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:7月、[[CHARA]]のアルバム『マドリガル』、シングル『スカート』『僕にうつして』ジャケットのアートディレクションを手掛ける。CHARAをモデルにして描いたマドリガルちゃんが話題となる。
:7月、[[CHARA]]のアルバム『マドリガル』、シングル『スカート』『僕にうつして』ジャケットのアートディレクションを手掛ける。CHARAをモデルにして描いたマドリガルちゃんが話題となる。
:9月、ロンドンの百貨店「SELFRIDGES」秋のキャンペーンのためのイラストレーションとアニメーションを製作。このために描き下ろした[[クロエ (ブランド)|クロエ]]の服をまとった女性の絵は建物を覆い尽くす巨大フラッグとなった。ロンドンのマネキン・メーカーの老舗PROPORTION LONDON社から依頼されたエドツワキ・モデルのマネキン製作のためロンドンに滞在。
:9月、ロンドンの百貨店「SELFRIDGES」秋のキャンペーンのためのイラストレーションとアニメーションを製作。このために描き下ろした[[クロエ (ブランド)|クロエ]]の服をまとった女性の絵は建物を覆い尽くす巨大フラッグとなった。ロンドンのマネキン・メーカーの老舗PROPORTION LONDON社から依頼されたエドツワキ・モデルのマネキン製作のためロンドンに滞在。
:10月、スタイリスト野口強の呼びかけで、[[京友禅]]の老舗「千總」創業450年を記念する「YUZEN ART EXHIBITON」(東京・モーダポリティカ/京都・千總本社)に参加。友禅職人とのコラボレーションによる裸婦を描いた作品を出品。他の出品者は聖林公司、ヒステリックグラマーの北村信彦、[[NIGO]]、田村葉子の各氏
:10月、スタイリスト野口強の呼びかけで、[[京友禅]]の老舗「千總」創業450年を記念する「YUZEN ART EXHIBITON」(東京・モーダポリティカ/京都・千總本社)に参加。友禅職人とのコラボレーションによる裸婦を描いた作品を出品。他の出品者は聖林公司、ヒステリックグラマーの北村信彦、[[NIGO]]、田村葉子。
:12月、[[矢野顕子]]「さとがえるコンサート」ツアー・パンフレット挿絵。
:12月、[[矢野顕子]]「さとがえるコンサート」ツアー・パンフレット挿絵。
;2002年
;2002年
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:12月、『DESSERT HOUSE』丸亀市[[猪熊弦一郎]]現代美術館カフェレスト・ミモカに巡回。竹中直人の匙かげん2「そう。」(東京・[[本多劇場]]/静岡・グランシップホール/大阪・ドラマシティー) 舞台美術。
:12月、『DESSERT HOUSE』丸亀市[[猪熊弦一郎]]現代美術館カフェレスト・ミモカに巡回。竹中直人の匙かげん2「そう。」(東京・[[本多劇場]]/静岡・グランシップホール/大阪・ドラマシティー) 舞台美術。
;2007年
;2007年
:1月、画集『 The Age of Feminine Drawing』に参加。『PAPER SKY』連載コラム『Travel to your mind』挿絵を担当。執筆陣は[[いとうせいこう]]、青山拓央、[[桑原茂一]]の諸氏。2回目から[[角田光代]]が加わる。バレエダンサー[[首藤康之]]が東京・芝浦に開設したTHE STUDIOと首藤のオフィスSAYATEIのロゴをデザイン。
:1月、画集『 The Age of Feminine Drawing』に参加。『PAPER SKY』連載コラム『Travel to your mind』挿絵を担当。執筆陣は[[いとうせいこう]]、青山拓央、[[桑原茂一]]。2回目から[[角田光代]]が加わる。バレエダンサー[[首藤康之]]が東京・芝浦に開設したTHE STUDIOと首藤のオフィスSAYATEIのロゴをデザイン。
:5〜7月、[[東京ミッドタウン]]にオープンした『21_21 DESIGN SIGHT』で開催された第一回企画展 深澤直人ディレクション『Chocolate』に参加。同展への参加は前年にスタッフとの打ち合わせのためにFireking Cafeを訪れた深澤が、たまたま壁に掛かっていたDESSERT HOUSEを見て、Chocolateにピッタリだと思い立ち、急遽オファーがあったもの。同展への参加で[[三宅一生]]との交流も生まれる。
:5〜7月、[[東京ミッドタウン]]にオープンした『21_21 DESIGN SIGHT』で開催された第一回企画展 深澤直人ディレクション『Chocolate』に参加。同展への参加は前年にスタッフとの打ち合わせのためにFireking Cafeを訪れた深澤が、たまたま壁に掛かっていたDESSERT HOUSEを見て、Chocolateにピッタリだと思い立ち、急遽オファーがあったもの。同展への参加で[[三宅一生]]との交流も生まれる。
:6月、アルバム『PENGUIN CAFE ORCHESTRA - tribute』、アルバム『PENGUIN CAFE ORCHESTRA - best』ジャケットのデザイン。同作は2枚のプロデュースを手掛けた[[伊藤ゴロー]]の所属する333DISCと、[[坂本龍一]]が設立したcommmonsの共同名義でリリースされた。
:6月、アルバム『PENGUIN CAFE ORCHESTRA - tribute』、アルバム『PENGUIN CAFE ORCHESTRA - best』ジャケットのデザイン。同作は2枚のプロデュースを手掛けた[[伊藤ゴロー]]の所属する333DISCと、[[坂本龍一]]が設立したcommmonsの共同名義でリリースされた。

