元に独自で調査を続けていた。ネット上では「ロボウォーリアー」というハンドルネームを用いている。レオの手引きでサムと再会する。本人に曰く、アラブ人の血が36分の1混じっているとのこと。
- レオ・スピッツ: ラモン・ロドリゲス
- 吹き替え:阪口周平
- フルネームはレオナルド・ポンス・デ・レオン・スピッツ。プリンストン大学でのサムのルームメイト。お調子者の典型的なオタクで「超リアルサイトスクープ.com(Real Effing Deal.com)」なるネット会社を立ち上げ、仲間2人とつるんで金儲けをしている。学生寮のコンピューター情報を操作しサムと同室になったことでなし崩し的に事件に巻き込まれてしまう。ちなみに、そのサイトで販売してる子猫のカレンダーは結構売れているらしい。
- ロン・ウィトウィッキー:ケヴィン・ダン
- 吹き替え:後藤哲夫
- サムの父親。名門大学に進学した息子のサムを誇りに思い、心から愛している。今作ではフランスを旅行中に妻と共にトランスフォーマー達の戦いに巻き込まれる。チワワの「モージョ」に加え、新たに「フランキー」という名の雄のフレンチブルドッグを飼っている。
- ジュディ・ウィトウィッキー:ジュリー・ホワイト
- 吹き替え:野沢由香里
- サムの母親。親馬鹿な面が顕著になり、サムが大学の寮に引っ越す際にはいまだに子離れ出来ない一面を見せる。
- コラン教授:レイン・ウィルソン
- 吹き替え:丸山壮史
- プリンストン大学物理学教授。自己陶酔気味な言い回しが特徴。講義中に錯乱したサムを追い出すが、ラストでは彼を快く迎え入れた。マイケル・ベイがウェスリアン大学在学中に講義を受けていた教授がモデル。
政府・軍関係者
- ウィリアム・レノックス:ジョシュ・デュアメル
- 吹き替え:矢崎文也
- アメリカ陸軍少佐にしてNEST部隊指揮官。前作にて最初にトランスフォーマーと遭遇した軍人の一人。前線にてNESTの指揮を取る。オートボットに対する信頼は厚く、それゆえにギャロウェイに反発する。
- ロバート・エップス:タイリース・ギブソン
- 吹き替え:山野井仁
- アメリカ空軍曹長でレノックスの部下。レノックス共々、前作より一階級昇進している。レノックス同様、ギャロウェイを嫌っている。ノベライズではファーストネームが「レイモンド」になっている。
- セオドア・ギャロウェイ:ジョン・ベンジャミン・ヒッキー
- 吹き替え:御友公喜
- 国家安全保障問題担当大統領補佐官。オートボットの存在自体がディセプティコンを地球に呼び込んでいるのではないかと疑い、彼らを追い出そうと企む。
- モーシャワー将軍:グレン・モーシャワー
- 吹き替え:原康義
- アメリカ統合参謀本部議長にしてNEST司令官。部下であるレノックスを信頼しており、指揮官として彼を全面的に支援する。前作でもグレン・モーシャワーが演じるカタール基地の司令官が登場したが、あちらの名前はシャープ大佐であり、モーシャワー将軍とは別のキャラクターである。
- グラハム大尉:マシュー・マーズデン
- 吹き替え:宮内敦士
- イギリス軍特殊部隊(United Kingdom Special Forces)より派遣されたエージェント。レノックスたちの優秀な部下として彼らをサポートする。
- ワイルダー艦長:ジョン・ニールセン
- 吹き替え:大滝寛
- アメリカ海軍の原子力空母「ジョン・C・ステニス」の艦長。
- 国境警備員:ディープ・ロイ
- エジプトの国境にある検問所の警備員。
トランスフォーマー
前作でも言及されている項目については前作映画を参照。 今作では変形に加えて、ザ・ツインズ(アイスクリームバン形態時)、アーシー(小説、コミックのみ)、コンストラクティコン・デバステーターのような合体戦士が多数登場する。
オートボット(サイバトロン戦士)/Autobots
故郷である惑星サイバトロン(セイバートロン星)の壊滅に伴い、前作を経て地球へ移民してきた正義のトランスフォーマー軍団。アメリカ政府との間に同盟を結び、新たに結成された特殊部隊NEST (Networked Elements: Supporters and Transformers)の隊員として、ディセプティコン残党壊滅の任務に当たっている。ただし、オートボットの存在を知るのは政府関係者及びアメリカ軍、そしてサムたち一部の民間人のみであり、一般人には彼らの存在は知らされていない。
前作から引き続き登場
- オプティマス・プライム(コンボイ)/Optimus Prime
- 声:ピーター・カレン / 吹き替え:玄田哲章
- オートボット総司令官。ピータービルト・379・トレーラートラックに変形。
