「伊勢形紙」の版間の差分
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*[http://jibasanmie.or.jp/home/04/041/0412/ 財団法人三重北勢地域地場産業振興センター] |
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*[http://www.city.suzuka.mie.jp/cgi-bin/faq.cgi?209 鈴鹿市ホームページ、伊勢形紙の漢字表記についての質問への回答] |
*[http://www.city.suzuka.mie.jp/cgi-bin/faq.cgi?209 鈴鹿市ホームページ、伊勢形紙の漢字表記についての質問への回答] |
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2010年7月27日 (火) 13:03時点における版
伊勢形紙(いせかたがみ)は、着物などの生地を一定の柄や紋様に染色するために使われる形紙の一つである。近年では単に染色用の形紙だけではなく、図柄の芸術性が評価され、美術工芸品や家具などに使用されることも多い。
三重県鈴鹿市で主に生産されており、現在流通している90%以上の伊勢形紙はこの地区で生産されている。
1955年(昭和30年)に文化財保護委員会(文化庁の前身)から重要無形文化財の指定を受け、また1983年(昭和58年)には通産省の伝統的工芸用具の指定を受けている。
製法
柿渋によって張り合わせた美濃和紙を台紙とし、彫刻刀で図柄を彫る。台紙は何枚か重ねて使うので、同じ柄の型紙が一回の彫刻で複数枚出来る。使用する彫刻刀の種類によって錐彫り・道具彫り・突彫り・縞彫りに分類される。
漢字表記
伊勢形紙の漢字表記は伊勢形紙、伊勢型紙と二通りあり、どちらも使用されている。
鈴鹿市産業政策課によると、重要無形文化財として指定を受けた際に型の字が用いられ、また、伝統的工芸用具として通産省から指定を受けた際に形の字が用いられており、管轄省庁によって使い分けられていて、どちらかが正しくてどちらかが間違っているということではない。(伊勢形紙協同組合により、平成21年8月に「伊勢型紙」で商標登録されました。)