コンテンツにスキップ

「エリス・バークス」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m Template:by の修正
Stukn (会話 | 投稿記録)
m →‎人物・来歴: トニー・アーマス・シニア
36行目: 36行目:


== 人物・来歴 ==
== 人物・来歴 ==
{{by|1983年}}の[[ドラフト会議 (MLB)|ドラフト会議]]で[[ボストン・レッドソックス]]から1巡目(全米20位)に指名され、入団。マイナーでのプレイを経て{{by|1987年}}[[4月30日]]にメジャーデビュー。ベテラン、[[トニー・アーマス]]から[[中堅手|センター]]のレギュラーを奪い、早速この年133試合に出場し、打率.272、20本塁打、59打点、27盗塁を記録。守備力も安定していて肩も強く、{{by|1988年}}には打率.294、18本塁打、92打点、25盗塁と活躍。{{by|1989年}}には肩の手術を受けて97試合の出場にとどまったが、{{by|1990年}}に復活し打率.296、21本塁打、89打点を記録し[[MLBオールスターゲーム|オールスター]]に初出場。キャリア唯一の[[ゴールドグラブ賞]]を獲得した。以後2シーズンは2割5分台の低打率。しかも{{by|1992年}}には再び故障のため66試合の出場に終わり、[[フリーエージェント (プロスポーツ)|フリーエージェント]] (FA) となり[[1993年]][[1月]]に[[シカゴ・ホワイトソックス]]に移籍。この年、[[右翼手]]としてプレイして故障なく過ごし、初の打率3割を記録。この年のオフに[[コロラド・ロッキーズ]]と5年契約を結ぶ。
{{by|1983年}}の[[ドラフト会議 (MLB)|ドラフト会議]]で[[ボストン・レッドソックス]]から1巡目(全米20位)に指名され、入団。マイナーでのプレイを経て{{by|1987年}}[[4月30日]]にメジャーデビュー。ベテラン、[[トニー・アーマス・シニア|トニー・アーマス]]から[[中堅手|センター]]のレギュラーを奪い、早速この年133試合に出場し、打率.272、20本塁打、59打点、27盗塁を記録。守備力も安定していて肩も強く、{{by|1988年}}には打率.294、18本塁打、92打点、25盗塁と活躍。{{by|1989年}}には肩の手術を受けて97試合の出場にとどまったが、{{by|1990年}}に復活し打率.296、21本塁打、89打点を記録し[[MLBオールスターゲーム|オールスター]]に初出場。キャリア唯一の[[ゴールドグラブ賞]]を獲得した。以後2シーズンは2割5分台の低打率。しかも{{by|1992年}}には再び故障のため66試合の出場に終わり、[[フリーエージェント (プロスポーツ)|フリーエージェント]] (FA) となり[[1993年]][[1月]]に[[シカゴ・ホワイトソックス]]に移籍。この年、[[右翼手]]としてプレイして故障なく過ごし、初の打率3割を記録。この年のオフに[[コロラド・ロッキーズ]]と5年契約を結ぶ。


{{by|1994年}}にはいきなり[[4月]]の[[プレイヤー・オブ・ザ・マンス|月間MVP]]を獲得するが、再び故障のため42試合の出場に終わる。{{by|1995年}}は103試合に出場。そして{{by|1996年}}にはいずれも自己最高となる156試合出場、打率.344、40本塁打、128打点、32盗塁を記録。「'''[[30-30クラブ]]'''」(30本塁打30盗塁)を達成し、6年ぶりにオールスターにも出場した。MVP投票でも3位に入った。翌{{by|1997年}}にも32本塁打を記録するが、7盗塁に終わる。
{{by|1994年}}にはいきなり[[4月]]の[[プレイヤー・オブ・ザ・マンス|月間MVP]]を獲得するが、再び故障のため42試合の出場に終わる。{{by|1995年}}は103試合に出場。そして{{by|1996年}}にはいずれも自己最高となる156試合出場、打率.344、40本塁打、128打点、32盗塁を記録。「'''[[30-30クラブ]]'''」(30本塁打30盗塁)を達成し、6年ぶりにオールスターにも出場した。MVP投票でも3位に入った。翌{{by|1997年}}にも32本塁打を記録するが、7盗塁に終わる。

2010年2月15日 (月) 02:27時点における版

エリス・バークス
Ellis Burks
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 アメリカ合衆国の旗 ミシシッピ州
生年月日 (1964-09-11) 1964年9月11日(59歳)
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
プロ入り 1983年 ドラフト1巡目
初出場 1987年4月30日
最終出場 2004年10月2日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

エリス・バークスEllis Rena Burks , 1964年9月11日 - )はアメリカメジャーリーグで活躍した野球選手。 外野手及び指名打者。右投右打。アメリカ合衆国ミシシッピ州ヴィックスバーグ出身。