2010年6月22日 (火) 12:01時点における版

エドツワキ
生誕 1966年6月29日
日本の旗 日本 広島県広島市
職業 画家イラストレーターアートディレクターグラフィックデザイナーファッションデザイナープロダクトデザイナー
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エド ツワキ(Ed TSUWAKI、 (1966-06-29) 1966年6月29日(58歳))は、日本の画家イラストレーターアートディレクターグラフィックデザイナーファッションデザイナープロダクトデザイナー。旧名はエドワード津脇

人物

東京在住の画家、イラストレーター、アートディレクター、グラフィックデザイナー、ファッションデザイナー、プロダクトデザイナー。

VOGUE、ELLE、HARPERS'S BAZZAR、marie claire、wallpaper*といったモード誌や広告、ファッション・ブランド、CDジャケットなどを飾り、1990年代の終わりからは鉛筆によるドロウイング、水墨画なども製作。2001年には自身がデザインするウエア・ブランド「ネイキドバンチ ( nakEd bunch )」を設立。現在も東京・代官山の旗艦店を始め全国で展開。
また1998年には腕時計「COWGIRL999」、2003年にイギリスのマネキンメーカー「プロポーション・ロンドン (PROPORTION LONDON) 」とのコラボレートによるマネキンを製作。2004年にトリンプ・インターナショナル・ジャパンから、同社が外部デザイナーを起用した初めてのランジェリー・ライン「 コスメティック・エド ( Cosmetic + Ed ) 」を発表する。2005年に女優シンガー原田知世と結婚。2007年には白い家を主題とした半立体の絵画作品「DESSERT HOUSE」を発表。この展示をたまたま観た深澤直人の招聘で、同作品は東京ミッドタウンに開館した「21_21 DESIGN SIGHT 」での「Chocolate」展に出品される。


経歴

  • 1966年 - 6月29日、広島に生まれる。
  • 1988年 - 東京を拠点にイラストレーターとして活動を始める。
  • 1989年 - クラブ、イベント等で数多くのライブペインティングを行う。