- 本作ではトランスフォーマー側の主役という位置付けがより明確になっており、オートボットたちのリーダーとしてNEST隊員たちと共にディセプティコンと戦う反面、人類との調和に対し煩悶する日々を過ごす。理知的で平和と自由を重んじ司令官たるに相応しい人物だが、ひとたびディセプティコンとの戦闘に臨めば凄まじい戦闘力を発揮し、興奮して言動を荒げることもある。
- バンブルビー(バンブル)/Bumblebee
- オートボットの若き戦士。シボレー・カマロ(5代目)に変形。オートボットの中では唯一NESTに加わらず、サムの愛車として生活している。サムとは親友同士。愛称は「ビー」。サムの母親からは「ワッフルビン」(日本語版では「ワッフルメーカー」)と呼ばれている。
- 発声機能が完治していないため、前作から引き続きラジオ音声を使用して会話する。大学に進学することになったサムと別れる際はわざとらしく涙(ウォッシャー液)を流すなど、前作よりもさらにコミカルな動きを見せている。
- なお、変形する車両は前作のカマロ・コンセプトよりリニューアルされている。
- アイアンハイド/Ironhide
- 声:ジェス・ハーネル / 吹き替え:北川勝博
- オートボットの兵器担当。GMC・トップキック C4500に変形。今作ではサブリーダー的な立場になり、レノックスたちと共に上海やエジプトなどの前線で多くの活躍を見せる。相変わらず血気盛んで好戦的だが、オプティマスの信念を尊重して冷静に判断を下す様子も見られる。
- ラチェット/Ratchet
- 声:ロバート・フォックスワース / 吹き替え:浦山迅
- オートボットの軍医。ハマー・H2のレスキュー車に変形。ギャロウェイの的外れな命令に対して皮肉気味な発言をすることもあったがオートボットの責務を放棄したりはせず、エジプトでは援護射撃を担った。終盤ではオプティマスとジェットファイアの合体を指示している。
新キャラクター
- サイドスワイプ(ランボル)/Sideswipe
- 声 - アンドレ・ソグリウゾ / 吹き替え:江川央生[要出典]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。
- オプティマスに応じて地球にやって来た新戦士。シボレー・コルベット・スティングレイコンセプトに変形。両足がタイヤで構成されており、高速で滑走することができる。鋭い両腕のブレードや4連マフラー型のキャノンを武器に持つ。
- 旧シリーズのサイドスワイプ(ランボル)とはイメージを一新している。
- アーシー/Arcee、クロミア/Chromia、エリータ・ワン/Elita One[3]
- 声 - グレイ・デリスル / 吹き替え:勝生真沙子
- バイク型の女性トランスフォーマー。赤色のアーシーはドゥカティ・848[4]に、青色のクロミアはスズキ・B-KINGに、紫色のエリータ・ワンはMVアグスタ・F4に変形。3体で1つの人格を共有している。ビークルモードでは座席部分に人間の女性のホログラフを映してカモフラージュしている。実写映画で初登場となったウーマン・サイバトロンだが、アーシーは前作で登場が予定され玩具も発売されていた。
- 紫色の個体は当初名前が発表されておらず、2009年のコミコンにてFlareup(フレアラップ)という名称で公表されたが、その後ハズブロ側がElita-1(エリータ・ワン)であると答えており一部食い違いが見られる。[5](現段階ではエリータ・ワンとする見向きが強いため、ここでは便宜上「エリータ・ワン」の名前を記述する。)
- 吹き替え版には、旧シリーズでアーシーとクロミアを演じた勝生真沙子が起用された。
- ザ・ツインズ(スキッズ&マッドフラップ)/The Twins(Skids and Mudflap)
- 声 - トム・ケニー(スキッズ)、レノ・ウィルソン(マッドフラップ) / 吹き替え:関智一(スキッズ)、多田野曜平(マッドフラップ)
- サイドスワイプやアーシー3姉妹と共にやって来た双子のオートボット。緑色がスキッズ、橙色がマッドフラップ。二人ともお調子者であり普段は喧嘩が耐えないが、基本的にはとても仲が良い。本編序盤では二人が合体してアイスクリームバンに変形していたが、その後スキッズがシボレー・ビートを、マッドフラップがシボレー・トラックスを再スキャンした。
- 一つのプロトフォームがスパークごと2つに分裂することで誕生した経緯を持つ。[6]ちなみに、それぞれのナンバープレートにはアルファベットで自分の名前が記されている(マッドフラップは海外版の玩具のみTRAXと書かれている)。
- MTVでマイケル・ベイがお気に入りと語ったキャラクター。
- スキッズの名称はアニメ第1作に登場した同名キャラクターに由来する。マッドフラップは『トランスフォーマー ギャラクシーフォース』のデモリッシャーの海外名であるが、関連性は無い。
