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「四国銀行」の版間の差分

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'''株式会社四国銀行'''('''しこくぎんこう'''、''The Shikoku Bank, Ltd.'' )は、[[高知県]][[高知市]]に本店を置く[[地方銀行]]。
'''株式会社四国銀行'''(しこくぎんこう、''The Shikoku Bank, Ltd.'' )は、[[高知県]][[高知市]]に本店を置く[[地方銀行]]。


== 概要 ==
== 概要 ==

2010年5月14日 (金) 13:26時点における版

四国銀行
統一金融機関コード 0175
SWIFTコード SIKOJPJT
頭取 青木章泰(あおき あきひろ)
店舗数 118
設立日 1878年10月
資本金 -億円
従業員数 -
総資産 -億円
預金残高 -億円
貸出金残高 -億円
本店
所在地 〒780-8605
高知県高知市南はりまや町一丁目1番1号
電話番号 088-823-2111(代表)
外部リンク 公式サイト

株式会社四国銀行(しこくぎんこう、The Shikoku Bank, Ltd. )は、高知県高知市に本店を置く地方銀行

概要

四国銀行本店

通称は四銀(しぎん)。旧安田財閥の流れを汲み、高知県でもっとも大きい銀行で高知県に本社を置く企業で唯一の東証一部上場企業である。高知県の指定金融機関になっている。

高知県出身のタレント島崎和歌子が広告キャラクターを務めている。

現在使用している行章は昭和22年に社内公募で決定したもので、四を「コ」と「ク」を図案化したもので囲っている。四国の金融機関のリーダーシップを取れるようにという意味がある。

企業概要

  • 代表者 頭取 青木章泰
  • 資本金 250億円
  • 預金残高 2兆2423億円
  • 貸出金残高 1兆5474億円
  • 自己資本比率 9.21%
  • 従業員数 1,560人

(注)2009年9月30日現在

沿革

Template:経営問題

システム

勘定系システム

現在、IBMメインフレームによる独自構築の勘定系システムが稼働している。

これに替わり、2005年頃を目処に、NTTデータ地銀共同センターへの移行を予定していたが、現時点では移行されていない。システム統合など合併の影響からか、当初の予定から大きく遅れている西日本シティ銀行(ただし、同行は2009年5月に、2013年1月移行を発表)を除き、NTTデータ地銀共同センター移行を決めた銀行は、ほぼ予定通りに移行が進められているが、当行については、現状では詳細が明らかにされていない(ただし、荘内銀行のような離脱検討や北海道銀行のような別システム稼働に伴う移行・稼働見合わせのような意思表示は明示していない)。

なお、西日シ銀を除く未稼動行は、2009年5月時点で当行を除けば秋田銀行足利銀行のみであり、予定通りに事が進めば秋田銀行が2010年5月、足利銀行が2011年7月の移行が予定されているため、遅くとも、間がある足利銀行移行後から西日シ銀移行前の時期にかけてに掛かる連休期間に行われるものと思われる(ただし、荘内銀行の離脱が正式に決定した場合はそれに重ならない期間を設定する必要が生じる可能性もあり、未確定要素も強く残っている)。

加えて、2009年7月に移行を決定した鳥取銀行2012年の前半(1月ないしは5月)の移行とされていることから、これと同時の可能性もある(過去に、2005年1月の岩手銀行池田銀行の同時稼働、2009年5月の青森銀行北越銀行の同時稼働というケースがある。ただし、2012年1月には池田泉州銀行(池田銀行泉州銀行を吸収合併し、勘定系も池田銀側に片寄せ)のシステム一本化が予定されていることから、3行同時稼働も有り得るが、3行同時稼働は現時点ではNTTデータ地銀共同センターの場合は前例がない)。

ATMベンダ

店舗

現在118店舗を有している。本店は高知市であるが、高知県内のほか、合併銀行の流れ(沿革参照)から徳島県の店舗も多い。もちろん阿波銀行徳島銀行よりは少ないものの、ほぼ県内一円に支店があり、「徳島県第3の銀行」としても機能している。 本州では東京大阪神戸岡山広島のほかに兵庫県尼崎市大阪府守口市寝屋川市広島県大竹市にも店舗を持っている。広島県大竹市には大竹支店・大竹市役所出張所・大竹本町出張所の3店舗があったが、大竹本町出張所は2006年10月に大竹支店に統合された。大竹市の指定金融機関に指定されている。

店舗外サービス

インターネットバンキングへの取り組み

ながらくインターネットバンキングには地方銀行で最も消極的で、照会機能のみという最低レベルだった時代が続いたが、ここにきてようやく重い腰を上げ、個人向けは2006年1月16日にサービスを開始した。モバイルバンキングもiモードにしか対応していなかったが、これと同時にEZwebYahoo!ケータイにも対応させている。法人向けも同年8月21日にサービスを開始した。この結果、県内に本店を置く民間銀行(個人で口座を作れる銀行)で法人向けインターネットバンキングができない県は香川県のみという事態となった。

コンビニとの提携

長年、コンビニATMに否定的なのは他の四国の地方銀行(同ATMは香川県内において中国銀行がサービス開始)と同様で、この間に愛媛県伊予銀行愛媛銀行が四国の地銀・第二地銀としては初めてイーネットローソンATMを、アンチ:コンビニATM名高かった香川県の百十四銀行がイーネットを、徳島県阿波銀行がイーネットとローソンATMを、それぞれサービスインしたため、未だコンビニATM提携の目処が立たなかったのは高知県のみとなっていた。

しかし、2007年11月11日に高知市内のローソン10カ所にてローソンATMが設置されることが決まったが、当然ながら四銀のキャッシュカードによる出金に関しては他行(MICS)扱いの手数料となる。さらに、2008年9月以降、サンクスBankTimeが設置される予定だが、振込・記帳が出来ないりそな銀行の店舗外ATMと同様のため、りそな銀行高知支店利用者以外は、現状のローソンATM利用時同様ほぼMICS扱いとなる。

ただしコンビニATMではないものの、コンビニに併設されたATMが多数あり、遠からずコンビニATMの働きをしている。

その後、事態は一転する。同行は2008年10月2日のニュースリリースにおいて、同年10月17日にイーネットとローソンATMとの提携を始めると発表した。[1]県内では、スリーエフファミリーマートにおいてイーネットが、ローソンにおいてローソンATM(既存設置分を含む)が、それぞれ設置された。しかし、サービス内容については出金と残高照会のみの取扱であり、入金ができないなどの制約がある。

四国内地銀ATM相互出金無料提携

2008年11月12日に、当行と阿波銀行徳島県徳島市)・百十四銀行香川県高松市)・伊予銀行愛媛県松山市)とのATM相互出金無料提携を開始した(該当各行以外が幹事の共同ATM・コンビニATMでは対象外。また、思地代理店・東津野代理店・大田口代理店・大竹市役所出張所[1]についてはATM不設置)。これにより、4行の顧客が該当各行のATMを利用する場合、平日日中の時間帯による出金については手数料がかからない。

関連会社

  • 四銀ビジネスサービス(株)
  • 四銀コンピューターサービス(株)
  • 四銀ビル管理(株)
  • 四国保証サービス(株)
  • 四銀総合リース(株)
  • 四銀キャピタルリサーチ(株)

関連項目

脚注

  1. ^ 同市役所内には四国銀行幹事の共同ATM(大竹支店管理)があり、そちらでサービスを受けられる。

外部リンク