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「韓国鉄道公社321000系電車」の版間の差分

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'''321000系電車'''(321000けいでんしゃ)は、[[韓国鉄道公社]]が保有する[[交流型電車|交流用]][[通勤形電車]]。[[首都圏電鉄中央線|中央電鉄線]] ([[中央線 (韓国)|中央線]]・[[京元線]])で使用されている。車両番号の付番規則が変更されたことにより車両番号は6桁となった。中央線の[[韓国鉄道5000系電車|5000系]]と6000系の8化によって余剰になった車を寄せ集めて一部改造と不足車輌の新造をして8輌編成を組ませたものである。本項目では2006年に[[首都圏電鉄中央線|中央電鉄線]]用車両として製造され、全編成が本系列に編入され、形式消滅となった'''6000系電車'''についても記述する。



'''321000系電車'''(321000けいでんしゃ)は、[[韓国鉄道公社]]が保有する[[交流型電車|交流用]][[通勤形電車]]。[[首都圏電鉄中央線|中央電鉄線]][[中央線 (韓国)|中央線]]・[[京元線]]で使用されている。車両番号の付番規則が変更されたことにより車両番号は6桁となった。中央電鉄所属の[[韓国鉄道5000系電車|5000系]]と[[韓国鉄道公社6000系電車|6000系]]の8両編成化によって余剰になった中間車を寄せ集めて8輌編成を組ませたものである。
== 概要 ==
[[2008年]][[12月]]に[[首都圏電鉄中央線|中央電鉄線]]の延伸開業に備えて登場。車内の[[車内案内表示装置|案内表示装置]]は319000系と同じ[[液晶ディスプレイ|LCD表示装置]]が設置されている ([[韓国鉄道5000系電車|5000系]]と6000系からの編入車を除く)。また、[[2009年]][[3月]]には中央電鉄線所属の[[韓国鉄道5000系電車|5000系]]と6000系の321000系への編入 (改番)が行われ、[[首都圏電鉄中央線|中央電鉄線]]使用車両は321000系で統一された


== 歴史 ==
== 歴史 ==
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* [[2008年]][[12月]]に[[首都圏電鉄中央線|中央電鉄線]]の延伸開業に備えて登場。車内の[[車内案内表示装置|案内表示装置]]は319000系と同じ[[液晶ディスプレイ|LCD表示装置]]が設置されている ([[韓国鉄道5000系電車|5000系]]と[[韓国鉄道公社6000系電車|6000系]]からの編入車を除く)。
*[[2008年]][[12月]] - 営業運転を開始。
* [[2009年]][[3月]]には中央電鉄線所属の[[韓国鉄道5000系電車|5000系]]と[[韓国鉄道公社6000系電車|6000系]]の321000系への編入(改番)が行われ、[[首都圏電鉄中央線|中央電鉄線]]使用車両は321000系で統一された。
*2009年[[3月]] - [[首都圏電鉄中央線|中央電鉄線]]で使用されている5000系 (5x86編成~5x92編成)と6000系 (6x01編成~6x07編成)が321000系へ編入される。


== 6000系 ==
'''6000系電車'''(6000けいでんしゃ)は、[[韓国鉄道公社]]が保有していた[[交流型電車|交流用]][[通勤形電車]]。[[韓国鉄道5000系電車#新トングリ|5000系新トングリ]]を基本とし、[[交流型電車|交流専用]]とした車両。[[首都圏電鉄中央線|中央電鉄線]]の延伸開業などに備えて[[2006年]][[11月]]に登場、[[2007年]][[1月]]から営業運転を開始した。8両で1編成を組んでいた。製造当初から2007年12月までは10両編成で運用されていた。また、当初から新[[トングリ]]として製造されている。

[[大邱地下鉄放火事件]]を教訓に[[韓国鉄道5000系電車|5000系]]と同様に車両全体の不燃化を追求している。当初から新塗装 (5000系と同一の塗装)で製造され、かつ新CI(KORAILロゴマーク)とを貼り付け、[[行先表示装置]]と[[列車番号]]表示装置も当初から[[発光ダイオード|LED]]表示装置を採用している。なお前面のLED表示装置についてはそれまでのものより大型のものが採用されている。また、[[韓国鉄道5000系電車|5000系]]と混用するために車両の塗装を5000系と合わせている。