- ジョルト/Jolt
- エレクトロウィップを武器に持つ青いオートボット。シボレー・ボルトに変形。
- 準備稿の段階では登場させる予定が無かったため、セリフが一切無い上に登場シーンはごくわずか。さらにノベライズに至っては登場すらしていない。しかしクライマックスではオプティマスとジェットファイアの合体を支援するという重要な役割を担う。玩具のキャラクターバイオでは、トラブルを引き起こすことが大好きなオートボットであると設定されている。
- トランスフォーマーシリーズではジョルトという名称を持ったキャラクターは数多く存在しているが、これらのキャラクターとの関連性はない。
- 当初は前作でグレン・ホイットマンを演じたアンソニー・アンダーソンがキャストの候補として挙がっていた。[7]
- ジェットファイア(スカイファイアー)/Jetfire
- 声:マーク・ライアン / 吹き替え:乃村健次
- かつてディセプティコンの傭兵であった、「シーカー」と呼ばれている古い世代のトランスフォーマーの一人。ロッキード・SR-71 ブラックバードに変形。相手を憎むことしか知らないディセプティコンに見切りを付け、オートボットに鞍替えした。フォールンの命令で「リーダーのマトリクス」を捜し求め地球に潜伏していたが、何らかの事情で休眠状態となりスミソニアン航空宇宙博物館に展示されていた。
- 古い時代から地球に潜伏しているというG1シリーズに登場したスカイファイアーと、オプティマスとの合体、好戦的な性格などユニクロン3部作に登場したジェットファイアーの設定が反映されている。
ディセプティコン(デストロン軍団)/Decepticons
惑星サイバトロンを壊滅に追い込んだ悪のトランスフォーマー軍団。前回の戦いの後、地球に残った僅かな残党が活動していたが、逃げ延びたスタースクリームを筆頭とする新たな軍団が地球に再来し、オートボットおよびNEST部隊と激しい戦いを繰り広げる。
本作でそのルーツが明かされる。
コンストラクティコンをはじめ、前作のブラックアウトと同型のグラインダー等、いくつかのタイプに同型体が複数存在する事が確認されている。
前作から引き続き登場
- メガトロン/Megatron
- 声:ヒューゴ・ウィーヴィング / 吹き替え:中村浩太郎
- ディセプティコンのリーダー。エイリアンタンクに変形。前作で倒されローレンシア海溝に沈められたが、キューブの欠片とドクターによる修理で復活。破損した箇所をコンストラクティコンズのパーツで補ったため、前作と比較して体格がマッシブになった。また、フュージョンキャノンがアニメ版と同様に右腕に装備され、接近戦用の武器もチェーンメイスからデスロックピンサー[8]へと変化した。
- スタースクリーム/Starscream
- 声:チャーリー・アドラー / 吹き替え:宮澤正
- 前作の戦いを唯一生き延びたディセプティコンのNo.2。ロッキード・マーティン・F-22 ラプターに変形。今作では伝説上のディセプティコンに肖り、全身にオールスパークに似た柄の刺青を施している。声は前作と同じ声優が担当しているが、アニメシリーズのスタースクリームにより近い甲高い声で演じている。
- ザ・フォールンの命令でディセプティコンの指揮を執っていたが、復活したメガトロンにその件に関して咎められ、折檻されるといったアニメ版でお馴染みのシーンが描かれた。その一方で、メガトロンやグラインダーと共にオプティマスを追い詰めるなどの活躍も見せた。
- 予告第二弾が解禁になるまで、メガトロンとフォールンの存在が秘密にされていたため、ポスターなど広告資材ではディセプティコン側の代表としてメインビジュアルを担当している。
新キャラクター
- サウンドウェーブ/Soundwave
- 声:フランク・ウェルカー / 吹き替え:郷里大輔
- 情報戦略担当のディセプティコン。エイリアンサテライトに変形。人工衛星に取り憑き、機密情報の盗聴等による情報収集を行う能力を持つ。劇中ではアメリカ軍の通信衛星をハッキングし、衛星軌道上からディセプティコン達をサポートした。今回は単体での変形による活動や戦闘は行わない。玩具ではトリプルチェンジャーとされ、エイリアンシャトルに変形するほか、アニメに準じたロボットモードが存在している。
- 前作でも登場が検討され結局実現しなかった人気キャラクターのサウンドウェーブだったが、ファンの期待に応えての登場となった。
- フランク・ウェルカーはかつてアニメでもサウンドウェーブの声を担当し、吹き替えを担当した郷里大輔は『超神マスターフォース』のダウロス、『V』のダイノキングなどを演じていた。
- ラヴィッジ(ジャガー)/Ravage
- 声:フランク・ウェルカー