1990年代

1990年
コンピューターを導入 (Mac IIci) 。これを機にタイポグラフィーやアート・ディレクションにのめり込む。
小泉今日子TOKYO NO.1 SOUL SETチエコ・ビューティーFLYING KIDS高野寛THE BOOMレピッシュなど同世代のアーティストたちのジャケット・デザインを数多く手掛ける。
1991年
写真家小暮徹の誘いで『週間SPA!』表紙のペインティングを始める。
1993年
4月、本木雅弘らと1か月間のインド旅行。デリーから始まりベナレスカルカッタマドラストリバンドラムムンバイゴアを巡る。
10月、本木雅弘とのインド紀行をまとめたヴィジュアル・ブック『HILL HEAVEN』(現在は絶版)の装丁、アート・ディレクションを手掛ける。紀伊國屋ホールで開催された出版記念イベントで本木とともにライブ・ペインティングを行う。
1994年
渡辺サブロオの紹介で今井美樹との親交が始まり、以降1995年に発売されたシングル『Ruby』ジャケット、ツアーTシャツなどのデザインを担当、1996年には中野裕之監督のPV『PRIDE』に出演する。
11月、赤坂「坂倉準三メモリアル・ギャラリー・サカ 」にて初の個展「Ed-ten」を開催。ギャラリー・サカはル・コルビュジエに師事した建築家、坂倉準三を偲んで建てられたギャラリーで、当初は坂倉と交流のあった丹下健三岡本太郎柳宗理といった作家たちの小品を展示していたが、ギャラリーを営んでいた妻の坂倉ユリ(2007年他界)が訪ねてきたツワキの作品を気に入り、初の若手作家としてツワキにギャラリーを提供した。ドロウイング、ボディー・ペインティング、オブジェ、ベジェ曲線を用いたドロウイング作品などを展示。2008年、同ギャラリーは幕を閉じた。
12月、「夜のヒットスタジオDELUX」に出演。小泉今日子のバックでライブ・ペインティングを行う。
1995年
6月、写真集『Hinano』(マガジンハウス『Olive』の別冊として刊行された、当時14歳の吉川ひなのの最初の写真集)のアート・ディレクションを手掛ける。
1996年
6月、『STUDIO VOICE』にてゲストとアート作品を作り上げる連載「Teacher EDISON」がスタート(全20回で終了、登場したゲストは吉川ひなの、りょう浅井健一パフィー甲田益也子、ジェームス・イハ、CHARA矢野顕子立花ハジメ 他、未刊行)。
12月、海外でのデビューとなる、パリのモード誌『CITIZEN K International』にてエディトリアルを手掛ける。このヴィジュアルは後にベルギーのインディペンデント誌『PULP』に再び掲載された。
1997年
2月、ロンドンのレーベルWALL OF SOUNDSからリリースされたAKASHAのCD、レコード・ジャケットのイラストレーションを手掛ける。後にトム・フォードが当時クリエイティヴ・ディレクターを務めるGUCCIの広告キャンペーンで、この絵からインスパイアされたヴィジュアルを作り上げ展開した。
3月、小泉今日子著『パンダのanan』 装画。カバーに切り抜きのパンダを配置したのは小泉の発案で、パンダの後ろにフクロウを忍ばせたのはツワキのアイデア。のちに久世光彦が「『パンダのan・an』の表紙カヴァーは真っ白だ。パンダが丸い目をして、こっちを向いて突っ立っている。可愛い。ところが、このカヴァーを外してみると、下から夜の森が現れる。そして一種の隠し絵のように、ちょうどパンダがいたところに、ひがみっぽい顔をしたフクロウが枝に止まっている。つまり表紙に穴が空いていて、変身する仕掛けになっている。小泉今日子というパンダは、日が暮れるとフクロウになるということかもしれない。」と書いている。装丁は鈴木成一(2009年に文庫化が決定)。後にこの装丁はリリー・フランキーの著書『マムシのan ・an』にてリリーの手により大胆にリメイクされている。
6月、立花ハジメ、桐島ローランドらと結成したバンドEd Viciousのライブを、桐島のスタジオ、Rock Studioのオープニングで行う。
8月、『H』誌上でりょうのボディーペインティングのエディトリアルを手掛ける。撮影は角田修一、スタイリングは白山春久。ライフワークだったボディーペインティングの集大成的な作品。撮影は24時間に及んだ。
1998年
ニューヨークのファッションデザイナー、アナ・スイとの親交が始まる。以来毎シーズン同ブランドのTシャツのデザインを手掛ける。この年依頼されたのはアナの親友であるジェイムス・イハ、ナオミ・キャンベル、デイヴ・ナバロのポートレイト。翌年にはソフィア・コッポラヴィンセント・ギャロを描いた。
12月、表参道にあった同潤会アパート(現在は表参道ヒルズ)にあったギャラリーRocketにて4年振りの個展「COWGIRL 66」を開催。併せてNUTS COLLECTIONより腕時計「COWGIRL999」が、横尾忠則モデル「Skull with Cross」と同時リリースされる。
1999年
6月、日本女性の肖像を描いた『VOGUE NIPPON』創刊のビジュアルが米、仏、伊版VOGUEに掲載され話題となる。
8月、ロンドンのライフスタイル・マガジン『wallpaper*』エディトリアル。
9月、『VOGUE NIPPON』創刊。オードリー・ヘップバーンとモードを融合させたエディトリアルが国内外で話題となり、イギリスの写真家クレイグ・マクディーンなどから賞賛の声が寄せられる。
10月、ニューヨークのエージェントART DEPARTMENTと契約。以降海外メディアとの窓口となる。『commons & sense』との共同企画による展覧会「Ed TSUWAKI EXHIBITION』をRocket、大阪の&Sの2会場で開催。コム・デ・ギャルソン、イヴ・サンローラン・リヴゴーシュ・オム、ユルギ・ペルスーンズ各メゾンの協力を得て製作。デヴィッド・ボウイ主演の映画「地球に落ちてきた男」へのオマージュを黒く塗り込めて描いたサンローラン・リヴゴーシュのストーリーを、当時同ブランドのクリエイティヴ・デイレクターだったエディ・スリマンが絶賛した。12月 Rocketにて個展「Millenium Lover - ミレニアムの恋人- 」を開催。モノトーンの作品群、ベジェで描いた作品の他、ドロウイングや墨絵の作品が話題となった。