[[交流型電車]]であるため、[[ソウルメトロ]]直通運用には充当できない。

なお、[[首都圏電鉄1号線|1号線]]の内、[[ソウルメトロ]]管轄区間以外の区間へは[[試運転]]のために何度か入線したことがある。

[[2007年]][[12月27日]]から2両減車した8両編成となって運用していた。余剰となった中間車 (6400型・6500型)は[[韓国鉄道5000系電車|5000系]]の余剰となった中間車 (5400型・5500型)と共に改造の上{{要出典範囲|321000系へ編入された}}。

2009年3月に全編成が321000系へ改番・編入され6000系は形式消滅となった。

=== 歴史 ===
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*[[2006年]][[12月]] - 10両編成で登場。
*[[2007年]][[1月]] - 営業運転開始。
*[[2007年]][[12月27日]] - 8両編成に変更。脱車した中間車両 (6400型・6500型) 14両は保留車となる。
*[[2008年]][[12月1日]] - 脱車した中間車両 (6400型・6500型) 14両などを改造した[[韓国鉄道公社319000系電車|319000系電車]]の営業運転を開始。
*[[2008年]][[12月]] - 321000系電車の営業運転を開始。
*2009年[[3月]] - 全編成が321000系へ編入され、6000系は形式消滅となる。


== 編成 ==
== 編成 ==
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#321600型 M'◇◇
#321600型 M'◇◇
#321900型 Tc
#321900型 Tc
↓:[[龍門駅|龍門]]方向
↓:[[菊秀駅|菊秀]]方向


== 編成表 ==
== 編成表 ==
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== 画像 ==
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ファイル:Korail6003.jpg|6000系電車 (6x03F (現321x10F))
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2010年6月25日 (金) 12:30時点における版

韓国鉄道公社321000系電車
321000系電車 (321x18F)
基本情報
製造所 現代ロテム
主要諸元
編成 8
軌間 1435
電気方式 交流25,000V (60Hz)
最高運転速度 110
起動加速度 3.0
減速度(常用) 3.5
減速度(非常) 4.5
編成定員 1048人(立席)+528人(座席)=1576人
車両定員 148 (48 (座席)+100 (立席))人 (先頭車)
160 (54 (座席)+106 (立席))人 (中間車)
車両重量 33,0t (Tc)、38,0 (M1)、42,0 (M2)、
32,0 (T1)、27,5 (T2)
編成重量 355.0 t
全長 20000mm(中間車),
20250(先頭車)
全幅 3200
全高 4500mm
駆動方式 三相交流かご式誘導電動機
編成出力 230kW×20=4600KW
制御装置 IGBT素子VVVFインバータ制御
制動装置 交直流回生ブレーキ併用
電気指令式空気ブレーキ
保安装置 ATS
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321000系電車(321000けいでんしゃ)は、韓国鉄道公社が保有する交流用通勤形電車中央電鉄線 (中央線京元線)で使用されている。車両番号の付番規則が変更されたことにより車両番号は6桁となった。中央線の5000系と6000系の8輌化によって余剰になった車輌を寄せ集めて一部改造と不足車輌の新造をして8輌編成を組ませたものである。本項目では2006年に中央電鉄線用車両として製造され、全編成が本系列に編入され、形式消滅となった6000系電車についても記述する。


概要

2008年12月中央電鉄線の延伸開業に備えて登場。車内の案内表示装置は319000系と同じLCD表示装置が設置されている (5000系と6000系からの編入車を除く)。また、2009年3月には中央電鉄線所属の5000系と6000系の321000系への編入 (改番)が行われ、中央電鉄線使用車両は321000系で統一された。

歴史

  • 2008年12月 - 営業運転を開始。
  • 2009年3月 - 中央電鉄線で使用されている5000系 (5x86編成~5x92編成)と6000系 (6x01編成~6x07編成)が321000系へ編入される。