- 動物のジャガーの姿を模したディセプティコン。サウンドウェーブの部下であり、彼の胸部より放たれる。豊富な武装を持ち、ドクターやインセクティコンなどの小型ディセプティコンを体内に収納する事もできる。劇中では、サウンドウェーブによって地球に送り込まれ、オールスパークの欠片を強奪する為にNESTの本部へ侵入。エジプトでは他のディセプティコン達と共にサムを追跡、バンブルビーと交戦した。
- 単眼であること以外は、デザインや設定共にオリジナルに限りなく近い造形となっている。
- サイドウェイズ/Sideways
- 上海に潜伏していたディセプティコンの一人。アウディ・R8(APR仕様)に変形。NESTに発見された際には全く戦おうとせず真っ先に逃走した。予告編が発表された際には、前作のバリケードと姿が似ている為「スキャンし直したバリケードなのでは?」(前作で不自然な形でフェードアウトしたため)とファンの間で話題になった。
- グラインダー/Grindor
- 声:フランク・ウェルカー
- 前作のブラックアウトと同型のディセプティコン。シコルスキー・CH-53E スーパースタリオンに変形。玩具の設定では非常に冷静沈着な性格であるとされている。予告編に登場した際には「ブラックアウトが復活するのでは?」とファンの間で話題になったが、CGデザインが流用された同型の別人である。
- ホィーリー(ウィーリー)/Wheelie
- 声:トム・ケニー / 吹き替え:落合弘治
- キューブの欠片の在り処を調査する小型ディセプティコン。青いRCカーに変形。キューブの欠片をサムから預かったミカエラを追跡するが捕まってしまう。その後、ジェットファイアから陣営に関する話を聞きオートボットに寝返った。シーカーに関する様々な情報をサムたちに提供する。
- 映画ではホィーリーの名で呼ばれているが、玩具ではウィーリーの名称が用いられている。
- アリス/Alice
- 演:イザベル・ルーカス / 吹き替え:牛田裕子
- 人間に擬態する「プリテンダー」。女子大生[9]を装ってサムに近づき、正体が露見すると大学の校舎内で大暴れした。サム一行との追跡劇はターミネーターを思わせる(ちなみに本作の直前にターミネーター4が公開されており、ロボット映画対決と言われた)。
- ザ・ドクター(スカルペル)/The Doctor(Scalpel)
- 声:ジョン・ディ・クロスタ/ 吹き替え:下和田裕貴
- ディセプティコンの軍医。光学顕微鏡に変形。玩具ではスカルペル/Scalpelという名称だが劇中ではドクターと呼ばれる。ドイツ訛りの英語で話す。人間の頭ほどの大きさしかないが、膨大な解剖学の知識を持っているマッドサイエンティスト。メガトロンを修理する際「パーツが足りない」という理由で味方のコンストラクティコンを他の味方に破壊させ、パーツを強奪した。
- インセクティコン(インセクトロン)/Insecticons
- ハエなどの昆虫に類似した姿を持つ超小型トランスフォーマー。サムとミカエラが隠れている建物に侵入したが、サムによって簡単に破壊されてしまった。G1やビーストウォーズに同カテゴリーのTFが存在するが、昆虫型であるという点以外の共通項はない。
- マイクロコン/Microcons
- マイクロサイズの超小型ディセプティコン。リードマンへと合体する。名前はCGスタッフが製作時に付けたニックネームである(ボールボットとも)。[10]
- リードマン/Reedman
- 声:フランク・ウェルカー
- 大量のマイクロコンが合体した姿。ボディが紙のように極端に薄くサイズも人間より小さいが、全身が鋭利な刃物で構成されている。ラヴィッジを介してNEST本部へ侵入し、アメリカ政府によって管理されていたオールスパークの欠片を強奪する。
- イジェクター/Ejector
- サムが持っていたキューブの欠片の影響で誕生したトランスフォーマー。トースターから変形。ウィトウィッキー家が半壊する原因となった。同様の経緯でダイソンの掃除機、Blendtec社製のミキサー、コーヒーミル、電子レンジ、ガスコンロなどもトランスフォーマー化している。これらのロボットはスタッフによって「キッチンボット」というあだ名が付けられていた。
- 過去にスピルバーグが関わった『グレムリン (映画)』に登場したモグワイがモチーフになっていると思われる[要出典]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。。
- バッファロー型ディセプティコン(名称不明)
- エジプトでの戦いにて登場。前作のボーンクラッシャーとほぼ同型のディセプティコン。
- ストークスコルポノック(メガザラック)/Stalker Scorponok
- サソリの姿を模したディセプティコン。前作のスコルポノックと同型のディセプティコンであるが、同一個体なのか別個体なのかは不明。ストークスコルポノックは玩具での名称である。
