酒巻俊雄

酒巻 俊雄（さかまき としお、1931年6月22日 - ）は、日本の法学者。弁護士（渡部喬一法律事務所）。専門は商法、会社法。早稲田大学名誉教授。名古屋経済大学客員教授。星川長七門下。法学博士（早稲田大学、1975年）。東京都生まれ。

略歴

• 1950年3月　麻布高等学校卒業
• 1954年3月　早稲田大学第一法学部卒業
• 1959年4月　早稲田大学法学部助手
• 1960年3月　早稲田大学大学院法学研究科博士課程修了
• 1962年4月　早稲田大学法学部専任講師
• 1965年4月　早稲田大学法学部助教授
• 1970年4月　早稲田大学法学部教授
• 1974年6月　法制審議会商法部会幹事
• 1987年1月　司法試験考査委員
• 1990年9月　早稲田大学大学院法学研究科委員長
• 1998年10月　早稲田大学比較法研究所所長
• 2000年3月　早稲田大学選択定年退職
• 2000年4月　名古屋経済大学副学長・教授、早稲田大学名誉教授
• 2000年6月　弁護士登録（第二東京弁護士会）
• 2004年4月　山梨学院大学法科大学院教授、名古屋経済大学客員教授
• 2007年3月　山梨学院大学退職

著書

• 『大小会社の区分立法』（学陽書房、1986年）
• 『改正会社法の理論と実務』（ぎょうせい、1991年）
• 『テキストブック商法総則・商行為法』（有斐閣 、1993年）
• 『平成5年改正商法による監査役監査・代表起訴』（中央経済社、1993年）･･･藤原祥二との共著
• 『テキストブック会社法 第5版』（有斐閣 、1998年）
• ミクロ情報サービス税経システム研究所編『新会社法と中小会社の実務対応』 （中央経済社、2005年）

編書

• 『金融事故の民事責任』（一粒社）
• 『改正商法の解説』（税務経理協会、1990年）･･･奥島孝康との共編
• 『総則・商行為法』（一粒社、1992年）･･･柿崎栄治との共編
• 『商行為法』（青林書院 、1995年）･･･庄子良男との共編
• 『重要論点会社法』（酒井書店、1996年）
• 『手形法・小切手法』（青林書院 、1996年）･･･庄子良男との共編
• 『保険法・海商法』（青林書院 、1997年）･･･石山卓磨との共編
• 『みぢかな商法入門』（不磨書房、2000年）･･･石山卓磨との共編
• 『中村一彦先生古稀記念　会社法改正の理論と課題』（信山社出版、2002年）･･･志村治美との共編
• 『商法総則・商行為法 基本問題セミナー 新版2』（成文堂、2005年）･･･栗山徳子との共編
• 『会社法 基本問題セミナー 新版1』（成文堂、2005年）･･･尾崎安央との共編
• 『会社法重要判例解説 第3版』（成文堂、2006年）･･･尾崎安央との共編
• 『逐条解説会社法 第1巻 総則・設立』（中央経済社、2008年）
• 『逐条解説会社法 第2巻 株式1』（中央経済社、2008年）
• 『新会社法 改訂版』（青林書院、2008年）･･･尾崎安央との共編

門下生

• 石山卓磨（日本大学教授）
• 上村達男（早稲田大学教授）
• 尾崎安央（早稲田大学教授）
• 川島いづみ（早稲田大学教授）
• 中村信男（早稲田大学教授）
• 久保田安彦（大阪大学准教授）

外部リンク

• 名古屋経済大学教員紹介