2000年代

2000年
3月、『イラストレーション』122号にてエドツワキ特集。
4月、モデル田辺あゆみの肖像画を製作。『田辺あゆみのA to Z』に収録。4月から6月まで CANON WONDER MUSEUMにて個展「FEMME 2000」を開催。
9月、ニューヨーク・ファッション・インスティテュート・オブ・テクノロジー所属のファッション史研究家レアード・ボレリが編纂した『FASHION ILLUSTRATION NOW』に作品が収録される。イギリスのThames & Hudson、日本語版はグラフィック社、他4カ国で刊行された。その収録アーティストを招いてロンドンのMAYERS GALLERYで開催された同名の展覧会「FASHION ILLUSTRATION NOW」に参加。
10月、『CanCam』創刊20周年号にて創刊以来初のイラストレーションでの表紙を製作。当時の専属モデル、長谷川京子とマヤ・ヘイゼンを描く。
11月、藤井フミヤのギャラリー「FUMIYART GALLERY」にて個展『FEMME 2000 IN TOKIO』開催。会期中にTシャツのフロアショウ開催。
12月、原宿のGreyで行われたウッディ・アレン監督作品「ギター弾きの恋」トーク・イベントに出演。小泉今日子と対談。
2001年
1月、『BRITISH ELLE』エディトリアル。
2月、イギリス『Harpars & Queen』連載コラムの挿絵を担当(全6回で終了)。フランシス・フォード・コッポラの編纂の短編集『Zoetrope』(日本語版)表紙画。
3月、ニューヨークのインディペンデント誌『SOMA』エディトリアル。
4月、前年のショウがきっかけとなり株式会社メルローズと契約。ウエア・ブランド「ネイキドバンチ (nakEd bunch)」をスタート。MEN'S MELROSEより高橋マリ子とのコラボレートTシャツをリリース。
6月、ヴィム・ヴェンダース監督作品「ミリオンダラー・ホテル」イメージ・イラストレーションを製作(日本国内のみ)。同月『CREA』 誌上でヴィム・ヴェンダース監督と対談。
7月、CHARAのアルバム『マドリガル』、シングル『スカート』『僕にうつして』ジャケットのアートディレクションを手掛ける。CHARAをモデルにして描いたマドリガルちゃんが話題となる。
9月、ロンドンの百貨店「SELFRIDGES」秋のキャンペーンのためのイラストレーションとアニメーションを製作。このために描き下ろしたクロエの服をまとった女性の絵は建物を覆い尽くす巨大フラッグとなった。ロンドンのマネキン・メーカーの老舗PROPORTION LONDON社から依頼されたエドツワキ・モデルのマネキン製作のためロンドンに滞在。
10月、スタイリスト野口強の呼びかけで、京友禅の老舗「千總」創業450年を記念する「YUZEN ART EXHIBITON」(東京・モーダポリティカ/京都・千總本社)に参加。友禅職人とのコラボレーションによる裸婦を描いた作品を出品。他の出品者は聖林公司、ヒステリックグラマーの北村信彦、NIGO、田村葉子。
12月、矢野顕子「さとがえるコンサート」ツアー・パンフレット挿絵。
2002年
2月、PROPORTION LONDON社とコラボレートしたマネキン「Ed TSUWAKI MODEL」をドイツデュッセルドルフのメッセで発表。
3月、『SWITCH』にて写真家・藤代冥砂による連載短編小説「誰も死なない恋愛小説」挿絵を担当(全12回で終了)、小林聡美著『マダムだもの』表紙画。
6月、香港『IdN 10th Anniversary Issue』に参加。
8月、アメリカ『CHICAGO TRIBUNE』誌 挿絵、ドイツ『VOGUE BUSINESS』エディトリアル。
9月、オランダ『Marie Claire Holland』エディトリアル。松屋銀座のキャンペーン「GINZA L」イラストレーション。同作は第19回読売広告大賞 読者が選ぶ広告の部 ショッピング部門最優秀賞、日本印刷産業連合会/第44回 全国カタログ・ポスター展 ポスター部門奨励賞を受賞。