- ディセプティコン・プロトフォーム/Decepticon Protoforms
- トランスフォーマーのスキャンデータを反映していない状態。十数体がメガトロンの召集を受け地球に飛来し、エジプトでのマトリクス争奪戦に参加。NEST部隊と激しい銃撃戦を繰り広げた。それぞれ頭部や武器などのデザインが異なっている。前作のブラックアウトの頭部デザインを流用したタイプも見られる。
コンストラクティコン(ビルドロン部隊)/Constructicons
建設車両から成るディセプティコン。合体することにより巨大トランスフォーマー・デバステーターになる。各メンバーには複数の同型体が存在している。
- デモリッシャー/Demolishor
- 声:カルヴィン・ウィマー
- 白い油圧ショベル(O&K/テレックス・RH400)に変形するコンストラクティコン。デバステーターには合体しない。オプティマスの数倍以上の巨大な体躯を持ち、人型から逸脱した異形の姿をしている。体の上下についたタイヤを交互に使い分けて走行する。映画の冒頭にて上海でNEST部隊と交戦する。
- 製作スタッフの間では「ホイールボット(Wheelbot)」のあだ名で呼ばれていた。エンドロールでもこちらの名前がクレジットされている。
- スカベンジャー/Scavenger
- デモリッシャーの同型体で同じ油圧ショベルに変形するが、こちらは体色が赤い。合体する際には上半身と両肩に変形(スプリームクラスの玩具では胴体に変形)。劇中において単体で変形はしない。デバステーターに合体するシーンにのみ登場。
- ミックスマスター/Mixmaster
- ミキサー車(マックトラック社製)と移動砲台(バトルモード)に変形するトリプルチェンジャー。合体する際には頭部に変形する。長い手足とタンクから変形した装甲板が特徴。ビークルモードではボンネットのキツネの顔の彫刻や、タンクにディセプティコンのエンブレムがあしらわれている。デバステーターに合体する個体と、NEST部隊と戦う個体が登場。ブルックリン橋に登って国旗を叩き落すシーンも見られる。
- 名称はG1シリーズに登場した同名のキャラクターに由来し、BC兵器の達人であるという玩具設定もG1のそれを意識したものになっている。
- ランページ/Rampage
- 声:ケビン・マイケル・リチャードソン
- キャタピラー・D9L・ブルドーザーに変形。合体する際には左脚になる。キャタピラから変形した両腕のムチとバネ状の下半身が特徴。コンストラクティコンの中で最も小柄だが、それでもバンブルビーより一回り大きい。劇中では「ジャックハンマーモード」と呼ばれる形態で戦っている(玩具ではロボットモードは別に存在する)。
- 劇中では単体で変形する赤い個体と、デバステーターに合体する黄色の個体が登場している。実際にランページと呼ばれたのは赤い個体の方である。エジプトではマトリクスを入手する為にスタースクリームの命令でサムの両親を人質にサムを脅迫。その後バンブルビーと激戦を繰り広げた。
- G1のボーンクラッシャーに相当するポジションであるが、前作で同名のキャラクターが登場したため名称が変更された。ランページはG1シリーズのアニマトロン部隊や『ビーストウォーズメタルス』などに同名のキャラクターが存在する。製作スタッフの間では「スキップジャック(Skipjack)」のあだ名で呼ばれていた。エンドロールでもこちらの名前がクレジットされている。
- オーバーロード/Overload
- 赤色のアーティキュレートダンプトラック(コマツ・HD465-7)に変形。合体する際には胴体下部に変形という設定だが、本編では合体直前の集結シーンで登場するもののデバステーターには加わっていない。オーバーロードのみ、合体シーンのカットがないのはそのせいである。
- デバステーターに合体するシーンにのみ登場。劇中では単体で変形しないものの、コンセプトアートや映画を原案とした絵本、EZコレクションの玩具などにロボットモードのデザインが見られる。
- 『マイクロン伝説』(ウルトラマグナスの海外名)や『マイクロマスター』等に同名のキャラクターが存在する。『超神マスターフォース』のオーバーロードとはスペルが異なる。
- スクラッパー/Scrapper
- 黄色のホイルローダー(キャタピラー・992G)に変形。合体する際には右腕になる。左腕のチェーンメイスを武器に戦う。デバステーターに合体する個体と、NEST部隊と戦う個体が登場。
- エジプトでスタースクリームや他のコンストラティコンと共に、マトリクスを持つサムを追跡やNEST部隊との交戦に参加した。
- 名称はG1シリーズに登場した同名のキャラクターに由来する。
