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'''プファルツ'''または'''ファルツ'''(ドイツ語:Pfalz)は、[[ドイツ]]の[[ラインラント=プファルツ州]]の南部の一角を指す地域名。かつての[[ライン宮中伯]](プファルツ選帝侯)の[[領邦]]で、現在は[[上級自治体連合]]の'''プファルツ県連合'''(Bezirksverband Pfalz)となっている。
'''プファルツ'''または'''ファルツ'''(ドイツ語:Pfalz)は、[[ドイツ]]の[[ラインラント=プファルツ州]]の南部の一角を指す地域名。かつての[[ライン宮中伯]](プファルツ選帝侯)の[[領邦]]で、現在は[[上級自治体連合]]の'''プファルツ県連合'''(Bezirksverband Pfalz)となっている。


英語では'''パラティネト'''(Palatinate)、他のヨーロッパ諸語での名称もドイツ語名あるいは英語名に類する。
英語では'''パラティネト'''(Palatinate)、他のヨーロッパ諸語での名称もドイツ語名あるいは英語名に類する。


==由来==
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==関連項目==
==関連項目==
* [[ライン宮中伯]]
* [[ライン宮中伯]]
* [[プファルツ選帝侯領]]
* [[プファルツ=ノイマルクト家]]
* [[プファルツ=ノイマルクト家]]
* [[プファルツ=ジンメルン家]]
* [[プファルツ=ジンメルン家]]

2010年4月22日 (木) 14:06時点における版

プファルツ

プファルツまたはファルツ(ドイツ語:Pfalz)は、ドイツラインラント=プファルツ州の南部の一角を指す地域名。かつてのライン宮中伯(プファルツ選帝侯)の領邦で、現在は上級自治体連合プファルツ県連合(Bezirksverband Pfalz)となっている。

英語ではパラティネイト(Palatinate)、他のヨーロッパ諸語での名称もドイツ語名あるいは英語名に類する。

由来

本来「プファルツ」は、宮中伯(プファルツ伯、Pfarzgraf)の領邦(または城)を指す普通名詞であった。しかし、13世紀中ごろまでにライン宮中伯以外の宮中伯は消滅したため、「プファルツ」というとライン宮中伯の領邦を指すようになり、地名のように使われるようになった。ライン宮中伯家(ヴィッテルスバッハ家プファルツ系)出身の人物の家名がフォン・デア・プファルツ(von der Pfalz)と定冠詞付きで称されたのは普通名詞であった名残りである。

なお、「プファルツ選帝侯」(Kurfürst von der Pfalz, Kurpfalz)とは宮中伯と選帝侯を兼ねた地位の通称である。歴史上ライン宮中伯のみであるため、単に「プファルツ選帝侯」だけでライン宮中伯を意味する。

ライン宮中伯=プファルツ選帝侯はヴィッテルスバッハ家の分枝によって継承された後、18世紀には同族のバイエルン選帝侯位もその断絶に際して継承する。フランス革命戦争ナポレオン戦争を経て、プファルツの地はバイエルン王国の飛び地となった。

プファルツの郡・独立市

現在のドイツでは、独立市からなる。州の中で、複数の郡と独立市が上級自治体連合という連合体を構成することがあり、プファルツ県連合もその1つである。ラインラント=プファルツ州の24郡12独立市のうち、8郡8独立市がプファルツ県連合を構成している。

独立市

関連項目

外部リンク