10月、SHIHOとのコラボレートTシャツをリリース。
12月、ドン・デリーロ著『ボディ・アーティスト』(上岡伸雄訳)表紙画。
2003年
3月、『Casa BRUTUS』表紙画。
5月、トリンプ・インターナショナル・ジャパン「Cosmetic」ブランド広告イラストレーション。
6月、『escala』創刊。以来毎号表紙画を手掛ける。
8月、『SWITCH』にてフジロック・フェスティバルを振り返る寄稿。ビョークなどミュージシャンの肖像を多数描く。原宿のGreyで行われたポール・トーマス・アンダーソン監督作品「パンチドランク・ラブ」トーク・イベントに出演。一色紗英と対談。
9月、ウォルト・ディズニー・ジャパン主催の「ディーラボ東京 - 小さなシアワセのたね -」(東京・HOTEL CLASKA)に参加。アリスをテーマにした大屏風を製作。
11月、イタリア『iO donna』エディトリアル。
12月、『BRITISH ELLE』エディトリアル。
2004年
4月。トリンプ・インターナショナル・ジャパンと契約。同社が外部デザイナーを起用した初めてのランジェリー・ライン「コスメティック・エド (Cosmetic + Ed)」を発表。MEN'S MELROSEよりモデルのアナスタシアとコラボレートTシャツをリリース。
5月、イタリア『VOGUE GIOIELLO』エディトリアル。シンガポール『WERK MAGAZINE Colette Issue』エディトリアル。つじあやののアルバム『COVER GIRL』ジャケットのアート・ディレクション。
6月、『Marie Claire Italy』エディトリアル。『SWITCH』にてMr.Childrenをイメージしたドロウイングを製作。
7月、ハローキティ誕生30周年展「KITTY EX.」(森美術館 他)に参加。
10月、市川團十郎事務所の依頼で市川海老蔵襲名記念のTシャツをデザイン。以降海老蔵との交流が始まる。「Cosmetic + Ed」Autumn & Winter コレクションを発表。青山・モーダポリティカで岡尾美代子、MOOSE HILLらの協力を得てカフェ・イベントを開催。
11月、ニューヨーク『SUPER MAGAZINE』エディトリアル。香港『L'OREAL PARIS』旗艦店のオープニング記念ギフトのディレクションとデザインを手掛ける。オランダ『Clin d' oeil - A New Look at Modern illustration』(画集・編集・PAO&PAWS)に参加。
12月、竹中直人の匙かげん「唐辛子なあいつはダンプカー」(東京・本多劇場/大阪・ドラマシティー)舞台美術を手掛ける。パリ・マドレーヌの「SHISEIDO LA BEAUTE」にて展覧会「Merry - go - round」を開催。会場中央に設置された16枚の鏡面パネルに絵を額装したメリーゴーラウンド型のマシンは、フランス人スタッフによって4万ユーロを投じて製作された。サウンドトラックはMOOSE HILL。会期中、パリ市内のメトロ全駅に置かれるフリーペーパー『A Nous Paris』表紙画とインタビューが2号に渡って掲載される。
2005年
1月、香港のFABRICA FEATURESで開催された『CREAM』2周年の展覧会『LIFE IN A BOX』に参加。
3月、「Merry - go - round」終了。
5月、香港『WE-MEN』エディトリアル。女優、シンガーの原田知世と結婚。
6月、台北のレーベルppaperがコンパイルした2枚のアルバム『Alcool』『Epice』ジャケット。
9月、『VOGUE CHINA』創刊号にて16ページのファッション・ストーリーを描く。
10月、パリ『AD』エディトリアル。アメリカのカジュアルブランド「GAP」日本進出10周年を記念し、10人のモデルを起用した記念広告キャンペーンに出演。同キャンペーンには桃井かおり、小泉今日子、村上淳夏木マリ小林薫リップスライムのILMARI、BoAEXILEのHIRO、富永愛の面々が登場。
