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「こちら大阪社会部」の版間の差分

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== 概要 ==
== 概要 ==
大手新聞社・日政新聞(モデルは[[読売新聞]])の若手記者である主人公・谷一平(モデルは原作者である大谷自身)が、大阪本社社会部の記者として様々な事件に遭遇しながら新聞記者として鍛えられ成長していく様を描いた作品。作品中に登場する人物の多くは実在のモデルがいる。例えば、大毎の記者として谷と“抜くか抜かれるか”の熾烈なスクープ合戦を演じる権藤は、実際には観堂義憲・毎日新聞元副長(毎日新聞では東京本社代表、大阪本社代表副社長などを歴任し、現在はグループ会社の福島民報役員)などである。
大手新聞社・日政新聞(モデルは[[読売新聞]])の若手記者である主人公・谷一平(モデルは原作者である大谷自身)が、大阪本社社会部の記者として様々な事件に遭遇しながら新聞記者として鍛えられ成長していく様を描いた作品。作品中に登場する人物の多くは実在のモデルがいる。例えば、大毎の記者として谷と“抜くか抜かれるか”の熾烈なスクープ合戦を演じる権藤は、[[毎日新聞]]の観堂義憲(同社東京本社代表、取締役大阪本社代表副社長などを歴任し、現在はグループ会社の福島民報役員)である。


作中では[[三菱銀行人質事件]]、[[砂利船汚職事件]]、[[あいりん地区#暴動|西成暴動]]、[[紫雲丸事故]]及びその後の[[鉄道連絡船]]の欠陥問題など、過去に実際に起こった事件をモチーフとした事件が登場し、その取材過程の裏話や他社とのスクープ合戦などが描かれた。またその中で[[誘拐]]事件に関する[[報道協定]]の扱いや、[[記者クラブ]]制度に関する問題(日政新聞は作中で、誘拐事件の報道協定に違反したとして一時大阪府警の記者クラブから除名される)なども取り上げられた。
作中では[[三菱銀行人質事件]]、[[砂利船汚職事件]]、[[あいりん地区#暴動|西成暴動]]、[[紫雲丸事故]]及びその後の[[鉄道連絡船]]の欠陥問題など、過去に実際に起こった事件をモチーフとした事件が登場し、その取材過程の裏話や他社とのスクープ合戦などが描かれた。またその中で[[誘拐]]事件に関する[[報道協定]]の扱いや、[[記者クラブ]]制度に関する問題(日政新聞は作中で、誘拐事件の報道協定に違反したとして一時大阪府警の記者クラブから除名される)なども取り上げられた。

2010年3月29日 (月) 14:47時点における版

こちら大阪社会部』(こちらおおさかしゃかいぶ)は、大谷昭宏原作・大島やすいち作画の漫画作品。1991年から1996年にかけて『ミスターマガジン』(講談社)に連載されていた。

続編の『こちら社会部』、『こちら大阪社会部・阪神大震災編』についても本稿で述べる。

概要

大手新聞社・日政新聞(モデルは読売新聞)の若手記者である主人公・谷一平(モデルは原作者である大谷自身)が、大阪本社社会部の記者として様々な事件に遭遇しながら新聞記者として鍛えられ成長していく様を描いた作品。作品中に登場する人物の多くは実在のモデルがいる。例えば、大毎の記者として谷と“抜くか抜かれるか”の熾烈なスクープ合戦を演じる権藤は、毎日新聞の観堂義憲(同社東京本社代表、取締役大阪本社代表副社長などを歴任し、現在はグループ会社の福島民報役員)である。

作中では三菱銀行人質事件砂利船汚職事件西成暴動紫雲丸事故及びその後の鉄道連絡船の欠陥問題など、過去に実際に起こった事件をモチーフとした事件が登場し、その取材過程の裏話や他社とのスクープ合戦などが描かれた。またその中で誘拐事件に関する報道協定の扱いや、記者クラブ制度に関する問題(日政新聞は作中で、誘拐事件の報道協定に違反したとして一時大阪府警の記者クラブから除名される)なども取り上げられた。

続編の『こちら社会部』は、谷一平が東京本社の社会部キャップに異動した後の話となり、グリコ・森永事件パチンコプリペイドカードの偽造問題などが描かれている。

1996年には藤田まこと主演でVシネマ化されたほか、2001年にはTBSで『こちら第三社会部』として連続ドラマ化された。