6000系

6000系電車(6000けいでんしゃ)は、韓国鉄道公社が保有していた交流用通勤形電車5000系新トングリを基本とし、交流専用とした車両。中央電鉄線の延伸開業などに備えて2006年11月に登場、2007年1月から営業運転を開始した。8両で1編成を組んでいた。製造当初から2007年12月までは10両編成で運用されていた。また、当初から新トングリとして製造されている。

大邱地下鉄放火事件を教訓に5000系と同様に車両全体の不燃化を追求している。当初から新塗装 (5000系と同一の塗装)で製造され、かつ新CI(KORAILロゴマーク)とを貼り付け、行先表示装置列車番号表示装置も当初からLED表示装置を採用している。なお前面のLED表示装置についてはそれまでのものより大型のものが採用されている。また、5000系と混用するために車両の塗装を5000系と合わせている。

交流型電車であるため、ソウルメトロ直通運用には充当できない。

なお、1号線の内、ソウルメトロ管轄区間以外の区間へは試運転のために何度か入線したことがある。

2007年12月27日から2両減車した8両編成となって運用していた。余剰となった中間車 (6400型・6500型)は5000系の余剰となった中間車 (5400型・5500型)と共に改造の上321000系へ編入された[要出典]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。

2009年3月に全編成が321000系へ改番・編入され6000系は形式消滅となった。

歴史

  • 2006年12月 - 10両編成で登場。
  • 2007年1月 - 営業運転開始。
  • 2007年12月27日 - 8両編成に変更。脱車した中間車両 (6400型・6500型) 14両は保留車となる。
  • 2008年12月1日 - 脱車した中間車両 (6400型・6500型) 14両などを改造した319000系電車の営業運転を開始。
  • 2008年12月 - 321000系電車の営業運転を開始。
  • 2009年3月 - 全編成が321000系へ編入され、6000系は形式消滅となる。

編成

8両編成 (中央線)

↑:龍山方向

  1. 321000型 Tc
  2. 321100型 M
  3. 321200型 M'◇◇
  4. 321300型 T
  5. 321400型 T
  6. 321500型 M
  7. 321600型 M'◇◇
  8. 321900型 Tc

↓:菊秀方向

編成表

車種 Tc M M' T T M M' Tc 所属基地 車両形態
形式 321000 321100 321200 321300 321400 321500 321600 321900
編成番号 1 321001 321101 321201 321301 321401 321501 321601 321901 里門 5000系と6000系からの編入車
2 321002 321102 321202 321302 321402 321502 321602 321902
3 321003 321103 321203 321303 321403 321503 321603 321903
4 321004 321104 321204 321304 321404 321504 321604 321904
5 321005 321105 321205 321305 321405 321505 321605 321905
6 321006 321106 321206 321306 321406 321506 321606 321906
7 321007 321107 321207 321307 321407 321507 321607 321907
8 321008 321108 321208 321308 321408 321508 321608 321908
9 321009 321109 321209 321309 321409 321509 321609 321909
10 321010 321110 321210 321310 321410 321510 321610 321910
11 321011 321111 321211 321311 321411 321511 321611 321911
12 321012 321112 321212 321312 321412 321512 321612 321912
13 321013 321113 321213 321313 321413 321513 321613 321913
14 321014 321114 321214 321314 321414 321514 321614 321914
15 321015 321115 321215 321315 321415 321515 321615 321915 1次増備車
16 321016 321116 321216 321316 321416 321516 321616 321916
17 321017 321117 321217 321317 321417 321517 321617 321917
18 321018 321118 321218 321318 321418 321518 321618 321918
19 321019 321119 321219 321319 321419 321519 321619 321919 2次増備車
20 321020 321120 321220 321320 321420 321520 321620 321920
21 321021 321121 321221 321321 321421 321521 321621 321921
22 321022 321122 321222 321322 321422 321522 321622 321922
23 321023 321123 321223 321323 321423 321523 321623 321923
24 321024 321124 321224 321324 321424 321524 321624 321924

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