2006年
2月、『FRaU』ホロスコープのイラストレーション。
4月、日本橋『COREDO』2周年広告イラストレーション。
5月、『an・an』表紙画、特典DVDパッケージのイラストレーション。
6月、フジテレビ系番組「ニューデザインパラダイス」に出演。新しいウエディングブーケの型を提案。「ap bank fes '06」公式パンフレットにて詩人の長田弘・作「だれかと、あなたと、わたしの木」絵本制作。
10月、MOOSE HILL『DESERT HOUSE』ジャケット。 同アルバムに収録された楽曲「soup song」「ノスタルジア」2曲の作詞を樽湖夫(タルコフ)名義で担当(soup songはnaomi & goroの布施尚美と競作。ボーカルは2曲ともに原田知世)。パリ『WHICH』表紙画。
11月、個展『DESSERT HOUSE』(東京・Fireking Cafe)開催。NHK総合・教育番組『トップランナー』に出演。ユニクロN.Y.店のためにTシャツとショッピングバッグの絵を製作。
12月、『DESSERT HOUSE』丸亀市猪熊弦一郎現代美術館カフェレスト・ミモカに巡回。竹中直人の匙かげん2「そう。」(東京・本多劇場/静岡・グランシップホール/大阪・ドラマシティー) 舞台美術。
2007年
1月、画集『 The Age of Feminine Drawing』に参加。『PAPER SKY』連載コラム『Travel to your mind』挿絵を担当。執筆陣はいとうせいこう、青山拓央、桑原茂一。2回目から角田光代が加わる。バレエダンサー首藤康之が東京・芝浦に開設したTHE STUDIOと首藤のオフィスSAYATEIのロゴをデザイン。
5〜7月、東京ミッドタウンにオープンした『21_21 DESIGN SIGHT』で開催された第一回企画展 深澤直人ディレクション『Chocolate』に参加。同展への参加は前年にスタッフとの打ち合わせのためにFireking Cafeを訪れた深澤が、たまたま壁に掛かっていたDESSERT HOUSEを見て、Chocolateにピッタリだと思い立ち、急遽オファーがあったもの。同展への参加で三宅一生との交流も生まれる。
6月、アルバム『PENGUIN CAFE ORCHESTRA - tribute』、アルバム『PENGUIN CAFE ORCHESTRA - best』ジャケットのデザイン。同作は2枚のプロデュースを手掛けた伊藤ゴローの所属する333DISCと、坂本龍一が設立したcommmonsの共同名義でリリースされた。
8月、内蔵コンテンツ、アプリケーション、着信音のディレクションなどを手掛けた「FOMA P704i」が発売される(2008年をもって生産休止)。
11月、楽ナビ ART CAR COLLECTIONに参加(六本木ヒルズ森タワー)他の参加アーティストは荒木経惟鈴木えみ千秋中山ダイスケ日比野克彦、牧かほり、mintdesing、山本容子、リリー・フランキーなど。
2008年
2月、スティーヴ・ジャンセンのソロ・コンサート「Slope」(目黒パーシモンホール)のためのポストカードをデザイン。
4月、伊藤ゴローの誘いでラジオ番組「SMALL TALKIN'」を担当(SHIBUYA-FM : 78.4MHZ 隔月放送)。
5月、坂本龍一参加のnaomi & goroのアルバム『Bossa Nova Songbook.1』(commmons + 333DISCS) ジャケット。
6月、アルベール・ラモリス監督作品、映画『赤い風船』『白い馬』の公開を記念したTシャツをデザイン。
10月、「三越フランスフェア2008」広告イラストレーション。
11月、伊藤ゴローと青柳拓次のユニット、TAKU & GORO のアルバム『Radio Indigo』(commmons + 333DISCS) ジャケット。

