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2010年6月8日 (火) 23:40時点における版
| 菅内閣 | |
|---|---|
| 内閣総理大臣 | 第94代 菅直人 |
| 成立年月日 | 2010年6月8日 |
| 与党・支持基盤 | 民主党、国民新党 |
| 施行した選挙 | － |
| 衆議院解散 | － |
| 内閣閣僚名簿（首相官邸） | |
菅内閣（かん ないかく）は、衆議院議員・民主党代表の菅直人が第94代内閣総理大臣に任命され、2010年6月8日に成立した日本の内閣。
 日本の政治  |
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 カテゴリ |
概要
2010年（平成22年）年6月4日、鳩山由紀夫内閣が総辞職し、国会は菅直人を内閣総理大臣に指名した。しかし、天皇による内閣総理大臣の任命（親任式）は同年6月8日に行われたため、鳩山内閣が総辞職後も職務執行内閣として約4日間、内閣の職務を行った[1][2]。
自由民主党（自民党）への在籍経験がない内閣総理大臣の就任は、日本社会党委員長であった村山富市が内閣総理大臣に就任した1994年（平成6年）の村山内閣の成立以来、16年ぶりである。
鳩山内閣の継承という位置づけであり、17名の閣僚のうち11名がそのまま再任され、仙谷由人国家戦略相が内閣官房長官に横滑り、、野田佳彦財務相、山田正彦農相がそれぞれ副大臣からの昇格となった。仙谷氏を内閣の要職に任命したのをはじめとし、野田佳彦財務相、玄葉光一郎公務員制度改革担当相、蓮舫行政刷新相など、小沢一郎前幹事長から距離をおいた「脱小沢」色が鮮明化した[3]。
前内閣と同様、民間人閣僚は1名もいない。また、前内閣であった副総理は今回置かれなかった。さらに、親が政治家ではない首相は村山富市以来16年ぶりのことである[4]、菅内閣で国会議員の親に持つ閣僚は中井洽国家公安委員長のわずか1名だけとなっている。
国務大臣
| 職名 | 氏名 | 所属 | 特命事項等 | 最終学歴 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 内閣総理大臣 | 菅直人 |
衆議院 民主党 （菅グループ） |
東京工業大学 | ||
| 総務大臣 内閣府特命担当大臣 （地域主権推進担当） |
原口一博 |
衆議院 民主党 （無派閥） |
東京大学 | （再任） | |
| 法務大臣 | 千葉景子 ファイル:Chiba Keiko 1-2.jpg |
参議院 民主党 （横路グループ） |
内閣総理大臣臨時代理 就任順位第5位 |
中央大学 | （再任） |
| 外務大臣 | 岡田克也 |
衆議院 民主党 （無派閥） |
内閣総理大臣臨時代理 就任順位第2位 |
東京大学 | （再任） |
| 財務大臣 | 野田佳彦 | 衆議院 民主党 （野田グループ） |
早稲田大学 | ||
| 文部科学大臣 内閣府特命担当大臣 （科学技術政策担当） |
川端達夫 | 衆議院 民主党 （川端グループ） |
国立国会図書館 連絡調整委員会委員 |
京都大学 大学院 |
（再任） |
| 厚生労働大臣 | 長妻昭 |
衆議院 民主党 （無派閥） |
年金改革担当 | 慶應義塾大学 | （再任） |
| 農林水産大臣 | 山田正彦 | 衆議院 民主党 （小沢グループ） |
早稲田大学 | ||
| 経済産業大臣 | 直嶋正行 |
参議院 民主党 （川端グループ） |
神戸大学 | （再任） | |
| 国土交通大臣 内閣府特命担当大臣 （沖縄及び北方対策担当） |
前原誠司 |
衆議院 民主党 （前原グループ） |
内閣総理大臣臨時代理 就任順位第3位 |
京都大学 | （再任） |
| 環境大臣 | 小沢鋭仁 | 衆議院 民主党 （鳩山グループ） |
東京大学 | （再任） | |
| 防衛大臣 | 北澤俊美 ファイル:Kitazawa Toshimi 1-1.jpg |
参議院 民主党 （羽田グループ） |
早稲田大学 | （再任） | |
| 内閣官房長官 | 仙谷由人 |
衆議院 民主党 （前原グループ） |
内閣総理大臣臨時代理 就任順位第1位 |
東京大学 （中退） |
|
| 国家公安委員会委員長 内閣府特命担当大臣 （防災担当） |
中井洽 | 衆議院 民主党 （小沢グループ[5]） |
拉致問題担当 内閣総理大臣臨時代理 就任順位第4位 |
慶應義塾大学 | （再任） |
| 内閣府特命担当大臣 （金融担当） |
亀井靜香 ファイル:Kamei Shizuka 1-1.jpg |
衆議院 国民新党 |
郵政改革担当 | 東京大学 | （再任） |
| 内閣府特命担当大臣 （経済財政政策担当） （消費者及び食品安全担当） |
荒井聰 | 衆議院 民主党 （菅グループ） |
国家戦略担当 | 東京大学 | |
| 内閣府特命担当大臣 （「新しい公共」担当） （少子化対策担当） （男女共同参画担当） |
玄葉光一郎 | 衆議院 民主党 （前原グループ） |
公務員制度改革担当 | 上智大学 | |
| 内閣府特命担当大臣 （行政刷新担当） |
蓮舫（村田蓮舫） |
参議院 民主党 （野田グループ） |
青山学院大学 |
- 2010年6月8日任命[6]。
内閣官房副長官・内閣法制局長官
| 職名 | 氏名 | 担当 | 所属など | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 内閣官房副長官 | 古川元久 | 政務担当 | 衆議院、民主党（前原グループ） | |
| 福山哲郎 | 参議院、民主党（前原グループ） | |||
| 瀧野欣彌 | 事務担当 | 元総務事務次官 | 再任 | |
| 内閣法制局長官 | 梶田信一郎 | 前内閣法制次長 | 再任 |
- 2010年6月8日任命。
内閣総理大臣補佐官
| 職名 | 氏名 | 担当 | 所属など | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 内閣総理大臣補佐官 | 阿久津幸彦 | 中小企業対策・ 地域活性化対策担当 |
衆議院 民主党 （菅グループ） |
|
| 小川勝也 | 農山漁村地域 活性化担当 |
参議院 民主党 （鳩山グループ） |
（再任） | |
| 逢坂誠二 | 地域主権、地域活性化 及び地方行政担当 |
衆議院 民主党 （菅グループ） |
（再任） | |
| 寺田学 | 国家戦略・ 行政刷新担当 |
衆議院 民主党 （菅グループ） |
- 2010年6月8日任命。
脚注
- ^ “時事ドットコム：新政権・菅首相任命式”. 時事通信. (2010年6月8日) 2010年6月8日閲覧。
- ^ “鳩山前首相、在任266日に 「職務執行内閣」として４日間存続”. 日本経済新聞. (2010年6月8日) 2010年6月9日閲覧。
- ^ “「脱小沢」カラー鮮明に 「七奉行」全員を要職”. 産経新聞. (2010年6月8日) 2010年6月9日閲覧。
- ^ 国会議員でない首相は森喜朗元首相以来10年ぶり。
- ^ 川端グループにも所属
- ^ 菅内閣 閣僚名簿等 首相官邸 2010-06-08付 2010-06-08閲覧.