- ロングハウル/Long Haul
- 緑色の巨大ダンプカー(キャタピラー・773B)に変形。合体する際には右脚に変形。マッシブで大柄な体型が特徴。デバステーターに合体する個体と、NEST部隊と戦う個体の2体が登場。メガトロン復活のシーンで初登場し、エジプトでのマトリクス争奪戦の際、NEST部隊と激しい銃撃戦を繰り広げた。
- 名称はG1シリーズに登場した同名のキャラクターに由来し、玩具における設定もG1シリーズのそれを意識したものとなっている。
- フリーランスのデザイナーがインターネットで公開していたファンアートがデザインの原型となっている。
- ハイタワー/Hightower
- 黄色のクレーン車(コベルコクレーン・CK2500)に変形。クレーンの長さの関係でスカベンジャーに次いで大型。合体する際には左腕に変形。
- 劇中では単体で変形しないがコンセプトアートやEZコレクションの玩具ではロボットモードのデザインが存在する。
- G1のグレン/Hookに相当するキャラクターだが、名称は『トランスフォーマー カーロボット』に登場するビルドサイクロンの海外名に由来する。
- スクラップメタル/Scrapmetal
- メガトロンを修理するシーンにのみ登場。VOLVOのショベルカーに変形。デバステーターには合体しない。シルエットはスクラッパーに似ているが、バケットが油圧クラッシャーのようなものになっており、顔つきなど細部が異なる。
- キャラクター名はハズブロ関係者によるニックネーム[11]で、元々キャラクター名は存在しなかった。ドクターのセリフからファンの間では「Ze little one(小さいヤツ)」とも呼ばれている。
- ブルドーザー型ディセプティコン(名称不明)
- デバステーターに合体するシーンにのみ登場。ランページに似ているが小型である。ハイタワーに続いて左手首に合体する。
- ダンプカー型ディセプティコン(名称不明)
- デバステーターに合体するシーンにのみ登場。ロングハウルと同型で、黄色のダンプカーに変形する。
- 合体する際、ハイタワーより前にダンプカーのタイヤのような物が左上腕部に確認できる事から、上腕部に変形すると思われる。
- デバステーター(デバスター)/Devastator
- 声:フランク・ウェルカー
- コンストラクティコンが合体して誕生する超巨大トランスフォーマー。頭部を大きく開いて展開する口内の大型吸引装置「ヴォルテックス・グラインダー」であらゆるものを吸い込み粉砕する。玩具の設定では、デバステーターの名前は惑星サイバトロンにて発生する大型台風の名前にちなんだものであるとされている。
- コンセプトアートや海外版の玩具では頭部は銀だが、本編では赤くなっている。また、いかにも男性の睾丸を思わせる位置に二つの鉄球がついているなどスタッフのお遊び具合が伺える。前作に登場したエイブラムス戦車に変形するデバステーター(ブロウル)とは別の存在であり、特に関連も無い。
- キャラクターはG1シリーズに登場したデバスターそのままだが、今作では合体する個体の数が増えている(コンバイナークラスの玩具では6体、公式発表及びEZコレクションでは7体だが、本編では明らかに7体以上が合体している)。
プライム王朝/The Dynasty of Primes
オールスパークによって誕生したとされる原初のトランスフォーマー。紀元前17,000年に地球に到来し、グレートマシンを建造した。映画では7人であるが、小説版では13人と設定されている。
- ザ・フォールン/The Fallen
- 声 - トニー・トッド / 吹き替え:木村雅史
- エネルゴンとなる恒星を求め宇宙を探索した7人のプライムの1人。エイリアンジェットに変形。
- 探索の果てに条件を満たす恒星の一つ、地球の太陽を探し出したが、ルールに従って生成を見送ろうとする兄弟達と対立し離反。ディセプティコンを創設し、トランスフォーマー同士の戦争を起こすきっかけを生み出した。エネルゴンを手に入れるべく、地球侵略を開始する。吹き替え版には、『トランスフォーマー ギャラクシーフォース』にてメガロコンボイ役などで出演していた木村雅史が起用された。
- プライム/Primes
- 声 - マイケル・ヨーク、ケビン・マイケル・リチャードソン、ロビン・アトキン・ダウンズ / 吹き替え:銀河万丈
- ザ・フォールンと供に地球に訪れた6人のプライム達。掟に反して地球を滅ぼそうとしたザ・フォールンと対立し、マトリクスを奪った後、自らの命を犠牲にして、マトリクスを封印する。肉体は滅んだものの、魂はマトリクスに宿っており、サムの行動を見守っていた。オプティマス・プライムは彼らの子孫である。
- 大まかなシルエットはザ・フォールンと同じだが、顔や体のデザインはそれぞれ微妙に違っている。