個展

  • 1994 Ed - ten  ( 坂倉準三メモリアル・ギャラリー・サカ / 東京 )
  • 1998 COWGIRL 66  ( Rocket / 東京 )
  • 1999 Ed TSUWAKI EXHIBITION ( Commons & sence との共同企画 ) ( Rocket / 東京, &S / 大阪 )

     Millenium Lover - ミレニアムの恋人-  ( Rocket / 東京 )

  • 2000 FEMME 2000  ( CANON WONDER MUSEUM / 千葉 )

     FEMME 2000 IN TOKIO  ( FUMIYART GALLERY / 東京 )

  • 2004 Merry - go - round  ( SHISEIDO LA BEAUTE / パリ )
  • 2006 DESSERT HOUSE ( Fireking Cafe / 東京 )

     DESSERT HOUSE ( 猪熊弦一郎現代美術館カフェレスト・ミモカ / 香川 )

グループ展

  • 1994 トリコロール / 青の愛 / 白の愛 / 赤の愛  ( Spiral Garden / 東京 )
  • 1996 miki imai 10th Anniversary Exhibition 「 Thank you 」  ( Spiral Garden / 東京 )
  • 2000  FASHION ILLUSTRATION NOW  ( MAYERS GALLERY / ロンドン )
  • 2001  450 YEARS - CHISO YUZEN ART EXHIBITON ( モーダポリティカ / 東京, 千總 / 京都)
  • 2002 ディーラボ東京 - 小さなシアワセのたね -  ( HOTEL CLASKA / 東京 )
  • 2004 ハローキティ誕生30周年展「KITTY EX.」 ( 森美術館 / 東京 他 )
  • 2005 LIFE IN A BOX  ( FABRICA FEATURES / 香港 )
  • 2007 深澤直人ディレクション「Chocolate」  ( 21_21 DESIGN SIGHT / 東京 )

      楽ナビ ART CAR COLLECTION  ( 六本木ヒルズ森タワー / 東京 )

関連項目・人物

外部リンク