人物・来歴

1983年ドラフト会議ボストン・レッドソックスから1巡目(全米20位)に指名され、入団。マイナーでのプレイを経て1987年4月30日にメジャーデビュー。ベテラン、トニー・アーマスからセンターのレギュラーを奪い、早速この年133試合に出場し、打率.272、20本塁打、59打点、27盗塁を記録。守備力も安定していて肩も強く、1988年には打率.294、18本塁打、92打点、25盗塁と活躍。1989年には肩の手術を受けて97試合の出場にとどまったが、1990年に復活し打率.296、21本塁打、89打点を記録しオールスターに初出場。キャリア唯一のゴールドグラブ賞を獲得した。以後2シーズンは2割5分台の低打率。しかも1992年には再び故障のため66試合の出場に終わり、フリーエージェント (FA) となり1993年1月シカゴ・ホワイトソックスに移籍。この年、右翼手としてプレイして故障なく過ごし、初の打率3割を記録。この年のオフにコロラド・ロッキーズと5年契約を結ぶ。

1994年にはいきなり4月月間MVPを獲得するが、再び故障のため42試合の出場に終わる。1995年は103試合に出場。そして1996年にはいずれも自己最高となる156試合出場、打率.344、40本塁打、128打点、32盗塁を記録。「30-30クラブ」(30本塁打30盗塁)を達成し、6年ぶりにオールスターにも出場した。MVP投票でも3位に入った。翌1997年にも32本塁打を記録するが、7盗塁に終わる。

1998年途中にサンフランシスコ・ジャイアンツに移籍し、1999年には31本塁打96打点、2000年には24本塁打96打点を記録。2001年にはクリーブランド・インディアンスに移籍し、28本塁打74打点、2002年には32本塁打91打点を記録。しかし2003年には55試合の出場にとどまり、解雇。翌2004年にレッドソックスに復帰したが、わずか11試合の出場に終わり、その年限りで現役を引退。最終年に初めてチャンピオンリングを手にした。

2005年シーズンの終了後にインディアンスゼネラルマネージャー (GM) 補佐に就任。

いとこにルーズベルト・ブラウン2003年2004年オリックス・ブルーウェーブに在籍)がいる。

受賞歴・記録

年度別打撃成績

















































O
P
S
1987 BOS 133 606 558 94 152 30 2 20 246 59 27 6 4 1 41 0 2 98 1 .272 .324 .441 .765
1988 144 615 540 93 159 37 5 18 260 92 25 9 4 6 62 1 3 89 8 .294 .367 .481 .848
1989 97 446 399 73 121 19 6 12 188 61 21 5 2 4 36 2 5 52 8 .303 .365 .471 .836
1990 152 641 588 89 174 33 8 21 286 89 9 11 2 2 48 4 1 82 18 .296 .349 .486 .835
1991 130 524 474 56 119 33 3 14 200 56 6 11 2 3 39 2 6 81 7 .251 .314 .422 .736
1992 66 263 235 35 60 8 3 8 98 30 5 2 0 2 25 2 1 48 5 .255 .327 .417 .744
1993 CWS 146 574 499 75 137 24 4 17 220 74 6 9 3 8 60 2 4 97 11 .275 .352 .441 .793
1994 COL 42 165 149 33 48 8 3 13 101 24 3 1 0 0 16 3 0 39 3 .322 .388 .678 1.066
1995 103 321 278 41 74 10 6 14 138 49 7 3 1 1 39 0 2 72 7 .266 .359 .496 .855
1996 156 685 613 142 211 45 8 40 392 128 32 6 3 2 61 2 6 114 19 .344 .408 .639 1.047
1997 119 477 424 91 123 19 2 32 242 82 7 2 1 2 47 0 3 75 17 .290 .363 .571 .934
1998 100 405 357 54 102 22 5 16 182 54 3 7 2 5 39 0 2 80 10 .286 .355 .510 .865
SF 42 177 147 22 45 6 1 5 68 22 8 1 4 4 19 1 3 31 2 .306 .387 .463 .850
'98計 142 582 504 76 147 28 6 21 250 76 11 8 6 9 58 1 5 111 12 .292 .365 .496 .861
1999 120 469 390 73 110 19 0 31 222 96 7 5 0 4 69 2 6 86 11 .282 .394 .569 .963
2000 122 458 393 74 135 21 5 24 238 96 5 1 0 8 56 5 1 49 10 .344 .419 .606 1.025
2001 CLE 124 515 439 83 123 29 1 28 238 74 5 1 0 9 62 2 5 85 16 .280 .369 .542 .911
2002 138 570 518 92 156 28 0 32 280 91 2 3 1 1 44 3 6 108 13 .301 .362 .541 .903
2003 55 228 198 27 52 11 1 6 83 28 1 1 0 0 27 2 3 46 4 .263 .360 .419 .779
2004 BOS 11 37 33 6 6 0 0 1 9 1 2 0 0 0 3 0 1 8 1 .182 .270 .273 .543
通算:18年 2000 8176 7232 1253 2107 402 63 352 3691 1206 181 84 29 62 793 33 60 1340 171 .291 .363 .510 .873
  • 各年度の太字はリーグ最高

外部リンク