- アメコミなどに登場した原初のトランスフォーマーや、コンボイ以前のマトリクス保持者達がモチーフになっている。
- また劇中でのサムの台詞から、センチネル・プライム(G1コンボイの先代のマトリクス保持者と同名)の存在が示唆されている。
その他
- アフリカ大陸でのロケ撮影において、ヨルダンのペトラ遺跡とエジプトのピラミッドをロケ地にした撮影が行われた。ただ背景として映しただけでなく、役者が実際に中に入ったり登ったりもしているが、これはそれらを管理するヨルダン王室及びエジプト考古学の最高権威であるザヒ・ハワス氏がトランスフォーマーシリーズの大ファンだったため、今回特別に認められたものである。
- 終盤でのプロットのモチーフになったのは、アニメ第1作の第12話「ソーラーエネルギーを盗め!」(原語版第18話「Changing Gears」)である。この他にもアニメのオマージュが散りばめられている。
- サムが大学の寮にやって来たシーンで、寮の中に様々な作品のポスターが貼られている。
- バッドボーイズ2バッド (マイケル・ベイ監督作品。『バッドボーイズ』の続編)
- クローバーフィールド (J・J・エイブラムス製作のSF・怪獣映画)
- NARUTO -ナルト- (週刊少年ジャンプで連載中の岸本斉史の漫画)
- 本編中に広島に原爆を投下したエノラ・ゲイがロゴをはっきり映す形で登場する。(エノラ・ゲイはスミソニアン航空宇宙博物館に展示されるべきか否かで論争を巻き起こしたことがある)
- 作中のテレビの音声で分かるが、作中のアメリカ大統領は現実と同じくバラク・オバマとなっている。劇中でも一瞬だけオバマ大統領の顔が映る。
- 本作の制作にあたり、監督のマイケル・ベイは「今度はもっと多くのトランスフォーマーを出す」と公言し、その言葉通り前作の13体から約60体と実に4倍以上のトランスフォーマーが登場した。
- 前作同様、マイケル・ベイ本人が端役で出演している。
- 劇中でミカエラのペットとして登場しているマスティフ犬「ボーンズ」はマイケル・ベイのペットの「ボーンクラッシャー」であり、エンドロールでも「Himself」とクレジットされている。
- 主演を務めるシャイア・ラブーフは撮影中に左腕を負傷し、撮影の続行が危ぶまれたが、マイケル・ベイは「それならそれで対応する」として撮影を続行した。本編後半でサムが左腕に包帯を巻いているのはこの為である(本編ではスペースブリッジで飛ばされた際に負傷したことになっている)。
- 森林の戦闘やデバステーターの登場シーン含む一部のシーンでIMAXカメラで撮影されているため、IMAXシアターで公開されたバージョンは画面サイズが混同している。本編はシネスコサイズだが、IMAXのシーンはビスタサイズになっており最高解像度に切り替わる。海外のBlu-rayとDVD版は通常版とビッグ・スクリーン・エディション(IMAX版)の2種類が発売されている。IMAX版はいくつかの場面に1、2秒程度の追加シーンがある(後述)。
- あるプロトフォームの腕には「T-1000」の文字が書かれているが、これは撮影中に『ターミネーター4』で巨大ロボット(ハーヴェスター)が登場することを知ったマイケル・ベイ監督が同映画に対抗意識を燃やしたためである。[12]
- オプティマスとジェットファイアの合体シーンでは、飛んでいく部品の中にR2-D2のフィギュアが混じっている。また、ツインズがデバステーターのボルテックスグラインダーから逃れようとポールをつかむシーンでは、ポールにくっついた新聞記事にレーザーウェーブの写真がある。
- 吹き替え版では、過去アニメシリーズの出演者が多数起用されている。これは、パラマウントジャパンがタカラトミーからアニメシリーズの出演者リストを受け取り、キャスティングの参考にしたためである。[13]
IMAX版の追加シーン
- 主に森林の戦闘のシーンで追加、または削除されている。
- グラインダーが変形しながら着陸するシーンで、スタースクリームのカットに変わるまでが微妙に長い。
- スタースクリームがオプティマスに逆さまにされて蹴られるシーンで、オプティマスに蹴られるまでワンカットになっており、サムがスタースクリームの機銃の弾をジャンプで回避するシーンが削除されている。 その代わり直後にスタースクリームが地面に倒れるシーンが追加。
- オプティマスがメガトロンに蹴られるまで10秒ほどシーンが追加。
- オプティマスがグラインダーの顔を引きちぎる直前のシーンが微妙に長い。
- オプティマスがグラインダーから降りるシーンで、降りるまでが微妙に長い。
- オプティマスがメガトロンに殺され倒れるシーンで、ザ・フォールンのカットに切り替わるまでが微妙に長い。
- エジプトでのデバステーター合体シーン
- デバステーターの体となるコンストラクティコンのメンバーが集結するシーンで、シモンズとレオが振り返るシーンの直前に、オーバーロードが走ってくるアップのシーンが追加。
- デバステーターの合体シーンが約1秒分延長。
- デバステーターとツインズの戦闘が約3秒分延長。
スタッフ
- 監督:マイケル・ベイ
- 製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ、マイケル・ベイ、ブライアン・ゴールドナー、マーク・バーラディアン
- 製作:ドン・マーフィ、トム・デサント、ロレンツォ・ディボナベンチュラ、イアン・ブライス
- 脚本:アーレン・クルーガー、ロベルト・オーチー、アレックス・カーツマン
- 撮影:ベン・セレシン
- 編集:ロジャー・バートン、ポール・ルベル、ジョエル・ネグロン、トーマス・マルドゥーン
- 美術:ナイジェル・フェルプス
- 音楽:スティーブ・ジャブロンスキー
- 主題歌 : リンキンパーク『New Divide』
- VFX : ILM、デジタル・ドメイン、CLMスタジオ、アスライム、カーナー・オプチカル
Blu-ray・DVD
2009年12月18日、パラマウントよりBlu-ray Disc、DVD版リリース・レンタル。セル版Blu-ray、DVDは、どちらにも本編ディスクと特典ディスクの2枚組。本編は通常の劇場公開版であり、IMAX版は未発売。特典内容はBlu-ray、DVD共通。本編ディスクにはコメンタリを収録。特典ディスクにはメイキングや削除シーン、ミュージックビデオなどを収めている。また、Blu-ray版の特典ディスクにはさらに、オールスパーク(英語のみ)と撮影日誌も収めている。前作をセットにした4枚組のダブルパックも両フォーマットで同日リリース。
- Blu-ray Disc
- トランスフォーマー/リベンジ スペシャル・コレクターズ・エディション ※通常版
- トランスフォーマー/リベンジ ブルーレイ バンブルビーBOX ※6,000BOX限定販売
- トランスフォーマー/リベンジ オプティマスプライム ブラックバージョンBlu-ray BOX ※Amazon.co.jp完全限定販売
- DVD
- トランスフォーマー/リベンジ スペシャル・コレクターズ・エディション ※通常版
- トランスフォーマー/リベンジ バンブルビーBOX ※15,000BOX限定販売
- トランスフォーマー/リベンジ オプティマスプライム ブラックバージョン BOX ※Amazon.co.jp完全限定販売このOriconChartテンプレートは廃止されました(議論先)。代わりにCategory:オリコンチャートのテンプレート内のテンプレートを使用してください。
オリコン週間DVD総合チャート第1位
2010年1月4日付前作:
KAT-TUN
『KAT-TUN LIVE Break the Records』シャイア・ラブーフ
『トランスフォーマー/リベンジ スペシャル・コレクターズ・エディション』次作:
嵐
『5×10 All the BEST! CLIPS 1999-2009』脚注
- ^ a b “Transformers: Revenge of the Fallen (2009)”. Box Office Mojo. 2009年9月25日閲覧。
- ^ 『DVDでーた』より
- ^ http://www.tfwiki.net/wiki/Elita_One_(disambiguation)
- ^ http://www.retrosbk.com/?p=262、および英語版ウィキペディアより
- ^ http://www.actionfigs.com/index.php?categoryid=21&p2_articleid=2471
- ^ アルティメットガイドより
- ^ http://www.variety.com/review/VE1117940483.html?categoryid=31&cs=1
- ^ Transformers: Revenge of the Fallen: The Movie Universeより
- ^ 小説版によるとテレビCMに使用されていた女性型ロボットをスキャンしたことが示唆されているが、劇中では特に言及されていない。
- ^ http://features.cgsociety.org/story_custom.php?story_id=5153&page=2
- ^ http://www.tfviews.com/news/main/hasbro-q-and-a/641
- ^ DVDのオーディオコメンタリーより
- ^ トランスフォーマー ジェネレーション2009 Vol.3より
外部リンク